キーワード 読書について49-「今の自分を変える65冊の実学図書館」秋庭道博 講談社 1998年 (2) /「一人称の教育社会学 学校にできること」志水宏吉 角川選書 2010年 ④【再掲載 2013.11】 [読書記録 一般]
今回は、9月21日に続いて、
「キーワード 読書について」49回目、
秋庭道博さんの「今の自分を変える65冊の実学図書館」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「誰も教えてくれなかった人生に迷ったとき役に立つ本。本は脳の食べ物だか
らできるだけ、本当にこれからの自分に『栄養になる』本を選びたい。ブッ
クガイドは数々あるが、『新しい!』『柔らかい!』『普遍的!』『行動をお
こす!』という視点で選べばこうなる!
本当に役立つ本とは何か?それは、恥ずかしくてきけないことにはっきり答
えてくれる本である。誰も教えてくれない実学実用の本の読み方を、人生の
達人が教授。『人』よりも『コト』を深く読み、一気に脳に新しい情報を叩
きこむことを要求されている時代には旧来の読書法が通用しない。しかし、
では『生き方』そのものに迷ったらどうであろうか。人は可能性があるから
こそ迷うのである。ハタと膝をうつ、清新な視点。頭の中が見事に整理され
る快著!!」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「将来を悲観しないように。問い直すのではなく何をしたいのかが大切」
・「時代は劇的に変わるから あるがままに生きるしかない」
・「血縁,民族,宗教,国家,イデオロギーなどの信念は時代に縛られる」
もう一つ、再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「一人称の教育社会学 学校にできること」④を載せます。
- 学校が社会を変える
力強い言葉です。学校が主体性をもつことを期待します。
いいように利用されないためにも。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について49-「今の自分を変える65冊の実学図書館」秋庭道博 講談社 1998年 (2)
◇反省する必要はない
- 一歳で死ぬ人もいる
『ローバは一日にして成らず』樋口恵子・文化出版局
偉業を成し遂げた人の没年
『人間臨終図鑑Ⅰ~Ⅲ』山田風太郎・徳間書店
将来を悲観しない
「問い直す」のではなく「何をしたいのか」
◇さらなる「堕落」は可能か
『堕落論』坂口安吾・集英社文庫
「その場」にいたらどうしたか
制に従わないものを堕落と呼ぶ
時代は劇的に変わる
あるがままに生きるしかない
◇道に迷わない知恵
- 有限に気付く
『多選択肢社会を解読する』井原哲夫・東洋経済新報社
長期の選択を忘れている
人の世「話半分」「隣の芝生は青い」
「他人の卵には黄身が二つ入っている」ブルガリア
∥
◎他人をうらやまないこと
◇切り捨ててきたものの重み
- 全体のために都合のいい個人
『やりがいの変革』千本倖生・青春出版社
個人にとって大切なもの
情報化時代 = ネットワークの時代
個性尊重の時代
↑↓
自己責任の時代
(集団主義の無責任体制の中に安住していられないもの)
優勝劣敗の時代
~ 頼れるのは自分だけ
◇信念という名の危険な罠
- 理解と信念の違い
『民族という名の宗教』なだいなだ・岩波新書
理解していることと信じていること
信念は時代に縛られる
信念
~ 血縁,民族,宗教,国家,イデオロギー
◇説得のヒント
- 地図の天気
『アジア連邦の世紀』大前研一・小学館
理解してくれる人を持つ
南が上になっている東アジアの地図
☆「一人称の教育社会学 学校にできること」志水宏吉 角川選書 2010年 ④【再掲載 2013.11】
3 学校はどのように社会とかかわっているか? - 社会集団と学校
(1)階層問題との出会い
鮮明だった階層の色分け
「阪神=ブルーカラー」
「阪急=ホワイトカラー」
階層的背景と進学行動のコントラスト
(2)「階層と教育」問題へのアプローチ
丹波篠山での調査
SSM調査 社会階層と社会移動合同調査
「学歴・結婚・階層再生産」夫と妻との学歴の釣り合い
○専門職・管理職 … 高等同士
○ホワイトカラー … 夫・高等 妻・中等
○ブルーカラー … 中等同士
○農業 … 初等同士 一般的
大学生調査
◎ 日本ではフランスと同様に「言語資本」の量は階層により異なる
可能性が高い
(3)「同和問題」と出会う
(略)
(4)ニューカマー研究の展開
イギリスでの在外研究の経験
1991春~丸2年間
学校現場で何が起こっているか実際に見てみる
キーワード 「特別扱い」
ニューカマーの子どもたちが出会う3つのハードル
① 同化への圧力
② 個人化する教師の見方
③ できないものも個性とする改革のトレンド
ニューカマー教育から生まれた研究者たち
清水睦美 「ニューカマーの子どもたち」勁草書房 2006
児島明 「ニューカマーの子どもと…」勁草書房 2006
ニューカマー研究の再開
2003 大阪大学に「高校を生きるニューカマー」明石書店 2008
大阪「弱者に優しい学校づくり」
↑↓
橋下知事 180°違うコンセプトのもと教育改革
(5)「階層と教育」研究の今日的展開
橋本健二の仕事
- 現代日本は5階級の闘争のアリーナ 五大階級
① 資本家階級(5.4%)
② 新中間階級(19.5%)
③ 旧中間階級(16.3%)
④ 労働者階級(36.7%)
⑤ アンダークラス(22.1%)
吉川徹の仕事
「学歴こそが決定的だ」二大学歴階層
学歴分断社会
- 高卒と大卒
(6)学校が社会を変える
階層・階級研究のリバイバル
「学校教育がどのように社会を作り直していくのか」視点
「キーワード 読書について」49回目、
秋庭道博さんの「今の自分を変える65冊の実学図書館」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「誰も教えてくれなかった人生に迷ったとき役に立つ本。本は脳の食べ物だか
らできるだけ、本当にこれからの自分に『栄養になる』本を選びたい。ブッ
クガイドは数々あるが、『新しい!』『柔らかい!』『普遍的!』『行動をお
こす!』という視点で選べばこうなる!
