「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑩ /「なぜ人間には宗教が必要なのか」ひろさちや 講談社 2002年 ②【再掲載 2011.9】 [読書記録 教育]
今回は、2月7日に続いて戸田智弘さんの
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」10回目の紹介です。
出版社の案内には
「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる 橋本武」
・「数学ができる人ほど年収が高い 同志社大 八木匡教授 京都大 西村和雄特任教授」
・「教えることは二度学ぶことである ジョセフ・シューベル」
・「ずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく
井上ひさし」
もう一つ、再掲載となりますが、ひろさちやさんの
「なぜ人間には宗教が必要なのか」②を載せます。
ひろさちやさんの言葉は心に響きます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑩
◇数学を学ぶ意味
◎損をしないための数学
◎映画は因数分解
◎数学を学ぶ意味は抽象化能力
論理的に説明する力
□№78 すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる 橋本武(旺文社の専門家)
旺文社の専門家
「とにかく(文系を目指そうとも)最後まで数学を捨てない生徒が伸びる」
「数学ができる人ほど年収が高い」
同志社大学 八木匡教授
京都大学 西村和雄特任教授
|
◎ 数学は「未知の問題を解決する能力を磨く学問」
◎ 数学を学び直せば論理力は上がる
□№79 教育とは学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているところのものである
アインシュタイン
◇考える技術と精神(1)
□№80 教えることは二度学ぶことである
ジョセフ・シューベル
教えることは学ぶこと
「半学半教」 ~ 江戸民間
□№84 むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく
井上ひさし
□№85 教える能力というのは面白く教えることである。どんな抽象的な教材でもそれ
が生徒の心の琴線に共鳴を起こさせるようにし、好奇心をいつも活動しておかな
ければならない
アインシュタイン
ソクラテス
「僕は何一つ教えていない。君が想起したんだ。つまり、すでに君が知っていたことを
君が思い出したのだ。僕はそれを手助けしただけ。」
◎先生は産婆役 ◎学生は主役
☆「なぜ人間には宗教が必要なのか」ひろさちや 講談社 2002年 ②【再掲載 2011.9】
<出版社の案内>
キリスト教とイスラム教は、どっちが侵略的? 神と仏はどう違う? 首相の靖国参拝はなぜ
悪い? 味の素事件はなぜ起きた? など、必要なのに誰も教えてくれない「宗教」の知識、
基礎の基礎を教えてくれる宗教教科書。
◇「神の愛」と「仏の慈悲」はどう違うか?
□神は一方的に無条件で人々を愛する
→ 他人を愛することが神を愛することになる
裁きは神に委ねる
□欺瞞と傲慢=キリスト教の押しつけ・押し売りの論理
帝国主義 - 強制加入宗教
□仏教では愛は否定される
愛は自分本位 → 自分の都合 → 都合悪くなると憎しみに変化
「愛欲」「盲目」
↑
仏教は愛を否定
布施 「自分のためにさせていただく」 = 執着の心を離れて行うこと
× 相手のため
□ 自分のため
□全てのものは自分が愛おしい
お釈迦様
「いかなる生き物にとっても自分自身ほど愛しいものは他にない。だからこそ,わたした
ちは他人を傷つけてはならないのだ。」
∥
隣人愛への出発点
「それぞれの人が自分自身を愛していることに心底から気付いた時,他者を尊重すること
ができる。」
↑
◎ 他者の尊重につながらない自己愛はエゴイズム
◎ 「皆自分が愛しい。だから他人を害するな。」
□慈悲とは共に呻くこと
慈 … 友情
悲 … 呻き
◎ 嘆き苦しんでいる者に友情を持ち,そのかたわらにあって自分もまた同情のうめき
声を発するのが慈悲。
大乗の境地
「あなたの苦しみはわたしの苦しみであり,あなたの喜びは私の喜びである。
= 他人とわたしが一体になる境地」
|
◎ 菩薩においては他人と自分は一体
□イエスは「人間」か「預言者」か「神の子」か?
