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「フグを楽しむ」二宮正博(『ラジオ深夜便』アンカーエッセイより) / 森信三さんはこんなことを③-「修身教授録抄」森信三 致知出版社  2006年【再掲載 2013.6】 [読書記録 一般]

今回は、月刊『ラジオ深夜便』誌より、二宮正博さんの
アンカーエッセイ「フグを楽しむ」を紹介します。


ラジオ番組も好きなのですが、
そのエッセンスを集めた月刊誌『ラジオ深夜便』も好きです。



もう一つ、再掲載となりますが、
「森信三さんはこんなことを」③を載せます。
目次のような要約になってしまいましたが、
国民教育の父ともよばれた森信三らしい言葉だと思います。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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☆「フグを楽しむ」二宮正博(『ラジオ深夜便』アンカーエッセイより)

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 本格的な冬が訪れると、食べたくなるのがフグ料理である。


 この数年そのフグにハマっている。


 もちろん天然は高いので養殖のトラフグである。


 熱爛にテッサとも呼ばれるフグ刺しや揚げ物、鍋物に勝るものはない。
 

 養殖でもフグは高価、コースは1万円は下らない。しかし自分で料理すれ
ば刺身をたらふく食べても、一人2000円もかからない。


 といっても、フグを丸、ごと売っている魚屋さんは無いし、あったとして
もフグの調理は専門知識を必要とし免許がなければ捌けない。


 そんな中、有毒な内臓を取り出して皮を剥ぎ、身と骨を切り分け易くして
いる「みがきフグ」というものがある。


 長崎産のフグを山口で加工したものをよく見かける。


 小さな料理店用だと思うが、近くの魚市場で扱っているのを見つけて買い
始めたのが5年前である。 


 通常、魚市場では一般消費者が買い物をするのは難しいが、行きつけの市
場は、業者でなくとも小口買いができる。


 みがきフグの調理法、ネットを見れば刺身の薄造りの作り方はもちろん、
三種類の皮の湯引き時間などを丁寧に教えてくれる。


 薄く引くのは難しいが、専用に近いそれらしき手頃な包丁を買い求め、毎
年挑戦している。


 ところで、殆どの魚は締めた直後というか、その日位は身がコリコリして
歯ごたえはいいが、翌日になると身は柔らかくなる。


 しかし、逆にイノシン酸が増え旨味は増す。


 コリコリ感を取るか旨味を取るかは好きずきだが、フグは両方を同時にし
かも数日楽しめるのだ。


 以前、フグ刺しを作っている魚屋さんに教えてもらったが、フグは締めた
直後は包丁が入りにくいほど身が固く、刺身にしにくい上、白で余り味がな
い。


 締めて3日程たった頃がコリコリ感も旨味も楽しめる。


 また、一週間程度でも、歯ごたえのある刺身を楽しめるのはフグの大きな
特徴である


 魚の美味しさは鮮度に比例しないと聞くが、フグは正しくそうだと思う。


 みがきフグ、自分で調理すればこれほど安い贅沢品はない。


 コロナ禍で外食が減った分、回数が増えそうだ。

  にのみや まさひろ 第5水・木・金担当(出版当時 出版年月不明)








☆森信三さんはこんなことを③-「修身教授録抄」森信三 致知出版社  2006年【再掲載 2013.6】



◇生を国土に受けて

<微言1>

「人間としての軌道の三箇条」
① 毎朝親に対してあいさつのできる人間になる

②親御さんに呼ばれたら「ハイ」と返事のできること

③履き物をそろえ,立ったらイスを必ずきちんと言える

  ◎「常に腰骨を立てる」ことは性根の売る人間になる極秘伝です

  ◎一旦引き受けた以上,どこまでも責任を果たそうとする男性こそ頼もしい


1 天の命

2 人生態度

3 人身受けがたし

4 生を身の国土に受けて

5 教育の使命

6 安心立命の境涯

7 相手の魂に

8 我が一生の見通し

9 人生の準備期

10 志学とは

11 大学の道「我十有五にして学に志す」

12 天分の発揮

13 読書の意義「一日読まざれば一日衰える」

14 偉大な実践家

15 尚友とは

16 同門の友「朋遠方より来る…」は師を共にした友

17 禽獣と異なる所以

18 真の剛者の道 道徳修養

19 捨欲即大欲

20 使命の道

21 一つの坑道を
    一つの坑道を切り開こうとする(はしごを上にのぼるよりも)

22 国家民族の前途   

23 偉大な光と力

24 人を植える道 
   「教育とは人を植える道」
     - 学校教育はその地ならし

25 卒業後の指導 
   有志の青年たちの読書会・会員相互の輪読会

26 共に道を歩む者
   - 生徒を見下してはいけない 

27 松蔭先生の片鱗

28 人間としてのたしなみ 『葉隠』

29 人間形成の三大要素 
   ①血 
   ②育ち 
   ③教え

30 性欲の問題

31 真独について

32 仕事の処理 自分の修養

33 成形の功徳

34 唯一人者

35 善悪導者

36 対話の心得 
    聞く,断定しない

37 謙遜について 
    我が身を慎んで己を正しく保つということ

38 上位者に対する心得 
    相手の地位にふさわしい

39 社会組織ということ
   上下  

40 目下の人に対する心得 
    敬愛

41 ペスタロッチの命日


42 魂そのものの覚醒
   - 教師の信念

43 国民教育者の自覚

44 白河条約公伝

45 白墨の使い方   
    太い方から使う 芦田恵之助

46 真の誠へのあゆみ
    己の務めに打ち込む所から始める

47 生死の問題 
    死を意識した時から

48 一後一後の種まき

49 次代を担う者たちへ

50  生命の根源を

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「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」 青山透子 河出書房新社 2020年 ① /「ほめるな」伊藤進 講談社現代新書 2005年 ①【再掲載 2014.2】 [読書記録 一般]

今回は、青山透子さんの
「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」1回目の紹介です。


出版社の案内には、

「外務省公文書に記された決定的な新事実! さらに『異常外力』とは
 何を意味するのか?あの日、日航123便に何が起きたのか、何が隠蔽
 されたのか? 真相を根底から明らかにする決定版。」

とあります。





青山さんは日航123便墜落を事故ではなく事件だとみて、
多くの本を書かれています。
新聞等の報道をそのまま信じていたわけですが、
他の人の書籍も読み、もしかするとという思いももつようになりました。


何冊か読み、他者の本も読むと、
わたしにはトンデモ本だとは思えませんでした。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「墜落2日後の公文書に『日航機墜落事件』外務省発信元
  故意に『事件』が『事故』にすり替えられた」


・「ロンからヤスへの手紙8.14にも『事件』と明示」


・「当時の中曽根政権は最初から事件と知りつつ無理やり事故に変えていた?」


・「山下運輸大臣は『これは人災だ』と述べた。
『事故原因究明に全力を挙げる』という言葉は全く出ていないのは、
  明らかに原因が分かっていたからではないか」





もう一つ、再掲載となりますが、伊藤進さんの
「ほめるな」①を載せます。
叱ると後が面倒になるからとりあえず褒める、
ということもあるのかと思うことがあります。






<浜松のオリーブ園>

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☆「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」 青山透子 河出書房新社 2020年 ①

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◇事件の真相 時空の闇(1)
 
□私たちが騙された<あの日>

 2019.11 
   墜落2日後の公文書に「日航機墜落事件」外務省発信元
   
   故意に「事件」が「事故」にすり替えられた 


 2020.1.8 
   ウクライナ航空752便 
      イラン軍の対空ミサイルで追撃
176名の犠牲
     - ネット社会ゆえイラン政府が誤射を認めた
   もしあのとき…

 

□外務省は事件を分かっていた

 事件についての開示はほぼ不可能
   → 米国 レーガン図書館も調査○○に
   
 「事件」と明示  
   ロンからヤスへの手紙 8.14 
疑問点 
     ① occasion
       「ふりかかる」 本来はクラッシュ、アクシデン?
   ② is disappetchig
       「派遣しつつ」外国のことなのにスピード感際立つ        
        レーガンは早朝5時30分に電話で起こされている
        → すぐに指示が? 14日に調査員派遣   

     ③ mor さらに
     外務省職員は「事件」と聞いて「事件」と書いた  
                      (日本語のメモ)
   ↓
   ◎ 日米要人間書簡の電信集 それ以降もFAXの件名に「事件」
   件名欄に「JAL墜落事件」昭和62年8月22日
          外務省職員は「事件」として認識していた
   ◎ 外務省内で瞬時に事件と分かったことを、なぜ事故調査報告書には
    いまだに事故と書かれているのだろうか

 

□事件を事故に - 驚くべき詭弁の実体
   
 当時の中曽根政権は最初から事件と知りつつ無理やり事故に変えていた?    
 
 ○8月12日(月)墜落
  墜落時、中曽根首相は特急あさま22号内 
    軽井沢→上野 17:11発
    上野駅に19:15到着 
公用車で上野駅発は19:19
    - 公邸着 19:47~19:50
◎通常15分程度 - いつもより20分ほど長い
     = 電話? 藤波孝生官房長官  

  ◎「米軍もレーダーで監視していたから当然事故については知っていまし
   た。あのときは官邸から米軍に連絡は取らなかった。しかし、おそらく
   防衛庁と米軍でやりとりがあったのだろう。」 
← おかしい。総理を飛び越えて連絡するはずがない!
     
  ◎「私が合図するまで公式に発表してはならない」
     ? 事故調の発表になぜ総理の許可が要るのか
    
  ※ 事故ではなく、正確には米軍と自衛隊による事件  

  ◎山下運輸大臣
「これは人災だ」
?「事故原因究明に全力を挙げる」という言葉は全く出ていない
      = 明らかに原因が分かっていた 


 ○8月13日(火)米軍トップに勲章
  山下運輸大臣 「あくまで天災と信じたい」 
※ 2010年山下氏に会った際、オレンジ色に拡大した窓の外の写真
     を見せた際、山下氏はわざと驚いた表情をなさった。
      
     = 「どうか察してくれ」    

  16:30~18:00 
   中曽根首相 クラウ米軍司令官と会談 マンスフィールドも同席
   → クラウ氏へ勲一等旭日大綬章
     521人死亡の墜落現場に行く前に!
   ◎今後の処理について話し合った?
         |
    その夜、事故機が1978年胴体底部をこすって修理交換と発表(日航)    


 ○8月14日(水)隔壁修理発表        
15:55 官邸で日航高木社長が中曽根首相と面談
    ◎高木社長、後日、遺族の面前で
      「官邸に行けば殺される」と発言   
          ∥
     ◎ よほど強力な圧力
      
  深夜 ボイスレコーダーとフライトレコーダー回収     
  

 〇8月15日(木) 垂直尾翼調査
  午後 
    ボーイング社調査技術者チーム5名、米国国家安全委員会調査官2名、
    運輸省調査委員、米政府関係者らが、
    
  神奈川県第1機動隊へ
    - 垂直尾翼の破片や方向陀の一部等の落下物が保管されていた
     
   立ち合いの神奈川県警の話
    「米国側のNTSBとボーイング社だけが中に入り、落下物を詳細に検分
     していた。13日に回収された垂直尾翼板に注目。特に何か強烈な衝
     撃でちぎられたようなギザギザの切断面を見せる下部(接合部分)と
     さらに上部を詳しく見ていた」
  
  ※ 中曽根夫妻が人間ドックに入った(東京女子医大病院)
      → 今後の方針についての詳細な計画?