本当に役立つ本とは何か?それは、恥ずかしくてきけないことにはっきり答
えてくれる本である。誰も教えてくれない実学実用の本の読み方を、人生の
達人が教授。『人』よりも『コト』を深く読み、一気に脳に新しい情報を叩
きこむことを要求されている時代には旧来の読書法が通用しない。しかし、
では『生き方』そのものに迷ったらどうであろうか。人は可能性があるから
こそ迷うのである。ハタと膝をうつ、清新な視点。頭の中が見事に整理され
る快著!!」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「将来を悲観しないように。問い直すのではなく何をしたいのかが大切」
・「時代は劇的に変わるから あるがままに生きるしかない」
・「血縁,民族,宗教,国家,イデオロギーなどの信念は時代に縛られる」
もう一つ、再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「一人称の教育社会学 学校にできること」④を載せます。
- 学校が社会を変える
力強い言葉です。学校が主体性をもつことを期待します。
いいように利用されないためにも。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について49-「今の自分を変える65冊の実学図書館」秋庭道博 講談社 1998年 (2)
◇反省する必要はない
- 一歳で死ぬ人もいる
『ローバは一日にして成らず』樋口恵子・文化出版局
偉業を成し遂げた人の没年
『人間臨終図鑑Ⅰ~Ⅲ』山田風太郎・徳間書店
将来を悲観しない
「問い直す」のではなく「何をしたいのか」
◇さらなる「堕落」は可能か
『堕落論』坂口安吾・集英社文庫
「その場」にいたらどうしたか
制に従わないものを堕落と呼ぶ
時代は劇的に変わる
あるがままに生きるしかない
◇道に迷わない知恵
- 有限に気付く
『多選択肢社会を解読する』井原哲夫・東洋経済新報社
長期の選択を忘れている
人の世「話半分」「隣の芝生は青い」
「他人の卵には黄身が二つ入っている」ブルガリア
∥
◎他人をうらやまないこと
◇切り捨ててきたものの重み
- 全体のために都合のいい個人
『やりがいの変革』千本倖生・青春出版社
個人にとって大切なもの
情報化時代 = ネットワークの時代
個性尊重の時代
↑↓
自己責任の時代
(集団主義の無責任体制の中に安住していられないもの)
優勝劣敗の時代
~ 頼れるのは自分だけ
◇信念という名の危険な罠
- 理解と信念の違い
『民族という名の宗教』なだいなだ・岩波新書
理解していることと信じていること
信念は時代に縛られる
信念
~ 血縁,民族,宗教,国家,イデオロギー
◇説得のヒント
- 地図の天気
『アジア連邦の世紀』大前研一・小学館
理解してくれる人を持つ
南が上になっている東アジアの地図
☆「一人称の教育社会学 学校にできること」志水宏吉 角川選書 2010年 ④【再掲載 2013.11】
3 学校はどのように社会とかかわっているか? - 社会集団と学校
(1)階層問題との出会い
鮮明だった階層の色分け
「阪神=ブルーカラー」
「阪急=ホワイトカラー」
階層的背景と進学行動のコントラスト
(2)「階層と教育」問題へのアプローチ
丹波篠山での調査
SSM調査 社会階層と社会移動合同調査
「学歴・結婚・階層再生産」夫と妻との学歴の釣り合い
○専門職・管理職 … 高等同士
○ホワイトカラー … 夫・高等 妻・中等
○ブルーカラー … 中等同士
○農業 … 初等同士 一般的
大学生調査
◎ 日本ではフランスと同様に「言語資本」の量は階層により異なる
可能性が高い
(3)「同和問題」と出会う
(略)
(4)ニューカマー研究の展開
イギリスでの在外研究の経験
1991春~丸2年間
学校現場で何が起こっているか実際に見てみる
キーワード 「特別扱い」
ニューカマーの子どもたちが出会う3つのハードル
① 同化への圧力
② 個人化する教師の見方
③ できないものも個性とする改革のトレンド
ニューカマー教育から生まれた研究者たち
清水睦美 「ニューカマーの子どもたち」勁草書房 2006
児島明 「ニューカマーの子どもと…」勁草書房 2006
ニューカマー研究の再開
2003 大阪大学に「高校を生きるニューカマー」明石書店 2008
大阪「弱者に優しい学校づくり」
↑↓
橋下知事 180°違うコンセプトのもと教育改革
(5)「階層と教育」研究の今日的展開
橋本健二の仕事
- 現代日本は5階級の闘争のアリーナ 五大階級
① 資本家階級(5.4%)
② 新中間階級(19.5%)
③ 旧中間階級(16.3%)
④ 労働者階級(36.7%)
⑤ アンダークラス(22.1%)
吉川徹の仕事
「学歴こそが決定的だ」二大学歴階層
学歴分断社会
- 高卒と大卒
(6)学校が社会を変える
階層・階級研究のリバイバル
「学校教育がどのように社会を作り直していくのか」視点