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「小学4・5・6年生の家庭学習法」松原達哉 産心社 2001年 ④ [読書記録 教育]

「成績低下の最大要因 = 『学習意欲がないこと』」




今回は、11月16日に続いて、松原達哉さんの
「小学校・45・6年生の家庭学習法」4回目の紹介です。



出版社の案内には、

「本書では、教育心理学の立場から四・五・六年生の各学年の子どもの心身の発達の特徴
 を述べ、学校では大体どんなことを学ぶのか、そして、効果的な家庭学習をするにはど
 のようなことに気をつけたらよいかをのべました。いわば“勉強のさせ方”をのべた本
 です。」

とあります。




今回紹介分より 強く印象に残った言葉は…

・「高知能児 - ほめる方がいい」 
「低知能児 - 叱る方が効果が上がる」


・「外部から働きかける問題」


・「学習方法を間違っていないか? 勉強方法をテストする」







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☆「小学4・5・6年生の家庭学習法」松原達哉 産心社 2001年 ④

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◇なぜ成績が上がらないか?

 成績低下の最大要因 = 「学習意欲がないこと」


□こんな子は成績が上がらない

○子供自身の問題

 ① 知能が低すぎる子・高すぎる子(意欲が無く態度も悪くなる)


 ② 身体に欠陥のある子 病弱・近視等
   
   緊張・不安・疲労・劣等感


 ③ 性格・情緒に問題がある子

   情緒不安定・注意散漫・意志薄弱・怠惰


 ④ 基礎学力が不足している子


 ⑤ 学習方法が適切でない子


 ⑥ 学習への興味が不足している子





○外部から働きかける問題

 ① 家庭環境


 ② 社会的環境


 ③ 学校環境


 ④ 先生の指導法


 ⑤ 友人関係




□学習意欲を喚起させるには

 ① 学習活動の目標をはっきりさせる 目の前の近い目標


 ② 学習の結果を知らせる


 ③ 成功・失敗感を生かす
                                    
 ④ 賞罰を与える  

   高知能児 - ほめる方がいい 

低知能児 - 叱る方が効果が上がる
・叱る内容をはっきり指摘する

  ・解決の仕方を暗示する

・あっさり打ち切る

・大勢の前で叱ったり,友達や兄弟と比較しない

  ・食事中登校前は叱らない

・身近な手段に訴えて叱る

・手伝いや勉強を罰の手段にしない


 ⑤ 競争をさせる

ライバル 注意:性格を考えて


 ⑥ 学習環境を整える
落ち着いて勉強できる学習環境

学用品,参考書・辞書,年鑑・図鑑

    問題集・ワークブック・ドリルブック
 






◇学習方法を間違っていないか?

 勉強方法をテストする

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