小浜逸郎さんはこんなことを⑫-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (6) /「運命の法則」天下伺朗 飛鳥新社 2004年 ①【再掲載 2015.11】 [読書記録 教育]
今回は、12月6日に続いて、
「小浜逸郎さんはこんなことを」12回目、
「14歳 日本の子どもの謎」6回目の紹介です。
「だらしない収容所」
?でしょうか!でしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「学校や教師は同じようにやってきたのだが,周囲の社会的現実が変化し,それによっ
て子供が変わってしまった。学校や教師はそのことにうろたえ,戸惑い,どうやって
秩序を保っていいか分からず,時に混乱を噴出させた」
・「いじめにしろ不登校にしろ,すでにその役割を終えた古い枠組みに無理矢理押し込め
られていることからくる「退屈と倦怠」の現象」
・「秩序原理が解体してしまった『だらしない収容所』となっている学校という場では,
思春期の子供は,全く『大人の権威』から心身を離反させている」
もう一つ、再掲載となりますが、天下伺朗さんの
「運命の法則」①を載せます。
さっとフロー状態に入ることができたら…。
昨日の昼、古くからの友人と少し話しました。
久しぶりでしたが楽しく過ごせました。
その帰り今年の「浜松ジオラマグランプリ」で知った澤井隆治さんの個展に出かけました。
木彫りの動物、小型ジオラマ、木版画・絵画などを楽しみました。
澤井さんともお話しをすることができました。
場所:「ギャラリー蔵」 浜松市西区入野町1104
日時:12月8日(水)~12月12日(日) 11:00~17:00
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを⑫-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (6)
◇「だらしない収容所」の大きな子供 ①
□学校の「荒廃現象」は誰のせい?
大人化の開門 - 通過儀礼から教育課程
学校80年代 - 校内暴力,いじめ,不登校,中退,教師の体調
ある頃から学校の価値や教師の権威が子供たちの中で信じられなくなってきた
∥
【様々な崩れ現象】
◎ 学校や教師は同じようにやってきたのだが,周囲の社会的現実が変化し,それによ
って子供が変わってしまった
↓
◎ 学校や教師はそのことにうろたえ,戸惑い,どうやって秩序を保っていいか分から
ず,時に混乱を噴出させた
∥
【苦悩の過渡期(新しいものが生まれるまで)】
□「僕も私も高校へ」が学校を激変させた
○明治期
学校は国家への統合意識を育てる一方で個人が西欧的な近代自我を確立し,「貧困」
や「古いしきたりや掟」という鎖から解放されることを目指した
∥
【学校の聖なる価値】
※ 1975年あたりが大きなターニングポイント
○限界頭打ち
=「豊かな近代社会」が成立すると,大衆がそれぞれの消費欲求を満たすことができる
ようになり,個人主義が浸透する
↓
【「聖なる価値」が失われ,「退屈と倦怠」がのさばる】
高校入学
~ 希望の目標から面倒くさい義務に
|
◎ いじめにしろ不登校にしろ,すでにその役割を終えた古い枠組みに無理矢理押し込
められていることからくる「退屈と倦怠」の現象
◎ 秩序原理が解体してしまった「だらしない収容所」
思春期の子供は,学校という場では,全く「大人の権威」から心身を離反させている
|
アンケートをとると「楽しい」が8割
= 仲間と会える唯一の場
※ 仲間同士でわいわい騒いで学校の上からの秩序をなし崩しにする
話題:遊び,趣味,ファッション,友達関係,異性関係
|
【かつてのクラス秩序原理はすっかり解体】
∥
現在の学校の「クラス集団」には暴力を管理する秩序原理が存在しない
↓
今どんなに偽装しようとも「学校の聖なる価値」を維持することが不可能になった
↑
◎ 豊かな近代社会の実現が引き起こした