☆「ほめるな」伊藤進 講談社現代新書 2005年 ①【再掲載 2014.2】

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◇蔓延する「褒める教育」
褒めることはいいことか 
   浅知恵 … 一面的,長期的な視野を欠く

 事例 ①とにかく褒める授業
②褒める指導で金メダル
       小出監督 2000年シドニー  保護者然
③試験でも褒める教授
④「○○子はいい子じゃない」
⑤「部下は褒めて育てよう」



◇教育の根本目的は自立の支援
 「褒める教育」の骨子
骨子
   ① 意欲を持たせる効果 
       うれしい気持ちが意欲に繋がる
② 方向付ける効果   
       フィードバック機能 適切な方向付け
③ 自信を与える効果  
       認められる→自信
④ 人間関係をよくする


 技術論から本質論へ


 長期的視野の重要性
抜けているもの 
     ① 長期的視野
② 教育の根本目的に対する認識


 教育の根本目的は自立の支援



◇「褒める教育」は動物に芸を仕込む方法
動物ショー

 道具的条件付け
    E.L.ソーンダイク(米) 猫の実験-強化刺激
ペダルを踏むとエサ

 シェーピング  
    道具的条件付けを積み重ね,動物に芸を仕込む方法

 「褒める教育」は条件付けのテクニック
   状況 → 行動 → 強化

 自立には明らかにマイナス

 人の目ばかり気にする人間をつくる
◎「褒める教育」は,道具的条件付けの方法によって子どもや若者を
   コントロールする育て方である

「よい-悪い」の評価の物指し
    ~ 褒められなければ価値はない? 


 評価の眼に包囲されて生きる今の子どもたち


 他者の目と自分自身の判断のバランスこそ大切
  ↓
子どもを評価漬けにする恐れ

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月刊「少年育成」より ⑨-「やじうまんが」 篠原ユキオ(『少年育成』2002年12月号より) /「古武術で毎日がラクラク!」甲野善紀・荻野アンナ 祥伝社 2006年 ①(前半)【再掲載 2020.2】 [読書記録 一般]

今回は、5月26日に続いて、
キーワード「月刊『少年育成』」より9回目の紹介です。


今回も篠原ユキオさんの連載『やじうまんが』からです。
篠原さんの挿絵の漫画と共に文章が好きです。


この文章の女子高生も今は40歳少し前の年齢でしょうか。



もう一つ、再掲載となりますが、甲野善紀さん、荻野アンナさんの
「古武術で毎日がラクラク!」②を載せます。
文章だけなので分かりづらいですが、
本にはもちろんよく分かるイラストが載せられています。




<浜松のオリーブ園>

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ふじのくに魅力ある個店
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☆月刊「少年育成」より ⑨-「やじうまんが」 篠原ユキオ(『少年育成』2002年12月号より)

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 その日、長女はホームで電車を待ちながら中年の男性に寄り添う1匹
の盲導犬を遠くから眺めていた。
   

 盲導犬は主人以外の人とは関わらないように訓練されている。


 だから他人がえさを与えたり、声をかけたりしても反応はしない。


 動物好きの長女も近づかずにいたのだが、突然ここに女子高生の一団
が登場した。
  
 「ワア!かわいィー」

 いつものパターンである。
  

 最近のオンナどもはやたらこのフレーズを多用する。
  

 これはファッションやペットのみならず世の中のあらゆるものに対し
て使用される。
  
 
 中には全く判断に苦しむ物も有るが、これは個人の感性の問題だから
しかたがない。
  

 しかし、昨今の使われ方はちょっと異常で、もしかするとそういうよ
うに言うことが、実は自分を一番かわいく見せられる手段だと勘違いし
ているのではないかと思ったりしてしまう。
  

 女子高生軍団は、一斉に盲導犬のそばにやってきて周りを取り囲み、
口々に声をかけ出した。
 

 と、それまで主人のそばでじっと座って電車を待っていた犬が突然立
ちあがった。
  

 あってはならない事だが、多分、盲導犬としては日が浅かったと推測
されるその犬は完全にパニックに陥っていたと同時に、その状況が把握
できないまま男性は前に歩き始めた。


 多分そこが小さな駅なら、電車の近づく音も扉の開く音もしないのに
そんな間違いを犯す事は無かったろう。


 悲劇だったのはそこが何本もホームの並ぶ大きな駅だったためにたく
さんの音が入り混じっていたという事だった。
  

 犬が立ち上がった事で、男性は電車が到着してドアが開いたと判断し
たようである。 


 そう判断させてしまうほど、女子高生たちの騒ぎ方はひどかったと言
える。
  

 あっという間に彼はホームから線路に転落した。
  

 とっさに数人の男性が線路上に飛び降りて男性を救出しようと駆け寄
ったが、事件の発端者である女子高生達は何事も無かったようにそこを
避け、隣のホームに到着した別の電車に乗り込んだという。
  

 幸いにも男性は大きなケガをせずに済んだそうだが、わずかの時間の
事だったからか、駅員がその事態に気付く事も無かったという。
  

 自分の感覚や感情は所構わず必要以上に表現するが、周囲には何の興
味も示さない、こんな若者たちが激増している。
  

 訓練の不十分だった盲導犬の再訓練も少し気掛かりだが,それ以上に
『再訓練』が必要なのは、こういう連中なはずなのである。








☆「古武術で毎日がラクラク!」甲野善紀・荻野アンナ 祥伝社 2006年 ①(前半)【再掲載 2020.2】

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◇修業いらず 
- 古武術ですぐに「毎日の動き」が楽になる
 
□荷物の持ち方 
 刀を握る要領で

カバンを持つ時
  ◎ 小指+薬指+中指(お金のジェスチャー)
  ◎ 腕は体に寄り添わして  


□スーパーのレジ袋の持ち方
  ◎ 持ち手をぐるりと手首に巻き付ける
  ◎ 親指と小指をフックにして袋に引っかける   


□階段の上り方
  ◎ 階段でナンバ歩き  
  ◎ 右手右足 左手左足


□満員電車すり抜け術
  ◎ 手
    - ハンドバッグを人混みに差し入れ、その手にリードされて
     すり抜ける


□椅子から楽に立ち上がる
① 手荷物  
     手荷物だけを椅子から出す
  ② 荷物無し 
     上半身を動かさない
     両手を20cm浮かせ足裏を浮かせる 
     手が下りると立つ
  頭を前に出す
  ③ 糸巻き巻き立ち(ジャイロコンパス立ち)
   立つときは時計回り 
      座るときは反時計回り

 
□疲れない立ち方
  頭頂部から引っ張られているイメージで



◇毎日の生活の中で「体の基本的な動き」を身につける

□鉄人28号歩き  
 - 下半身全体で歩くことで膝や腰の痛みも防げる
   足の裏全体をオーバークラフトのように地平と平行に浮かせて歩く

 足裏垂直離陸
   鉄人28号歩き ドラえもん歩き
 

□モノを拾う術  
 - さっそうと拾って足裏強化
   
 足裏を垂直離陸で浮かせつつ体の方は沈ませる


□ワイパー受身  
 - こけた時にケガをしないための練習 

  ① 左膝を立てる  
     右足は足の甲からスネまで床にペタッと付く
  ② つま先を支点にして右足を左足のかかとの方へ回転させる
 右足は自動車のワイパーのような扇形の軌跡
  ③ 体を丸めて太股 お尻 腰 背中と徐々に床に着地していく


□「一本足の下駄」は家事のお伴  
 - 腰痛予防にも最適
   
 おすすめ = ローヒールの一本足の下駄 4㎝高
   大野屋履物店 
   一足5400円 Marumitsu BBBtype-G     

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「三方原の戦い」小和田哲男 学研M文庫 2000年 ③ /「非行の予防学」佐々木光郎 三学出版 2011年 ①【再掲載 2016.5】 [読書記録 歴史]

今回は、5月24日に続いて小和田哲男さんの
「三方原の戦い」の紹介3回目です。




出版社の案内には、


「元亀三年十月、甲府に発った二万五千の武田軍は、遠江の三方ヶ原の
 戦いで徳川家康を撃破し、そのすごさを天下に知らしめた。この遠征
 を真の目的とはいったい何だったのか?はたして信玄に天下盗りの野
 望はあったのか?戦国史研究の第一人者が、豊富な資料を駆使して三
 方ヶ原までの道程を詳しく分析しつつ、緻密な推理で“戦国史の謎”
 に迫る。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「一言城の戦いの殿(しんがりが本多平八郎忠勝
見事な武者ぶりに武田方は
    『家康に過ぎたるものが二つあり唐の頭に本多平八』」


・「家康が浜松城として引馬城をも城地として囲んだのは
引馬・曳馬が馬を引くという敗戦イメージがあるから?」


・「天竜川の流路は古代の鹿玉河(あらたまがわ)
  現在の馬込川が古代の天竜川にあたる」


・「和地村・祝田村・都田村三か村の入会地だから三方の原?
ミカタバラと呼ばれるが歴史的にはミカタガハラ」



もう一つ、再掲載となりますが、佐々木光郎さんの
「飛行の予防学」①を載せます。
家庭の大切が何より大切だと教わります。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
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☆「三方原の戦い」小和田哲男 学研M文庫 2000年 ③

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<信遠国境を越える武田軍>

◇「都より甲斐の国へはほど遠い」元亀2(1572)年4月末

 10月3日たつ
   義景 長政をたよる

 ルート 
   256号線沿いか



◇青崩峠と兵越峠

 元亀3(1572)年
   10月10日 遠江入り
 青崩峠 1080m
    -  北東2㎞に兵越峠 1180m
国道152号線の迂回路

 天野氏(犬居城) 13世紀後半から

只木城   落城 (天竜市)

天方城   落城 

飯田城   落城

冬和城   落城 (掛川市)

久野城 落ちず(袋井市)



◇三箇野川の戦い

 三箇野川あたりで武田軍との戦い
見付の町に火をかける(味方の戦略のため)
見付 - 自治 
          一の谷の中世墳墓群の集石墓

「見付の町衆が火を掛けた?」
     → 恩を売り特権を

 一言城の戦い
殿(しんがり)本多平八郎忠勝
見事な武者ぶり 
   武田方
    「家康に過ぎたるものが二つあり唐の頭に本多平八」

 武田軍勝利
  → 進路を北にとり二俣城攻め



◇美濃・三河も同時進行

 別働隊
   秋山信友 → 東美濃
山県昌景 → 東三河

 岩村城 
   遠山景虎の妻 信長の叔母
→ 未亡人 = 女城主 五男の五坊丸送られる
11月14日 無血開城 
     大将秋山信友と女城主の結婚
五坊丸は人質として甲府に



◇東三河に侵略した山県昌景隊

 徳川軍の分断のため

 柿本城の鈴木氏攻め「井伊谷三人衆」

◎ 仏坂の戦い

 伊平城(小屋山城)落城




<二俣城の攻防>

◇二俣城攻めの大将は勝頼

 匂坂城落城
  - 穴山梅雪

 合代島に陣が取り
    亀井戸城?