イエス = 人間 … ユダヤ教
イエス = 神の子 … キリスト教 イエス・キリスト(救い主)
イエス = 預言者 … イスラム教
□イエスは「神の子」,釈迦は「宇宙の仏」
お釈迦様 … 長い長い過去生の修行があり,その上での悟りであった
□宇宙のプログラミングによりお釈迦様は現れたのだ
宇宙は「無私無終」
宇宙の有り様を仏 - 宇宙菩薩
宇宙の縁起 - 因果生気 科学は因果律のみ
種の発芽 … 様々な条件が縁 ~ 縁が分からないのが科学
◎ 縁起の世界のありよう
「如」 = ありのまま
◎ 宇宙という「如」から「来た」から如来
□時空を超越して存在する 有って有る者
密教 - 宇宙語の説法 顕教 と 密教
(るしゃなぶつ) (大日如来)
◎ 宇宙仏を受信できない - 煩悩
◇神道,儒教は宗教?
□神が地上に降りてきて関係を結ぶ
神道
「いかに神さまとつきあえばよいか」 = 神々との付き合い方
カミは「気」
□神道は共同体の宗教
□カミとは世の常ならぬもの
□儒教 - 天があってわたしがある
天命という大いなるものに置き換え
◇死者をどう祀るか
□信ずる者は救われる
□天国行きが予定されている
予定説
よいこと…「神を信じること」
悪いこと…「神を信じないこと」
死後の世界は考えるな,捨て置け
「考えても分からないことだから考えるな 毒矢のたとえ
= よいことをすれば天界に生まれる」
□本来の仏教は葬儀を行わなかった
□仏教が葬式・法事をするようになったのは江戸時代から
起源はキリシタン禁圧 → 寺請制度
お経は死者が坊さんになるためのトレーニング
□明治時代 新しい国教としての国家神道
祭政一致,神仏分離令
◎国家神道
「戦死者は死んだ瞬間,和御霊(にぎわみ)=カミとなる」
◎14人のA級戦犯も合祀
1978年 33回忌による集合霊として
∥
◎ 鎮魂が行われてすでに個性が無くなった集合霊として祀られてい
「戦犯だから分祀しろ」はおかしな話
◎ すでに鎮魂された霊であり,集合霊となっているので分けられない
◇宗教はなぜ必要なのか
□人間は宗教を持つから動物と区別できる
◎エコノミックアニマル
= 宗教を持たない人間は「損か得か」の経済的原理でしか動かない
∥
◎ 自分たちさえ繁栄すればよい
◎ 企業 = ヤクザ
◎「わたしたちは企業のために生きているのではありません。自分と家族の幸せのために
働いている。そのための規範となるものが宗教・道徳である。競争原理とは,ありと
あらゆる人が幸せになってはならないという考え。」
↑
◎ 学校教育の存在は?
※ 日本は「企業型」の資本主義
∥
国家を挙げて企業型の資本主義を応援している
|
◎ 学校教育は企業型の資本主義に歪められている
(今の学校教育は企業人をつくりあげるための場になっている)
|
◎ 競争原理 = 「みんながしあわせになれるはずがない」
↑↓
◎ 仏さまの考え
「ありとあらゆる人が幸せになってほしい。」
「すべてのものが(動植物も)幸せになってほしい」
◎ 『ウサギとカメ』は弱肉強食の原理
→ カメはウサギを起こしてやるべき
◎神さま仏さまからいただいたものと受け取る
病気になったら病気になったと言うこと。
努力すれば幸せになるのではなく,幸せだから努力できる。
人間は「思うがまま」にしようとして苦にしている
↓
◎ 今の時代はまともな人間になるための転換期
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」10回目の紹介です。
出版社の案内には
「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる 橋本武」
・「数学ができる人ほど年収が高い 同志社大 八木匡教授 京都大 西村和雄特任教授」
・「教えることは二度学ぶことである ジョセフ・シューベル」
・「ずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく
井上ひさし」
もう一つ、再掲載となりますが、ひろさちやさんの
「なぜ人間には宗教が必要なのか」②を載せます。
ひろさちやさんの言葉は心に響きます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑩
◇数学を学ぶ意味
◎損をしないための数学
◎映画は因数分解
◎数学を学ぶ意味は抽象化能力
論理的に説明する力
□№78 すぐに役立つことはすぐに役立たなくなる 橋本武(旺文社の専門家)
旺文社の専門家
「とにかく(文系を目指そうとも)最後まで数学を捨てない生徒が伸びる」
「数学ができる人ほど年収が高い」
同志社大学 八木匡教授
京都大学 西村和雄特任教授
|
◎ 数学は「未知の問題を解決する能力を磨く学問」
◎ 数学を学び直せば論理力は上がる
□№79 教育とは学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているところのものである
アインシュタイン
◇考える技術と精神(1)
□№80 教えることは二度学ぶことである
ジョセフ・シューベル
教えることは学ぶこと
「半学半教」 ~ 江戸民間
□№84 むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく
井上ひさし
□№85 教える能力というのは面白く教えることである。どんな抽象的な教材でもそれ
が生徒の心の琴線に共鳴を起こさせるようにし、好奇心をいつも活動しておかな
ければならない
アインシュタイン
ソクラテス
「僕は何一つ教えていない。君が想起したんだ。つまり、すでに君が知っていたことを
君が思い出したのだ。僕はそれを手助けしただけ。」
◎先生は産婆役 ◎学生は主役
☆「なぜ人間には宗教が必要なのか」ひろさちや 講談社 2002年 ②【再掲載 2011.9】
<出版社の案内>
キリスト教とイスラム教は、どっちが侵略的? 神と仏はどう違う? 首相の靖国参拝はなぜ
悪い? 味の素事件はなぜ起きた? など、必要なのに誰も教えてくれない「宗教」の知識、
基礎の基礎を教えてくれる宗教教科書。
◇「神の愛」と「仏の慈悲」はどう違うか?
