「怖い本と楽しい本 毎日新聞『今週の本棚』20年名作選(1998年~2004年)」丸谷才一 、池澤夏樹 編 毎日新聞社 2012年(前半) /「月刊少年育成」2005年8月号 発達障害【再掲載 2013.2】 [読書記録 一般]
今回は、丸谷才一さん、池澤夏樹さんの編による
「怖い本と楽しい本」の紹介 1回目(前半)です。
新聞の書評欄から選ばれたものですが、
本の題名の羅列になってしまいました。
本日紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「駄菓子屋では子どもらが迷う。『迷うのが喜び』」
・「書評とは話題を新刊の本に限定した一種のコラムである。エッセーと違う
のは、文字数が決められていること。文章がうまくて粋で攻勢にも工夫
があってユーモアがある」
・「『父と暮らせば』(井上ひさし)は、笑いと涙との戦後日本最高の喜劇。恋
の応援団長としての父の亡霊」
・「『ものがたり 芸能と社会』では、本当はとても難しいことを本当に好きな
人(小沢昭一)が愛情を込めて上手にお話ししてくれる。節談説教の芸の力
である」
もう一つ、再掲載になりますが、月刊「少年育成」誌
2005年8月号「発達障害」の要約を載せます。
20年前、二世代前の内容であること、
要約が雑であることを承知してください。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「怖い本と楽しい本 毎日新聞『今週の本棚』20年名作選(1998年~2004年)」丸谷才一 、池澤夏樹 編 毎日新聞社 2012年(前半)
◇悪魔の弁護人 池澤夏樹
沖縄 照喜名商店
駄菓子
- 子どもらが迷う
店主「迷うのが喜び」
毎日新聞 書評
「今週の本棚」書評者が自分で本を選ぶ
悪魔の弁護人 ~ 選ばなければならない大役
「書評とは話題を新刊の本に限定した一種のコラムである。エッセーと違
うのは、文字数が決められていること。文章がうまくて粋で攻勢にも工
夫があってユーモアがある」
◇1998(平成10)年
「科学の終焉」 ジョン・ホーガン 竹内薫訳
海部宣男評(国立天文台ハワイ所長)
「あ・じゃぱん」矢作俊彦
「レディ・ジョーカー」 高村薫
「段ボールハウスで見る夢」中村智志
ホームレス社会の希薄感
- かげろうのような
「声と日本人」米山文明
「父と暮らせば」井上ひさし
笑いと涙と戦後日本最高の喜劇
恋の応援団長としての父の亡霊 丸谷才一評
「いま自然をどう見るか」高木仁三郎
二つの自然
① 詩人の自然
② 科学者の自然
に引き裂かれている
「ネクタイを締めた海賊たち」浜矩子
「半七捕物帖」岡本綺堂
「日本人の境界」小熊英二
「休戦」プリーモ・レーヴィ
「アップル薄氷の500日」Gアメリオ
「戦争と罪責」野田正彰
加害体験に直面できない病理をえぐる
「ものがたり 芸能と社会」小沢昭一
本当はとても難しいことを本当に好きな人が愛情を込めて上手にお
話ししてくれる
◎ 節談説教の芸の力
「一声二節三男」
「小村寿太郎とその時代」岡崎久彦
曇り無き外交家の評伝
「日本の教育を考える」宇沢弘文
◇1999(平成11)年
「似顔絵物語」和田誠
似顔絵描きに気を許してはいけません 向井敏
「ヴァインランド」トマス・ピンチョン
「鶴見和子曼荼羅Ⅸ 環の巻」鶴見和子
「二十世紀劇場」鴻英良
「新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか」加藤隆
「経済政策はこれでよいか」伊東光晴
◎ 市場原理主義に対する宣戦布告
「スプートニクの恋」村上春樹
「ゴミが降る島」曽根英二
豊島
- 官僚機構は住民にとって何だろう
「宙返り」大江健三郎
「新々百人一首」丸谷才一
「キャリバンの文化史」A.T.ヴォーン
「脳の中の幽霊」V.S.ラマチャンドラン
ミクロとマクロをつなぐ痛快さ
「フィンランド駅へ」エドマント・ウィルソン
不思議な感慨がある社会主義者列伝
「遊動亭円木」辻原登
「地図のない道」須賀敦子