二俣城 
   中根正守る 後背攻め防ぐため
浜松城監視のため



◇容易に落ちない二俣城

 11月下旬~ 
   二俣城攻め
12月19日 開城 2か月かかった



◇武田軍天竜川を渡る

 10月出兵~ 
   天竜川の水かさ  
    渡河点は神増・鹿嶋



◇家康の本拠浜松城

 本拠地見付に 
   城之崎城

元亀元(1570)年浜松城に方向転換  
   信長の反対? 
   天竜川が増水

 浜松城
   - 引馬城をも城地として囲む

◎ 引馬・曳馬 = 馬を引く = 敗戦イメージ



◇天竜川の流路

 古代-鹿玉河
   = 現在の馬込川が古代の天竜川
大天竜 小天竜




<三方原の戦い>

◇浜松城を攻めなかった信玄

 12月22日早朝
   天竜川を渡る

秋葉街道を南下
  |
有玉付近で進路を西に
欠下から台地上に
欠下をへて大菩薩に陣取り
欠下城
和地村・祝田村・都田村三か村の入会地

◎三か村 
        三方の原 歴史的にはミカタガハラ

 昼には追分けに到着
→ 姫街道 三河方面へ












☆「非行の予防学」佐々木光郎 三学出版 2011年 ①【再掲載 2016.5】

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Ⅰ 思春期の問題行動から見た幼児期の大切さ
 
  非行の予防学 =「幼児期の大切さ」を強調

1 育ちの「土台」
  問題行動を反復する子

  = 自分が己に「非行をしてはいけない。他人に迷惑を掛けてはいけ
   ない」と言い聞かせる力がないか弱い

 ◎「適切でない養育」のもとで暮らしていた結果



2 源(みなもと)は家庭

(1)心地よい住まい 
       
   非行の子どもの家族
     - 常に衛生、清潔に無頓着

親が自分の生活を律する力がとても弱い

   非行児
     - 自分の居場所がない 

  【事例1 整わない】


(2)愛される存在

   非行児 
    - 小さい頃から愛されなかった子どもたち
   → いつも大人の顔色をうかがう

素直でない、ひねくれる = 不安定

【事例2 いらない子】
   「自分はいらない子」
  「自分はダメな人間」 


(3)規律ある生活習慣

  「養育ネグレクト」
   - 親自身の生活規律が乱れているので、子は「食べる、寝る、起
    きる、着る、清潔にする、排泄する」などの基本的生活習慣が正
    しく身に付いていない

   【事例3 健康なからだ】


(4)食事の風景

   非行と食事のあり方の相関関係はとても高い

   【事例4 栄養の補給】

  「食育」
     ① 「うまみ」を子どもに伝えてほしい
  出汁の味を知らない子

   ②「いのち」をいただくことに感謝する心を育ててほしい

   ③ 箸を使う食文化を大切にしたい

◎食前・食後のあいさつ、準備・片付けなどの基本的生活習慣を!

◎ 非行臨床では、子供の生活態度の改善にまず「ごちそうさま」


(5)絵本ネグレクト

   非行児 
    - 幼児の頃、親から絵本を読んでもらった体験が少ない


   幼児期の本の大切さ
    ① 絵本は豊かな心を育む 
   登場人物の喜びや悲しみ、うれしさ寂しさを追体験する

     ② 絵本の主人公は困っている者に手を差し伸べ、正義でない
      ものには立ち向かう姿や、仲間と一緒に困難を乗り越える物
      語が多い
    → ◎ 善悪の判断を知らず知らずのうちに学ぶ

     ③ 親とのスキンシップの効果
    子 - 自分が大切にされていると実感
     親 - 子どもからの反応から学び、豊かになる


(6)自然体験と「遊び」

   生あるものを慈しむ感情が育まれ、他者とのかかわりにおいても、
  むやみな暴力をふるわない

非行児
   - 一人で、屋内で、テレビゲームなどに また、早期教育

  ◎子ども同士、しかもできるだけ年齢の違う子同士の遊びを体験させ
   たい


◇まとめ

「非行をしない」子

 (1)身体が健康   基本的生活習慣が身に付いていることが大切

 (2)自尊感情をもち、自らの感情を美味く統制できる

 (3)表現力を豊かに育てる  
  言語、音楽、絵、身体的表現、絵本や遊びの体験

 (4)人間としてやってはいけないことが分かり決められたルールや
   きまりを守れること
   +

 ◎わが子のいろいろな可能性を信じ、長い目で成長を見守るという心構え

 ◎親も子育てを楽しみ、わが子と共に「育ち合う」姿勢


 ◎2つのポケットをうまく使い分ける
   ① 無条件に受け入れ、よいことを褒める気持ち
   ②「いけないことはいけない」という毅然とした態度     


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石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑦(最終) /『あなたがあなたになれる本』 鈴木秀子 オーエス出版 2000年 ②【再掲載 2012.9】 [読書記録 教育]

今回は、5月23日に続いて、月刊誌『致知』2003年12月号より、
石井勲さん「石井式漢字学習」の紹介 7回目です。


『致知』での小堀桂一郎さんとの対談です。
いろいろ考えさせられます。



もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「あなたがあなたになれる本」②を載せます。
自分に厳しすぎる人が多いので、
「自分に優しく」と教えてくれるのでしょうか。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
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静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
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☆石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑦(最終)

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◇国民をたくましく育てる

小堀 
  先ほど、国語数育は古典だけやればいい、と申し上げましたが、日本
 ほど古典文学に恵まれている国民は世界に類がありません。
  例えば『万葉集』は6~8世紀の長・矩歌を集めて成立した詞華集で
 すが、例の万葉仮名白文が漢字仮名交じり文に直されてあれば、高校生
 が電車の中でも気軽に立ち読みできる。そういう国民文学としての古典
 文学を守り伝えている国は、世界広しといえども他にありませんよ。こ
 れが日本文化の本当のありがたさですね。
   
  以前、ある中国人の留学生が日本文学研究のために私の学科に来てい
 ましたが、彼が
 「僕は日本語を勉強しておいて本当によかったと思います。日本語の注
  のついた版で漢籍を読んで初めて中国の古典がこんなに素晴らしいも
  のだということがわかりましたから」
 としみじみ述懐していました。
   
  彼は日本へ来て、日本語で綿密に注釈をつけた「新釈漢文大系」とい
 った叢書に出会って、それまでは読めなかった中国の古典を初めてよく
 理解できたという経験をしたのですね。つまり、日本は漢文学まで取り
 込んで伝統的なわが古典として持っているわけです


石井 
  いまおっしゃった『万葉集』は、日本人には皆ぜひ読んでほしいです
 ね。というのは、日本人は皆かつてのように和歌が詠めるくらいの国語
 力を取り戻してほしいんです。そのためには、やっぱり幼児期から和歌
 に親しませるような教育が必要ですね。
  
  子どもの時からやっていれば、自然にまねて作るようになるんですよ。


小堀 
  私も『万葉集』『古今集』等の和歌はぜひお勧めしたいですね。そして、
 中学・高校での国語教育は古典だけ教えるようにして、無理にでも古典
 に親しませるようにしてほしい。それには、大学の入学試験から現代文
 を全部排除してしまえばいいのです。
  
  私は国立大学におりました時に、随分それを言ったのです。国文学の
 教授たちは聞く耳を持ちませんでしたが。
   
  明治大正から昭和戦前期の小学校の教科書を見てみると、古典には十
 分の紙面をあてがっております。しかも原則として原文のままでした。
   
  私は、小学校五年の時に『平家物語』の「宇治川の先陣」の冒頭部を
 暗記しましてね。絶えず
 「比は睦月二十日余りの事なれば、比良の高峯、志賀の山、昔長柄の雪
  も消え、各々の氷打解けて、水は折節増りたり」
 というくだりが頭の中で快く鳴り響くのです。中学校では「太平記』の
 いわゆる道行文がさらに時論に適していました。もう嬉しくて嬉しくて。
 こういう幸せをいまの小・中学生にも与えてやりたい。やがて彼らの中
 に正しい国語の感覚が育ち、もう理科だろうと歴史だろうと数学だろう
 と、何でも自由に読みこなすことができます。


石井 
  私は、また江戸時代にさかのぼって、日本中に寺子屋をつくってほし
 いと思っているんです。暇のある者が四畳半を開放して、そこに幼児を
 四、五人集めた塾でいいんですよ。そういうものが日本中に拡がれば、
 きっと教育は復活すると思って、ぜひ多くの方に力を貸していただきた
 いと思っているんです。


小堀 
  最後に述べておきたいのは、21世紀に向けて、いまの日本の教育に
 求められることは、子どもへの迎合を絶対にやめろということだと私は
 考えます。子どもはとにかく鍛えなくてはいけない。つまり、これは難
 しいだろう、子どもに負担をかけるだろうという配慮は、教育的配慮で
 はなくてまさに非教育的配慮なのです。
   
  日本はこれから国際社会の中でいかにたくましく生き残るかというこ
 とが、国家最大の課題です。国民をたくましく育てていかなければなら
 ないのに、子どもに迎合する姿勢で教育していたら、日本は21世紀に
 国際社会で生き抜くことはできません。
   
  子どもに与える知識は、彼らが受け止めきれなくて大半をこぼしてし
 まっても一向に構わないから、もう水を浴びせるようにどんどん浴びせ
 てやることです。子どもは、各々の器量に応じて自分の器の分だけ受け
 止めればいいのです。そうするとその中に必ず、注ぎ込まれた知識をた
 くましく豊かに受け取って大きく育つ子どもが少数出てきます。それが
 エリートなのです。そういうエリートを育成して、指導的役割を托すの
 でなければ、日本はこの国際社会の中で生き残れません。


石井 
  同感ですね。それは子どもを観察すればよくわかります。赤ちゃんと
 いうのは、できないことにばかり挑むでしょう。ハイハイできない赤ち
 ゃんがハイハイを、歩けない赤ちゃんが歩こうとする。できないことに
 挑戦するから、いつもいつも失敗する。だけど、転んで泣いたって、そ
 こで挑むことをやめる赤ちゃんは一人だっていない。
 「あぁ、馬鹿らしい。こんなことはできないことだ。寝てるほうが楽だ」
 なんていう赤ちゃんは一人だっていないでしょう。そういう本性を壊し
 ているのがいまの教育なんです。


小堀 
  いま、教育は崩壊の危機に瀕していると言われていますが、教育の復
 活、日本語力復活の道はちゃんと見えていることが、この対談で改めて
 確認できました。ただ、文 部科学省が歩もうとしないだけなのです(笑)。








☆『あなたがあなたになれる本』 鈴木秀子 オーエス出版 2000年 ②【再掲載 2012.9】

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◇あたらしい自分を磨くヒント

 過去より未来より「今」が大切
  

 感謝の気持ちはありがとう 


 真実はダイヤモンドの原石


「でも…」「だって…」からの脱出
  ◎「そうですね…」から
  

 偶然の出来事が教えてくれること
   すべての出来事が必然 
  

 自分にとっての本物を見付ける
  - 買ってみる
  

 遠ざけているのはあなたかもしれない
  

 理由もなくイライラ無気力なときは   
H(ハングリー)A(アンガー)L(ロンリー)T(タイアド)
HALT HALT HALTと唱えよう!
  

