「定年後に夫婦仲良く暮らすコツ」清水義範 ベストセラーズ 2018年 ②(後半) /「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑧【再掲載 2014.8】 [読書記録 一般]
今回は、10月14日に続いて清水義範さんの
「定年後に夫婦仲良く暮らすコツ」2回目(後半)の紹介です。
出版社の紹介には
「私の周りの友人たちの中に、『定年した夫が一日中家にいて、顔を突き合わ
せていなければならないのが、嫌で嫌でたまらない』ということを言う妻が
多いのである。ある女性などは、夫が家にいるとなると娘の家に入りびたり、
孫の相手をして時を過ごすのだという。夫とのふたりだけというのは、かな
りのストレスだということだ。老夫婦から子供と仕事を取りあげて、ふたり
だけで暮らさせてみると、時としてぎこちなくなり、場合によってはストレ
スでまいってしまうこともあるのだ。ふたりだけの老後をどう暮らせばうま
くいくかは、本気で考えるべき大きな問題なのである。妻とふたり暮らし歴
37年のベテラン、清水義範流・笑えて役に立つ50のヒント。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「1日の会話を30分以上に増やす」
・「年中行事はやる 記念日は祝う たまにはプレゼントをする」
・「暇ができた夫も家事に参加せよ できることは分担して 料理を手伝う」
・「人生の相棒になって、助け合い、協力して生きていくのが理想的な夫婦と
いうものだと、わたしは考える」
もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑧を載せます。
一斉授業がいつのまにか片隅に…、効率的だと思うのですが。
子どもたちの現状を考えると、「復権」は無理かもしれません。
☆「定年後に夫婦仲良く暮らすコツ」清水義範 ベストセラーズ 2018年 ②(後半)
◇夫婦二人だけの毎日の生活
酒を飲む時間や珈琲タイムをもつ
夫婦の会話を
ちょっとした口喧嘩があってもコミュニケーションの一部
1日の会話を30分以上に増やす
あいさつ言葉を掛け合うだけでいい
同じ映画やドラマを見て感想を言い合う
夫婦でブラブラ散歩をしてみよう
二人で買い物をするのはいい気分転換
二人でレストランやバーに行こう
たまには小旅行してみよう
夫婦は旅行するペア
年中行事はやる 記念日は祝う たまにはプレゼントをする
◇二人だけ夫婦の意識
夫婦であることをあえて意識する
「夫の方が偉い」と決めつけない
妻は子どもだけに集中するな
夫は仕事だけに集中するな
たまには相手を褒めてみよう
年をとったことを自覚しよう
不安なこと心配なことは腹を割って話し合う
二人だけ夫婦は行動的になろう
二人だけである孤独はむしろ喜ぼう
今からだって変えられる
◇家のことに積極的にかかわる
暇ができた夫も家事に参加せよ
できることは分担して
料理を手伝う
「今日何が食べたい?」には必ず答えよう
スーパーへの買い出しは夫婦一緒に
豪快な男の身勝手な手料理はダメ
共につくるパートナーになる
初めは皿洗いからである
片付けから ← 小さなことには目をつぶる
必ず二人で味見をしよう
たまには夫がシェフになってみよう
家事でできることは手を出すようにする
相手の得意なことは任せて
客を招いてパーティをしてしまおう
◇冷えた夫婦の特効薬は海外旅行
ツアーでいいから夫婦で海外旅行をせよ
行き先はどこでもいいがハワイはダメ
スーツケースの管理を妻任せは…
カメラは二台それぞれが
非常食と寝○を持って行こう
土産は自分用にも必ず買う
たまにはホテルのバーに行こう
ホテルのチェックアウトは
帰国後行った国の映画を一緒に見る
◇おわりに
「妻の機嫌がいい」がいちばん平和な状態
インタビューで
「幸福とは妻の機嫌がいいことですよ」
「人生の相棒になって、助け合い、協力して生きていくのが理想的な夫婦
というものだと、わたしは考える」
◇清水義範
1947年愛知県名古屋市生まれ
愛知教育大学国語科卒業
☆「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑧【再掲載 2014.8】
◇文字指導 - 長期的な展望を持って取り組む
「書く」とは再生可能な知識を得ること
幼稚園児
~ 視覚的丸覚え学習の臨海期
↑↓
丸覚え → 脳のキャパシティを高めていく
子どもとのかかわりが大切
小学生
再生可能な知識としての漢字学習
分解し,記憶し,順序正しく呼び直し,再生する。
「漢字は知識のパック」= 分析し統合する
漢字の習得は学力的自立の土台
※「読み書き同時学習」
