山本七平さんはこんなことを ⑰-「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(9)1992年 / 「生き方六輔の。」永六輔 飛鳥新社 2002年【再掲載 2012.11】 [読書記録 一般]
「日本にファシズムはなかった
予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった
議会の責任であり国民の責任である」
今回は、わたしの教育ノートから、9月10日に続いて、
「山本七平さんはこんなことを」17回目-「山本七平さんの知恵」9回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本人とは何か。そして日本社会は、いかなる見えざる論理で動いているのか ― こ
のテーマに一貫して取り組み、比類なき足跡を残した思想家、山本七平。当代随一の読
書人、人間通である著者・谷沢永一が、敬愛してやまない山本七平の代表的な著作から7
5の視点を厳選して、そのエッセンスを紹介した山本日本学の真髄。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本にファシズムはなかった- 予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった」
・「天皇囚人論」
・「民衆たちに理解させる論法」
・「戦争は怖くなかった。ただ内務班が怖かった。」
もう一つ、再掲載となりますが、永六輔さんの
「生き方六輔の。」を載せます。
- 生きる,死ぬ
の項を見て、そうだなあとつくづく思いました。
還暦を迎えて、より、死と生を思うことが増えています。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本七平さんはこんなことを ⑰-「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(9)1992年
◇日本にファシズムはなかった
◎予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった
|
昭和20年5月
帝国議会開催 ~ 日本にファシズムはあり得なかった
予算 ~ 議会が軍を支援した
∥
※ 議会の責任であり国民の責任である
◇天皇と水戸黄門
□天皇囚人論(磯部浅一)
天皇は悪い重臣たちに取り巻かれて彼等の囚人になってしまっている
→ 重心を殺すことは善 2.26事件
□伊藤博文
天皇を中心にした(明治憲法) = 国民統合の表徴
|
◎ 日本の庶民たちは天皇って何だと聞いた
<民衆たちに理解させる論法>
「そこにお稲荷さんがあるだろう,あれは尊敬するか。」
「それはもう大事にしています。」
「お稲荷さんの官位は何か。」
「正一位稲荷大明神。」
「その正一位という官位をあげたのは誰だ。」
「天皇だ。あっ,それは偉いものだ。」
※ 国民統合の象徴として天皇を神格化せざるを得なかった
↓
絶対的なるものを持ち出して相手の口を封じる
= 水戸黄門
◇「判断か停止か」で一人前
□戦争は怖くなかった。ただ内務班が怖かった。
→ 無気力無判断の状態
= ヤクザの世界
☆「生き方六輔の。」永六輔 飛鳥新社 2002年【再掲載 2012.11】
◇生きる,死ぬ
自分もいつかは死ぬ
学校には「命」を考える科目が必要
選べる死があってこその人生設計
脳死は絶対に人の死ではない
目を閉じれば見えないものが見える
70歳でも空中サーカスができる
子どもの時に見た夢を忘れていませんか
「有名になってはいけない」
ワクワクしながら人生の終着駅
人は生きていたようにしか死ねない
◇言葉と友達になる
言葉で考える言葉を考える
言葉が信用されない社会は怖い
けんか 昔 言葉 → 暴力 (言葉の先行)
今 → 暴力 (いきなり)
◇旅と友達になる
もう一人の自分と出会う旅
旅の出会いは自分事
行くあてもない旅に,人との出会いにあり
日本最大の旅人
西行,芭蕉,
永,宮本常一(民俗学)
宮本先生の姿にあこがれていた
「歩く旅」
「話を聞く旅」
宮本民俗学の教え
旅をすることは人に会いに行くこと
旅は身軽さを以て旨とすべし 小沢昭一
人脈を大切にする
パンツを冷蔵庫に入れるとからからに乾く
◇医療と友達になる
仲良くなって一歩引く