 褒められ上手になろう 
  「ありがとう」 


 当たり前のことにこそ感謝を
   ほんとうの幸せや喜びは波立たない水面のような静かで穏やかな中に
   あるのです。 
※ 健康,目が見える,歩ける,笑える,おいしい
  

 結んで開いて自信を取り戻そう
  

 切り花にならないで
  手のひら = 本質
         人間が平等にもつ
  「愛し愛されたい・いい人に思われたい・人の役に立ちたい」
        ∥
     ◎ ビーイイング(存在)
    
  指 ~ 世間の常識やあらゆる欲など目に見える所
            ∥
     ◎ ドゥーイング(行為)                    

  ※ ビーイング(存在)は根っこで,ドゥーイングは茎と花。
   
 「人間は目で見る所のできるドゥーイングの世界にとらわれてしまいが
  ち。ビーイング,さまり根っこがなくなったらドゥーイングは切り花
  になってしまう。
根っこのある花は枯れてもまた大輪の花を咲かせることができるが,
  切り花はただ枯れていくだけ。」 

  ◎ 人間は本質を忘れ,目に見えるものにだけにとらわれていると枯
   れてしまう。  

  ~ 自分の価値観を大切にしよう
あらゆる欲望をしっかり受け止め味わいましょう。
  根のある花は枯れても大輪の花を咲かせます。
  

 ディスカウントしない   
= 相の肩書きや地位,年齢に関係なく敬意を持って接する。


 聞き方上手は信頼を厚くする
   ただ聞いてあげるだけ


 感情の上手な使い方
3ステップ 
   「事実・影響・気持ち」


 褒めるときにも3ステップ 
  「事実・影響・気持ち」


 潜在能力を呼び起こす
  人間が使っているのは0.3%
      99.7%は出番待ち = 潜在能力
   今日が素敵な一日であるというイメージ
  

 私だけの秘密ノート   
感情に気付き,受け止め,味わったら,言葉にしてノートに綴る
  

 なりたい自分になる
思いはパワーを持っている。
   思いはクセとなりあなたの言動や表情にあらわれる。
   具体的に書く
     「どんな人になりたいか」「自分はどうしていきたいか」
         ↓
◎ 紙に書いた自分をいつもイメージする
  

 おやすみ前にひとりごと 
◎眠る前に自分を褒める
     「今日もがんばったね」


 変身したあなたを伝えましょう

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月刊「少年育成」より ⑧-「別れの風景」篠原ユキオ(連載『やじうまんが』№161)  /「悲しみの涙は明日を生きる道しるべ」柳田邦男 平凡社 2011年 ③【再掲載 2012.4】 [読書記録 教育]

今回は、5月22日に続いて、
キーワード「月刊『少年育成』」より8回目の紹介です。


今回も篠原ユキオさんの連載『やじうまんが』からです。
掲載されていた年と号は分かりません。


篠原さんのやわらかく感じられる文章が好きです。





もう一つ、再掲載となりますが、柳田邦男さんの
「悲しみの涙は明日を生きる道しるべ」③を載せます。
題名の紹介のみになってしまった要約ですが、
それでも絵本を読みたくなりました。






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☆月刊「少年育成」より ⑧-「別れの風景」篠原ユキオ(連載『やじうまんが』№161)

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◇「別れの風景」篠原ユキオ(連載『やじうまんが』№161)

 汽車がホームを離れてゆく人見送る人達とそれに手を振って答える一家。


 涙をこらえながら窓際に座って外を見つめる少年。


 流れてゆく風景。

 その視界に突如小さく現れるもう一人の少年の姿。思わず身を乗り出し
て手を振る少年。


 列車を追って走る少年。


 遠ざかる列車。


 息を切らしながらなおも追いつづける少年。


 盛り上がる音楽。


 点のように小さくなってしまった列車。


 追うのを諦め、肩で息をしながら一人たたずむ少年の後ろ姿。
 


 汽車が車であったり、船であったりの違いはあるものの、昔から数えき
れないほどの映画やドラマの中で繰り返し使われてきたクライマックスの
定番シーンである。


 そして、その多くは[子供]が主人公なのである。


 「少年時代」の太とタケシ、「泥の河」の信雄と喜一、「北の国から」
の純と正吉の別れ等々、ここには大人の別れには無い切なさがある。


 その理由は、大人たちの別れの多くが、それぞれの自己意思によって発
生したものであるのに対して、子どもたちの別れは彼らを取り巻く大人た
ちの都合によって、突如、発生したものだからだ。


 転居、転勤、倒産、離婚、事故…いずれにしても子どもたちの意思とは
全く離れた部分から生まれた『別れ」なのである。


 多くの映画の場合、この別れの後は語られないで終る事が多い。


 実際の生活の中でも成人して再会する事はまれだろうし、成長とともに
記憶の片隅に追いやられてしまう。


 しかし、不惑の年代を過ぎてふとそんな時期の事を思い出すことが有る。


 実は私にもそれと同種の幼い日の記憶が一つ有る。


 幼ななじみの仲良しの女の子が、小学1年生の夏のある日、突然引っ越
してしまった。


 同じクラスだった私は引っ越しの日、学校から帰るとすぐに彼女の家に
駆けて行き、無人となった家の前にしばらくたたずんでいた。


 どんどん不鮮明になってゆく幼年期の記憶の中でもその日の事だけは今
も鮮明に頭に残っている。

 「そやけど私、その日の事、あんまり憶えてないワ…」

 饅頭をほおばりながら隣で妻がつぶやいた。      


 こういうのを世間では「赤い糸」と呼ぶのだろうが、多くの映画が別れ
の場面で終る理由が少し分かるような気がした。









☆「悲しみの涙は明日を生きる道しるべ」柳田邦男 平凡社 2011年 ③【再掲載 2012.4】

◇一枚の落ち葉を手にした小ぎつねの心

 ジュリア・ローリンソン
   「ファーディとおちば」理論社  ティファニー・ビーク絵


 長新太 
   「はるですよ ふくろうおばさん」講談社


 トン・フリーマン 
   「野はらの音楽家マヌエロ」



◇世界の民族 絵本の豊かな表現

 アート・バックウォルド(米コラムニスト)
   「誰がコロンブスを発見したか」


 アーロン・レイモンド・ミークス 
   「つるになった少年」河出書房新社


 ネイサン・スコット 
   「マンゴーとバナナ」アートン Tバラジ絵


 PDスワート 
   「欲ばりのセブグググ」河出書房新社 南ア



◇インド 色彩もまた美しい

 宮崎市
   木城(きじょう)えほんの郷 1996~


 A.ラマチャントラン 
  「おひさまをほしがったハヌマン」福音館書店


 A.ラマチャントラン 
   「ヒマラヤのふえ」木城えほんの郷


 シビル・ウェッタシンハ
   「にげだしたひげ」木城えほんの郷



◇りんごりらって何?

 あき びんご
   「したのどうぶつえん」くもん出版 珍獣


 ジル・バシュレ 
   「世界一ばかなわたしのネコ」平凡社


 エリック・カール
   「ゆっくりがいっぱい」偕成社



◇動物たちはユーモアの天才

 あべ弘士 
   「かわうそ3きょうだいのふゆのあさ」小峰書店


 工藤有為子 
   あべ弘士・絵 「もりのねこ」小峰書店


 あべ弘士 
   「ゴリラにっき」小学館



◇ベッドに寝たまま空の旅

 ジョン・バーニンガム(英国)
   「旅するベッド」ほるぷ出版


 黒柳徹子 
   「木にとまりたかった木のはなし」岩崎書店 武井武雄・絵


 シャニーン・ブライアン 
   「もくようびはどこへいくの?」主婦の友社



◇脳を活性化するミステリアスな絵の世界

 クリス・ヴァン・オールズバーグ
   「ハリス ハーザイックの謎」河出書房新社


 C.V.オールズバーグ 
   「急行北極号」あすなろ書房


 C.V.オールズバーグ 
   「名前のない人」河出書房新社



◇みずみずしい想像力を取り戻す

 セーラ・L・トムソン
   「終わらない夜」ほるぷ出版
 

 セーラ・L・トムソン
   「真昼の夢」ほるぷ出版



◇私の絵本の原点とこれから

 バージニア・リー・バートン 
   「ちいさいおうち」岩波書店


 ラッセル・ホーバン 
   「おやすみなさいフランシス」福音館書店


 谷内こうた 
   「なつのあさ」至光社


 筒井頼子 
   「はじめてのおつかい」福音館書店 


 チャールズ・エム・シュルツ
   「チャーリー・ブラウン なぜなんだい」岩崎書店


 V.ヘレストフ 
   「だちくるだちくる」福音館書店 長新太・絵


 ガブリエル・バンサン 
   「アンジュール」BL出版


 アクセル・ハッケ 
   「ちいさなちいさな王様」講談社



◇あとがき

「大人の再生が子どもの成長に」 = キャッチフレーズ

「砂漠でみつけた一冊の絵本」岩波書店

「大人が絵本に涙する町」平凡社

「絵本は人生に三度」手帖1・2・3   
 
  ※ 月刊誌「看護管理」医学書院 連載

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「深谷昌志さんはこんなことを」⑪(最終)-「子供論」深谷昌志(『学校運営研究』2000年10月より) / 読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」⑬ -「愛する勇気が湧いてくる本」 三笠書房 1998年 1【再掲載 2014.8】 [読書記録 教育]

今回は、5月15日に続いて、わたしの「教育ノート」から
「深谷昌志さんはこんなことを」の紹介11回目です。


教育雑誌『学校運営研究』のおよそ20年前の記事です。
子どもが変わった理由を「テレビ社会」に求めていますが、
現在は「ネット社会」になり、さらに子どもは変わっています。
深谷さんが今それについて記事を書くとしたら…と想像しました。