漢字学習3つのルート
① 読み,書き順,意味,熟語などしっかりした内容理解を伴った
学習
② 網羅的な学習方法 達成感・丸覚え
静岡・鈴木基久 「漢字のお経」
③ 日常生活の中で漢字を使わせること(最も大切)
レポート,作文
熟語学習で教室に知的な雰囲気を
クラス全体で
文字指導を発達に合わせて
ひらがな一週間宿題
◇ノート指導で教育する
ノートは学習と指導の足跡,過去を振り返り未来を見据える指標である
ノートというアイテムを使った教育
板書の視写によるノート指導
- 自分のその時の心の入れようであり足跡である
ノートの指導
① 字の大きさ
大きい字
… 2行(主に題など 行の両サイドを空ける)
普通の字
… 1行(地の文 カタカナは漢字の80%大)
小さな字
… 半行ぐらい(メモ 今日学んだこと 行を無視して書く)
② 行の活用
表を書く時
… 行を活用し,国語は横線,算数は縦線のみ、定規で引く
字の位置
… 国語は行の中心に算数は行の下に字が付くように。社
会・理科は無地ノートだが真っ直ぐに。
③ 空間の活用
上下の空間
… ノートの上部はまとまりを表すので,項目が分かるよ
うな段落揃えを板書通りにする。
下はいつも同じだけ空ける。
まとまり意識…まとまり毎に一行空け見た目に美しく。
④ ページの指導
同じように使う
… 教師の指示で同じように書くのでページ
数も同じになる。
きょう学んだこと
… 授業の最後の五分間で「きょう学んだこと」を書く。
(内容7割 感想3割)
イラスト・マンガ
…空いている所に授業に関係あるイラストや
4コママンガを入れる。
⑤ 鉛筆と線
鉛筆
… 黒鉛筆,赤青鉛筆のみ使用。板書通り。指示通り。
線
… 直線は定規。囲みはフリーハンドで柔らかな線。
※ ノートというアイテムを使うことでクラス全体の学習規律を高める。
子どものノートは教師の研究教材
学年の終わりに何人かの子どもたちに一年間のノートをもらう。
まず一教科に絞る。単元全体の研究
→ その日の板書計画+発問
◎授業後 指標とする高位・中位・低位の子のノートコピー
→ 夜コピーを見ながら明日の授業計画
ノートで自分だけの授業研究会
言葉をかける + ノートに日付・サイン
ワークシート学習は教師の力を萎えさせる
ワークシート学習は教師の臨機応変の力を育むことを阻害する。
「板書とノート指導で子どもたちの意見を取り入れることのできる臨機
応変の力,授業にドラマを生む力を育てましょう。」
学級が崩壊するとワークシート学習が増える
「定年後に夫婦仲良く暮らすコツ」2回目(後半)の紹介です。
出版社の紹介には
「私の周りの友人たちの中に、『定年した夫が一日中家にいて、顔を突き合わ
せていなければならないのが、嫌で嫌でたまらない』ということを言う妻が
多いのである。ある女性などは、夫が家にいるとなると娘の家に入りびたり、
孫の相手をして時を過ごすのだという。夫とのふたりだけというのは、かな
りのストレスだということだ。老夫婦から子供と仕事を取りあげて、ふたり
だけで暮らさせてみると、時としてぎこちなくなり、場合によってはストレ
スでまいってしまうこともあるのだ。ふたりだけの老後をどう暮らせばうま
くいくかは、本気で考えるべき大きな問題なのである。妻とふたり暮らし歴
37年のベテラン、清水義範流・笑えて役に立つ50のヒント。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「1日の会話を30分以上に増やす」
・「年中行事はやる 記念日は祝う たまにはプレゼントをする」
・「暇ができた夫も家事に参加せよ できることは分担して 料理を手伝う」
・「人生の相棒になって、助け合い、協力して生きていくのが理想的な夫婦と
いうものだと、わたしは考える」
もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑧を載せます。
一斉授業がいつのまにか片隅に…、効率的だと思うのですが。
子どもたちの現状を考えると、「復権」は無理かもしれません。
☆「定年後に夫婦仲良く暮らすコツ」清水義範 ベストセラーズ 2018年 ②(後半)
◇夫婦二人だけの毎日の生活
酒を飲む時間や珈琲タイムをもつ
夫婦の会話を
ちょっとした口喧嘩があってもコミュニケーションの一部
1日の会話を30分以上に増やす
あいさつ言葉を掛け合うだけでいい
同じ映画やドラマを見て感想を言い合う
夫婦でブラブラ散歩をしてみよう
二人で買い物をするのはいい気分転換
二人でレストランやバーに行こう
たまには小旅行してみよう
夫婦は旅行するペア
年中行事はやる 記念日は祝う たまにはプレゼントをする
◇二人だけ夫婦の意識
