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「どぶ川学級」 須長茂夫 労働旬報社 1969年 後半 [読書記録 教育]

今回は 12月4日に続いて 須長茂夫さんの
「どぶ川学級」2回目 後半の紹介です。


約50年前の本です。
当事の人の労働観、教育観を教育への「連帯」時代を感じます。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ヤクザ的教育 - 狂気じみた師付教育」


・「どぶ川はどんな綺麗な川より強いんだ」


「土壇場で行動できる子供づくり」
- 困難に向かう姿勢をもてる子は強い…


要約を見ただけではなかなか内容がはっきりしませんが、
じわじわと熱く感じたことを覚えています。


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☆「どぶ川学級」 須長茂夫 労働旬報社 1969年 後半

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◇どぶ川学級の記録

□どぶ川学級の出発 

 脱脂ミルク闘争

非公然への出発 
   町会長 = PTA会長のアカ攻撃の妨害




□「勉強を強化して親の信頼を勝ち取ろう」

 - ロール闘争の前進に包まれながら


 日本ロール闘争 - 応援増える




□アカ攻撃を超えて第一回入級式

 子供たちの成績倍増と健一・明利の更正


 子供不在の体制 
  = 生活指導推進指定校

教研集会で知る教育労働者の闘い


 しつけ(師付)教育を共に打ち破ろう 
   K中の教師網と共に



□ロボット教育は労働者への攻撃と同じ質だ - 打破の方針

 余りにも一致する人間不在  学校体制と合理化下の職場は共通

   
 ヤクザ的教育 - 狂気じみた師付教育


 自主性・自発性を伸ばし不合理に鋭い目を - 基本方針

    どぶ川丸命名と出航 「どぶ川はどんな綺麗な川より強いんだ」






◇矛盾に目を開きだした子供たち

□人間変革の原因を知りたい - 労働者との出会い

 土壇場で行動できる子供づくり 


 労働者に対する目




□入級条件 

 労働者はカッコイイヨ




□優等生も入れろ 班学習・小先生・いたずら教室 - 自発性と自分たちの規律作り








◇小利口な頭の皮をひんむけ

 どぶ川学級父兄会


 小先生事件 小先生方式


 特別授業
退級処分第一号 子供たちの権利は子供たちの手で護ろう 泣きながら反省
 






◇巣立ち  

 A子の勇気 
   全員が立ち上がった校長室事件


 M子の連行
 

 受験勉強突破 全員合格

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