「学力は1年で伸びる」江澤正思・陰山英男 朝日新聞社 2008年 /「ラジオ深夜便」2011年4月号【再掲載 2014.2】 ①(前) [読書記録 教育]
今回は、江澤正思さん、陰山英男さんの
「学力は1年で伸びる」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「全国初、教育史上画期的な成果。『陰山式』の新展開。早寝・早起き・朝
ごはん+読み・書き・計算により、学力は短期間で伸びることを実証!山
口県山陽小野田市の1年間の取り組み。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「今の子どもたちは人格の基礎部分が弱体化している」
・「家庭で教育の土台、情緒の安定,我慢する心,感動する心,協調性など人格の
基礎を育てる。その上で学校教育が生きる力としての幅広い能力を育てて
いく」
・「学力とは生きる意味を見付ける力。その土台となるのが生きる力を形作っ
ていくパーツとなる基礎学力」
・「家庭と学校は車の両輪」
もう一つ、再掲載になりますが、
「ラジオ深夜便」2011年4月号を載せます。
☆「学力は1年で伸びる」江澤正思・陰山英男 朝日新聞社 2008年 ①(前)
◇はじめに
山口県山陽小野田市 「生活改善・学力向上プロジェクト」
① 全市小学校一斉
② 成果
学力・知能が伸びた
③ 生活習慣の改善や短時間集中型学習法が実証
◇序章 「生活改善・学力向上プロジェクト」がめざすもの 江澤正思
今の子どもたちは
人格の基礎部分が弱体化
生活習慣の改善と脳科学を取り入れた人格的基礎の確立
家庭と学校の役割を明確にする
家庭で教育の土台
情緒の安定,我慢する心,感動する心,協調性など人格の基礎
↓
その上で学校教育が生きる力としての幅広い能力を育てていく
公教育をシステムの力で再生する
人間をつくるプロジェクト
家庭
・ストップ・ザ・テレビ・インターネット・早寝早起き朝ご飯
学校
短時間集中型反復学習法(モジュール授業)
読み書き計算の実践を通して脳の活性化
◇1年間で出た教育史上画期的な成果 江澤正思
子どもたちが変わった
学力と知能指数について
学力
= 生きる意味を見付ける力
→ その下に生きる力を形作っていくパーツとなる基礎学力
その下に 学習のための基礎能力
その下に 人間的生活習慣
知能指数が劇的にアップ
99%以上のクラスで伸びた
偏差値もアップ
◇学力偏差値と知能指数の他に例のない上昇 陰山メッセージ①
学力問題の最終的な処方箋を示す
全ての学校で一律に実践し一律に学力が向上
今すぐに取りかかることが重要
2つのグラフに現れた驚きの成果
◇どんな指導とどんな学習でしたのか 江澤正思
家庭と学校は車の両輪
1 学校で何ができるか,何をすべきか
脳と心を鍛えるモジュール授業
スピード・テンポ・集中力
自分自身の成長に気付かせる学習法-継続は力なり
百マス計算は集中力と速さで脳を活性化
朝一番の音読は脳のラジオ体操
モジュール授業では何でも取り組める
漢字の前倒し学習
モジュール授業に託すもう一つの役割
-寺子屋精神
◎ 誰でもできることを先生の指導のもと繰り返す指導法
師弟関係正常化
形から入る道徳実践
態度動作の日々の実践
中学校でのモジュール授業
2 家庭で何ができるか
育て教育する基礎は家庭にある
生活改善の呼び掛け
3 学校・家庭・社会のつながり
学校と家庭が相互に高め合うシステム
全市で土台作りをシステム化
☆「ラジオ深夜便」2011年4月号【再掲載 2014.2】
◇さめた目とあたたかい心 渡辺和子
ノートルダム清心学園(岡山市)理事長
マザーテレサの優しさ
- 小さなことに大きな愛を込める
「大切なのは、大きなことをすることではなく、小さなことに愛を込め
ることです。私たちがしている仕事は、大海の一滴のような小さな仕
事かもしれません。けれども、その一滴なしに大海はあり得ないので
す」
父と母、それぞれの愛のかたち
1936年2月26日~29日
2.26事件
渡辺和子さんの父は渡辺錠太郎大将(2.26事件で殺害される)
「置かれたところで咲く」
「お子様の今喜ぶ顔よりも、後で喜ぶ顔を想像してお子様を育ててくだ
さい」
「この人なしには生きていけない」と思うような人がいても98%しか信
頼してはいけない」 ~ 許す余裕を作っておく
「笑顔が大事よ。不機嫌な態度や表情はあなた方が出すダイオキシン。立
派な環境破壊だから」
◇私が松浦武四郎から学んだこと 山本命(めい)
松浦武四郎 北海道の名付け親
「北加伊道」
この国に生まれた者の意味(アイヌ語)
旅へ募る思い
「野帳」
幕末きっての情報通
探検家として、ジャーナリストとして
裏幕末史のキーマン
◇闘病記は貴重な情報源 星野史雄
星野史雄(58)
オンライン書店「パラメディカ」
闘病記探しは難しい
脚で集めた2500冊 新古書店巡り
闘病記は3冊読むといい → 先の見通し
体験者の失敗に学ぶ
広がる「闘病記文庫」
◇防災力は地域力 石井布紀子
無我夢中で始めた救助活動
災害救援が仕事になった
ピンからキリまでのボランティア
救助物資は被災地をおそう第二の災害
地域力を高めるには
◇日本の茶、アジアの茶 中村羊一郎
庶民の暮らしと番茶
上等なお茶
… 抹茶
煎茶
