「偏愛力」斎藤孝 大和書房 2013年 / 「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ②【再掲載 2011.12】 [読書記録 一般]
今回は、わたしの教育ノートから、斎藤孝さんの
「偏愛力」を紹介します。
出版社の案内には、
「『○○がハンパなく好き』と言えるものがあるだけで、人付き合いはがらっと変わる!
誰とでもうちとけるコミュニケーションメソッド!」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「偏った愛が個性になる」
・「本当に強い自分はあえて孤独に向き合わなければ絶対に育てられない」
・「深くのめり込む感覚 + 他人と共感し合う感覚」
・「『枕草子』は究極の偏愛マップ」
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの、
「子どもより親が怖い」②を紹介します。
わたしが教職に就いた頃と現在、子どもも親も大きく変わってしまいました。
それなのに…
諸富さんが現場の状況、危機感を伝えてくれます(少し前の本ですが)。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「偏愛力」斎藤孝 大和書房 2013年
◇偏愛でアイデンティティの根を張る
□偏った愛が個性になる
自己の軸になる
自分らしさの礎石(アイデンティテイ-自分は○○だと言い切れる)
「何気ない会話が苦手」がなくなる
ハンパなく好きなものはすべて偏愛
□さよなら「友達いないと不安だ症候群」
本当に強い自分はあえて孤独に向き合わなければ絶対に育てられない
群れから離れるには覚悟が居るし、勇気もいる。その覚悟を引き受け、勇気を与える。
それが偏愛の力
□深く沈潜する時間が自信をつくる
「わがいのち月明に燃ゆ」 林尹夫(ただお) ちくま文庫
◇突き抜けた「愛」が人生を作る
□深くのめり込む感覚 + 他人と共感し合う感覚
ブーム、オタク、マニア、ファン ~ 他の人と共感し合えるバランス感覚
□「清兵衛と瓢箪」志賀直哉
偏愛には理由も理屈も理論もいらない
□心が折れそうなときの支えになる
◇「マイ偏愛」をもつ技・増やし方
□マイ・フェイバリット・シングスを書き出す
□ランキング付けで偏愛度が上がる
□あえて人の偏愛に乗る
□初めは「最高級のものに接する」が鉄則
□人が注目しないところに目を付ける
□縁をおろそかにしない
◇誰でもうまくなる偏愛コミュニケーション
□「偏愛マップ」をつくる
形式は自由
「枕草子」は究極の偏愛マップ
一目見るだけで本当の自分が見えてくる
◇10のルール
① まずは話すより聞く
② 相手の話題をけなさない
③ 紙の上でアタマを整理する
④ 言葉のキャッチボールを意識する
⑤ 偏愛ジュークボックスにならない
⑥ 「たとえば」と「つまり」で切り返す
⑦ 誰でも2割合えばよしとする
⑧ 話のズレやギャップに苛立たない
⑨ 沿いつつ、ずらしていく
⑩ お土産で相手の世帯を尊重する。
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ②【再掲載 2011.12】
□集団として教師と闘いたがる子どもたち
ピアプレッシャー(仲間から外れまいとするプレッシャー)に敏感に反応する
教室で激突する「教師VS子ども集団」
教師の5人に一人が休む月曜日
□会話のできない子どもが急増
女性やおとなしい教師が攻撃対象
根拠なき暴力が多い ~ 本人ですら「理解不可能」
「キレやすい」子どもを量産する親たちは…
①ストレス 忙しい毎日,絶えず大人の視線
②親が自分の子どもを甘やかしすぎる
③勉強する意味が実感できない
※高校2年生 勉強時間 毎日三時間以上 全く勉強しない
1979 97分 17% 22%
1999 72分 8% 35%
◎ キレそうな自分を押さえるにはコツがある
ゲームセンター,試験勉強等でコントロール
① キレることはかっこいいという勘違い
失うものがあるかどうか
②「悩む力」がない
③他人の視点に立って考えるのが苦手
本当のことだったら何を言ってもいいという妙な文化
□学級崩壊は教師の問題か?
ベテラン教師と新人教師は崩壊しやすい
「子どもを動かすノウハウが欠かせない」
最近の子どもはフラストレーショントレランス(我慢する力)が低く,刺激がないと興
味を示さない
→ 動きを大切に!
① 席替え
② 話し合い
③ 視覚的なものの活用
□教師の指導力と学級崩壊は関係ない?
柔軟性のない教師
「運の悪い教師のクラス」が崩壊する(諸富)
特定の子どもに関心を向けすぎるな!
アドラー心理学の原則「問題の子どもに注目しすぎるな」
かまい過ぎるとクラス全体が崩壊してしまう
∥
※「まじめに頑張っている子どもが教師にかまってもらえるクラスづくり」が大原則
□子どもたちが求める理想の教師像とは?
「リーダーシップ」と「カウンセリングマインド」
母性父性共存タイプが優位 = 2割
教師の四タイプ
①リーダーシップ,カウンセリングマインド共存
②リーダーシップのみ → 人迷惑
③カウンセリングマインドのみ → ルール確立できない
④両方ともない → やる気があるのかないのか分からない
子どもを叱る時の心構え
①理由があってきちんと説明して叱ればよい
②行動のみ否定して,人格は否定しない
「偏愛力」を紹介します。
出版社の案内には、
「『○○がハンパなく好き』と言えるものがあるだけで、人付き合いはがらっと変わる!
