「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後) / 東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】 [読書記録 歴史]
今回は、9月9日に続いて、堀江登志実さんの
「街道今昔 三河の街道をゆく」の紹介 2回目です。
出版社の紹介には
「信仰や交易の道として信濃や尾張、遠江などと行き交う13の街道を紹介。
旅人の気分になって、往時をしのばせる寺社仏閣や路傍の地蔵・道標などを
訪ねてみませんか。地元学芸員が紹介する街道歩きの楽しみ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「藤川の松並木から大平の旧東海道 1㎞に100本のクロマツ」
・「岡崎宿投町の茶屋の『あんかけ豆腐』が岡崎名物『あわ雪』に」
・「紆余曲折多い『東海道二十七曲り』」
もう一つ、再掲載になりますが、
東井義雄さんの言葉⑰を載せます。
「村を育てる学力」で知られた昭和の教育実践者である東井義雄さん。
50年前に出版された本ですが、今に生きることも多いと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後)
□東海道(2) 藤川~知立
本宿から舞木へ
法蔵寺
浄土宗西山深草派の三河三檀林の1つ
出生寺 洞窟
三河一向一揆の際に、追われた家康公が境内の洞窟(鳩ヶ窟)
に身を隠して難を逃れるなど、尊崇した場所
藤川宿の市場(東)町
東棒鼻(棒鼻とは、宿場の出はずれ、すなわち出入り口のこと)
藤川宿の中町・西町
藤川の松並木から大平へ
1㎞に100本のクロマツ
生田、小豆坂へ通じる道
- 今川軍と織田軍
欠から岡崎宿内へ
投町(現若宮町)
- 「従是西岡崎領」
投町(なぐりまち)の茶屋で「あんかけ豆腐」
- あわ雪(名物) 岡崎名物あわ雪
岡崎宿伝馬町
秋葉山常夜灯 - 町ごとに
「東京みち」「西京いせ道」「きらみち」
二十七曲り
紆余曲折多い「東海道二十七曲り」
城西から矢作・宇頭へ
「カクキュー」と「まるや」八帖
尾崎から大浜茶屋
来迎寺から牛田へ
知立の馬市 4/25~5/5 4500足
知立の町と祭り
池鯉鮒(ちりふ)大明神
終わりとの国境へ
境川
飯田街道
平針 - 日進 - 豊田 - 足助 - 稲武 - 根羽村 - 飯田市
四郷 中心は飯田街道と岩村街道(美濃街道)の交差する場所
秋葉山常夜灯
猿投神社
枝下の渡し
旧西中金駅
岩倉神社-農村舞台
足助以北
松平家 - 真弓山円城寺 - 光明山宝珠院
平勝寺
伊勢神峠
杣路峠と並ぶ難所のひとつ 標高800メートル
現在東海道自然歩道
水別峠
武節城(地伏城)
稲橋
瑞龍寺には天然記念物のしだれ桜
☆東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】
◇「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術
□授業とは何か
授業
= 子供のいのちを磨くこと
古い「授業」
一方的な働きかけ
「新教育」のおかした誤謬
教師が仕事の中にいない
本当の授業
「教科の論理」と「生活の論理」
※ 授業は「教科の論理」を主体化している教師と「生活の論理」を武器
とする子供との対決
□授業がなぜ回復されねばならないか
貧しさも主体性の欠如から来ている
- 「土性骨」を
→ 本物の授業
主体回復の問題は貧しい地域だけの問題ではない
※ 目まぐるしく迫ってくる身の回りの事物から,自分にとって真に役立
つもの、自分の本当の生まれがいを育ててくれるものを選び取って,自
分のものに消化していく仕事は,貧しい地域での場合よりも,更に困難
であり,しかも必要になるのではないだろうか
= 豊かさが人間をだめにする
汚濁の中を生きねばならぬ子供たち
「煩悩具足」「地獄一定」
~ 茶碗の欠け