もう一つ、再掲載となりますが、
「遠藤周作さんはこんなことを」⑬を載せます。
そうだなあと思った言葉が詰まっています。




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☆「深谷昌志さんはこんなことを」⑪(最終)-「子供論」深谷昌志(『学校運営研究』2000年10月より)


◇「子供論」深谷昌志(『学校運営研究』2000年10月)

◎子供が変わった = テレビ社会

1 電子メディアの中での成長

  テレビ 
    ① パーソナル化 
    ② リアルタイムの必要性の喪失 
    ③ ゲーム化
④ 多チャンネル化 
    ⑤ リモコン化 
    ⑥ ツーウェイ化

◎ 一人きりで遊ぶスタイルの定着


2 子供たちが失ったもの

  テレビ以前 
    ① 屋外に 
    ② 何人かの子供が集まり 
    ③ 体を動かしながら
④ これと言った玩具を使わずに 
    ⑤ 自発的に遊ぶ姿

◎ギャングの群れ

 ギャング集団で
 ① からだが丈夫になる 
    ② 自然環境への接し方を学ぶ
③ 友とのつき合い方を覚える 
    ④ やる気が芽生える
⑤ 想像力が育つ 
    ⑥ 自分らしさを確認できる
↑↓

 遊びの孤立化 
    ① 体力は付かず 
    ② 自然と接する機会が減り
③ 友達づきあいの経験が乏しく 
    ④ やる気が育たず
⑤ 想像力は広がらず 
    ⑥ 自分に自信を持てない


 ※現在の問題 
   ① 体力のなさ 
   ② 人間関係の未熟さ 
   ③ やる気のなさ


  ◎ 子供たちが友達とのんびり時を過ごすようになれば,現代の子供も
元気を取り戻し,意欲的になれるのではないか

◎ 子供の自由時間を大事にしたい







☆読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」⑬-「愛する勇気が湧いてくる本」 三笠書房 1998年 1【再掲載 2014.8】

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◇「愛する勇気が湧いてくる本」 三笠書房 1998年 1
 
□人を好きになるということ

 「男は頭と口とだけで嘘をつくが女は全身で嘘をつく」


 「エロスとはそれ自身で悲しい」


 「理想的な女性は探すものでない。創るものなのだ。」


 「美人は平凡な顔より 生きるのが難しい。」
・心が奢るようになるから。
・頭の良さも男から無意識に要求される。

美人は謙虚に,頭も心も磨く = 気苦労が多く労力は2倍


 「女は牛が反芻するような顔をして,いつまでも過去を噛みしめ
  味わい また胃袋の中に戻す」
 


□愛される人嫌われる人
 殺し文句
 「部下のみんながぼくを棄てても,君一人がついてきてくれそうな
  気がする」 



□情熱と愛とは違う     

 ブルースト
   「安定は情熱を殺し,不安は情熱を高める。」
   ・結婚は安定しているから情熱は起きない


 「恋は誰にでもできるが 愛は誰にでもできるものではない。」


 「愛とは美しいもの魅力あるものに心惹かれることではない。」
   ・外面的美しさが消え,魅力が褪せてもそれを大事にすること


 恋愛の本質 
  「信じるか」
  「信じられるか」


 「愛とは選択や決意でなく持続だ。」


 「愛とは状態でなく創る行為」


 「愛の第一原則は『棄てぬこと』」
  ・人生が愉快で楽しいくらいなら愛はいらない
・人生が辛く醜いからこそ,人生を捨てずにこれを生きようと
    するのが人生への愛。だから自殺は愛の欠如だと言えます。


 「奇蹟とは常人のできぬ愛の行為。」
 


□失う恋奪う恋
  
 「恋愛が破れる = 恋愛を下手にやったから」


 「初恋は破れるから美しいのでなく,それを守り抜こうとするとき
  美しい。」


 リルケ
 「女性は一つの生をしっかり守り続ける。しかし,男性は年よりも
  運命の方に気を取られる。」
  
 
 「この世には何十回あっても相手の存在が自らの人生に何の痕跡も
  与えぬ人がいる。その一方,たった一回の邂逅が決定的な運命を
  もたらす相手もいる。」


 「スタンダールの『恋愛論』は買うべき」


 「恋愛は『くるたのしい』もの」

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「三方原の戦い」小和田哲男 学研M文庫 2000年 ② /「お母さんちょっと」岩上薫 学陽書房 1985年 ③【再掲載 2012.4】 [読書記録 一般]

今回は、5月18日に続いて小和田哲男さんの
「三方原の戦い」の紹介2回目です。




出版社の案内には、


「元亀三年十月、甲府に発った二万五千の武田軍は、遠江の三方ヶ原の
 戦いで徳川家康を撃破し、そのすごさを天下に知らしめた。この遠征
 を真の目的とはいったい何だったのか?はたして信玄に天下盗りの野
 望はあったのか?戦国史研究の第一人者が、豊富な資料を駆使して三
 方ヶ原までの道程を詳しく分析しつつ、緻密な推理で“戦国史の謎”
 に迫る。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「『籠城』は秀吉以後マイナスイメージとなった。
それ以前は籠城して勝つケースもあった」


・「信長の勧告『浜松城を放棄し、吉田城に退き、三河死守専念』に
家康は『浜松城を退くほどなら武士を捨てる』と」





もう一つ、再掲載となりますが、岩上薫さんの
「お母さんちょっと」③を載せます。
40年近く前の出版ですから、ここに出ている子どもはもう40代、50代。
「ちょっと」と思うことが当たり前になってしまっているように感じます。




<浜松のオリーブ園>

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☆「三方原の戦い」小和田哲男 学研M文庫 2000年 ②

1.jpg

◇甲斐と駿河の結ぶ 4つの道

 塩の道 
   御坂路(沼津)
   若彦路(由比)
   右左口路(由比)
   河内路(興津)-身延山



◇関東出兵は「孫子の兵法」の実践
□小田原城を包囲する武田軍
信玄 
  永禄12(1569)年
   8月24日 出陣
   
   9月10日 武蔵の金本形城(氏邦)攻める
  あきらめ、武蔵滝山城を攻める(氏照)
あきらめ、小田原へ
 
   10月1日 小田原着 4日で小田原城攻めあきらめる
「籠城」 
           秀吉以後マイナスイメージ
        それ以前は籠城して勝つケースもあった
        ∥
       同盟国の援軍を待つ!

   10月4日 甲斐へ
威嚇的な出陣
        三増(みませ)峠の戦い  
            ゆっくり → スピードアップ(超スピード)

   10月6日 武田軍勝利



◇蒲原城の戦い
11月 3度目の駿河侵攻
蒲原城 北条綱重が城主 山城
三方原の戦いのルーツ 作戦
落城

今川館(駿府) 12月7日 囲み始めた
無血開城 岡部正綱は信玄に仕える

◎ 敵対していた者さえ登用

 元亀元(1570)年
花沢城の攻撃 激戦 1月4日~1月8日朝
  城主・大原資良脱出し高天神城の小笠原景忠に合流



◇「深沢城矢文」を推理する

  家康が上杉謙信と盟約 
    元亀元(1568)年10月8日

信玄 VS 今川氏真・北条氏康・氏郷父子
上杉謙信・徳川家康

元亀元(1570)年 
12月15日~16日 
深沢城の攻防
「深沢城矢文」開城勧告
→ 1月16日 開城
3月 遠江侵攻
          高天神城を攻める(信玄初の遠江侵攻)

◎ 信玄・家康の対立



<信長と対決し始めた信玄>

◇北条氏康の遺言
元亀2(1571)年10月3日 
   北条氏康没
遺言 「謙信と絶ち、信玄との同盟を復活せよ」
11月下旬から和平交渉-小宰相(老女)
女性僧侶-「無縁」の立場のもの

甲相一和
      背後から北条氏に攻められたら大変



◇将軍義昭から信玄に御内書
□義昭 
 永禄11(1568)年9月26日 信長に推され1569年に征夷大将軍

元亀元(1570)年正月 信長との亀裂
義昭は信長に五か条を認めさせる

信玄が義昭に接近

 浅井長政の裏切り
6月28日 姉川の戦い
     信長 VS 朝倉・浅井
信長方の勝利 
     朝倉勢 → 越前
浅井  → 小谷城



◇石山本願寺と手を結ぶ

 元亀元(1570)年
8月20日 三好三人衆と対峙
9月5日 顕如 VS 信長
9月12日 信長との全面戦争 ~ 天正8(1580)年
石山合戦 信長~毛利ライン



◇甲尾同盟の破綻
信長  
   近畿で動きを取れず = 家康に援軍を送れない
信長の勧告
 「浜松城を放棄し、吉田城に退き、三河死守専念」
↑↓
家康 
    「浜松城を退くほどなら武士を捨てる」

 元亀2(1572)年4月末
4月末野田城 
    → 吉田城(酒井忠次)
    → 牛久原城
→ 長沢城
    → 5月に甲府へ

◎ 宣伝効果の目的

    ◎ 山家三方衆を三方に
田峯の菅沼氏、長篠の菅沼氏、作手の奥平氏

 元亀2(1571)年10月3日
西上作戦 → 信長決断











☆「お母さんちょっと」岩上薫 学陽書房 1985年 ③【再掲載 2012.4】


◇自分本位

 駅前の食堂に入って驚きました。


 昼食を注文して新聞を読んでいると、食事をすませた親子がレジの
ところに立っていました。

「お待たせしました。600円です」

 店員が小走りにレジにもどってきました。

 お客である母親は、一万円札をさっと店員の前に差し出し無言でい
るのです。
 
「こまかいのをお持ちではないでしょうか」

 店員はおそるおそる聞いていたようです。


 すると、母親の返事はどうだったでしょう。即座に、
 
「おつりぐらいは用意しておいて」

といったあと、何もいわないのです。

「すみません、いつもならあるのですが、きょうは…」

「急いでるんです。早くして」

「ちょっと待ってください。両替えしてきますから」

 店貞は、店の一万円札を持って出ていきました。


 母親に手をひかれた3歳くらいの女の子が母親に

「どうしたの」

とたずねました。

「この店、おつりも用意してないのよ。急いでいるのに」


 母親は目の前を走る電車を気にしている。きっと電車に乗るのでしょう。


 しかし、わたしは母親のことばを聞いて、驚いたばかりか、こわくなり
ました。普通なら、店員に

「ありませんか。わたしもないのです」

といって、一万円札を出すのがあたり前です。


 この場合、相手(店)のことも考えて、話すべきです。


 それに、小さい女の子に話したことが気になります。


 まったく困った店だときめつけて女の子に話をしているのです。自分勝手
もいいところです。


 自分本位の生活を気づかないでしている母親に手を引かれた子どもは、や
がて同じような道をたどるだろうと思うと、こわくなりました。


 毎日の親の言動が、知らず知らずに子どもに移っていることを認識して、
生活を見直すことの必要性を学んだ食堂での事例でした。




◇親の知らない生活

 バス停の時刻表を見ると、十数分待たされそうです。ベンチに腰をおろし
て空を眺めていました。


 数人の子どもたちが、自転車で目の前を通過する様子に目をうばわれまし
た。


 大声をあげて2、3軒先で、店の中にすいこまれて行きました。やがて、
大声とともに、例の金属音が聞こえてきたのです。

「こんなところにもインベーダーが」

と思いながら、少々の興味も手伝って、わたしも店に入りました。


 中には、ジュースやカップラーメンを売る自動販売機が10台近くありま
す。すべて、壁についています。そして、やや中央に2台のインベーターが
置いてあり数人の子どもたちが百円玉を入れて楽しそうにやっているのです。