□神は一方的に無条件で人々を愛する
→ 他人を愛することが神を愛することになる
裁きは神に委ねる
□欺瞞と傲慢=キリスト教の押しつけ・押し売りの論理
帝国主義 - 強制加入宗教
□仏教では愛は否定される
愛は自分本位 → 自分の都合 → 都合悪くなると憎しみに変化
「愛欲」「盲目」
↑
仏教は愛を否定
布施 「自分のためにさせていただく」 = 執着の心を離れて行うこと
× 相手のため
□ 自分のため
□全てのものは自分が愛おしい
お釈迦様
「いかなる生き物にとっても自分自身ほど愛しいものは他にない。だからこそ,わたした
ちは他人を傷つけてはならないのだ。」
∥
隣人愛への出発点
「それぞれの人が自分自身を愛していることに心底から気付いた時,他者を尊重すること
ができる。」
↑
◎ 他者の尊重につながらない自己愛はエゴイズム
◎ 「皆自分が愛しい。だから他人を害するな。」
□慈悲とは共に呻くこと
慈 … 友情
悲 … 呻き
◎ 嘆き苦しんでいる者に友情を持ち,そのかたわらにあって自分もまた同情のうめき
声を発するのが慈悲。
大乗の境地
「あなたの苦しみはわたしの苦しみであり,あなたの喜びは私の喜びである。
= 他人とわたしが一体になる境地」
|
◎ 菩薩においては他人と自分は一体
□イエスは「人間」か「預言者」か「神の子」か?
イエス = 人間 … ユダヤ教
イエス = 神の子 … キリスト教 イエス・キリスト(救い主)
イエス = 預言者 … イスラム教
□イエスは「神の子」,釈迦は「宇宙の仏」
お釈迦様 … 長い長い過去生の修行があり,その上での悟りであった
□宇宙のプログラミングによりお釈迦様は現れたのだ
宇宙は「無私無終」
宇宙の有り様を仏 - 宇宙菩薩
宇宙の縁起 - 因果生気 科学は因果律のみ
種の発芽 … 様々な条件が縁 ~ 縁が分からないのが科学
◎ 縁起の世界のありよう
「如」 = ありのまま
◎ 宇宙という「如」から「来た」から如来
□時空を超越して存在する 有って有る者
密教 - 宇宙語の説法 顕教 と 密教
(るしゃなぶつ) (大日如来)
◎ 宇宙仏を受信できない - 煩悩
◇神道,儒教は宗教?
