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「捨てない生き方」五木寛之 マガジンハウス新書 2022年 ③ /「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 ⑦(最終)2010年【再掲載 2013.9】 [読書記録 教育]

今回は、10月6日に続いて五木寛之さんの
「捨てない生き方」の紹介 3回目です。



出版社の紹介には


「愛着ある『ガラクタ』は人生の宝物。モノが捨てられない、それもまたい
 いではないか。著者自身の『捨てない生活』から『この国が捨ててきたも
 の』までを語り、モノを捨てることがブームとなっている現代社会に一石
 を投じる。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ヒトとは浅く長く契れ」


・「とにかく長く続ける。細くて見えにくくてもいいから、何でもいいから続
  ける意味があろうがなかろうが世間に認められようが認められまいがキー
  プオン」


・「真宗王国では間引きがほとんどない。『赤ん坊を大事にする風』気風は蓮
如の影響か」


・「親鸞は捨てることに生涯こだわり続けた人であり、蓮如はそのこだわりこ
そを捨てた人か」


もう一つ、再掲載になりますが、杉渕鐵良さんの
「子ども集団を動かす魔法のワザ」⑦を載せます。
授業に一定の流れがあることは大切だと感じています。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「捨てない生き方」五木寛之 マガジンハウス新書 2022年 ③

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◇私流捨てない生活
 
 雑誌「平凡パンチ」に残る時代の息吹
 VAN 石津謙介(米) JUN(ヨーロピアンスタイル)
   昭和39年「平凡パンチ」 
     表紙 大橋歩
 

 人付き合いは浅くそして長く
   人間関係  残したいと思いながらも次々といなくなっていく
         井上ひさしH22 野坂昭如H27
   ヒトとは浅く長く契れ
 

 映画「アメリカの夜」とジャズドラマーの「キープ・オン」
   人との付き合い方とは
     ‥ 仏映画フランソワ・トリュフォー「アメリカの夜」
   ジーン・クルーパ(ジャズドラマー)    
日本人ジャズマンがアドバイスを求めると「キープオン」
Keep on 
    = とにかく長く続ける。細くて見えにくくてもいいから、何でもい
     いから続ける意味があろうがなかろうが世間に認められようが認め
     られまいがキープオン。


 部屋にどんどん増えていく本や服、鞄、靴‥
   「ガラクタ」にあふれた部屋こそ自分の城
     若いときは味わえない重厚で芳醇な時間



◇捨てることの難しさ

 マウイ島の卒塔婆と真宗王国の気風
    「マウイ島の夢」移住した日本人労働者サトウキビ畑
       亡くなられた方の白い灰
       開発中 ブルドーザー 
       一隅に卒塔婆 富山・石川・福井・広島(真宗王国)
    
 真宗王国では間引きがほとんどない 
  「赤ん坊を大事にする風」
   - 蓮如の影響 気風   
   

 法然と親鸞が捨てようとしたもの  
   蓮如が本願寺を再興し、大教団に 
   寺もたくさんつくる 世俗性
聖フランチェスコに似ている
   法然・親鸞が捨てようとしたものは「教○」と「知識」  
修行途中で比叡山を下り聖、私度僧になった
       法然
       「知識を捨て、何も知らない赤子のようになれ」と説いた 
比叡山を捨てた以上、後には戻れない
 

 捨てることの難しさを知った親鸞
のちに「教行信証」アカデミックな大作
   すべてを捨てることは難しい


 親鸞の「和讃」と師弟関係
   80歳~ 
     「和讃」 
       = 歌 七五調回向  ゴスペルソング
   親鸞は道場をつくったけれども寺を建ててはいない
善鸞を義絶した
   仲間としての付き合いはあるが弟子・師匠ということは一切ない
 

 日本に面々と息づく「捨ている」伝統
権力
    - 南都北嶺
一遍も捨て聖
    ~ 涼風
   日本 
「育み考えていく」文化と「捨て○り、○○の人間として生きてい
    く」文化の2つの流れ
 

 身体に刻まれている記憶
   ① 「手旗信号」と「モールス信号」
② 「軍人勅語」
「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」「教育勅語」
③ 「ゲートル」の巻き方
巻脚絆
   捨てるということとても難しいこと
親鸞 ‥ 捨てることに生涯こだわり続けた人
蓮如 ‥ そのこだわりこそを捨てた人か?