「今日も映画日和」和田誠・川本三郎・瀬戸川
「誰か戦前を知らないか」山本夏彦
◇2000(平成12)年
「納得しなかった男」山内昌之
トルコの英雄
「考える身体」三浦雅士
「歴史の真実と政治の正義」山崎正和
「宇宙を呑む」杉浦康平
「武満徹著作集1」
「朗読者」ベルンハルト・シュリンク
「花を運ぶ妹」池澤夏樹
「イサム・ノグチ」ドウス昌代
「木村兼葭堂のサロン」中村真一郎
「東電OL殺人事件」佐野眞一
「人間の行方」多田富雄 山折哲雄
「闊歩する漱石」丸谷才一
「イワンの馬鹿の恋」恩田侑布子
「十五歳の桃源郷」多田智満子
「鏡・病原菌・鉄」ジャレド・ダイヤモンド
「吉田茂という逆説」保阪正康
「日本初水車の作り方の本」吉田燿子
「市場主義の終焉」佐和隆光
「取り替え子」大江健三郎
「三滞溜」ジャック・デリダ
☆「月刊少年育成」2005年8月号 発達障害【再掲載 2013.2】
◇軽度発達障害の理解 宮本信也(筑波大学院教授)
□軽度発達障害とは
発達障害
① 遅れ 90%
② 偏り 幅
③ 歪み 通常の子どもには見られない
※ 行動の程度 行動の繰り返し
軽度発達障害
① 機能障害のない自閉性障害
(高機能自閉症・アスペルガー障害)
② 注意欠陥 多動性障害(ADHD)
③ 学習障害(LD)
□高機能自閉症・アスペルガー障害
マイペース・一方的
「高機能」
= 知恵の遅れのないと言う意味
知能障害はないが言葉の遅れがある障害
アスペルガー
= 知能発達の遅れも言葉の発育の遅れもない内向症
① 個別の問題はない
② 行事集団行動可能
③ 対人交渉で問題
④ 相手の気持ちの状況を考えないマイペース
⑤ 自分の言いたいこと
⑥ 言葉を表面的に受け取り,言葉の意味が理解できない
⑦ 融通性のない思慮行動
⑧ 固執・脅迫傾向
⑨ 被害的言動
□注意欠陥/多動性障害(ADHD)
3タイプ
□学習障害(LD)
どれか一つ
<聞く・話す・読む・書く・計算する>
に著しい問題
□軽度発達障害児の思春期問題
□勘違いしてはいけないこと
◎ 発達障害がある子どもが問題なのではなく,発達障害があることで,
いろいろな不都合が子どもに起こっていることを問題にする
「怖い本と楽しい本」の紹介 1回目(前半)です。
新聞の書評欄から選ばれたものですが、
本の題名の羅列になってしまいました。
本日紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「駄菓子屋では子どもらが迷う。『迷うのが喜び』」
・「書評とは話題を新刊の本に限定した一種のコラムである。エッセーと違う
のは、文字数が決められていること。文章がうまくて粋で攻勢にも工夫
があってユーモアがある」
・「『父と暮らせば』(井上ひさし)は、笑いと涙との戦後日本最高の喜劇。恋
の応援団長としての父の亡霊」
・「『ものがたり 芸能と社会』では、本当はとても難しいことを本当に好きな
人(小沢昭一)が愛情を込めて上手にお話ししてくれる。節談説教の芸の力
である」
もう一つ、再掲載になりますが、月刊「少年育成」誌
2005年8月号「発達障害」の要約を載せます。
20年前、二世代前の内容であること、
要約が雑であることを承知してください。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「怖い本と楽しい本 毎日新聞『今週の本棚』20年名作選(1998年~2004年)」丸谷才一 、池澤夏樹 編 毎日新聞社 2012年(前半)
◇悪魔の弁護人 池澤夏樹
沖縄 照喜名商店
駄菓子
- 子どもらが迷う
店主「迷うのが喜び」
毎日新聞 書評
「今週の本棚」書評者が自分で本を選ぶ
悪魔の弁護人 ~ 選ばなければならない大役
「書評とは話題を新刊の本に限定した一種のコラムである。エッセーと違
うのは、文字数が決められていること。文章がうまくて粋で攻勢にも工
夫があってユーモアがある」
◇1998(平成10)年
「科学の終焉」 ジョン・ホーガン 竹内薫訳
海部宣男評(国立天文台ハワイ所長)