夫婦であることをあえて意識する
「夫の方が偉い」と決めつけない
妻は子どもだけに集中するな
夫は仕事だけに集中するな
たまには相手を褒めてみよう
年をとったことを自覚しよう
不安なこと心配なことは腹を割って話し合う
二人だけ夫婦は行動的になろう
二人だけである孤独はむしろ喜ぼう
今からだって変えられる
◇家のことに積極的にかかわる
暇ができた夫も家事に参加せよ
できることは分担して
料理を手伝う
「今日何が食べたい?」には必ず答えよう
スーパーへの買い出しは夫婦一緒に
豪快な男の身勝手な手料理はダメ
共につくるパートナーになる
初めは皿洗いからである
片付けから ← 小さなことには目をつぶる
必ず二人で味見をしよう
たまには夫がシェフになってみよう
家事でできることは手を出すようにする
相手の得意なことは任せて
客を招いてパーティをしてしまおう
◇冷えた夫婦の特効薬は海外旅行
ツアーでいいから夫婦で海外旅行をせよ
行き先はどこでもいいがハワイはダメ
スーツケースの管理を妻任せは…
カメラは二台それぞれが
非常食と寝○を持って行こう
土産は自分用にも必ず買う
たまにはホテルのバーに行こう
ホテルのチェックアウトは
帰国後行った国の映画を一緒に見る
◇おわりに
「妻の機嫌がいい」がいちばん平和な状態
インタビューで
「幸福とは妻の機嫌がいいことですよ」
「人生の相棒になって、助け合い、協力して生きていくのが理想的な夫婦
というものだと、わたしは考える」
◇清水義範
1947年愛知県名古屋市生まれ
愛知教育大学国語科卒業
☆「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑧【再掲載 2014.8】
◇文字指導 - 長期的な展望を持って取り組む
「書く」とは再生可能な知識を得ること
幼稚園児
~ 視覚的丸覚え学習の臨海期
↑↓
丸覚え → 脳のキャパシティを高めていく
子どもとのかかわりが大切
小学生
再生可能な知識としての漢字学習
分解し,記憶し,順序正しく呼び直し,再生する。
「漢字は知識のパック」= 分析し統合する
漢字の習得は学力的自立の土台
※「読み書き同時学習」
漢字学習3つのルート
① 読み,書き順,意味,熟語などしっかりした内容理解を伴った
学習
② 網羅的な学習方法 達成感・丸覚え
静岡・鈴木基久 「漢字のお経」
③ 日常生活の中で漢字を使わせること(最も大切)
レポート,作文
熟語学習で教室に知的な雰囲気を
クラス全体で
文字指導を発達に合わせて
ひらがな一週間宿題
◇ノート指導で教育する
ノートは学習と指導の足跡,過去を振り返り未来を見据える指標である
ノートというアイテムを使った教育
板書の視写によるノート指導
- 自分のその時の心の入れようであり足跡である
ノートの指導
① 字の大きさ
大きい字
… 2行(主に題など 行の両サイドを空ける)
普通の字
… 1行(地の文 カタカナは漢字の80%大)
小さな字
… 半行ぐらい(メモ 今日学んだこと 行を無視して書く)
② 行の活用
表を書く時
… 行を活用し,国語は横線,算数は縦線のみ、定規で引く
字の位置
… 国語は行の中心に算数は行の下に字が付くように。社
会・理科は無地ノートだが真っ直ぐに。
③ 空間の活用
上下の空間
… ノートの上部はまとまりを表すので,項目が分かるよ
うな段落揃えを板書通りにする。
下はいつも同じだけ空ける。
まとまり意識…まとまり毎に一行空け見た目に美しく。
④ ページの指導
同じように使う
… 教師の指示で同じように書くのでページ
数も同じになる。
きょう学んだこと
… 授業の最後の五分間で「きょう学んだこと」を書く。
(内容7割 感想3割)
イラスト・マンガ
…空いている所に授業に関係あるイラストや
4コママンガを入れる。
⑤ 鉛筆と線
鉛筆
… 黒鉛筆,赤青鉛筆のみ使用。板書通り。指示通り。
線
… 直線は定規。囲みはフリーハンドで柔らかな線。
※ ノートというアイテムを使うことでクラス全体の学習規律を高める。
子どものノートは教師の研究教材
学年の終わりに何人かの子どもたちに一年間のノートをもらう。
まず一教科に絞る。単元全体の研究
→ その日の板書計画+発問
◎授業後 指標とする高位・中位・低位の子のノートコピー
→ 夜コピーを見ながら明日の授業計画
ノートで自分だけの授業研究会
言葉をかける + ノートに日付・サイン
ワークシート学習は教師の力を萎えさせる
ワークシート学習は教師の臨機応変の力を育むことを阻害する。
「板書とノート指導で子どもたちの意見を取り入れることのできる臨機
応変の力,授業にドラマを生む力を育てましょう。」
学級が崩壊するとワークシート学習が増える