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「飛鳥を掘る」河上邦彦 講談社選書メチエ 2003年 ②(後半) /「楽しく上手にお金とつきあう」小林正観 大和書房 2007年 ①(上)【再掲載 2016.1】 [読書記録 歴史]

今回は、2月28日に続いて、河上邦彦さんの
「飛鳥を掘る」の紹介 2回目(後半)です。



出版社の紹介には

「船石は導水施設ではない、亀形石は『亀』ではない。石舞台古墳の下には
『潰された古墳』がある。広く張りめぐらされた地下水道網の機能とは。
丹念な発掘が通説の過ちを暴き、地中から現れる事実が四キロ四方の豊饒
な文明空間『飛鳥』の実態を浮かび上がらせる。」
 
とあります。



本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「古代の亀の造形物は何かを背負う。スッポンの造形物は背負わない」


・「スッポンと水との関係、水上の精神文化」


・「水の都 飛鳥京のインフラ、水の都市計画」


・「天皇の行幸に伴う巨勢寺式瓦のひろがり」





もう一つ、再掲載になりますが、小林正観さんの
「楽しく上手にお金とつきあう」①を載せます。
大和書房では「実用書 ビジネス」、
アマゾンでは「倫理・道徳」、
紀伊國屋書店では「人生論」
のジャンルに入っていますが。
わたしは「スピリチュアル」だと思っていました。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「飛鳥を掘る」河上邦彦 講談社選書メチエ 2003年 ②(後半)

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◇飛鳥歴史の舞台を掘る

□飛鳥京跡の発掘 飛鳥京のあるところとさまざまな宮
7世紀以前    櫻井市周辺の磐余地域
7世紀代     飛鳥地域

  ① 諸宮の発掘
小墾田宮推定地(おはりだのみや)
603年~628年 推古天皇

  ② 飛鳥板葺宮の伝承地

  ③ 飛鳥京の復元

  ④ 飛鳥御原宮という条件
無文銀銭 
      「日本書紀」との整合性 
      整然とした宮配置

  ⑤ 飛鳥京の苑地  
      楽しむ目的の苑駅
飛鳥の諸苑
        - 石上遺跡に
苑のひろがり          
外苑と内苑


□嶋宮伝承地の調査  
  嶋宮への関 
  古い時代の遺構
  謎の方形池構 
遺跡の性格
   - 石舞台古墳との密接な関係
嶋宮はどこか
「嶋」の意味 
     浄御原宮を維持するための巨大空間だった

  

□酒船石北西の石垣と両槻宮
飛鳥の山城探し 
    高安山
道教的性格
「今城」として文献にあった両槻宮
斉明天皇の意図

  
□酒船石遺跡 - 天皇の水祭祀場
遺跡と遺構    
    すべてが石造り
亀形石造物は亀か
    スッポン?
古代の亀の造形物は何かを背負う
スッポンの造形物は背負わない
類似遺跡
   - 水祭祀の表現
酒船石遺跡の性格
   - 祈年祭の場
水神の実態
水神「河伯」祭祀は日本にもあった
スッポンと水との関係-水上の精神文化

  

□水の都 - 飛鳥京のインフラ
石の文化 
    飛鳥京 = 石の都
島庄の方形池 
    - 井戸を持つ貯水池
暗渠石溝
    - 水道施設
飛鳥京石溝・石敷 
    - 網の目のような流水
流水はどのように利用されたか
  ごみ処理、トイレ、防火用水
飛鳥京苑池
    - わき水の量も調整
酒船石遺跡の取水施設・水時計
「水」の都市計画

  

□巨勢寺の発掘
巨勢寺の発掘
3万枚の瓦 
    コンテナ4500箱分

一期 
    九葉素弁軒丸瓦 
    八葉素弁軒丸瓦
7世紀巨瀬寺前身の本堂のみの寺

  二期 
    八葉単弁蓮華文軒丸瓦大小
飛鳥末~白鳳   
    軒平瓦は重孤文瓦

  三期 
    巨勢寺式 
    八葉複弁蓮華文瓦

  四期 
    奈良時代中期以降 修理用

◎持統天皇との関係(浜松-篠場瓦窯も?=ハマコウ註)
巨勢寺式瓦のひろがり
天皇の行幸に伴う



◇エピローグ
キトラ古墳で判明した十二支の意匠の移入
隼人石の調査 
    - 四体の獣頭人身像
  日本最古の十二支像






☆「楽しく上手にお金とつきあう」小林正観 大和書房 2007年 ①(上)【再掲載 2016.1】

[出版社の案内]
一生お金に困らない人とは人に喜ばれる人。人から頼まれる人。人を応援する
人。「感謝の方程式」に気づいた人は、毎日が楽しくてたまらなくなる。

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◇まえがき
  「お金がないときは素敵な人だった。お金があるときは不快な人だった」