□神が地上に降りてきて関係を結ぶ
神道
「いかに神さまとつきあえばよいか」 = 神々との付き合い方
カミは「気」
□神道は共同体の宗教
□カミとは世の常ならぬもの
□儒教 - 天があってわたしがある
天命という大いなるものに置き換え
◇死者をどう祀るか
□信ずる者は救われる
□天国行きが予定されている
予定説
よいこと…「神を信じること」
悪いこと…「神を信じないこと」
死後の世界は考えるな,捨て置け
「考えても分からないことだから考えるな 毒矢のたとえ
= よいことをすれば天界に生まれる」
□本来の仏教は葬儀を行わなかった
□仏教が葬式・法事をするようになったのは江戸時代から
起源はキリシタン禁圧 → 寺請制度
お経は死者が坊さんになるためのトレーニング
□明治時代 新しい国教としての国家神道
祭政一致,神仏分離令
◎国家神道
「戦死者は死んだ瞬間,和御霊(にぎわみ)=カミとなる」
◎14人のA級戦犯も合祀
1978年 33回忌による集合霊として
∥
◎ 鎮魂が行われてすでに個性が無くなった集合霊として祀られてい
「戦犯だから分祀しろ」はおかしな話
◎ すでに鎮魂された霊であり,集合霊となっているので分けられない
◇宗教はなぜ必要なのか
□人間は宗教を持つから動物と区別できる
◎エコノミックアニマル
= 宗教を持たない人間は「損か得か」の経済的原理でしか動かない
∥
◎ 自分たちさえ繁栄すればよい
◎ 企業 = ヤクザ
◎「わたしたちは企業のために生きているのではありません。自分と家族の幸せのために
働いている。そのための規範となるものが宗教・道徳である。競争原理とは,ありと
あらゆる人が幸せになってはならないという考え。」
↑
◎ 学校教育の存在は?
※ 日本は「企業型」の資本主義
∥
国家を挙げて企業型の資本主義を応援している
|
◎ 学校教育は企業型の資本主義に歪められている
(今の学校教育は企業人をつくりあげるための場になっている)
|
◎ 競争原理 = 「みんながしあわせになれるはずがない」
↑↓
◎ 仏さまの考え
「ありとあらゆる人が幸せになってほしい。」
「すべてのものが(動植物も)幸せになってほしい」
◎ 『ウサギとカメ』は弱肉強食の原理
→ カメはウサギを起こしてやるべき
◎神さま仏さまからいただいたものと受け取る
病気になったら病気になったと言うこと。
努力すれば幸せになるのではなく,幸せだから努力できる。
人間は「思うがまま」にしようとして苦にしている
↓
◎ 今の時代はまともな人間になるための転換期
「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤ /「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】 [読書記録 一般]
今回は、2月9日に続いて、童門冬二さんの
「私塾の研究」5回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山」
・「国防の巨人・江川英龍 不承不承 象山を弟子に → 砲術指南」
・「もののあはれを知ること 人間の感情としてのみずみずしさ」
・「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度」後編 を載せます。
大変分かり易い鈴木秀子さんの文章ですが、
わたしの要約のためにわかりづらくなってしまいました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤
◇象山の洋学塾(東京都中央区)
和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山
ペリーにお辞儀させた佐久間象山
お玉が池に象山書院開墾
朱子学から外国学への旋回
「朱子学」形式 礼
変わらなかった和魂洋才
門人一号 勝海舟
象山門下の両虎 小林虎三郎(米百俵)
吉田松陰
実践し発明する科学者
◇韮山塾(韮山町)
国防の巨人・江川英龍
不承不承 象山を弟子に → 砲術指南
韮山塾跡と江川家の史跡
18畳間 44人の弟子 韮山塾は12人くらい
家臣団とは区別 「敬慎を第一にせよ」
鳥井輝蔵の画策
象山(主人・真田幸貫)
師の高山秋帆が鳥井の妖策により窮地に
秋帆 - 汚職疑惑 ぬれぎぬを着せられ解放
鳥井 - 渡辺崋山,小関三英,高野長英をねらう 江川英龍も
国防に努力し続けた巨人
幕府海軍のために尽くした人材
中浜万次郎も
◇鈴屋塾(松阪市)
本居宣長が門人達に教えたこと
伊勢商人の街・松阪
宣長と芭蕉
蒲生氏郷が松阪商人を保護育成
日野商人・会津商人を育てた
宣長生家 - 小津家