- 道徳の時間
国の主人を育てるために
□授業を回復するものは誰か
陶行知「民族解放の教育」に学ぶもの
授業を回復するものは誰か
教師自身の「茶碗の欠け」の回復から
① 頭脳の解放
② 両手の解放
③ 口の解放
④ 空間の解放
⑤ 時間の解放
⑥ 眼の解放
□授業以前
授業は授業から始まっては授業にならない
授業の前にも授業がある
町の面積
→ 県の面積
→ 国の面積
授業と子供づくり
心がそこにないとは聞こえない
心のスケッチ
子供づくり学級づくり
「ひとり」と「みんな」
授業を変える父母
変えることから教える材料
教師の立場
鶴見俊輔から批判される
「善意の哲学」「べったり経験主義」
↑↓
しかし,教育実践家
小西健二郎「子供から学ぶ」
戸田唯巳 「子供について行く」
子供に学ぶ,子供について行く
「赤い卵」いろとりどりの筋の通った考え方
「押しつけ」でなく「はいまわり」でない道
這い回り経験主義
~ 無駄
- 時間浪費・経験整理の不十分
子供と教材の対決
□授業の技術
授業の展開 第一義のもの「子供」から
「ケンカ」の番付 ~べりの子が目標?道徳
教えからスタートは×
→ 子供からスタート
∥
あまりが残っていく授業
犬だってすぐには吠えられない
学習動機の誘発 原田常治「人生座談」
ある失敗と成功の反省
算数ノートに作文を
遠山啓「41本のさくら」
大日本図書・4年用国語教科書
「でも,いつでもこうなるかな」
岩波少年文庫「ヴィーチャと学校友だち」
↑
算数 考え方をノートに書いてみよう
ひとり調べ - 分け合い・磨き合い - 一人学習
ひとり調べ
- (国語)
段落 見つけたこと 考えたこと
分かったことをノートに
↓
教師丸つけ
→ ノートを見てどの子がどの言葉をどんなふうにおさえて
いるかをつかむ
「今日の文化勲章はS君」
授業を支えるノート
ひとり調べで気付いたことをノートに!
ある「磨き合い」の記録
「手ぶくろ買いに」
・「お母さんげなところ」さがし
・「子ぎつねのかわいいところ」さがし
授業メモ
教科書に書き込む
授業しながら自分でとる
(P164に授業メモの写真)
起承転結
高見順「起・承・転・転」
「街道今昔 三河の街道をゆく」の紹介 2回目です。
出版社の紹介には
「信仰や交易の道として信濃や尾張、遠江などと行き交う13の街道を紹介。
旅人の気分になって、往時をしのばせる寺社仏閣や路傍の地蔵・道標などを
訪ねてみませんか。地元学芸員が紹介する街道歩きの楽しみ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「藤川の松並木から大平の旧東海道 1㎞に100本のクロマツ」
・「岡崎宿投町の茶屋の『あんかけ豆腐』が岡崎名物『あわ雪』に」
・「紆余曲折多い『東海道二十七曲り』」
もう一つ、再掲載になりますが、
東井義雄さんの言葉⑰を載せます。
「村を育てる学力」で知られた昭和の教育実践者である東井義雄さん。
50年前に出版された本ですが、今に生きることも多いと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後)
□東海道(2) 藤川~知立
本宿から舞木へ
法蔵寺
浄土宗西山深草派の三河三檀林の1つ
出生寺 洞窟
三河一向一揆の際に、追われた家康公が境内の洞窟(鳩ヶ窟)
に身を隠して難を逃れるなど、尊崇した場所
藤川宿の市場(東)町
東棒鼻(棒鼻とは、宿場の出はずれ、すなわち出入り口のこと)
藤川宿の中町・西町
藤川の松並木から大平へ
1㎞に100本のクロマツ
生田、小豆坂へ通じる道
- 今川軍と織田軍
欠から岡崎宿内へ
投町(現若宮町)
- 「従是西岡崎領」
投町(なぐりまち)の茶屋で「あんかけ豆腐」
- あわ雪(名物) 岡崎名物あわ雪
岡崎宿伝馬町
秋葉山常夜灯 - 町ごとに
「東京みち」「西京いせ道」「きらみち」
二十七曲り
紆余曲折多い「東海道二十七曲り」
城西から矢作・宇頭へ
「カクキュー」と「まるや」八帖
