「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」小林公夫 ちくまプリマー新書 2010年 ①(前半) /「中世の巨大地震」矢田俊文 吉川弘文館 2009年【再掲載 2012.2】 [読書記録 教育]
今回は、小林公夫さんの
「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」の紹介1回目 前半です。
出版社の案内には、
「試験に成功する人と失敗する人の差は一体どこにあるのか。30年間、予備校や大学で
指導してきた著者が、数え切れないほどの受験生を観察した結果みえたこととは?勉強
法を示しつつ、難関に立ち向かうことの意味をも考える。ベストセラー『「勉強しろ」
と言わずに子供を勉強させる法』の著者にして、医学部・ロースクール受験指導のプロ
が語る、『難関突破』の方法・技術。」
とあります。
いろいろな試験、受験に役立ちそうなポイントが記されています。
もう一つ、再掲載となりますが、矢田俊文さんの
「中世の巨大地震」を載せます。
浜松近辺の遺跡が多数紹介されており、興味深く読みました。
城郭研究の加藤理文さんが発掘調査に関わった元島遺跡も取り上げられていました。
異物混入のワクチンロット番号を見てびっくり。
わたしが2回目に接種した番号と一致します。
浜松市では17,081人が接種したとのこと。
市のLINE連絡には心配することはないが、
接種後に体調不良など、普段と変わったことがあった場合には、
コロナワクチン専用ダイヤルへお問い合わせくださいとのこと。
体調不良がどんなことを指すのかわからないだけに、
少し不安です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」小林公夫 ちくまプリマー新書 2010年 ①(前半)
◇難関に立ち向かうということ
□「説得の技術」を学べ
□素朴な疑問から広がる研究の世界
□「研究する」ということ
◎研究するための2つの鉄則
1 よい研究とは何か
(1)分かったことの周囲への影響が大きいこと
(2)分かった事がらが意外でありかつ面白い
(3)研究とその解明の手法に独自性があること
2 研究を広く伝える技術
(1)論文中に明確な問題設定が存在すること
(2)論文中に完結した結論が示されていること
(3)論文中に視覚的にイメージできる分析の座標があること
(4)多面的な考察から得られた説得的な論理があること
(5)些末な論点を回避すること
(6)思考の明晰さを示す簡潔な叙述で構成されていること
※ ねばり強い思考の果てに発見がある
◇医者になれる人はここが違う 勝者の方法論①
□ベテラン歯科医がなぜ医者に
筋鉤は死んでも放すな
- 医学部研修医は何があっても動かずに耐え抜くのが常である
解剖室の入り口で気絶する人がいる
「生化学」の勉強は頭がパンクする
医者になれる人、なれない人、一体どこが違う?
~ 自分への甘さ
卒業試験はぎりぎり合格すればよい
500ページの教科書を2日で読破しなさい
医師国家試験は落とすための試験ではない
合格したければ当たり前の勉強を当たり前にやればいい
1回目は頭から2回目は終わりから(自信がつく)
※ 本人の「やりたい」「なりたい」と思う気持ちが重要で、あとは過去の成功者のとっ
た手法にならい、「当たり前の勉強」を当たり前にする
□ポイント
① 自分に甘い人間は留年や中退の道を歩む
② 伝統的な参考書を使用し、周囲と同じ勉強に専念せよ
③ テキストは壱回目は頭から、2回目は終わりからマスターせよ
④ 粘りと努力があれば医師国家試験は誰でも突破できる
◇弁護士になれる人はここが違う 勝者の方法論②
新試験と旧試験はこんなに違う
効果的な勉強法は性格により十人十色
受験の1年間の過ごし方が決定的に重要だ
毎日の勉強時間を数値化 1日8時間を目標に
流されやすい性格だから一人で勉強
直前は一週間で読破可能なテキストを選ぶ
繰り返し勉強できる基本的な参考書を選ぶ
ディズニーランドの順番待ちで六法を学んだ
空気の読めない人は論文試験で落ちる
厚く書いてある事実を探せ
チャートを描く
→ 文字は大きく読みやすく、論点は分かりやすく
どの科目も50ずつ勉強する「三振」
最後の難関「司法修習生考試」が問うもの
□ポイント
① 長文の中から重要な事実を広う力を身に付けよ
② 膨大な量の課題は狡猾に効率的にこなせ
③ 子どもの頃からの受験勉強を通じ、自己の勉強スタイルを確立せよ
④ 何があろうと「毎日勉強する」という習慣を怠るな
⑤ 日々の勉強時間を数値化し記録せよ
⑥ 流されやすい性格の者は自己を隔離せよ