  ゲーテ 
   「人間の最大の罪は不機嫌である」  


◇心が軽くなる「お金の話」
  
□「幸せ」は「物」ではなく「幸せ」と思う「心」が決める 
  幸せを与えてくれるもの 
    ① 物 
    ② 状況・環境 
    ③ 心

足を知る 
    京都・竜安寺 

  喜ばれるために使われること  

  お金が集まる使い方
  あるおばあさんの話
     … 死ぬまで自分の教え子の店でしか物を買わず


□黄昏れたラーメン屋さんでお金を使う
流行らないラーメン屋さん 
    一言
     → 丼の縁に「わたしの体の一部になってくださってありがとう」

  いかに人にお金を喜んでもらえるか

  お金にも意志がある


□お金ができたと食べものを変えると運が衰える
水野南北
    江戸中期・観相家
  「人相,手相が100%じゃない」
      -「食養生」 粗食・腹八分目

  日本人は草食動物
   - 競わない,比べない,みんなで支え合っていく


□無限に入ってくる秘訣はトイレ掃除 
トイレ掃除の効果

七番目の神さま 
    ① 応接間
    ② 玄関
    ③ 居間
    ④ 寝室
    ⑤ 台所
    ⑥ 洗面所風呂
    ⑦ トイレ
  持ってくる物が違う 
       七番目 - 大きなザックに金銀財宝
  

□流れをせき止めているのは執着心 
お金が入ってくる仕組み
   → お金は貯め込もうとした瞬間にダメになる
    
  3つのゴミを捨てる 
    ①「我欲」 
    ②「執着」 
    ③「こだわり」 


□お札の折り方で,財布にお金がやってくる
おもしろがってやってみれば
   - 100000000円に折って


□宝くじに当たる,当たらないの法則
宝くじが当たる島  
    佐賀県 喜ばれる存在になると決める


□お金の使い方によって神さまが貧乏神にも福の神にもなる
貧乏神はきらびやか
    お金を使うのがとても好きなのが貧乏神

  徳をするのは?
    みんなに喜ばれる使い方


□どうお金を使うか,いつも考える
伊藤家の庭に築かれた山
    新潟県東南横越 - 北方文化博物館

  あげるのはお金ではなく仕事
    飢饉の時に仕事 = 築山

  旧家
   「いざというとき富をみんなのために放出できる人」


□社長の仕事はノルマを課すことではない → 社員に感謝すること
社員が支えたくなる会社  
    社員を動かすもの 「ありがとう」


□商売にうまい方法なし → 不正直は生き残れない
正直者が得をする  
   
  儲け心が最大の罠


□喜ばれる存在になると売り上げはついてくる →  ドン・キ・ホーテになる
「正しい」経営より,「楽しい」経営  

  喜ばれる宿
   ~ 旭山動物園
  

□おごられ上手な人は良縁に恵まれる 
おごってもらう理由?

  そんなことより,善意を受け入れる
   → 心からの「ありがとう」



◇努力しない方が楽になる 

□生き方の法則①
奪い合えば敵が増え,分け合えば味方が増える
  1の力が500になる  
    味方を増やすととても楽
  
  働くとは「はたをラクにする」こと 
  はた迷惑な人
     「人の為」と書いて「偽り」

  人に施す幸せを知る
    人に喜ばれることが自分の幸せ
 貧しき者にこそ施しをさせる

   托鉢の正しい作法 
     托鉢僧 = 他に施しをさせる為に立っている
         → 投げた物が返ってくる  

   生きるとは「頼まれごと」をこなすこと
   頼まれたことをただひたすらやって人生を終える生き方-使命

   頼まれやすい人になる
     人間の生命
       = 「人格を磨く」のが人生の意味
     いかに自分の存在がたくさんの人から喜ばれるか 

  人に感謝される幸せ その幸せが人生の醍醐味
  マザー・テレサの言葉
    「この世の最大の不幸は貧しさでも病気でもありません。自分が誰か
     らも必要とされていないと感じることです。」

  感謝される幸せ
    人の為に自分を押さえて一生懸命にやるのは偽り

  「いやなことメガネ」を外すと人生は楽しい
   借金は断ってもよい 

   断ってよいもの
     ① お金 
     ② 先約 
     ③ 嫌悪感を抱くもの

   ◎ 7割眼鏡を外す

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