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「中学生を担任するということ」高原史朗 高文研 2017年 ③ [読書記録 教育]

今回は、12月22日に続き高原史朗さんの
「中学生を担任すること」の紹介3回目です。




出版社の案内には、


「著者は、学級通信を生徒同士がお互いに個交流することをねらいとして出しました。
 初日には『今、心配なこと』を匿名で書いてもらい、すべてを学級通信に載せます。同
 じことが書いてあっても、みんな同じなんだということを量的に明らかにするためにで
 す。次号では『今日やったことの感想を友達の名前を2人以上入れて』今度は実名で書
 いてもらい、また全員のものを載せます。こうしてクラスの関係性をつくっていったの
 です。このクラスが、どのような受験と卒業を迎えるのか、ぜひお読みいただきたいと
 思います。」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「温度差の問題」


・「たくさんのみんなががんばったことを共」


・「底流に進路問題 ~ シリアスで重たい」


・「ぐるぐる作文」



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☆「中学生を担任するということ」高原史朗 高文研 2017年 ③

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◇2学期 行事でつながる 進路でつながる

23 私間違ってますか

□「○○○で心配なこと」 を 書いてもらう
   


□どうする、体育祭の指導 … クラスにやる気のない人がいます
  
  温度差の問題  



□行事の後のまとめ方の仕方
 
 ◎「だれがどの場面でどんな風に頑張っているか、なるべくたくさん思い出して名前を
   入れて書いてもらう」

→ 学級通信で特集
   
  たくさんのみんなががんばったことを共有 






24 合唱祭優勝か

□合唱は男子次第 ← 最高に大きな声で



□どうする合唱祭の指導

 ① リーダーを選出する

 ② そのリーダーと一緒にどうするかを相談する

 ③ クラスにそれを提案して実行する

 ④ 定期的に集まって相談する

 ⑤ やってみてどうだったかを総括し、次の行動を考える



□教師主導で歌いやすい状況をつくってしまう
 
          |

 トラブルのおかげで理解が深まる    






25 大事なことはめんどくさいんだ

□トラブル発生保護者をどうする⑥

  保護者の殴り込み






26 受験への不安

□底流に進路問題 ~ シリアスで重たい
 
    |

 紙上交流   
受験期を乗り越える① 
     弱さの共有 不安の共有






27 ハナしたくてたまらないのに

 受験期を乗り越える② 
  相談できる関係に






28「バカ高」って何だ 

 受験期を乗り越える③ 
  交錯する価値観


□学力とは何か 
 
 人間の価値とは何か 

 何のために勉強するのか






29 私、勉強足りないかなあ

「ぐるぐる作文」
  困っていることを書き出して






30 クラスに必要なもの

□学級通信に一人一人のよいところ

 「わたしの4面鏡」ワークショップ






31 白石さんのこと

 教室に不登校の生徒がいるとき③

仲間とのつながり


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