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鷲田小彌太さんはこんなことを ⑭-「新学問のすすめ」マガジンハウス 1997年 (2) /「希望を語り希望を学ぶ」山川剛 海島社  平和ブックレット④ 2005年 【再掲載 2016.1】 [読書記録 一般]

今回は、9月1日に続いてわたしの読書ノートから、
「鷲田小彌太さんはこんなことを」14回目、
「新学問のすすめ」2回目の紹介です。




出版社の案内には

「楽しく生きるために、何をどう学び活かしていくか。仕事と生活に役立
 つ『新・学問』の快楽的修得法。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「高齢者が『私立の活計』で生き抜く,それによって新しい人生の意味
  を見いだす時代が高齢者社会のプラスイメージ」


・「人間は生まれながらにして平等である。ところが世の中に貴賤,貧富,
  賢愚の別がある。学ぶ人がいて学ばない人がいるからだ。学べば貴富
  賢になる。賤貧愚は学ばなかったことの結果なのだ」 福沢諭吉


・「学ぶことが人生の中心をしめるようになる」


・「純文学は仕事に関係ない。司馬遼太郎の小説は仕事を中心において物語る」





もう一つ、再掲載となりますが、山川剛さんの
「希望を語り希望を学ぶ」を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆鷲田小彌太さんはこんなことを ⑭-「新学問のすすめ」マガジンハウス 1997年 (2) 

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◇なぜ学ぶのかが問われなければならない理由(2)

□高齢化社会の肯定的意味

「スクラップ アンド ビルド時代」の生き方
終身雇用は既に崩壊している
    - 定年60で人生80
40代50代にはリストラ ダウンサイジング

◎ 高齢者は複合(コンプレックス)人間である
高度知識・技術時代に生きる人間の典型スタイル
◎ 身障者が働く時代
高齢者 = 身障者
   定年は自分の人生をリフレッシュする機会
仕事の中に生きがい

    高齢者が「私立の活計」で生き抜く,それによって新しい人生の意味
   を見いだす時代が高齢者社会のプラスイメージ

◎ 老後のない人生設計が可能な時代


□学ぶ人生,学ばない人生

 学ばなければ賤貧愚になる
福沢諭吉『学問のすすめ』
  人間平等論 男女平等論
↑↓
     ◎ 徹底した自由競争是認の思想
     ◎ 能力主義の思想

   要約:
  「人間は生まれながらにして平等である。ところが世の中に貴賤,貧富,
   賢愚の別がある。学ぶ人がいて学ばない人がいるからだ。学べば貴富
   賢になる。賤貧愚は学ばなかったことの結果なのだ」

 日本 
   学歴社会 = 学歴が人間を社会的にセレクトする基準


 欧米 
   相互移動困難な階級差別
身分  門地,富,権力,地位等を基準


 ◎ だれもが高学歴の持ち主の時代になった。
学歴が特殊なコースや銘柄を除いてブランドを意味しない時代に入った。


 学ぶことが人生の中心をしめるようになる
  福沢諭吉 
    ~ 仕事に対する実力を付けた者がそれに対するより大きな報酬(報い)
     を得ることができる

問題はライセンスをとることではなく,社会に有能な人間になる知
     識や技術を身に付けることにある = 「実学」
 
    仕事と学びの二分法ではなくなった
未来の仕事を準備するために学んでいることが楽しい

学ぶ人生とは人生を常に未来に向かって開かれた状態にしておく
    積極的な生き方それ自体


 司馬遼太郎の小説が読まれる理由
純文学   ~ 仕事に関係ない
司馬遼太郎 ~ 仕事を中心において物語る








☆「希望を語り希望を学ぶ」山川剛 海島社  平和ブックレット④ 2005年 【再掲載 2016.1】

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◇はじめに
いまこそ平和教育の出番 
   「希望を語り 希望を学ぶ教育」



◇希望を育む長崎の若者たち
□希望の発見
  2003.11
   「高校生 1万人署名活動」長崎新聞社
 ミサイルより鉛筆を

加藤周一 
  「いつかある状況のもとでは、きっかけがあればヨコの連絡が取れる。
   これは大変なことだ、戦争を止める力の基盤になる」

高校生 
   - ヨコにつながる(希望のひとつ)


□アメリカで反戦を訴えた被爆地の若者たち
2003.1
   「21世紀平和ネットワーク」

アメリカからの手紙



◇希望の系譜  希望の証としての人間の言葉
□人間への信頼を基に
1995.5 
   オランダのハーグ「ハーグ平和アピール市民会議」

  アウンサン・スー・チー ビデオメッセージ
「平和教育なくして平和なし」
  ツツ大司教


□国連憲章 
  日本国憲法「前文と第九条」1946.11.3


□『戦争はなぜ起こるか』佐藤忠男 ポプラ社


□ストックホルム・アピールとラッセル・アンシュタイン宣言
1950.3.19 1955.7.9


□良心的兵役拒否の思想 阿倍氏 1969


□軍縮教育十原則(1980 ユネスコ軍縮世界会議)

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