誰とでもうちとけるコミュニケーションメソッド!」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「偏った愛が個性になる」
・「本当に強い自分はあえて孤独に向き合わなければ絶対に育てられない」
・「深くのめり込む感覚 + 他人と共感し合う感覚」
・「『枕草子』は究極の偏愛マップ」
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの、
「子どもより親が怖い」②を紹介します。
わたしが教職に就いた頃と現在、子どもも親も大きく変わってしまいました。
それなのに…
諸富さんが現場の状況、危機感を伝えてくれます(少し前の本ですが)。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「偏愛力」斎藤孝 大和書房 2013年
◇偏愛でアイデンティティの根を張る
□偏った愛が個性になる
自己の軸になる
自分らしさの礎石(アイデンティテイ-自分は○○だと言い切れる)
「何気ない会話が苦手」がなくなる
ハンパなく好きなものはすべて偏愛
□さよなら「友達いないと不安だ症候群」
本当に強い自分はあえて孤独に向き合わなければ絶対に育てられない
群れから離れるには覚悟が居るし、勇気もいる。その覚悟を引き受け、勇気を与える。
それが偏愛の力
□深く沈潜する時間が自信をつくる
「わがいのち月明に燃ゆ」 林尹夫(ただお) ちくま文庫
◇突き抜けた「愛」が人生を作る
□深くのめり込む感覚 + 他人と共感し合う感覚
ブーム、オタク、マニア、ファン ~ 他の人と共感し合えるバランス感覚
□「清兵衛と瓢箪」志賀直哉
偏愛には理由も理屈も理論もいらない
□心が折れそうなときの支えになる
◇「マイ偏愛」をもつ技・増やし方
□マイ・フェイバリット・シングスを書き出す
□ランキング付けで偏愛度が上がる
□あえて人の偏愛に乗る
□初めは「最高級のものに接する」が鉄則
□人が注目しないところに目を付ける
□縁をおろそかにしない
◇誰でもうまくなる偏愛コミュニケーション
□「偏愛マップ」をつくる
形式は自由
「枕草子」は究極の偏愛マップ
一目見るだけで本当の自分が見えてくる
◇10のルール
① まずは話すより聞く
② 相手の話題をけなさない
③ 紙の上でアタマを整理する
④ 言葉のキャッチボールを意識する
⑤ 偏愛ジュークボックスにならない
⑥ 「たとえば」と「つまり」で切り返す
⑦ 誰でも2割合えばよしとする
⑧ 話のズレやギャップに苛立たない
⑨ 沿いつつ、ずらしていく
⑩ お土産で相手の世帯を尊重する。
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ②【再掲載 2011.12】
□集団として教師と闘いたがる子どもたち
ピアプレッシャー(仲間から外れまいとするプレッシャー)に敏感に反応する
教室で激突する「教師VS子ども集団」
教師の5人に一人が休む月曜日
□会話のできない子どもが急増
女性やおとなしい教師が攻撃対象
根拠なき暴力が多い ~ 本人ですら「理解不可能」
「キレやすい」子どもを量産する親たちは…
①ストレス 忙しい毎日,絶えず大人の視線
②親が自分の子どもを甘やかしすぎる
③勉強する意味が実感できない
※高校2年生 勉強時間 毎日三時間以上 全く勉強しない
1979 97分 17% 22%
1999 72分 8% 35%
◎ キレそうな自分を押さえるにはコツがある
ゲームセンター,試験勉強等でコントロール
① キレることはかっこいいという勘違い
失うものがあるかどうか
②「悩む力」がない
③他人の視点に立って考えるのが苦手
本当のことだったら何を言ってもいいという妙な文化
□学級崩壊は教師の問題か?
ベテラン教師と新人教師は崩壊しやすい
「子どもを動かすノウハウが欠かせない」
最近の子どもはフラストレーショントレランス(我慢する力)が低く,刺激がないと興
味を示さない
→ 動きを大切に!
① 席替え
② 話し合い
③ 視覚的なものの活用
□教師の指導力と学級崩壊は関係ない?
柔軟性のない教師
「運の悪い教師のクラス」が崩壊する(諸富)
特定の子どもに関心を向けすぎるな!
アドラー心理学の原則「問題の子どもに注目しすぎるな」
かまい過ぎるとクラス全体が崩壊してしまう
∥
※「まじめに頑張っている子どもが教師にかまってもらえるクラスづくり」が大原則
□子どもたちが求める理想の教師像とは?
「リーダーシップ」と「カウンセリングマインド」
母性父性共存タイプが優位 = 2割
教師の四タイプ
①リーダーシップ,カウンセリングマインド共存
②リーダーシップのみ → 人迷惑
③カウンセリングマインドのみ → ルール確立できない
④両方ともない → やる気があるのかないのか分からない
子どもを叱る時の心構え
①理由があってきちんと説明して叱ればよい
②行動のみ否定して,人格は否定しない