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「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ① [読書記録 宗教]

今回は、ひろさちやさんの
「ひろさちやのあきらめ力」1回目を紹介します。





出版社の案内には、


「国や世間などに期待するのをあきらめ、自分の好きに生きるほうが幸せになれる。ただ、
考え方にちょっとしたコツが要る。ありのままの自分と和解するヒントを考える本。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「国や世間に期待せず,無駄な希望を持たず,自分を否定しないであるがままの自分と
和解して好きなように生きればいい」


・「あきらめる
 … ものごとの本質を明らかにする = 明らめる」


・「生き甲斐をもったら,それに縛られ,追い立てられる」


・「職業なんて汚いもの思うべき。世の中を悪くすることに与っている。」




3日、家族で袋井市の可睡斎へ初詣に出かけました。
六百年の歴史を刻む、徳川家康公が名づけた曹洞宗の古刹。
可睡斎の名前の由来として、HPには次のように記されています。


「11代目の住職仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚は、幼い徳川家康とその父を戦乱の中
 から救い出しかくまいました。その後、浜松城主になられた徳川家康は、親しく和尚を
 招いて旧恩を謝し、その席上でコクリコクリと無心にいねむりをする和尚を見て徳川家
 康はにっこりせられ
 『和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚、
  眠るべし』
 と申されました。
 それ以来仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚は『可睡和尚』と称せられ、後に寺号も東陽
 軒から『可睡齋』と改められました。」


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可睡斎ひなまつりが開催中で賑やかでした。
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昭和10年代につくられたという東司(トイレ)は趣がありました。
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☆「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ①

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◇はじめに

□現代日本の社会はまさしく「欲望上の楼閣」

 勝ち組連中に洗脳されてきた 「世間の役に立つ人こそ偉い」

↓ 「何があっても欲望を失うな」

↓ 「いつも前向きな人こそ素晴らしい」

 盲目的な信用,期待,欲望を捨てよう


「国や世間に期待せず,無駄な希望を持たず,自分を否定しないであるがままの自分と和
 解して好きなように生きればいい」







◇狂った世間では,「希望」など持たない方が楽しく生きられます
  
□国や世間に期待する時代が終わった 

「あきらめる」

  … ものごとの本質を明らかにする = 明らめる



□日本人は金利のために働いてきた  



□オバマのアメリカは既に手遅れ

  9.11テロは自作自演?



□カネを借りずに暮らせばいい

  収入の範囲内で生活する
    「起きて半畳,寝て一畳,天下とっても二合半」

   今の日本人は「借金のために働き,さらに借金を重ねてはまた働く」



□信用できる金融機関ではない 

  金貸し主義はほとんど沈み掛かった泥舟



□政府に国民を守る気なんてない

 1971年 ニクソンショック 
    ① ドルと金の交換停止宣言

② ドルは麻雀の点棒になった


 自民党は売国奴 ~ 政府は銀行を守って国民をほったらかし



日本は滅びる  「ざまあみろ」と言えばよい



□今こそ「利己主義で生きる」すすめ



□「世の中をよくする」という大嘘

 法華経 「三界は安きことなし,なお火宅のごとし」







◇さっさと明らめて「利己的に生きる」のが一番です

□休みたければ休めばいい

  言うべきは言う,要求すべきは要求する



□「利己主義」と「自己中」の違い



□人間には生き甲斐なんてない

 サマセット・モーム『人間の絆』
   「人は生まれ,苦しみ,そして死ぬ」

   生き甲斐をもったら,それに縛られ,追い立てられる



 わたしの人生なのだから,わたしの好きなように生きますよ
※ 道徳的な教えは強者には適用されず弱者にだけ適用される



□ 世の中とはいつも人を束縛するもの

 ひろさちや
  「いつの世でも世の中は人を拘束し,縛り付け,奴隷化していく」

  ~ 「人生に目的なんてない。人生なんて無意味なものなのだ。」



「おれはついでに生きているんだ。生まれてきたついでにね。」

  = ついで流の生き方



□仕事を生き甲斐にするな

 笑止千万
   「何か生き甲斐を持ちなさい。仕事を生き甲斐にしなさい。」

娼婦の生き甲斐とは何だ? 泥棒の生き甲斐とは何だ?


 職業なんて汚いもの思うべき。世の中を悪くすることに与っている。



「こんな仕事のために自分の時間も家族との時間もすべて犠牲にして,一年があっという 間に過ぎていく…。たいした意味なんてないじゃないか,今の仕事。こんなこといつま
 でやっていて何になる。ばかばかしい。」



□給料分だけ働けば十分

 折り合い 「生活のために仕方なくやっている」

エキスパートになるプロになるということは,良く飼い慣らされた馬になること

自由なアマチュアの代表 - 貴殿


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