… 煎じ茶
BANCHA
… 上等でない普通のお茶
お茶を食べる
番茶 釜入り茶
アジアの食べるお茶
「学力は1年で伸びる」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「全国初、教育史上画期的な成果。『陰山式』の新展開。早寝・早起き・朝
ごはん+読み・書き・計算により、学力は短期間で伸びることを実証!山
口県山陽小野田市の1年間の取り組み。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「今の子どもたちは人格の基礎部分が弱体化している」
・「家庭で教育の土台、情緒の安定,我慢する心,感動する心,協調性など人格の
基礎を育てる。その上で学校教育が生きる力としての幅広い能力を育てて
いく」
・「学力とは生きる意味を見付ける力。その土台となるのが生きる力を形作っ
ていくパーツとなる基礎学力」
・「家庭と学校は車の両輪」
もう一つ、再掲載になりますが、
「ラジオ深夜便」2011年4月号を載せます。
☆「学力は1年で伸びる」江澤正思・陰山英男 朝日新聞社 2008年 ①(前)
◇はじめに
山口県山陽小野田市 「生活改善・学力向上プロジェクト」
① 全市小学校一斉
② 成果
学力・知能が伸びた
③ 生活習慣の改善や短時間集中型学習法が実証
◇序章 「生活改善・学力向上プロジェクト」がめざすもの 江澤正思
今の子どもたちは
人格の基礎部分が弱体化
生活習慣の改善と脳科学を取り入れた人格的基礎の確立
家庭と学校の役割を明確にする
家庭で教育の土台
情緒の安定,我慢する心,感動する心,協調性など人格の基礎
↓
その上で学校教育が生きる力としての幅広い能力を育てていく
公教育をシステムの力で再生する
人間をつくるプロジェクト
家庭
・ストップ・ザ・テレビ・インターネット・早寝早起き朝ご飯
学校
短時間集中型反復学習法(モジュール授業)
読み書き計算の実践を通して脳の活性化
◇1年間で出た教育史上画期的な成果 江澤正思
子どもたちが変わった
学力と知能指数について
学力
= 生きる意味を見付ける力
→ その下に生きる力を形作っていくパーツとなる基礎学力
その下に 学習のための基礎能力
その下に 人間的生活習慣
知能指数が劇的にアップ
99%以上のクラスで伸びた
偏差値もアップ
◇学力偏差値と知能指数の他に例のない上昇 陰山メッセージ①
学力問題の最終的な処方箋を示す
全ての学校で一律に実践し一律に学力が向上
今すぐに取りかかることが重要
2つのグラフに現れた驚きの成果
◇どんな指導とどんな学習でしたのか 江澤正思
家庭と学校は車の両輪
1 学校で何ができるか,何をすべきか
脳と心を鍛えるモジュール授業
スピード・テンポ・集中力
自分自身の成長に気付かせる学習法-継続は力なり
百マス計算は集中力と速さで脳を活性化
朝一番の音読は脳のラジオ体操
モジュール授業では何でも取り組める
漢字の前倒し学習
モジュール授業に託すもう一つの役割
-寺子屋精神
◎ 誰でもできることを先生の指導のもと繰り返す指導法
師弟関係正常化
形から入る道徳実践
態度動作の日々の実践
中学校でのモジュール授業
2 家庭で何ができるか
育て教育する基礎は家庭にある
生活改善の呼び掛け
3 学校・家庭・社会のつながり
学校と家庭が相互に高め合うシステム
全市で土台作りをシステム化
☆「ラジオ深夜便」2011年4月号【再掲載 2014.2】
◇さめた目とあたたかい心 渡辺和子
ノートルダム清心学園(岡山市)理事長
マザーテレサの優しさ
- 小さなことに大きな愛を込める
「大切なのは、大きなことをすることではなく、小さなことに愛を込め
ることです。私たちがしている仕事は、大海の一滴のような小さな仕
事かもしれません。けれども、その一滴なしに大海はあり得ないので
す」
父と母、それぞれの愛のかたち
1936年2月26日~29日
2.26事件
渡辺和子さんの父は渡辺錠太郎大将(2.26事件で殺害される)
「置かれたところで咲く」
「お子様の今喜ぶ顔よりも、後で喜ぶ顔を想像してお子様を育ててくだ
さい」
「この人なしには生きていけない」と思うような人がいても98%しか信
頼してはいけない」 ~ 許す余裕を作っておく
「笑顔が大事よ。不機嫌な態度や表情はあなた方が出すダイオキシン。立
派な環境破壊だから」
◇私が松浦武四郎から学んだこと 山本命(めい)
松浦武四郎 北海道の名付け親
「北加伊道」
この国に生まれた者の意味(アイヌ語)
旅へ募る思い
「野帳」
幕末きっての情報通
探検家として、ジャーナリストとして
裏幕末史のキーマン
◇闘病記は貴重な情報源 星野史雄
星野史雄(58)
オンライン書店「パラメディカ」
闘病記探しは難しい
脚で集めた2500冊 新古書店巡り
闘病記は3冊読むといい → 先の見通し
体験者の失敗に学ぶ
広がる「闘病記文庫」
◇防災力は地域力 石井布紀子
無我夢中で始めた救助活動
災害救援が仕事になった
ピンからキリまでのボランティア
救助物資は被災地をおそう第二の災害
地域力を高めるには
◇日本の茶、アジアの茶 中村羊一郎
庶民の暮らしと番茶
上等なお茶
… 抹茶
煎茶
… 煎じ茶
BANCHA
… 上等でない普通のお茶
お茶を食べる
番茶 釜入り茶
アジアの食べるお茶