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教育ノートから「教師」 ② [読書記録 教育]

今回は、1月14日に続いて、要約した教育ノートから、
キーワード「教師」2回目の紹介です。


30年以上前からキーワード「教師」でまとめてきたものの紹介です。


今回は、懐かしいお名前、齋藤喜博さんの言葉です。
熱く、厳しい実践で知られる方です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「難物だと言われる子どもから学ぶ」


・「一番自分の得意な教科で一日1時間だけ徹底的な仕事をすればよい」
- 一日にお土産一つと、よく言われました。


・「聞き取り違いは必ず反駁し訂正する → だらだらしない」


・「怠惰にさせない
①良いときには感動の声を『いいぞ』 ②悪いときには手入れを『こうしろ』」


現在では、なかなか受け入れられないだろうと思うことも…




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☆教育ノートから「教師」 ②

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◇教師の仕事 斉藤喜博

一人一人の子どもの成長を助ける

「決められたことを一方的に教えるのではなくて,子どもの事実に従って,子どもの持っ
 ているものを引き出していく。」





◇訓練 斉藤喜博
 
1 自分の実践から学ぶ

  才能は仕事をしながらつくる  実践記録から学び実践してみる

  実践すると理論が分かる
 


2 他人の経験を,どうしても繰り返して体験してみないとダメだ
  模写-自分の実践を創り出すために



3 先人に直接手を取って教えてもらう

  原則的なものを自分の身に取り込む  

  介入授業(横から口を挟む)


4 難物だと言われる子どもから学ぶ  

  医者と同じ


5 教師が学習するとき

  子どもにとっての誇り = 教師が勉強家



驚きを感じさせる努力を

「一番自分の得意な教科で一日1時間だけ徹底的な仕事をすればよい」



能率が上がり力も付く


6 共に学ぶ姿勢  

  教えることによって新しい世界へ


7 横暴さをとる








◇授業 斉藤喜博
  
子どもの事実教材の事実に従って → 選択する(発言)→ 構成する

 ①教師の教養-魅力


 ②教師の知識


 ③科学・芸術の知識


 ④教材解釈


 ⑤方法・技術


 ⑥表現力の豊かさ









◇発問 斉藤喜博
 
1 一般的に言わない  

  具体的に限定して → 深く考える


2 第2第3の発問をする

  ヒント・説明


3 全員に考えさせる

  一日一人一回は → 立たせたら必ず言わせる


4 記憶し選択する能力






◇聞き取り 斉藤喜博

1 聞き取り違いは必ず反駁し訂正する → だらだらしない


2 2種類の発言

  ①借り物の発言

  ②くどくど言うがすばらしい(中味がない・苦悶)

  明確に聞き分ける





◇具体的な手入れ 斉藤喜博

 子どもに対して具体的手入れを  - 2行続きを一息で(技術)



怠惰にさせない
①良いときには感動の声を 「いいぞ」

②悪いときには手入れを 「こうしろ」

  「一人を攻めることにより全体にも」


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