「あ・じゃぱん」矢作俊彦
「レディ・ジョーカー」 高村薫
「段ボールハウスで見る夢」中村智志
ホームレス社会の希薄感
- かげろうのような
「声と日本人」米山文明
「父と暮らせば」井上ひさし
笑いと涙と戦後日本最高の喜劇
恋の応援団長としての父の亡霊 丸谷才一評
「いま自然をどう見るか」高木仁三郎
二つの自然
① 詩人の自然
② 科学者の自然
に引き裂かれている
「ネクタイを締めた海賊たち」浜矩子
「半七捕物帖」岡本綺堂
「日本人の境界」小熊英二
「休戦」プリーモ・レーヴィ
「アップル薄氷の500日」Gアメリオ
「戦争と罪責」野田正彰
加害体験に直面できない病理をえぐる
「ものがたり 芸能と社会」小沢昭一
本当はとても難しいことを本当に好きな人が愛情を込めて上手にお
話ししてくれる
◎ 節談説教の芸の力
「一声二節三男」
「小村寿太郎とその時代」岡崎久彦
曇り無き外交家の評伝
「日本の教育を考える」宇沢弘文
◇1999(平成11)年
「似顔絵物語」和田誠
似顔絵描きに気を許してはいけません 向井敏
「ヴァインランド」トマス・ピンチョン
「鶴見和子曼荼羅Ⅸ 環の巻」鶴見和子
「二十世紀劇場」鴻英良
「新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか」加藤隆
「経済政策はこれでよいか」伊東光晴
◎ 市場原理主義に対する宣戦布告
「スプートニクの恋」村上春樹
「ゴミが降る島」曽根英二
豊島
- 官僚機構は住民にとって何だろう
「宙返り」大江健三郎
「新々百人一首」丸谷才一
「キャリバンの文化史」A.T.ヴォーン
「脳の中の幽霊」V.S.ラマチャンドラン
ミクロとマクロをつなぐ痛快さ
「フィンランド駅へ」エドマント・ウィルソン
不思議な感慨がある社会主義者列伝
「遊動亭円木」辻原登
「地図のない道」須賀敦子
「今日も映画日和」和田誠・川本三郎・瀬戸川
「誰か戦前を知らないか」山本夏彦
◇2000(平成12)年
「納得しなかった男」山内昌之
トルコの英雄
「考える身体」三浦雅士
「歴史の真実と政治の正義」山崎正和
「宇宙を呑む」杉浦康平
「武満徹著作集1」
「朗読者」ベルンハルト・シュリンク
「花を運ぶ妹」池澤夏樹
「イサム・ノグチ」ドウス昌代
「木村兼葭堂のサロン」中村真一郎
「東電OL殺人事件」佐野眞一
「人間の行方」多田富雄 山折哲雄
「闊歩する漱石」丸谷才一
「イワンの馬鹿の恋」恩田侑布子
「十五歳の桃源郷」多田智満子
「鏡・病原菌・鉄」ジャレド・ダイヤモンド
「吉田茂という逆説」保阪正康
「日本初水車の作り方の本」吉田燿子
「市場主義の終焉」佐和隆光
「取り替え子」大江健三郎
「三滞溜」ジャック・デリダ
☆「月刊少年育成」2005年8月号 発達障害【再掲載 2013.2】
◇軽度発達障害の理解 宮本信也(筑波大学院教授)
□軽度発達障害とは
発達障害
① 遅れ 90%
② 偏り 幅
③ 歪み 通常の子どもには見られない
※ 行動の程度 行動の繰り返し
軽度発達障害
① 機能障害のない自閉性障害
(高機能自閉症・アスペルガー障害)
② 注意欠陥 多動性障害(ADHD)
③ 学習障害(LD)
□高機能自閉症・アスペルガー障害
マイペース・一方的
「高機能」
= 知恵の遅れのないと言う意味
知能障害はないが言葉の遅れがある障害
アスペルガー
= 知能発達の遅れも言葉の発育の遅れもない内向症
① 個別の問題はない
② 行事集団行動可能
③ 対人交渉で問題
④ 相手の気持ちの状況を考えないマイペース
⑤ 自分の言いたいこと
⑥ 言葉を表面的に受け取り,言葉の意味が理解できない
⑦ 融通性のない思慮行動
⑧ 固執・脅迫傾向
⑨ 被害的言動
□注意欠陥/多動性障害(ADHD)
3タイプ
□学習障害(LD)
どれか一つ
<聞く・話す・読む・書く・計算する>
に著しい問題
□軽度発達障害児の思春期問題
□勘違いしてはいけないこと
◎ 発達障害がある子どもが問題なのではなく,発達障害があることで,
いろいろな不都合が子どもに起こっていることを問題にする