 わたしもいくつかの質問をしながら、おこづかいについてたずねていまし
た。


 すると、突然、4人の5、6年生の子どもがやってきました。


 下級生がインベーダーをやっているのを見ると、

「終わったらいって」

といって、ジュースやカップラーメンを手にして、ジーパンのまま地べたに
座って食べ始めました。


 その動作の速いこと、あっけにとられてじっと見てしまいました。


 一分もたたないうちに、下級生らしい子どもが、「いいよ」と、5、6年
生に告げました。


 すると、4人はワーツと一台のインベーダーをとりかこみました。ジュー
スやラーメンがこぼれて、床はよごれました。


 そんなことは、おかまいなしです。

「お金だせ」

と、ひとりの子どもが、友だちのポケットから百円玉を取り出すのです。


 他人のお金でゲームを始めたのです。


 ポケットから、お金を持っていかれゲームができなくなった子どもは、し
かたなしに、ジュースの空きかんをぽいとそばに捨てると、ラーメンを買っ
て食べながらゲームを観戦し始めました。

「ほら、おまえやれ」

 観戦していた子どもの番です。


 今までゲームをしていた者にラーメンは渡され、口の中に入っていきます。


 わたしは、この子どもの様子を見て、あきれて注意することも忘れ、バス
の人となりました。


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石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑥ /「司馬遼太郎が語る雑誌言論100年」中央公論社 1998年 ②【再掲載 2013.7】 [読書記録 教育]

今回は、5月20日に続いて、月刊誌『致知』2003年12月号より、
石井勲さん「石井式漢字学習」の紹介 6回目です。


『致知』での小堀桂一郎さんとの対談です。

話し言葉ですので、わかりやすいと感じました。



もう一つ、再掲載となりますが、
「司馬遼太郎が語る雑誌原論100年」②を載せます。
昭和2年にイギリスの評論家が語っていたとされる言葉が、
印象に残りました。







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☆石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑥

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◇「漢字は心の珠を磨く道具だ」

小堀 
  それから、国語力を養成する際に決定的に大事なことは何かという
 と、やはり歴史的仮名遣いです。私どもはこれを正仮名遣いと呼んで
 いますが、この正仮名遣いで文章を読ませなければ真の国語力はつき
 ません。
   
  ではどうやって教育すればいいか。これは私の持論なのですが、国
 語教育で現代文はやらなくていい、古典教育だけやればいいのです。
 古典の文章は、当然歴史的仮名  遣いで書かれていますからね。
   
  この歴史的仮名遣いも、長い歴史の中でその法則性が見失われてす
 っかり乱れてしまうという時代が長く続きました。それを元禄時代に
 契沖が、仮名の本質に潜んでいる法則を再発見し、それから江戸時代
 の国学者たちが長い時間をかけて研究を重ね、漸く正しい綴りが出来
 上がっていくのです。
   
  その法則が確認され、どうやら体系化に成功したのは明治40年代
 になって、と見られています。そんなに長い時間がかかっているので
 す。ですから、なぜ歴史的仮名遣い、正仮名遣いで文章を読ませ綴ら
 せることが大事かというのは、そこには学問的に確認された正しさと
 いうものをよしとする感覚があるからなのです。これは非常に大事な
 ポイントで、これを以て日本人に法則に基づく正しさを尊重する、正
 しいことを価値とするという、価値観の復興が望めると思うのです。
   
  ところが現代仮名遣いは、ただ覚えやすさ、使いやすさ、便利さと
 いうものを基準にして作られている。それでは正しさへの感覚という
 ものが養われないのです。

  国語において正しさの感覚が失われてしまうと、それがあらゆる面
 に表れてきます。世に生きていく上で、正しさよりも便利さ、能率、
 安上りということのほうが大事になってしまう危険がある。


石井 
  いまのお話には大賛成ですね。私もいま書いている本の中に、
「戦後の日本人の堕落の原因の第一は、伝統的仮名遣いを廃止して表音
 的仮名遣いを採用したことにあります」
 と書いたんです。

  ですから、なんとしても現代仮名遣いを廃止して、伝統的な仮名遭
 いを復活させなければいけない。私はこれを、残りの人生を懸けて取
 り組もうと考えているんです。


小堀 
  全国民に普及するには時間はかかるでしょうが、これは絶対にやら
 なければなりません。
   
  しかし完全に普及するまでは、当面は寛容さが必要であると思いま
 す。寛容というのは決してどちらでもいいということではなく、法則
 的に正しいものは正しいと認めた上で、しかし直ちに一般の人々がそ
 の通りに綴れたり、読めたりすることを強要するわけではない。

  しばらくは寛容に対応することが大事です。そうすれば徐々に普及
 していって、日本の国語教育も回復していくと私は思います。


石井 
  私はそれを小学校で具体的にやってきたんです。正しいことを教え
 て、それをとにかく実行しようとすればいいんだと。ですから、子ど
 もが漢字を間違ってもバツをつけないほうがよい。

  一番やる気をなくさせるのがバツなんです。それもどうでも好いよ
 うな、点の位置が離れているとか、向きが違うとかいってバツにする。
 これが一番子どものやる気をなくさせています。


小堀 
  子どもが漢字嫌いになるのがわかりますよ。はねるか、止めるか、
 などという些末なことですぐにバツをつけられたりしますからね。


石井 
  それらしく書いてあれば用は足りるんです。それでも、やる気のあ
 る子どもはよりいいものを求めますから、現状で決して本性は満足し
 ないんです。それを信頼して教育をやらなければいけないというのが
 私の教育論なんです。


小堀 
  しかし、専門の文学者や評論家と称する人の中に「現代仮名遣い賛
 成」という人は、後を絶たないですね。私はその連中との論争になり
 ますと、結局は
「わかった。あなた方は昭和17年に、日本陸軍に占領された東南アジ
 アの国々の人たちと同じ水準になりたいんですね?」
 と言って袂を分かつのです。相手にとっては痛くも浮くもないでしょ
 うけれどもね。


石井 
  歴史的仮名遣いは、成人してからでも、やれば誰だってできるんで
 すよ。本当は生まれた時からやれば、何の迷いもなくすんなりといく
 んですが、原理というものは簡単で自然なものですから、途中からだ
 って自然に身についていくんです。
   
  40年ほど前に、数学者の岡潔先生にお会いした時にいただいた言
 葉が忘れられません。

 「あなたは日本のためにとてもいいことをやってくれている。漢字は
  心の珠を磨く道具だから、頑張ってくれ」

と。


小堀
  いい言葉ですね。


石井 
  以来私はそれを合言葉に、日本中に漢字教育を広めようと思ってや
 ってきたんです。









☆「司馬遼太郎が語る雑誌言論100年」中央公論社 1998年 ②【再掲載 2013.7】

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◇戦争総合雑誌の挫折

□菊池寛の「文藝春秋」  大正12年1月創刊
 米国プラグマティズムとよく合った

友達思い 
  → 才能を愛した
紙袋の大きさと頼もしさ
「座談会」形式

   
□大陸政策への抗議
 「中央公論」リットン報告書 昭和7年に掲載

 軍部批判 石橋湛山 小日本主義

イギリス アウタルキー理論
朝鮮 略奪しただけで何も受けていない

     植民地は損


□発禁切り取り 
 昭和12年  中央公論9月号 矢内原忠雄 全文削除

昭和10年  美濃部達吉「天皇機関説」事件

  学問の自由への圧力

 昭和8年  滝川事件     


□言論弾圧   廃業へ
昭和17年中央公論1月号
   三木清「戦時認識の基調」

 横浜事件
   日本言論界に致命的打撃

 昭和19年
   4月 文藝春秋 → 文芸誌に転換
7月 改造社と中央公論社「自主的廃業」

 昭和2年 イギリスの評論家
「日本は滅びるでしょう。日本の軍人は世界一だと言っている。すべて
   において世界一だと言っている。そこにはまったくリアリズムがない。
   このまま行けば,軍人が政権に近づき,政権を握ったとき日本は滅び
   るでしょう。」 



◇戦後言論の潮流

□多くの総合雑誌の再建と出発
昭和20年10月 「新生」

昭和21年 1月
   「中央公論」復刊
「改造」
「世界」(岩波書店)
「展望」(筑摩書房)


□「世界」の平和論


□新しいタイプの言論人の登場
大宅壮一  
   「駅弁大学」
   「恐妻」
   「一億総白痴化」
中央公論昭和30年5月号「無思想人」宣言

 梅棹忠夫  
   中央公論昭和32年2月号「文明の生態史観序説」
文化人類学 今西錦司

 見直されるべきジャーナリズム
 


◇解説・明治編 松木三之介
□啓蒙期の代表者・福沢諭吉
 
 明六雑誌 明治7年3月創刊

 福沢諭吉 
   「西洋事情」(明2)
「学問のすすめ」(明5~明9)
「文明論之概略」(明8)

 加藤   
  「立憲政体略」(慶応4) 
  「真政大意」(明3)
「国体新論」(明8)


□民権運動が生んだ気骨ある言論
明治十年代
   「愛国志林」(明13~)   植木枝盛
「東洋自由新聞」(明14)  西園寺公望社長 中江兆民主筆
「東洋経済雑誌」(明12.1)田口卯吉
「東海経済新報」(明13.8)犬養毅


□明治国粋主義の骨格
明治二十年代~
  「国民之友」(明20.2~)徳富蘇峰
「日本人」(明21.2~)
「日本」(明22.2~)


□政治の季節への反省が生んだもの


□キリスト教・社会主義者による体制批判

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月刊「少年育成」より ⑦-「日本バンスキング」(連載『やじうまんが』№157) 篠原ユキオ /「浜松の城と合戦」城郭遺産による街づくり協議会 サンライズ出版 2010年 ②【再掲載 2015.7】 [読書記録 教育]