⑦ 試験直前は薄いテキストに取り組め
⑧ いついかなる時も六法は手放すな
⑨ 出題者が求める論点の流れに反応してそれに乗れ
⑩ 答案を書く間に簡単な樹形図を作成せよ
⑪ 受験勉強ではバランス感覚を失うな
⑫ 時間管理、自己管理を心掛けよ
☆「中世の巨大地震」矢田俊文 吉川弘文館 2009年【再掲載 2012.2】
<出版社の案内>
100年から150年のサイクルで日本を襲う、阪神淡路大震災をはるかにこえる巨大地
震。中世社会は巨大地震にどう立ち向かったのか。『中右記』『太平記』などさまざまな
史料を駆使して、難波浦に津波が押し寄せ数百人の死者が出た事実など未曾有の被害状況
を解明。歴史学の立場から、中世地震の実態に迫り、現代社会に警鐘を鳴らす。
◇カバー図版
◎「青山領分絵図」浜松市博
浜松城主(1678~1702)青山氏作成
1701年 宝永地震以前の浜名湖周辺が分かる
1498年 明応地震は東海道が通る陸続きの浜名湖を海とつながる汽水湖に変えた
◇日記と手紙に記される地震記事 プロローグ
□坪谷善四郎の手紙と日記
明治27年6月20日 明治末東京地震
明治28年1月18日 茨城県南部地震
□日本の巨大地震
南海トラフプレート境界
中世 1096 近世 1605
1099 1707
1361 1854
1498 1944
1946
※ 100~150年ごとの周期
◇中世の地震と資料
□文書と地震記事
文書は権利付与
- 災害については表れない
勧進帳と地震記事
- 日記に地震はほとんど記載されない
□地方の地震史料 塔寺八幡宮長帳裏書
編纂物・年代記
「越後年代記」「和漢皇統編年合逢図」寺院神社明細
◇地震と中世社会
1096年の地震被害状況
「後二条卿通記」の地震記事
1099年の被害
駿河小川の被害
1361年の被害
元島遺跡 加藤理文氏
1498年の被害
浅羽低地・掛塚が被害
遠江橋本の被害
浜名川流域の遺跡
- 中世浜名湖底遺跡
新居町教委・岡本聡氏
寛正2(1461)年まで橋本は港湾都市として機能
「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」の紹介1回目 前半です。
出版社の案内には、
「試験に成功する人と失敗する人の差は一体どこにあるのか。30年間、予備校や大学で
指導してきた著者が、数え切れないほどの受験生を観察した結果みえたこととは?勉強
法を示しつつ、難関に立ち向かうことの意味をも考える。ベストセラー『「勉強しろ」
と言わずに子供を勉強させる法』の著者にして、医学部・ロースクール受験指導のプロ
が語る、『難関突破』の方法・技術。」
とあります。
いろいろな試験、受験に役立ちそうなポイントが記されています。
もう一つ、再掲載となりますが、矢田俊文さんの
「中世の巨大地震」を載せます。
浜松近辺の遺跡が多数紹介されており、興味深く読みました。
城郭研究の加藤理文さんが発掘調査に関わった元島遺跡も取り上げられていました。
異物混入のワクチンロット番号を見てびっくり。
わたしが2回目に接種した番号と一致します。
浜松市では17,081人が接種したとのこと。
市のLINE連絡には心配することはないが、
接種後に体調不良など、普段と変わったことがあった場合には、
コロナワクチン専用ダイヤルへお問い合わせくださいとのこと。
体調不良がどんなことを指すのかわからないだけに、
少し不安です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」小林公夫 ちくまプリマー新書 2010年 ①(前半)
◇難関に立ち向かうということ
□「説得の技術」を学べ
□素朴な疑問から広がる研究の世界
□「研究する」ということ
◎研究するための2つの鉄則
1 よい研究とは何か
(1)分かったことの周囲への影響が大きいこと
(2)分かった事がらが意外でありかつ面白い
(3)研究とその解明の手法に独自性があること
2 研究を広く伝える技術
(1)論文中に明確な問題設定が存在すること
(2)論文中に完結した結論が示されていること
(3)論文中に視覚的にイメージできる分析の座標があること
(4)多面的な考察から得られた説得的な論理があること
(5)些末な論点を回避すること
(6)思考の明晰さを示す簡潔な叙述で構成されていること
※ ねばり強い思考の果てに発見がある
◇医者になれる人はここが違う 勝者の方法論①
□ベテラン歯科医がなぜ医者に
筋鉤は死んでも放すな
- 医学部研修医は何があっても動かずに耐え抜くのが常である
解剖室の入り口で気絶する人がいる
「生化学」の勉強は頭がパンクする
医者になれる人、なれない人、一体どこが違う?