☆「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 ⑦(最終)2010年【再掲載 2013.9】

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◇コラム④ 仲間をつくる セミナーに行く
仲間をつくる  
    サークル
研修会に参加する
   「時間とお金を掛けて学ぶ」
  刺激を受けることが大切 


◇杉渕学級の1日
  7:20~ 7:30 出勤
  7:30~   教材研究  
         今日の授業の組み立て 漢字プリントの印刷など
  7:55~   校門に出て子どもたちにあいさつ  
         全力で「おはようございます」
  8:25~ 校門を閉めて教室へ
  8:30~8:45 全員であいさつリレー(1分間かからない)
  朝の学習 
         「班学始めます」 「はい」
「あいさつをします」「はい」
「おはようございます」「おはようございます」
「返事をします」「○○くん」「はい」
「○○さん」「はい」 班のメンバー同士で
   朝学習 
         ~ 班ごとに内容を自分たちで決めて行う
・圧倒声音読 
・漢字リピート
・漢字のプリント百問テスト(教室の後ろに常備)
・10マス計算(教室の後ろに常備)
・表現読み
・歌の練習
・リコーダー練習
・教科書音読(速く いろいろな教科も)
・クイズ(1945年!○○!のような年号当てクイズ)
・百人一首をやる班も
・表、グラフなどから考えたことを発表し合う
前日にやることを決める
  8:45~8:50 全員で歌  漢字リピート

<授業時間>
◎授業の最初の15分間、必ず復習させる
  8:50~9:35 1時間目 算数の場合の授業例
  「算数を始めます」「お願いします」
  教科書を読む 一斉に音読 何度も読む
  「問題を読みます」「はい」 問題を音読
  「キーワードに注意して読みます」「はい」音読
  「指さしながら読みます」「はい」 音読
  「問題を解きます」「はい」
  「一問を5分で解きます」「はい」
  「この問題で分かることをいいます」 一人ずつ発言
  「ノートは130円です」
         「ひろしさんがノートを買う話です」
  「全部でいくらの買い物です」
  「じゃあ式を書きます。班ごとでやりましょう」
  「答えが出たら、先生の所に持って行きます」

  「よろしくお願いします」「見てください」
字が汚いとやり直し  先生が○付け
九九二桁 
十マス計算
中学入試問題
解き方の説明をさせる
  9:40~10:25 2時間目 国語の授業例
   今までやった復習
  パッと開いて読む 漢字を書くなど(5、6分間)
  教科書の音読から入って、発言させ、まとめを書かせる
  漢字の練習等の活動も入れる
               (答え合わせ入れ7、8分間)
 10:25~10:45 中休み
 10:45~11:30 3時間目 社会の授業例
  教科書の音読(復習) 7、8分間
  クイズ(復習) 
            「教科書を閉じて」「クイズをやります」
  新しいこと
教科書も音読
先生が解説
全体、班での話し合い
まとめを書く
 11:35~12:20 4時間目 理科の授業例
  教科書を読む(復習)
  クイズ(復習)
  新しいこと
  実験、説明、写真
実験
まとめ
 
  給食  
     配ぜん5分間 
     平等に分ける
食事時間 20分間(班で食べる)

  掃除の時間
点呼で役割説明

  帰りの会
     2~3分間で
 15:15 終了
 15:30~16:00 職員会議
 16:00~   教室に戻り掃除 10~15分間 机ふき 
 16:15 翌日の準備  今日のまとめ
 16:45~17:00 夕会

 ※ 特に1日に組み込んで毎日行っているメニュー 
   ・声を出してあいさつしたり返事をしたりする
・音読で表現読み
  ・意見を言わせる
  ・何かを見て気づいたことを書かせる
  ・一文を読んで気づいたことを指名なし発言で発表
  ・丁寧に書く
  ・視写(教科書を写させる)
  ・聴写(教科書)
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