お医者さんとの距離
◇孤独と友達になる
まず人は独りであることを知る
人間 じんかん
西光万吉(水平社)「人の世に熱あれ 人間に光りあれ」
いい人と思われるのはとても疲れる
予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった
議会の責任であり国民の責任である」
今回は、わたしの教育ノートから、9月10日に続いて、
「山本七平さんはこんなことを」17回目-「山本七平さんの知恵」9回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本人とは何か。そして日本社会は、いかなる見えざる論理で動いているのか ― こ
のテーマに一貫して取り組み、比類なき足跡を残した思想家、山本七平。当代随一の読
書人、人間通である著者・谷沢永一が、敬愛してやまない山本七平の代表的な著作から7
5の視点を厳選して、そのエッセンスを紹介した山本日本学の真髄。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本にファシズムはなかった- 予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった」
・「天皇囚人論」
・「民衆たちに理解させる論法」
・「戦争は怖くなかった。ただ内務班が怖かった。」
もう一つ、再掲載となりますが、永六輔さんの
「生き方六輔の。」を載せます。
- 生きる,死ぬ
の項を見て、そうだなあとつくづく思いました。
還暦を迎えて、より、死と生を思うことが増えています。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本七平さんはこんなことを ⑰-「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(9)1992年
◇日本にファシズムはなかった
◎予算の審議権と議決権は一貫して帝国議会にあった
|
昭和20年5月
帝国議会開催 ~ 日本にファシズムはあり得なかった
予算 ~ 議会が軍を支援した
∥
※ 議会の責任であり国民の責任である
◇天皇と水戸黄門
□天皇囚人論(磯部浅一)
天皇は悪い重臣たちに取り巻かれて彼等の囚人になってしまっている
→ 重心を殺すことは善 2.26事件
□伊藤博文
天皇を中心にした(明治憲法) = 国民統合の表徴
|
◎ 日本の庶民たちは天皇って何だと聞いた
<民衆たちに理解させる論法>
「そこにお稲荷さんがあるだろう,あれは尊敬するか。」
「それはもう大事にしています。」
「お稲荷さんの官位は何か。」
「正一位稲荷大明神。」
「その正一位という官位をあげたのは誰だ。」
「天皇だ。あっ,それは偉いものだ。」
※ 国民統合の象徴として天皇を神格化せざるを得なかった
↓
絶対的なるものを持ち出して相手の口を封じる
= 水戸黄門
◇「判断か停止か」で一人前
□戦争は怖くなかった。ただ内務班が怖かった。
→ 無気力無判断の状態
= ヤクザの世界
☆「生き方六輔の。」永六輔 飛鳥新社 2002年【再掲載 2012.11】
◇生きる,死ぬ
自分もいつかは死ぬ
学校には「命」を考える科目が必要
選べる死があってこその人生設計
脳死は絶対に人の死ではない
目を閉じれば見えないものが見える
70歳でも空中サーカスができる
子どもの時に見た夢を忘れていませんか
「有名になってはいけない」
ワクワクしながら人生の終着駅
人は生きていたようにしか死ねない
◇言葉と友達になる
言葉で考える言葉を考える
言葉が信用されない社会は怖い
けんか 昔 言葉 → 暴力 (言葉の先行)
今 → 暴力 (いきなり)
◇旅と友達になる
もう一人の自分と出会う旅
旅の出会いは自分事
行くあてもない旅に,人との出会いにあり
日本最大の旅人
西行,芭蕉,
永,宮本常一(民俗学)
宮本先生の姿にあこがれていた
「歩く旅」
「話を聞く旅」
宮本民俗学の教え
旅をすることは人に会いに行くこと
旅は身軽さを以て旨とすべし 小沢昭一
人脈を大切にする
パンツを冷蔵庫に入れるとからからに乾く
◇医療と友達になる
仲良くなって一歩引く
お医者さんとの距離
◇孤独と友達になる
まず人は独りであることを知る
人間 じんかん
西光万吉(水平社)「人の世に熱あれ 人間に光りあれ」
いい人と思われるのはとても疲れる