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「しごとの学校-第1回授業」中経出版 2003年 /「らくだ式学習法」間瀬中子・平井雷太 日本評論社 1992年【再掲載 2013.9】 [読書記録 一般]

今回は、「しごとの学校-第1回授業」を紹介します。



出版社の紹介には


「不況脱出の光が見えない中、企業の生き残りをかけた競争は激しさを増す
 一方ですが、同時に前線で働く従業員も生き残りをかけて必死に働いてい
 ます。競争に勝つために、どんな能力を身につければよいか、何を学べば
 よいか。本書は、各界の専門家・著名人が『仕事の先生』となり、今の時
 代を生き抜くために必要な仕事の知恵、生き方の知恵を伝授するものです。
 『先生方々』の経験に基づいたビジネスに役立つ『知恵』やビジネスにお
 ける『なぜ』について解説を加えていただきます。まさに『ビジネスマン
 のための教科書』です。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「仕事をてきぱきと片付ける三つのコツ、1つ目はタイムリミットを設ける
  こと、2つ目はスケジュールを前倒しすること、3つ目は話は3分以内に
  すませる」


・「当に儲けたいなら国語の力を学べ。数字の話ばかりするのではなくでなく、
  聞く事が大切」


・「多読三原則 ①辞書は引かない、すててしまおう ②分からない単語がた
くさんあればとばし読み ③話が分からなくなったら読まない」



もう一つ、再掲載になりますが、間瀬中子さん、平井雷太さんの
「らくだ式学習法」を載せます。






☆「しごとの学校-第1回授業」中経出版 2003年

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◇高井伸夫(弁護士) 「朝十時までに仕事は片付ける」かんき出版
朝十時までがしごとの生産性を上げるゴールデンタイム

  仕事をてきぱきと片付ける三つのコツ
① タイムリミットを設ける
    ② スケジュールを前倒しする
③ 話は3分以内にすませる

  相手に不快感を与えずに宴会を早く切り上げる

  まわりが仕事を始める時間にひと仕事終えよう


◇くらたまなぶ(あそぶまなぶ事務局) 「創刊男の仕事術」日本経済新聞社
「ヒット」を生む国語力

  「人の気持ち」を聞いて聞いて聞きまくる

  国語で考え算数で儲ける

  ひたすら「気持ち」を聞きに行く 
    「不」のつく言葉を掘り出す

  ブレストはばかげたことを大切に

  国語の作業はリーダー不在で行う
    みんな平等

  本当に儲けたいなら国語の力を学べ
    数字の話ばかりでなく聞く


◇石島洋一(公認会計士) 「計算書がおもしろいほどわかる本」PHP文庫
  会社の儲けは売上高のわずか1%


◇本田健  「ユダヤ人大富豪の教え」大和出版 
好きなものの見つけ方


◇中村義一(三鷹光器)  
高学歴な人ほどもののにならない  
    子どもの頃からいたずらをしている人
   
  五感を使って物事を覚える
   
  字が読めないから


◇幕内秀夫   「粗食のすすめ」新潮文庫
伝統色に切り替える

おにぎりが夕食の流れを変える

  「カタカナ食品」から「ひらがな食品」へ


◇酒井邦秀   「快読100万語ペーパーバックへの道」ちくま書房
  教えない授業が子どもを本気にさせた

  辞書は使わない

  多読三原則
    ① 辞書は引かない すててしまおう
    ② 分からない単語がたくさんあればとばし読み
    ③ 話が分からなくなったら読まない
   (④)悩んだらインターネット上の掲示板    

読んだ良が英語の質を補う
    易しい絵本から
     = いい加減に読む
         ひたすら読めば聞ける話せる書ける

  がんばりすぎない


◇岡野雅行(岡野工業) 「俺がつくる」中経出版
  失敗しても笑われてもやり続ける

  人脈を育て現場の生の声を聞け


◇高橋かなり(ソフト・オン・デマンド)「かなり説法」インフォバーン
自分が負け犬だと自覚する

  正しい金儲けは周囲を幸せにする
   
  やっていいことは失敗すること
    やっていけないことは失敗したことを隠すこと


◇辰巳渚  「捨てる技術」宝島社






☆「らくだ式学習法」間瀬中子・平井雷太 日本評論社 1992年【再掲載 2013.9】

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◇ちょっと不思議な塾との出会い
 「すくーるらくだ」訪問  
    駒込駅近く
  強制されないで基礎学力が付くシステム 
    プリント「らくだ式」
    文章題「対話式」
子ども自身の意志で学習をスタートする「すくーるらくだ」


◇どうして子どもたちは進んで学習するのか?
1 まず約束する 
     「学びたい子どもたちが指導者と約束する」
     「本当にやれるのはなぜ」
       - 空約束を本当の約束に
   ◎ 家でやった宿題を持って一週間に一回教室に来て教室で
         やる
     プリントを決めて教室で一、二枚プリント
     その結果を見て子どもと指導者が持って帰る宿題の交渉
「小2№4を3枚,№5を3枚持って帰る?」「うん」

6枚持ち帰って5枚やるより,4枚持ち帰って4枚やる方が大切
     「1枚でも先へ進んでね」思いはあっても強制しない
   ◎ 押しつけない・強制しない・命令しない 
          しかし,放任ではなく
「罰ではなくペナルティを」
   子どもによってペナルティは違う
         - 記録表に約束を記録-変更は電話でOK
      ◎ 約束の曜日を守るつもりで約束。しかし,事情が変わったら
       約束の変更をする。これがセルフラーニングがうまくいく秘訣。
「約束は見える形に」
      - どんな約束も記録する
     記録表に記入することはプリントをやることよりも大事ですよ」   

  約束事項は脇にメモ(合意の上で)
①記録表に記入する ②採点する ③間違いを直す
指導者側が約束を忘れない → 記録


2 子どもの声を尊重しても言いなりにはならない 
    - 強制でも放任でもなく
「二浪するなら夕食当番してね」 
     - 互いに合意できる第3の道
「学びたいと思った時がチャンス」 - いつから初めても遅いことはない
本人が「やりたい」と言わない限り入会は認めない
「プリントをやっていなくてもそのままいらっしゃい」
評価のない空間
  「やってなくてもいいから,そのままいらっしゃい。先生絶対怒ら
      ないから安心してね。自分で決めた宿題が多すぎたなら減らせば
     いいだけでしょ。」
「筆談をコミュニケーションに使ってみたら」
  対話式  文章題中心 できるだけ口を開かずやるというタガ
分からないと「ノートに書こう」と言って筆談に 
          ヒントもノート
◎ 筆談でやると論点がずれない・感情的にならない
「その子にとってギリギリの所を」
    - 到達目標を指導者が設定しない
ストップウォッチ
       - 自分がどの程度習熟しているのか知るため

   <指導者がギリギリを提案 +「どこまで戻る」>
「ノーと言ってもいいんだよ」
    - 対等な関係は子どもの自己決定権を認めることから
くだ式
     … 自分で時間を計り,自分で採点し,どのプリントを学習したら
      よいのかの情報を子ども自身が持つことによって,どのプリント
      を学習したらよいのか,誰から言われなくても子どもが自分で決
      定できるようになっている。
「褒めるって子どもに失礼なことなのね」
    - 褒めない,罰を与えない


3 問題が起こった時こそセルフラーニングのチャンス - マイナスをプラスに転化
   「子どものできない所ばかりを探さない」
  「問題が起こることを恐れないでください」
「ピアノを弾きたいのはあなた」

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