今回は、5月19日に続いて、
キーワード「月刊『少年育成』」より7回目の紹介です。


今回も篠原ユキオさんの連載『やじうまんが』からです。
掲載されていた年と号は分かりません。



わが子の様子を見ていても、
金銭の使い方で気に掛かるところがあります。
子どもの頃に家事や畑仕事等、
もっと家の仕事を経験させればよかったなとも思います。
聖人になってから、上手に伝えることはなかなか難しいと感じます。




もう一つ、再掲載となりますが、城郭遺産による街づくり協議会の
「浜松の城と合戦」②を載せます。
執筆者のお一人、加藤理文さんは大変魅力的な方です。






<浜松のオリーブ園>

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ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
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☆月刊「少年育成」より ⑦-「日本バンスキング」(連載『やじうまんが』№157) 篠原ユキオ

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 知人のご亭主が蒸発した。


 恵まれた家庭で育ち、一流と言える大学を出て一流の会社に入り、
才女の奥さんと結婚後、東京本社に栄転。何一つ問題の無い人生を
歩んでいるものと思っていたが、実際はずいぶん違ったようで、結
婚前からの内緒の借金が膨れに膨れ、ついに仕事も家庭も放り出し
て行方不明になつたというのである。


 実は彼にはこういう事件が以前にも一度あって、過保護の親がそ
の尻拭いをして何とか収まったらしいのだが、再び蒸発。


数週間後に帰ってきたものの今度は動きが取れず、自殺未遂の後、
最終的に自己破産の道を選んだということだった。


『借金は病気やからね。覚醒剤と一緒で習慣性があるからね。あな
たがそれを許容できるなら二人でやり直すのもいいけど、2度と
こんな事は無いと信じているならそれは大きな間違いだよ。1度有
ることは2度有るし、2度有ることは確実に3度有るよ』

とアドバイスしたが、その後どうなったのか今だに連絡は無い。
 

昔の子どもたちは

「欲しい物が有れば何日かよく考えてごらん、それでも欲しければ
少しずつお小遣いを貯金して買えばいい」

と親から言われて育ったものである。
 

 もちろん、今もなお、そういう教育をされている家庭も有るかも
しれないが、殆どが『買い与える、あるいは援助してやる」といっ
た傾向に大きく傾いている。


 そんな事に慣れてしまった若者達は社会人になっても、自分の経
済力以上のものを欲しがり、欲しくなると何としてもすぐに手に入
れようと考える。


 当然、今の安月給では無理だから借金をする。


 簡単な手続きで何十万かのお金が懐に入ってくる。

 
 使った後は、こつこつと毎月返し続けなければならないのだが、
このしんどさが連中には実感として希薄なようで、又、別の借金に
走るのである。


 分不相応なブランドものに身を包み、『やっぱり本物は違うわネ
エ!』などと中身の無い会話をしている若者たちを見ていると嘔吐
感さえ覚える。


 そういえばわが国も自分の能力以上の国債を乱発し、格付け会社
からは先進国で最低のランクに下げられてしまった。

「親が親なら子どもも子どもじゃ」

と言われそうな情けない状況なのである。


 中身の無い自分を別のもので飾りつけるために借金をしてまでも
目一杯の見栄をはる、そんな連中を標的に、さも借金がお洒落なラ
イフスタイルであるかのように思いこませる消費者金融の洗脳CM
が満面の笑みをたたえて、今日もテレビから甘い言葉をささやき続
けている。








☆「浜松の城と合戦」城郭遺産による街づくり協議会 サンライズ出版 2010年 ②【再掲載 2015.7】

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◇織田・豊臣時代の遠江の城 加藤理文

□織豊系城郭の成立と展開  【石垣+瓦葺建物】
   
 3つの建物(橋、倉庫、御殿)で機能

 信長の安土城 
  - 新技術  ◎ 本体は山の上

 秀吉の大阪城
  - 新技術  ◎ 低地に築城 = 政治的な意味合い
| 平和の到来
 ◎ 秀吉は見せつけたかった
   配下の武将にも同構造の城を造らせる(ミニ大阪城)
↓例 近江・佐和山城
      抑止力になる
  


□東海地域における織豊系城郭の誕生 

 【石垣山城】
  - 小田原攻めの時秀吉が造った陣城




◇今よみがえる浜松城  三浦正幸

□浜松城の縄張りと建物の概略
日本でもトップクラスの城

 天守、天守以外も
   - 城の規模 が非常に大きい
     四万あるうちのトップ10に入る

 元城小あたりが二の丸 
石垣の部分は天守曲輪と本丸部分のみ
残りはほとんど土塁

 二の丸に浜松城主が住んでいた(ほとんどが老中-江戸にいた)
「鉄門」くろがねもん 
       50万石以上にしかないはずだが・・・高い格式
     |
   ◎江戸時代  店主がなくなっていて規模は巨大だが建物は貧弱



□天守曲輪と天守台 
 不等辺多角形
  - おおざっぱに7角形
   
 天守台も不等辺多角形 
  - 技術不足

豊臣時代(関ヶ原以後は技術革新)



□浜松城天守の大きさ
天守台 
   大きい 八間四方(現在は八間×五間)
∥ ◎本来は今の天守より大(1階床面積1.5倍以上)
松本城に匹敵するぐらいの巨大天守と予測

 浜松城天守が今残っていたら日本で五本の指に入る巨大天守
           | (関ヶ原以前としては最大)
◎ 堀尾吉晴の「大きな天守好き」 松江城も
  


□浜松城天守の規模形式  
   
【三重四層】か【四十四層天守】



□天守台の歪みと天守台の特徴 
   
 天守に地下室
  ~ 穴蔵の中に井戸
   
望楼型と層塔型の天守



□二の丸御殿の構成 
 日本で五番目ぐらい(の○○)


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「致知」2003年9月号 ③(最終) /「子どもはなぜモンスターになるのか」スー・パーマー著 青木創訳 小学館 2007年 ①【再掲載 2012.11】 [読書記録 一般]

今回は、5月16日に続いて、「致知」
2003年9月号の要約の紹介 3回目 最終です。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「躾の三原則 ①朝のあいさつ ②はい ③後始末」
- 森信三さんの躾の三原則として教育界では知られています。


・「勝つまで努力できる人がプロ」


・「かつての日本人は右手右足、左手左足の歩行。
  西南の役より変化した」


・「歪みから生じた痛みは歪みを治すしかない」




もう一つ、再掲載となりますが、スー・パーマーさんの
「子どもはなぜモンスターになるのか」①を載せます。

- 先進国で問題児の急増
  この四半世紀あまりにも発展が急で人間がついて行けない

そうなのだろうなと漠然と感じます。





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☆「致知」2003年9月号 ③(最終)

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◇お母さんを大事にするからこそすべては始まる 佐々木の将人
   
 佐々木の将人 
   昭和4年山形県生 
     中央大学経済学部卒 防衛庁

   植芝盛平翁 
     中村天風-山陰神道宮司

   「佐々木説法」


 大和魂を育んできた大和撫子
黒木為楨大将の勇姿にあこがれるマッカーサー

躾の三原則(朝のあいさつ・ハイ・後始末)


 母を大切にする日本人の国民性
神社は母親の「聖器」
鳥居は母親の足 参道は産道 入り口に御手洗
奥に子どものお宮 周囲は森


 母ごころは神ごころ
天を抜きんでた人が夫 
   父は「敬」母は「愛」の対象


 母たちよ 子どもに偉人伝を教えよ
言葉が成って誠 言霊



◇一道に賭けるものの人間学 尾車浩一(S32生)&大橋秀行(S40生)

 人生を決めたマロングラッセ 
   相撲 
   「しごき」→「かわいがる」
   

 ここ一番で負けるわけ 
   大橋 … 小学生のときから一日一食
「不満を持っているとき」負けた


 負けたときの練習が男の見せどころだ
  「その時負けなければならない自分」が必ずいる


 俺が一番頑張っていない


 神様とのけんか 
  「けがに負けなかった尾車親方」
   

 逆境と順境 


 喜びは苦しみ、苦しみは喜び


 集中力の大切さ
     

 プロで活躍する人は才能より努力
   = 勝つまで努力できる人がプロ


 弟子がいるから
  … 喜びも苦労も一緒



◇努力の遺伝子をもった人々  田舞徳太郎

 もっと働け日本人 
   一年間 日本…1840時 韓国…2450時 米国…1920時


 努力の遺伝子


 天才でなかった佐吉翁 
   トヨタ「勤勉・節約・努力」



◇エネルギー危機をどう乗り切るか  西澤潤一(岩手県立大学長)

 石油はあと70年で枯渇する 
   山本義一(東北大) S37地球環境問題に警鐘


 海底から吹き上がる炭酸ガス
   炭酸ガス … 海底で分解されメタンガス
あと50年で一杯になる


 切り札は水力発電 
   水力発電と直流送電技術


 原子力の活用もやむを得ない
   正しい運用こそ大切



◇正しい歩き方で体の歪みを治そう  杉本芳郎(S19静岡生 「こびとの靴や」)
   
 今の歩き方では体はどんどん歪んでいく 
かつての日本人は右手右足、左手左足
   → 西南の役より変化


 常識とされる治療の非常識


 歪みから生じた痛みは歪みを治すしかない
① 右手と右足、左手と左足  手を振らず
② あごは上向き
③ 重心を親指にかけV字型歩行
④ 膝を曲げず体を運ぶ


 丹田を鍛え正しい姿勢を保つ













☆「子どもはなぜモンスターになるのか」スー・パーマー著 青木創訳 小学館 2007年 ①【再掲載 2012.11】

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◇はじめに 毒に冒される子どもたち

□いま先進国で何が起きているか
 
 先進国で問題児の急増
  - この四半世紀あまりにも発展が急で人間がついて行けない
 
   
 ◎ テクノロジーに支配されている文化と人間の遺伝的性質にずれが
  あるため,子どもたちの考えたり学んだり,行動をコントロールし
  たりする能力が損なわれている。

  
 2004年 イギリス 
  ◎この30年間で子どもの問題行動は倍増し,精神障害は70%増加している



□変わりゆく子どもたち

 注意力に欠け,衝動的で行動に問題のある者が増えている

◎ 集団をコントロールするために教師がより多くの時間と労力を
  割かなければならなくなる



□問題行動が引き起こすもの

 ◎イギリスではリタリンの処方が10年間で10倍になった



□過去はもはや参考にはならない  
  
「電気のスピード」マクルーハン





◇ついジャンクフードを与えていないか
 - 子どもの食事に責任を持つということ

□時間を掛けて蔓延したジャンクフード


□「クール」なマーケティングにつられる


□ジャンクフードがもたらす悪循環
   ピア・プレッシャー(同調圧力)