「だらしない収容所」
すべての子供を半ば強引に囲い込むが,その囲いの中では規律や秩序をきちんと行
き渡らせる能力を喪失している
☆「運命の法則」天下伺朗 飛鳥新社 2004年 ①【再掲載 2015.11】
<出版社の案内>
ロボット犬「AIBO」の生みの親が教える、好運の育てかた。ソニーの第一線で活躍しつ
づけている科学者が、研究生活を通じて発見した“目に見えない流れ”に乗るためのヒン
ト
◇共時性の法則
□奇妙な偶然一致
「虫の知らせ」「夢枕に立つ」
□共時性(シンクロニシティ)=ユング
同じ意味を持つ二つあるいはそれ以上の因果的に無関係な出来事の同時生起
□目に見えない秩序が前提
トレーニング一歩目は、日常生活の中で発生している共時性を見出すこと
<法則1>
「共時性」を迷信として拒否しないで心を開いて受け入れると自分自身の人生が驚くほど
の「共時性」に彩られていることを発見できる。
<法則2>
「運命の法則」を体感するトレーニングの一歩目は,日常生活で「共時性」を発見してい
くこと。
◇「燃える集団」の法則
□「燃える集団」と言う現象
□スーパーマンと化した技術者
AIBO開発を巡る数々の好運
<法則3>
チームが「燃える集団」の状態になるとメンバーの一人一人がスーパーマンと化す。
◇フローの法則
□「フロー」は人生に喜びをもたらす
クセント・ミハイ(シカゴ大)のフロー理論
フロー = 没頭状態
□「今の社会は内発的報酬がほとんど無視されていることが大問題だ」
□フロー状態の特徴
① 行為に集中没頭している
② うきうきとした高揚感
③ 雑念がほとんど湧かない
④ 時間感覚の喪失
⑤ 自分自身の感覚の喪失
⑥ その場を支配している感覚・有能感
⑦ 周囲の環境とその調和感・一体感
□「ソニー神話」のルーツ
フローに入ることにより共時性が起きやすくなったり運が付いてきたと感じる
<法則4>
「深いフロー」は宗教的至高体験と同じ。
<法則5>
日常的にボーッとしている時など「浅いフロー」に入っている状態を「マイクロフロー」
と呼ぶ。それは無駄な時間ではなく,人間が生活を営む上で極めて重要なものである。
<法則6>
「フロー」もしくは「マイクロフロー」を大切にすることがスムースな人生の秘訣。
「小浜逸郎さんはこんなことを」12回目、
「14歳 日本の子どもの謎」6回目の紹介です。
「だらしない収容所」
?でしょうか!でしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「学校や教師は同じようにやってきたのだが,周囲の社会的現実が変化し,それによっ
て子供が変わってしまった。学校や教師はそのことにうろたえ,戸惑い,どうやって
秩序を保っていいか分からず,時に混乱を噴出させた」
・「いじめにしろ不登校にしろ,すでにその役割を終えた古い枠組みに無理矢理押し込め
られていることからくる「退屈と倦怠」の現象」
・「秩序原理が解体してしまった『だらしない収容所』となっている学校という場では,
思春期の子供は,全く『大人の権威』から心身を離反させている」
もう一つ、再掲載となりますが、天下伺朗さんの
「運命の法則」①を載せます。
さっとフロー状態に入ることができたら…。
昨日の昼、古くからの友人と少し話しました。
久しぶりでしたが楽しく過ごせました。
その帰り今年の「浜松ジオラマグランプリ」で知った澤井隆治さんの個展に出かけました。
木彫りの動物、小型ジオラマ、木版画・絵画などを楽しみました。
澤井さんともお話しをすることができました。
場所:「ギャラリー蔵」 浜松市西区入野町1104
日時:12月8日(水)~12月12日(日) 11:00~17:00
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを⑫-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (6)
◇「だらしない収容所」の大きな子供 ①
□学校の「荒廃現象」は誰のせい?