四畳半の書斎・鈴屋
問屋生まれの商人落第者
賀茂真淵 1763.5.25 松阪に
日野町旅館・新上屋 真淵門下に
手紙によって教えを請うた(文通)
佐佐木信綱「松阪の一夜」
京都の医術修行・松阪での開業
母親 - 宣長に商人としての見切り 小津弥四郎
↓
京都・堀元厚 門下に
小津 → 本居(小津家の昔の姓)
小児科医学を学ぶ
1753年 宣長と改名
松阪で小児科医として開業 + 中世文学 + 和歌
歌会や源氏物語の講義 - 人間性の解放
もののあはれを知ること
人間の感情としてのみずみずしさ
|
自分の内面に忠実に生きる「好・信・楽」
もののあはれを柱にした経世の書
「親切なお医者さん」としても有名
日記 米価に異常な関心
門人 圧倒的に町人と農民が多い - 反権力的
「秘本 玉くしげ」
本居先生の歌詠み時
出張講義も
「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
夕暮れ時 ~ 本居の歌詠み時
宣長の史跡
戦後宣長は復権せず
☆「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】
<出版社の案内>
人間は生まれながらに、完全でありたいという強い欲求がある。そしてこの本能と、まま
ならぬ現実のギャップの間で、無意識のうちに、本当の幸福とは何かを模索する宿命を負
っている。幸いとは、山のかなた、空の遠くにあって、いつか来るはずのものだろうか。
幸福とは、思い通りに物事がうまくいく有頂天の時のことだろうか。物では埋めることの
できない心の空洞感に直面する今こそ、幸福の原点を誰でもが知る必要がある。幸せが見
えない時代の生き方指針。
◇意味の天使
すべてのことにときがある
「すべてのことにときがある。すべては自然の流れにかなって美しい」
生きている意味
フランクル
「どの人にも生きている意味がある。どの人も生きる意味を探って生きている。」
三つの価値
① 創造することができる(クリエイション)
② 体験する価値
③ 態度という価値
祈ってくれる人がいる
父の贈り物
大山社長 - 黄ばんだ三枚のハガキ
「価値の天使」
愛の意識 「シクラメンの太郎と花子」
「意味の天使」の贈り物
「水からの伝言」
人間を超える大いなるもの
「意味の天使」
イギリスの学者との昼食会
ワーズワースの湖
クリスマスツリーの下の少女と犬
クリスマスの辛い思いで
田舎の小さな教会の司祭
「…神さまは人が選択することに信頼されている…」
「神さまが愛し抜いてくれるからこそ,人生を大事にして生きていこう」
死にゆく者からの慈しみ
◇夕映えの天使
沈黙の修行
「沈黙を愛しなさい」 五感の沈黙
黒白のコピーの画
アボリジニの首長
目に付くものに何でもいいから感謝する(くよくよがふっとぶ)
浮浪者と少年
「夕暮れ時はよいとき。限りなく優しいとき」堀口大学
「夕映えの天使」の贈り物
クリスマスの歌
「きよしこの夜」が生まれた村 1818.12 ザルツブルグ郊外の村
オルガン故障 モール神父が小学校教師のグルーバーに作曲依頼
↓
ギター演奏で二部合唱
↓
◎ オルガンを修理に来たマウラソヒューが行く先々での歌を口ずさみ忘れられない歌
になった
◎「ものごとが思い通りにならないとき,きっとうまくいくとこころから信じれば思い
がけない喜びを味わうことができる」
↓
◎ 人間は深い所で繋がっている
「自分が生きているという事実は,かけがえのない重みがある」
「夕映えの天使」 = 「壊れたオルガン」「病気の41歳のT氏」
◇あとがき
フランス人神父 アペ・ピエール
ホームレスのためにエマウス共同体 → 再生のためのコミュニティ
↑
◎「あの人は天使なんだ」「天使が通っていた」
「私塾の研究」5回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山」
・「国防の巨人・江川英龍 不承不承 象山を弟子に → 砲術指南」
・「もののあはれを知ること 人間の感情としてのみずみずしさ」
・「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「絶対幸福の尺度」後編 を載せます。
大変分かり易い鈴木秀子さんの文章ですが、
わたしの要約のためにわかりづらくなってしまいました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ⑤
◇象山の洋学塾(東京都中央区)
和魂洋才を唱えた奇才・佐久間象山
ペリーにお辞儀させた佐久間象山
お玉が池に象山書院開墾
朱子学から外国学への旋回
「朱子学」形式 礼
変わらなかった和魂洋才