~ 自分への甘さ
卒業試験はぎりぎり合格すればよい
500ページの教科書を2日で読破しなさい
医師国家試験は落とすための試験ではない
合格したければ当たり前の勉強を当たり前にやればいい
1回目は頭から2回目は終わりから(自信がつく)
※ 本人の「やりたい」「なりたい」と思う気持ちが重要で、あとは過去の成功者のとっ
た手法にならい、「当たり前の勉強」を当たり前にする
□ポイント
① 自分に甘い人間は留年や中退の道を歩む
② 伝統的な参考書を使用し、周囲と同じ勉強に専念せよ
③ テキストは壱回目は頭から、2回目は終わりからマスターせよ
④ 粘りと努力があれば医師国家試験は誰でも突破できる
◇弁護士になれる人はここが違う 勝者の方法論②
新試験と旧試験はこんなに違う
効果的な勉強法は性格により十人十色
受験の1年間の過ごし方が決定的に重要だ
毎日の勉強時間を数値化 1日8時間を目標に
流されやすい性格だから一人で勉強
直前は一週間で読破可能なテキストを選ぶ
繰り返し勉強できる基本的な参考書を選ぶ
ディズニーランドの順番待ちで六法を学んだ
空気の読めない人は論文試験で落ちる
厚く書いてある事実を探せ
チャートを描く
→ 文字は大きく読みやすく、論点は分かりやすく
どの科目も50ずつ勉強する「三振」
最後の難関「司法修習生考試」が問うもの
□ポイント
① 長文の中から重要な事実を広う力を身に付けよ
② 膨大な量の課題は狡猾に効率的にこなせ
③ 子どもの頃からの受験勉強を通じ、自己の勉強スタイルを確立せよ
④ 何があろうと「毎日勉強する」という習慣を怠るな
⑤ 日々の勉強時間を数値化し記録せよ
⑥ 流されやすい性格の者は自己を隔離せよ
⑦ 試験直前は薄いテキストに取り組め
⑧ いついかなる時も六法は手放すな
⑨ 出題者が求める論点の流れに反応してそれに乗れ
⑩ 答案を書く間に簡単な樹形図を作成せよ
⑪ 受験勉強ではバランス感覚を失うな
⑫ 時間管理、自己管理を心掛けよ
☆「中世の巨大地震」矢田俊文 吉川弘文館 2009年【再掲載 2012.2】
<出版社の案内>
100年から150年のサイクルで日本を襲う、阪神淡路大震災をはるかにこえる巨大地
震。中世社会は巨大地震にどう立ち向かったのか。『中右記』『太平記』などさまざまな
史料を駆使して、難波浦に津波が押し寄せ数百人の死者が出た事実など未曾有の被害状況
を解明。歴史学の立場から、中世地震の実態に迫り、現代社会に警鐘を鳴らす。
◇カバー図版
◎「青山領分絵図」浜松市博
浜松城主(1678~1702)青山氏作成
1701年 宝永地震以前の浜名湖周辺が分かる
1498年 明応地震は東海道が通る陸続きの浜名湖を海とつながる汽水湖に変えた
◇日記と手紙に記される地震記事 プロローグ
□坪谷善四郎の手紙と日記
明治27年6月20日 明治末東京地震
明治28年1月18日 茨城県南部地震
□日本の巨大地震
南海トラフプレート境界
中世 1096 近世 1605
1099 1707
1361 1854
1498 1944
1946
※ 100~150年ごとの周期
◇中世の地震と資料
□文書と地震記事
文書は権利付与
- 災害については表れない
勧進帳と地震記事
- 日記に地震はほとんど記載されない
□地方の地震史料 塔寺八幡宮長帳裏書
編纂物・年代記
「越後年代記」「和漢皇統編年合逢図」寺院神社明細
◇地震と中世社会
1096年の地震被害状況
「後二条卿通記」の地震記事
1099年の被害
駿河小川の被害
1361年の被害
元島遺跡 加藤理文氏
1498年の被害
浅羽低地・掛塚が被害
遠江橋本の被害
浜名川流域の遺跡
- 中世浜名湖底遺跡
新居町教委・岡本聡氏
寛正2(1461)年まで橋本は港湾都市として機能