大人化の開門 - 通過儀礼から教育課程
学校80年代 - 校内暴力,いじめ,不登校,中退,教師の体調
ある頃から学校の価値や教師の権威が子供たちの中で信じられなくなってきた
∥
【様々な崩れ現象】
◎ 学校や教師は同じようにやってきたのだが,周囲の社会的現実が変化し,それによ
って子供が変わってしまった
↓
◎ 学校や教師はそのことにうろたえ,戸惑い,どうやって秩序を保っていいか分から
ず,時に混乱を噴出させた
∥
【苦悩の過渡期(新しいものが生まれるまで)】
□「僕も私も高校へ」が学校を激変させた
○明治期
学校は国家への統合意識を育てる一方で個人が西欧的な近代自我を確立し,「貧困」
や「古いしきたりや掟」という鎖から解放されることを目指した
∥
【学校の聖なる価値】
※ 1975年あたりが大きなターニングポイント
○限界頭打ち
=「豊かな近代社会」が成立すると,大衆がそれぞれの消費欲求を満たすことができる
ようになり,個人主義が浸透する
↓
【「聖なる価値」が失われ,「退屈と倦怠」がのさばる】
高校入学
~ 希望の目標から面倒くさい義務に
|
◎ いじめにしろ不登校にしろ,すでにその役割を終えた古い枠組みに無理矢理押し込
められていることからくる「退屈と倦怠」の現象
◎ 秩序原理が解体してしまった「だらしない収容所」
思春期の子供は,学校という場では,全く「大人の権威」から心身を離反させている
|
アンケートをとると「楽しい」が8割
= 仲間と会える唯一の場
※ 仲間同士でわいわい騒いで学校の上からの秩序をなし崩しにする
話題:遊び,趣味,ファッション,友達関係,異性関係
|
【かつてのクラス秩序原理はすっかり解体】
∥
現在の学校の「クラス集団」には暴力を管理する秩序原理が存在しない
↓
今どんなに偽装しようとも「学校の聖なる価値」を維持することが不可能になった
↑
◎ 豊かな近代社会の実現が引き起こした
「だらしない収容所」
すべての子供を半ば強引に囲い込むが,その囲いの中では規律や秩序をきちんと行
き渡らせる能力を喪失している
☆「運命の法則」天下伺朗 飛鳥新社 2004年 ①【再掲載 2015.11】
<出版社の案内>
ロボット犬「AIBO」の生みの親が教える、好運の育てかた。ソニーの第一線で活躍しつ
づけている科学者が、研究生活を通じて発見した“目に見えない流れ”に乗るためのヒン
ト
◇共時性の法則
□奇妙な偶然一致
「虫の知らせ」「夢枕に立つ」
□共時性(シンクロニシティ)=ユング
同じ意味を持つ二つあるいはそれ以上の因果的に無関係な出来事の同時生起
□目に見えない秩序が前提
トレーニング一歩目は、日常生活の中で発生している共時性を見出すこと
<法則1>
「共時性」を迷信として拒否しないで心を開いて受け入れると自分自身の人生が驚くほど
の「共時性」に彩られていることを発見できる。
<法則2>
「運命の法則」を体感するトレーニングの一歩目は,日常生活で「共時性」を発見してい
くこと。
◇「燃える集団」の法則
□「燃える集団」と言う現象
□スーパーマンと化した技術者
AIBO開発を巡る数々の好運
<法則3>
チームが「燃える集団」の状態になるとメンバーの一人一人がスーパーマンと化す。
◇フローの法則
□「フロー」は人生に喜びをもたらす
クセント・ミハイ(シカゴ大)のフロー理論
フロー = 没頭状態
□「今の社会は内発的報酬がほとんど無視されていることが大問題だ」
□フロー状態の特徴
① 行為に集中没頭している
② うきうきとした高揚感
③ 雑念がほとんど湧かない
④ 時間感覚の喪失
⑤ 自分自身の感覚の喪失
⑥ その場を支配している感覚・有能感
⑦ 周囲の環境とその調和感・一体感
□「ソニー神話」のルーツ
フローに入ることにより共時性が起きやすくなったり運が付いてきたと感じる
<法則4>
「深いフロー」は宗教的至高体験と同じ。
<法則5>
日常的にボーッとしている時など「浅いフロー」に入っている状態を「マイクロフロー」
と呼ぶ。それは無駄な時間ではなく,人間が生活を営む上で極めて重要なものである。
<法則6>
「フロー」もしくは「マイクロフロー」を大切にすることがスムースな人生の秘訣。