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「いまを生きる力」五木寛之 NHK出版 2010年 ③(最終) / 東井義雄さんの言葉 ⑯ 「東井義雄著作集 3」子供を伸ばす生活綴り方ほか 1972年(後半)【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、5月2日に続いて、五木寛之さんの
「いまを生きる力」の紹介3回目 最終です。




出版社の紹介には

「かけがいのない命の重さを、どう取り戻すか。生きることと向き合う一冊。
 なぜ、日本にはこれほど自殺者が多いのか。古今の日本人の名言を引きなが
 ら、我々はどう生きるべきか、苦しみ悲しみをどう受け止めるべきかを探る。
 『情』『悲』に生命のちからを見いだした一冊。」
 
とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「情は慈悲の悲。ユーモアと悲哀(ペーソス)は両面」


・「人間はいつかほんとうの幸福は何かということに気付くときが来る。しか
  し,気付いたときにはもう遅い。真実に気付いた瞬間,その幸福は手から
逃れ,たちまち失われていくものだ - 五木寛之」


・「人間中心主義から始まる環境保護運動には,なんとなくわたしたちの気持
  ちにそぐわないところがある。傲慢さが土台にあるように感じるから」


・「『自分探しは近代の病である』自分とは『自然の中の一部」なのだから 
  - 野口三千三(芸大教授)」




もう一つ、再掲載になりますが、
東井義雄さんの言葉⑯を載せます。




3日間の浜松まつりが終了しました。
わたしの町は凧揚げのみの参加です(御殿屋台引き回しはなく)が、
4年ぶりに、飲酒こそありませんが、通常のようなかたちに戻ってきました。
大きな事故はなく、多くの町民の笑顔が見られたことが何よりでした。
昨日は2万歩、3日間で5万歩とよく歩きました。
昨日はぐっすり眠りましたが、
今朝7時30分から片付け清掃が待っています。
あと少し頑張ります。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「いまを生きる力」五木寛之 NHK出版 2010年 ③(最終)

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◇抒情と感傷の意味
「感傷的」ではいけないのか  
     啄木 夢二 
     倉田百三『出家とその弟子』

小野十三郎さんの思い出

「抒情」や「感傷」の中にある生きるちから
  感傷的 メロドラマティック 新派悲劇 浪花節的 
     演歌歌謡曲の世界 平安の今様 声明 和讃 御詠歌 
     法師 長唄 浄瑠璃 端唄 浪曲 民謡

  ねじれの原因 
    長調<陽旋律> 単調<陰旋律>
単調の音楽は 
      アラブ・イスラムでは前向きの音楽
軍歌も喜びの歌もマイナーコード
情 = 慈悲の悲
◎ ユーモアと悲哀(ペーソス)は両面


◇青い鳥の行方
「青い鳥」は幸福の象徴なのか

「青い鳥」の意外な結末
チルチルミチル放浪の旅 
       ~ 夢の世界
部屋の隅の鳥が青い色を帯びてくる

◎メーテルリンクが差し出す大きな謎
五木
     「人間はいつかほんとうの幸福は何かということに気付くときが来
      る。しかし,気付いたときにはもう遅い。真実に気付いた瞬間,
      その幸福は手から逃れ,たちまち失われていくものだ」

  つかむことができなかった「坂の上の雲」
    雲をつかむことはできない

人の世の中の切なさをかみしめて
ヨーロッパ
      「人はなぜ失われていくものを愛するのだろう」


◇寛容と共生の世紀へ
信仰が混在した日本人の宗教生活習慣
シンクレティズム
         神仏混交 神仏習合 諸説混合
真宗 
      - 阿弥陀仏 
        ◎「門松は立てず,七五三にも行かない」
「言葉と文章」は民族の「たましい」の表現

  「シンクレティズム」の可能性
共存と共生 
     一向一揆の時代にも
      … 「諸神諸仏菩薩を軽んずべからず」とリーダーは戒めた

  「アニミズム」には21世紀の新しい思想の可能性がある
アニミズム 
       ~ ありとあらゆるものに魂 生きている成員
ヒューマニズムは偉大な思想だが人間の世界にだけ及ぶ光

◎ 人間中心主義から始まる環境保護運動には,なんとなくわたし
      たちの気持ちにそぐわないところがある 
       - 傲慢さが土台

◎ アニミズムは21世紀の新しい思想ではないか

 「寛容」による他者との共生
共生感覚 シンクレティズム アニミズム

「日本人の持っている力」を伸ばす


◇スペシャルインタビュー 贅沢は生きることの中にこそある
  思わず「ありがたい」とつぶやくとき 

聖地でエネルギーを感じる喜び

正しい呼吸をしたときの爽快感
禅尊師
      「禅はつきるところ呼吸法だ」=自律神経

生きることそのものをエンジョイする
野口三千三(芸大教授)
      「自分探しは近代の病である」

◎ 自分とは「自然の中の一部」

養生して,そして天命に従う
五木寛之
     「人は生まれながらにして病気だ」
       = 死という病のキャリア







☆東井義雄さんの言葉 ⑯ 「東井義雄著作集 3」子供を伸ばす生活綴り方ほか 1972年(後半)【再掲載 2013.7】 

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□教科指導と生活綴り方
  文章は身体全体で書くものだ

   社会行事を書く文の指導
   日記
       - うっかりしていると身辺雑事の記録集になってしまう

作品を保存することの大切さ
親子教師の行事作文

   書くことの目標と内容の問題点
   文部省の立場と論理 
      = 文部省は「実践家」ではない

   山村の新しい芽たち 
     村の現実 - 貪ること
   大人 = 意地汚い貪り

   書きながら働く村の子  
     春吉君の話

   教室の約束
   ①「はてな」「おやおや」「なぜだろう」も粗末にすまい
   ②「感じたこと」「思ったこと」「考えたこと」「考えていたこと」
      の小さなかけらも粗末にすまい
     ③粗末にしないためには書いていこう

書くことで励まし合う

   子供の詩をどう高めたらよいか

   綴る力の豊かさを目指して
  実を結ばない努力もあると言うこと
   お汁 
       - 椀の側面を押す
  フタをひっぱり続けるような無駄な努力

努力が実を結ぶ道を求めて

   但馬人の回復 
     子供こそは大人の父ぞ(ワーズワース)

 

□親子教師はどう結ばれるべきか
   つばくろだって歌っている

   われわれは問題の真ん中にいる 
     「うちの銭で買うたもん…」

                                                                                                                                                                                                                                                   
 村の教師はどう生きるべきか


 私には希望が持てる


 学力が付いたとは

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