 
□「シュガー・ハイ」になる子どもたち 
   砂糖は有害無益 … 落ち着きを失う

 
□添加物カクテルの作用  
   肉の脂肪より魚の脂肪を

 
□避けがたい有害な脂肪  
   広がる「孤食」

 
□食事はマナーや他人への配慮を学ぶ場




◇危ないという理由で外遊びの機会を奪ってはならない

□行き過ぎた恐怖を防ぐために


□安全に縛り付けられている子どもたち
 → 取り越し苦労で体力低下に

 
□作り物の冒険に引きこもる 
  = 仮想世界の友達から社会的機能は学べない

 
□子どもの走り回る権利を取り戻すために

 
□自然が生きる力を育てる

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石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑤ / 「子どもの本のカレンダー」鳥越信・生駒幸子 創元社 2009年 ⑥【再掲載 2014.6】 [読書記録 教育]

今回は、5月9日に続いて、月刊誌『致知』2003年12月号より、
石井勲さん「石井式漢字学習」の紹介 5回目です。


『致知』での小堀桂一郎さんとの対談です。


同じように感じることもあるのですが、疑問に感じることも同じ
ようにあります。
いろいろありますが、例えば授業時数。
昭和43年小学校6年生の国語科年間授業時数は245。
昭和52年に210。
平成10年より175。
およそ3割減っています。
指導方法も変わっています。
昔のままの指導では子どもの意欲も高まらないと思うのです。

今回内容を読み直し、
なぜか塚本幼稚園幼児教育学園を思い出してしまいました。





もう一つ、再掲載となりますが、鳥越信さん生駒幸子さんの
「子どもの本のカレンダー」⑥を載せます。
楽しい本が紹介されていますが、
1996年の本がもとなので出版が古い本が紹介されています。










<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆石井式漢字学習 石井勲 (『致知』2003年12月号より) ⑤

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◇幼児期に学ぶことの大切さ

石井 
  幼稚園・保育園で漢字教育をやっているところが、いま七百ほど
 全国にありましてね。興味深いのは、そういう幼稚園の子どもは、
 たとえば黒板に読めない字があると、
  自分たちで考えるんです。


小堀 
  ほう。


石井 
  これは私が幼稚園長を務めていた頃、ある先生から報告を受けた
 んですが、「悪魔」という字を黒板に書いたら誰も読めないから、
 「じゃあ教えてあげよう」と言ったら、「先生待って僕たちで考え
 るから」と言うわけです。

  先生は、読めない漢字を考えるなんて無茶なと思ったけど、園児
 がそう言うならと思って待ったわけです。すると子どもたちは相談
 を始めましてね。「あの下のほうの字には鬼という字があるよ。だか
 らあれは鬼の仲間だ」「あの上の字は、前にお父さんが『凶悪犯人』
 と読んでくれた字の中にあった字のどれかのような気がする」とい
 った会話が聞こえてくるわけです。

  そしてとうとう「先生、それ″あくま″だ」って見事に正しい答
 えを導き出したんです。先生は驚いて、私のところに報告に来てく
 れたんです。


小堀 
  いいお話ですね。それは尺度を替えて言えば『蘭学事始』に描か
 れている初期の蘭学者たちの苦労と同じですね。杉田玄白と前野良
 沢及びその仲間は、辞書もないのにどうやってオランダ語の解剖図
 「ターヘル・アナトミア」を翻訳したか。ああでもない、こうでも
 ないとみんなで一語一語考えながら解読したんですね。その時の彼
 らの苦心が『蘭学事始』に記されているんですが、なるほど、それ
 と同じことを幼稚園の子どもがやっているんですね。

  そういう苦労をさせることが、教育なんですね。


石井 
  易しく教えようなんていうのは、親が噛んでそれを口移しで与え
 るようなもんで、噛む力も育たず、味も損ねるんです。

  だから私の指導でいま、『論語』を原文で教える幼稚園がたくさ
 ん出てきているんです。


小堀 
  それは結構な方針ですね。


石井 
  吉田松陰は8歳の時に藩校で講義をしました。菅原道実は幼児
 期から漢詩を作りました。

  それは決して彼らが生まれつきの天才だからできたのではない。
 幼児期から漢字を学習したからできたんです。幼児期から漢字を
 学べば誰でも知能は伸びるんです。
  
  私はその後、八王子に幼児教室をつくりまして、今度は幼稚園
 より下の2歳から子どもを集めて教育をしたんです。やはり子ど
 もというのは、幼いほど漢字が好きですね。

  最初は単語で漢字を教えて、そして芥川能之介の『蜘蛛の糸』
 から朗読を始めたんです。そうすると、4、5歳になると『杜子
 春』あたりを喜ぶようになるんです。
 
  『杜子春』は中学の教科書に載る教材です。しかも、一番子ど
 もが喜ぶところは、鉄冠子が峨眉山の上空を飛びながら漢詩を歌
 うところなんですね。漢詩を読む時は、子どもの声が違ってくる
 んです。


小堀 
  なるほど。


石井 
  『孝経』なんか私は大学に入って習いましたが、幼児は一週間
 に一回、30分ぐらいかけて教えると、半年で全部読めるように
 なります。
 
  私は以前、安岡正篤先生のご依頼で、ある勉強会で『大学』を
 教えていたことがありましてね。非常に優秀な若手の集まりでし
 たが、彼らは先週教えたばかりのものすら読めないんです(笑)。
 ですから、幼児の力っていうのはすごいし、幼児期に磨かなきゃ
 駄目なんですね。



◇教育の犠牲となった大学生

小堀 
  お茶の水女子大教授で数学者の藤原正彦先生が最近「一に国語、
 二に国語、三、四がなくて五が算数」とおっしゃって注目を浴び
 ています。

  現在学力の低下がしきりに言われておりますけれども、結局国
 語力がすべての学習の鍵で、これさえしっかり教えておけば十分
 克服できる。
 
  教科書は全部国語で書かれていますから、極端な話、国語の読
 解力さえつけてやれば後は全部自習でもいいのです。


石井 
  おっしゃる通りです。


小堀 
  私はいまある大学で基礎演習という授業を持っておりますが、
 世間で言われている通りに、今日の大学生の国語力は惨憺たるも
 のです。

  そこで、私は二年ぐらい前から、少々皮肉な授業をやっている
 のです。


石井 
  ほう、どんな授業ですか?


小堀 
  今学期は萩野貞樹さんの『感動を教えてくれた国語教科書』と
 いう本を演習のテキストに指定しましてね、これには明治大正か
 ら昭和前半期までの小学校の国語教科書の文章がそのまま載せて
 あるのです。

  私は大学生に向かって、「いいかい。これはいわゆる文語文だ
 が大正期には小学校五年生が読んだ文章なんだよ。さあ、読んで
 ごらん」とやるのです。これで読めないと、さすがに彼らは誇り
 が傷つきますよ。


石井 
  そうでしょうね。


小堀 
  ちょっと面白いと思いましたのは、その当時の教科書は文語文
 ももちろん高い比率で出てきて、萩野さんのその本にも多く引か
 れており、当然歴史的仮名遣いで書いてあるのですが、国語力の
 低いいまの学生でもなんとか読むことはできるのです。

  問題は漢字です。通用字体とどれほども違っていないのに漢字
 の正字体が読めない場合が多いのです。
   
  それで、国語改革で漢字の字体の改悪をしたことが、どんなに
 罪深いものかということがよくわかりました。


石井 
  本当にそうですね。


小堀 
  これも石井先生がすでに実証しておられますが、漢字の字画が
 多いことは、子どもたちには少しも負担ではないのです。問題は
 新字体ですね。新字体はもとの漢字を簡略化して作ったつもりで
 しょう。その簡略化の仕方に何らかの法則でもあればいいのです
 が、法則もなしにただ画数を減らすためにむしろ抽象化しただけ
 です。

  だから漢字から具体的なイメージが失われてしまって、先ほど
 申し上げました意味のある字画の合成物であるという構造が崩れ
 てしまった場合が多い。


石井 
  まったくです。


小堀 
  よく例に出されるのが「売買」です。なぜ「買」には貝がつい
 て、「売」は貝を外したのか。

  悪い簡略化をしてしまったために統一性がなくなり、複数の漢
 字を関連づけて意味を把握することが難しくなってしまったので
 すね。
   
  ですから私は、その演習では漢字の字画の説明から始めるのです。

  学生は喜んでくれるのですが、こんなこと本当は、小学校でやっ
 てくれなくてはいけなかった、まったくの基礎教養なのです。

  それを先延ばしにして、小学校は中学校に、中学校は高校に下駄
 を預けて、国語の基礎教育をやらないまま大学まで来ますから、大
 学生はろくにレポートも書けない状態です。

  そこで大学生に対して戦前の小学校国語読本で授業をする。

  馬鹿馬鹿しいとは思いますが、これを放ってはおけない、という
 のが実情です。












☆「子どもの本のカレンダー」鳥越信・生駒幸子 創元社 2009年 ⑥【再掲載 2014.6】

<出版社の案内>
「自分の誕生日が出てくるお話の本が読みたい」九州のとある公共
図書館への子どものリクエストに応えて、1年間366日毎日の日付
の入った子どもの本を紹介する。「○○ちゃんのお誕生日の本はど
れかな?」「次はお父さんのお誕生日の本を読んでみようか」会話が
広がり、自然と本好きになる楽しい本。本書は、1996年にゆまに書
房で刊行されたもののリニューアル版。紹介する本を、現在書店や
図書館で入手可能な本に改めた。

1.jpg


◇6月
1日 「ムギと王さま」 ファージョン 岩波書店 1987年


  2日 「磁石が果実を甘くする」 刈谷市立藤松中学校理科部 童心社 1992年


  4日 「家がながれて大航海」 パット・ハッチンス 佑学社 1983年 英国パロディ


  5日 「赤いリュックの7人きょうだい」 鈴木喜代春 あすなろ書房 1983年


  7日 「あばれ天竜を恵みの流れに」 赤座憲久 PHP研究所 1993年 明善


  8日 「鳥の島漂流記」 谷真介 講談社 1785年日本版ロビンソンクルーソー


 13日 「やったね大スクープ」 マウリ・クンナス 偕成社 1991年    


14日 「ブリスさん」 J.R.トールキン 評論社 1993年 ユーモアいっぱい


 15日 「夢を掘り当てた人」 ヴィーゼ 岩波書店 1969年


 18日 「だれが石を投げたのか」 ミリアム・プレスラー さ・え・ら書房 現代ドイツ社会は


19日 「ネズミ島物語」 椋鳩十 偕成社 1973年


 20日 「トムは真夜中の庭で」 フィリパ・ピアス 岩波書店 1967年 タイムファンタジー


21日 「父さんと歌いたい」 キャサリン・パターソン 偕成社 1973年 ジョンソンファミリー


 24日 「天上の虹」 里中満智子 講談社 1984年 壬申の乱


 27日 「ちんじゅの森のなぞをさぐる」 浜島繁隆 文研出版 1985年


 28日 「コンチキ号とわたし」 エリク・ヘッセルベルク 文化出版局 1980年


30日 「生命の樹」 ピーター・シス 徳間書店 2005年 ダーウィンとビーグル号


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