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「信頼される先生敬遠される先生」飯田稔 学陽書房 2001年 ③ [読書記録 教育]

今回は 11月29日に続いて、飯田稔さんの
「信頼される先生 敬遠される先生」3回目の紹介です。



出版社の案内には、

「新教育課程が実施されて総合学習が導入され、学習指導観の転換、地域との連携の強化
 が求められる。いま、子ども、保護者・地域から信頼される先生になるためには何が必
 要か、どう関わるか、教師の意識を問い直し、変革時代のあり方を具体的な教職活動を
 あげて提示。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「連携ブレーはいよいよ大事 = 学級経営新時代」


・「学級担任の仕事は『群れ』を『集団』へと高めること」


・「『そのうちに』『様子を見る』のではなく直ちに対応をする」






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☆「信頼される先生敬遠される先生」飯田稔 学陽書房 2001年 ③

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◇学級づくり

□これからの学級

 学級経営 
  ①集団経営 

  ②教室経営



 連携ブレーはいよいよ大事 = 学級経営新時代
かつては 小学校 - 学級王国

  中学校 - たこつぼ壕=教科セクト 



 ※協働 協力 協業 共同 の時代



 支えるのは教職員間の信頼関係



□群れから集団へ

 子供が群れている
学級担任の仕事は「群れ」を「集団」へと高めること



 「集団」の定義
①メンバーが複数いる

②共通の目的を持つ

③メンバーそれぞれが役割を担う

④リーダーとフォロアーの関わりがある

⑤メンバー相互に心の通い合いがある



「係活動」や「当番活動」を大切に!
ノン・フォーマルの場面でも  
    遊び仲間・通学仲間



□子供の力を信頼して

 あれこれ口を出さない 



□「なぜ」とたずねられたら

 理由を話して諭す 



□子供の居場所をつくる

 役割分担も存在感を育てる

→ 一人一人が地位と役割 「われら意識」



□「そのうちに」「様子を見る」のではなく直ちに対応をする

 子供の訴え、子供の意見 一人で対処しないことも大切



□学級の崩れを見つける構え

 楽しく分かる授業って何? 

 授業規律の確立



□恐くて注意できないような時

「むかつく」「いやだ」と叫ばれて  
  - 複数の教師で対応



□学級経営と教師のストレス  

 ストレス解消を



□保護者の訴えを聞き流すと…

 情報を大切に



□注文の多い親

 保護者を味方に! 

 親は十人十色と考えて



□参観日を工夫する時

 教室背面に立っているだけでは×


 参加型の工夫を! 
  ガイドブック、学習用プリント → 敷居を低く



□学級学校便りの工夫

 挨拶と行事予定が中心では…

 情報過多の時代に 啓蒙→連携

 町内自治会の回覧板に


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