門人一号 勝海舟
象山門下の両虎 小林虎三郎(米百俵)
吉田松陰
実践し発明する科学者
◇韮山塾(韮山町)
国防の巨人・江川英龍
不承不承 象山を弟子に → 砲術指南
韮山塾跡と江川家の史跡
18畳間 44人の弟子 韮山塾は12人くらい
家臣団とは区別 「敬慎を第一にせよ」
鳥井輝蔵の画策
象山(主人・真田幸貫)
師の高山秋帆が鳥井の妖策により窮地に
秋帆 - 汚職疑惑 ぬれぎぬを着せられ解放
鳥井 - 渡辺崋山,小関三英,高野長英をねらう 江川英龍も
国防に努力し続けた巨人
幕府海軍のために尽くした人材
中浜万次郎も
◇鈴屋塾(松阪市)
本居宣長が門人達に教えたこと
伊勢商人の街・松阪
宣長と芭蕉
蒲生氏郷が松阪商人を保護育成
日野商人・会津商人を育てた
宣長生家 - 小津家
四畳半の書斎・鈴屋
問屋生まれの商人落第者
賀茂真淵 1763.5.25 松阪に
日野町旅館・新上屋 真淵門下に
手紙によって教えを請うた(文通)
佐佐木信綱「松阪の一夜」
京都の医術修行・松阪での開業
母親 - 宣長に商人としての見切り 小津弥四郎
↓
京都・堀元厚 門下に
小津 → 本居(小津家の昔の姓)
小児科医学を学ぶ
1753年 宣長と改名
松阪で小児科医として開業 + 中世文学 + 和歌
歌会や源氏物語の講義 - 人間性の解放
もののあはれを知ること
人間の感情としてのみずみずしさ
|
自分の内面に忠実に生きる「好・信・楽」
もののあはれを柱にした経世の書
「親切なお医者さん」としても有名
日記 米価に異常な関心
門人 圧倒的に町人と農民が多い - 反権力的
「秘本 玉くしげ」
本居先生の歌詠み時
出張講義も
「門人を学ばせるということは師である自分も学び続けなければならない」
夕暮れ時 ~ 本居の歌詠み時
宣長の史跡
戦後宣長は復権せず
☆「絶対幸福の尺度」鈴木秀子 講談社 2000年 後編【再掲載 2012.1】
<出版社の案内>
人間は生まれながらに、完全でありたいという強い欲求がある。そしてこの本能と、まま
ならぬ現実のギャップの間で、無意識のうちに、本当の幸福とは何かを模索する宿命を負
っている。幸いとは、山のかなた、空の遠くにあって、いつか来るはずのものだろうか。
幸福とは、思い通りに物事がうまくいく有頂天の時のことだろうか。物では埋めることの
できない心の空洞感に直面する今こそ、幸福の原点を誰でもが知る必要がある。幸せが見
えない時代の生き方指針。
◇意味の天使
すべてのことにときがある
「すべてのことにときがある。すべては自然の流れにかなって美しい」
生きている意味
フランクル
「どの人にも生きている意味がある。どの人も生きる意味を探って生きている。」
三つの価値
① 創造することができる(クリエイション)
② 体験する価値
③ 態度という価値
祈ってくれる人がいる
父の贈り物
大山社長 - 黄ばんだ三枚のハガキ
「価値の天使」
愛の意識 「シクラメンの太郎と花子」
「意味の天使」の贈り物
「水からの伝言」
人間を超える大いなるもの
「意味の天使」
イギリスの学者との昼食会
ワーズワースの湖
クリスマスツリーの下の少女と犬
クリスマスの辛い思いで
田舎の小さな教会の司祭
「…神さまは人が選択することに信頼されている…」
「神さまが愛し抜いてくれるからこそ,人生を大事にして生きていこう」
死にゆく者からの慈しみ
◇夕映えの天使
沈黙の修行
「沈黙を愛しなさい」 五感の沈黙
黒白のコピーの画
アボリジニの首長
目に付くものに何でもいいから感謝する(くよくよがふっとぶ)
浮浪者と少年
「夕暮れ時はよいとき。限りなく優しいとき」堀口大学
「夕映えの天使」の贈り物
クリスマスの歌
「きよしこの夜」が生まれた村 1818.12 ザルツブルグ郊外の村
オルガン故障 モール神父が小学校教師のグルーバーに作曲依頼
↓
ギター演奏で二部合唱
↓
◎ オルガンを修理に来たマウラソヒューが行く先々での歌を口ずさみ忘れられない歌
になった
◎「ものごとが思い通りにならないとき,きっとうまくいくとこころから信じれば思い
がけない喜びを味わうことができる」
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◎ 人間は深い所で繋がっている
「自分が生きているという事実は,かけがえのない重みがある」
「夕映えの天使」 = 「壊れたオルガン」「病気の41歳のT氏」
◇あとがき
フランス人神父 アペ・ピエール
ホームレスのためにエマウス共同体 → 再生のためのコミュニティ
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◎「あの人は天使なんだ」「天使が通っていた」