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「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 前半 [読書記録 教育]

「できて当たり前」の中に褒める材料がある

- 「できていることを発見する目」





2020年が始まりました。
本年もよろしくお願いします。




2020年1回目は、田中博史さんの
「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」1回目(前半)を紹介します。


田中博史さんは、筑波大学附属小学校副校長、算数のカリスマ教師として知られます。
算数科だけではなく、学級経営にも長け、「日本一の先生」とも・・・。

SSブログではHIROSENさんとして、
「田中博史の『授業・人(じゅぎょう ひと』」塾」で情報を発信されています。





出版社の案内には、


「会話・やる気・勉強。上手に!楽しく!「親子がつきあう」ヒント。36年間でのべ3,000
 人以上を見守ってきた著者が、子どもの自主性と思考力を促すちょっとしたコツを紹
 介!」


とあります。







今回紹介分(褒めるための材料を集める-褒める・叱る)より強く印象に残った言葉は…

・「子どものうまくいっているときを認める」


・「まずは一時間、子どもの『よいところだけ』を探す」


・「ほめるときに、子どもに向かって言葉を掛けるのではなく、誰かを介してワンクッシ
 ョン置くことで、逆に褒めることの効果が倍増できる 」


・「(視する)基本は3つ
  『乱暴をしない、嘘をつかない、人のものを取らない』」








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☆「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 前半

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◇はじめに
 
 子どもに接する大人の役割は、子どもが前向きに動こうとしているすがたを後押しする。
 

「子どものうまくいっているときを認める」






◇褒めるための材料を集める - 褒める・叱る

□「できて当たり前」の中に褒める材料がある

「できていることを発見する目」



□まずは一時間、子どもの「よいところだけ」を探す
 


□ちょっと時間をおいてから褒める

 何倍もの価値-価値を実感

「自分がよいことをすれば、それをきちんと見て褒めてくれる」と子どもたちが実感す
  ることが大切



□自分がされてうれしいことを子どもに返していく
   
 紙に書いて伝えるというやり方も



□トライアングルの3点を使って褒める

 褒めたい相手へのほめ言葉をまずは第三者に伝え、それをその第三者から相手に伝えて
もらう

  A:保護者

  B:教師

  C:子ども
   
  ※ 親が先生を褒める - それも子どもに向かって先生を褒める      
 

□効果が倍増する「ほめ言葉のチームプレー」



□子どものいないところで先生を褒める

 「ほめ言葉のチームプレイ」は家庭でも実践できる
    

 間接ほめ言葉の合わせ技
  ほめるときに、子どもに向かって言葉を掛けるのではなく、誰かを介してワンクッシ
 ョン置くことで、逆に褒めることの効果が倍増できる     
 


□子どもを叱るのは何のため?

 叱ることで「これはやってはいけない」と子どもに教える、それが子どもを叱る本当の
目的  

 ~  「子どもに教えたいことがまずあって、それに合わせたシーンを見つける」



翌日、前日に見たことを例にしてあげて
 


□叱る目的は「教えたいことを伝えるため」

 基本は3つ
  「乱暴をしない、嘘をつかない、人のものを取らない」
 
          ∥
 
  子どもに教えたいことを親が予めはっきりさせておく         


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