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「小学校 授業の知恵 教科話題事典」栗岩英雄・石川秀也・北俊夫 ぎょうせい 1999年 ② [読書記録 教育]

「遠くの大きい氷の上をこわい狼十通る」




今回は、12月24日に続いて 栗岩英雄・石川秀也・北俊夫さんの
「小学校 授業の知恵 教科話題事典」の紹介 2回目です。



出版社の案内には、


「小学校の教科学習の内容との関連が深く、教師が毎日の授業の中で生かせる資料であっ
 て、なおかつ、生活の周辺にあって子供たちの学習への興味を湧き立たせるのに役立つ
 知識・情報を紹介した事典。」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は、

・「なぞなぞつくり = ある品物を『化け物』扱いとして作ると良い」


・「ことわざ 皆が言いたいことを手短くうまく話す人が尊敬された」
- 直接諫めるのではなく、遠回しに気づかせたのですね。


・「シャレ」
- 言葉遊びを、ただ「おじさん」扱いしてしらけるだけではもったいない…







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☆「小学校 授業の知恵 教科話題事典」栗岩英雄・石川秀也・北俊夫 ぎょうせい 1999年 ②

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<国語>-2

◇「オ」の発音 「お」と書く語は
   
□「オと発音される旧仮名遣いのほはおと書く」

 オホカミ → おおかみ 

 コホリ  → こおり

 トホル  → とおる

 オホキイ → おおきい 

 トホイ  → とおい 

 オホイ  → おおい



「遠くの大きい氷の上をこわい狼十通る」

 





◇なぞなぞ

□なぞなぞつくり = ある品物を「化け物」扱いとして作ると良い



 中高学年 しゃれなぞなぞ

むじゅんなぞなぞ


 化け物なぞなぞ・しゃれなぞなぞ・むじゅんなぞなぞ


 なぞ = 隠喩   

    = 「~のようだ」を使わないで例えるもの

    = 「何ぞ何ぞ」

 




◇ことわざ

□皆が言いたいことを手短くうまく話す人が尊敬された

 ① 仕事を上手にするために

 ② よくない人に注意を与える

 ③ 争いごとの時

 ④ 笑いで人をやっつける

 




◇シャレ

 ① シャレ 

  = 言葉や単語をもじったもの

地名のシャレ
・山があっても山梨県,
    ・インクこぼして福島県                   
    ・先生向こうからお三重県
    ・ゴツンと転んで大分県
・お金拾って徳島県
    ・私あなたをアイスランド


 ② 地口  
   
  = 一つの文句をもじったもの

    ・嘘から出た誠     → 裾から出た踵
・油断大敵火がぼうぼう → うどん大好きへがぷうぷう


 ③ 語呂  

  = 一つの文句の中の一つの言葉や単語をもじったもの
・驚き桃の木山椒の木
    ・おそれ入谷の鬼子母神,
    ・その手は桑名の焼き蛤
    ・どうして墓の鐘の声 
・とんだ目に太田道灌

 




◇終助詞「か」

 質問,疑問,命令,勧誘,反語,感動

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