尾崎から大浜茶屋
来迎寺から牛田へ
知立の馬市 4/25~5/5 4500足
知立の町と祭り
池鯉鮒(ちりふ)大明神
終わりとの国境へ
境川
飯田街道
平針 - 日進 - 豊田 - 足助 - 稲武 - 根羽村 - 飯田市
四郷 中心は飯田街道と岩村街道(美濃街道)の交差する場所
秋葉山常夜灯
猿投神社
枝下の渡し
旧西中金駅
岩倉神社-農村舞台
足助以北
松平家 - 真弓山円城寺 - 光明山宝珠院
平勝寺
伊勢神峠
杣路峠と並ぶ難所のひとつ 標高800メートル
現在東海道自然歩道
水別峠
武節城(地伏城)
稲橋
瑞龍寺には天然記念物のしだれ桜
☆東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】
◇「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術
□授業とは何か
授業
= 子供のいのちを磨くこと
古い「授業」
一方的な働きかけ
「新教育」のおかした誤謬
教師が仕事の中にいない
本当の授業
「教科の論理」と「生活の論理」
※ 授業は「教科の論理」を主体化している教師と「生活の論理」を武器
とする子供との対決
□授業がなぜ回復されねばならないか
貧しさも主体性の欠如から来ている
- 「土性骨」を
→ 本物の授業
主体回復の問題は貧しい地域だけの問題ではない
※ 目まぐるしく迫ってくる身の回りの事物から,自分にとって真に役立
つもの、自分の本当の生まれがいを育ててくれるものを選び取って,自
分のものに消化していく仕事は,貧しい地域での場合よりも,更に困難
であり,しかも必要になるのではないだろうか
= 豊かさが人間をだめにする
汚濁の中を生きねばならぬ子供たち
「煩悩具足」「地獄一定」
~ 茶碗の欠け
- 道徳の時間
国の主人を育てるために
□授業を回復するものは誰か
陶行知「民族解放の教育」に学ぶもの
授業を回復するものは誰か
教師自身の「茶碗の欠け」の回復から
① 頭脳の解放
② 両手の解放
③ 口の解放
④ 空間の解放
⑤ 時間の解放
⑥ 眼の解放
□授業以前
授業は授業から始まっては授業にならない
授業の前にも授業がある
町の面積
→ 県の面積
→ 国の面積
授業と子供づくり
心がそこにないとは聞こえない
心のスケッチ
子供づくり学級づくり
「ひとり」と「みんな」
授業を変える父母
変えることから教える材料
教師の立場
鶴見俊輔から批判される
「善意の哲学」「べったり経験主義」
↑↓
しかし,教育実践家
小西健二郎「子供から学ぶ」
戸田唯巳 「子供について行く」
子供に学ぶ,子供について行く
「赤い卵」いろとりどりの筋の通った考え方
「押しつけ」でなく「はいまわり」でない道
這い回り経験主義
~ 無駄
- 時間浪費・経験整理の不十分
子供と教材の対決
□授業の技術
授業の展開 第一義のもの「子供」から
「ケンカ」の番付 ~べりの子が目標?道徳
教えからスタートは×
→ 子供からスタート
∥
あまりが残っていく授業
犬だってすぐには吠えられない
学習動機の誘発 原田常治「人生座談」
ある失敗と成功の反省
算数ノートに作文を
遠山啓「41本のさくら」
大日本図書・4年用国語教科書
「でも,いつでもこうなるかな」
岩波少年文庫「ヴィーチャと学校友だち」
↑
算数 考え方をノートに書いてみよう
ひとり調べ - 分け合い・磨き合い - 一人学習
ひとり調べ
- (国語)
段落 見つけたこと 考えたこと
分かったことをノートに
↓
教師丸つけ
→ ノートを見てどの子がどの言葉をどんなふうにおさえて
いるかをつかむ
「今日の文化勲章はS君」
授業を支えるノート
ひとり調べで気付いたことをノートに!
ある「磨き合い」の記録
「手ぶくろ買いに」
・「お母さんげなところ」さがし
・「子ぎつねのかわいいところ」さがし
授業メモ
教科書に書き込む
授業しながら自分でとる
(P164に授業メモの写真)
起承転結
高見順「起・承・転・転」