SSブログ

「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ③ /「ほんとうの人間になるということ」竹下哲 光雲社 1989年 ②【再掲載 2014.8】 [読書記録 歴史]

今回は、8月29日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」の紹介 3回目です。



出版社の紹介には


「京都へ、もう一度出かけてみよう。あまたの英傑が覇を競った京の都へ。日
本の歴史を訪ねる旅は、いよいよ佳境を迎える!室町、戦国、江戸、幕末...
 が、正しく理解できる歴史ガイド。京都の歴史・下巻。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「市楽座令、関所廃止、海賊行為禁止 により、京都と地方との間の流通が
盛んになった。それにより、寺院や公家の利益を奪うことになり大きな恨
みをかった」


・「信長は好奇心と貿易の利益にわりキリスト教を認めた」




もう一つ、再掲載になりますが、竹下哲さんの
「ほんとうの人間になるということ」②を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ③

1.jpg

◇天下統一への道を目指した信長の栄光と挫折

□信長政権による戦国時代の終焉
信長の天下統一はなぜ阻まれたか

  天下統一への道のり  
    義昭の後継者として入京
   
  権力者による桃山文化の誕生

  革新的な経済政策
楽市楽座令、関所廃止、海賊行為禁止
→ 京都と地方との間の流通が盛んになる

寺院や公家の利益を奪う
         ~ 大きな恨み

  京都の町衆を敵に回した信長
打倒信長の拠り所となった愛宕山
      愛宕山 = 霊山

 

□神になろうとした信長 [建勳神社]
信長・信忠父子と設けた神社

  不敗神話
    兵農分離
     - 日頃から手兵を訓練
   
  自ら生き神として
    恐怖政治

  船岡山

 

□武士と商人の仲介 [寺道資料館]
政治に利用された

  信長と堺商人との駆け引き

 

□日蓮宗と結びつき [妙光寺]
京都支配最初の拠点

  戦に備えた寺の構造

  阿弥陀寺

 

□室町幕府の滅亡
将軍足利義輝討たれる  
    足利義輝の本拠地 = 旧二条城

  旧二条城建設の目的

  京都を追われた将軍
    1573.7.8 室町幕府滅亡

  本能寺

 

□信長と交流した宣教師 [南蛮寺跡
京都に訪れたザビエル

  キリスト教布教の拠点

  信長がキリスト教を認めた理由 
    ①好奇心 + ②貿易
六角堂 頂法寺

 

□本能寺の変と信長の最後 [本能寺跡]
信長の宿舎となった大寺院

  信長ついに討たれる

  信長暗殺の黒幕は誰か
朝廷が一部の豪商を介して密かに光秀に働きかけた?
   
  空也堂
 
 

□光秀はなぜ主人を裏切ったか [愛宕神社]
天狗の姿

  謀反を暗示する光秀の和歌

  朝廷を守ろうとした明智光秀

  月輪寺

 






☆「ほんとうの人間になるということ」竹下哲 光雲社 1989年 ②【再掲載 2014.8】

<心を育てる>
◇列車の中で
  むやみに急ぐのではなく、一つ一つ頷きながらこの人生と歩いていこう


◇バスの中で
  子供が立派であるかどうかは食べ方を見ればすぐ分かる
  行儀
    - 感謝する心の大切さ


◇おばあちゃんの傘
  子供の能力よりいのちの輝きを!
   何ができるかよりも、その子が生き生きとしてその子らしく最大限に
   生きていることが大切

生き生きと輝きいのちを完全燃焼させる子供


◇山登りの勧め
  山登りの効用
① からだが丈夫になる
② 忍耐力が養われる
③ 思いやりの心
④ 大自然とのふれあい

  鈴木大拙
    「木を伐るな。水が出るぞ。気ちがいが出るぞ」

  ◎ 人間はいのちに触れると生き生きとしていきます。そして優しく
     なります。


◇親子の信頼
親が子供をとことんまで信頼する
  道元禅師 「愛語」
     「むかいて愛語をきくは、おもてをよろこばしめ、こころをたのし
      くする。むかわずして愛語をきくは、肝に銘じて魂に命ず」

  親が信頼されるような人生の生き方をしている。
  ひたすらにまじめに誠実に人生を生きている。

 「対話」から「並話」へ → 「身話」

今、子供にとって親の姿が見えなくなっている。
 = 親が透明人間になっている 
   → 信頼関係が崩れている

  今こそ親たちの実像を体で示すべき


◇大自然のはぐくみ
越後・良寛和尚
文化
    → 自然を破壊
現代文明
    4つ(土・水・太陽・空気)から逃げ出す方向

大自然のいのちに帰ろう!


◇「世間さま」と「おてんとうさま」
□社会性と宗教性
社会性 
  「世間さまにもうしわけない」  
   心の遮断機
自己抑制(わがまましない、我慢)と思いやりの心(挨拶、生き物をかわ
   いがる)

  宗教性
  「おてんとうさまにもうしわけない」
   合掌する心
  「一粒の米に八十八人の手」


◇「外なる自然」と「内なる自然」
外なる自然 
    地・水・火・風 
     → 外なる自然の英知

「大無量寿教」-「耳目開明」
 ① みんなと一緒に(邪魔者は消せの社会と反対)
    ② 強くしなやかに
  ③ あなたのままで
  ④ 平等で限りない愛 雨は皆に平等に降る 空気も皆に平等

◎ 無限の愛

  内なる自然 
    内なる願い
      「清浄意欲」
限りない愛を思いつつ
nice!(138)  コメント(2) 
共通テーマ:学校