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「思春期の子に本当に手を焼いたときの処方箋33」土井高徳 小学館新書 2014年 ② /「東海道川を渡る道-渡河の歴史と文化」 建設省靜岡国道工事事務所 1995年 【再掲載 2014.3】 [読書記録 教育]

今回は、9月1日に続いて、土井高徳さんの
「思春期の子に本当に手を焼いたときの処方箋33」の紹介 2回目です。



出版社の紹介には


「子どもの言葉が荒くなった。暴力をふるわれた。口をきいてくれないので何
 を考えているのかわからない。10歳からはじまる思春期。子どもの突然の態
度の変化に戸惑う親は多い。
 37年間に100人。福岡県北九州市の「土井ホーム」にやってくるのは、ほ
 かの施設では手に負えないほど心に傷を抱えた子どもたち。ともに暮らしな
 がら心の傷を癒し、社会へと自立させてきた日本でただひとりの『治療的里
 親』が、だれにでもできて、どんな子にもすぐによく効く10~22歳、思春期
 の子育ての処方箋を伝授。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「思春期とは親と子が『心のオムツ』を外す時
   - 『手を掛けるサポート』から『目を掛けるサポート』へ」


・「子どもと向き合う3つの工夫
①声を荒げない ②メッセージの出し方 ③必ず褒めて終わる」

・「愛情不足の子は立ち枯れる。愛情過多の子は根腐れを起こす。そうしない
ためには、まず親から変わること」


・「子どもと向き合うときの基本は3つ。①目を見て話すこと ②穏やかに近
付いて小声で話すこと ③叱る時間は3分間以内に終わること」



もう一つ、再掲載になりますが、
「東海道川を渡る道-渡川の歴史と文化」を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
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☆「思春期の子に本当に手を焼いたときの処方箋33」土井高徳 小学館新書 2014年 ②

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◇まずは親が変わる
□思春期とは親と子が「心のオムツ」を外す時
  親離れ子離れ
 家族とは安心して迷惑を掛けられる存在
 ◎「手を掛けるサポート」から「目を掛けるサポート」へ

 
□立ち枯れの子、根腐れの子
  愛情不足
     - 立ち枯れ
   愛情過多
     - 根腐れ    
◎ まず親から変わる
 

□親子関係は鏡
  英国
    - 里親に国家資格
子育てのプロ
     「専門里親」「治療的里親」

 
□子どもと向き合う3つの工夫
① 声を荒げない
       穏やかに話せば穏やかに
② メッセージの出し方
     ×-「△△しちゃダメ」
       ○-「◇◇しなさい」
          ◎肯定形で具体的な指示
   ③ 必ず褒めて終わる  
「最後までよく聞けたね」
「頑張ったねご苦労さん」


□基本
① 目を見て話す
  大事な時は仕事の手を休めて子どもと向き合う
       テレビは消す
       ◎目を見られない = 不安   
② 穏やかに近付いて小声で
怒る               叱る
  感情的に 理性的に
     自分のために 相手のために
  過去に焦点を当てて 未来に焦点を当てて
  怒りと勢いで 愛と勇気で
 自分の言いたいように 相手に伝わるように
 感情にまかせて 艦上を統制して
   ③ 叱る時間は3分間以内に
宣言  
       「これから君を叱ります」
事実確認
       「君は○○しましたね」
       否定した時
        「したでしょう。このことに関しては2回注意しましたよ。
         分かりましたね。」

 
□一貫性と継続性のある「物指し」を
生物的な親
社会的な親
心理的な親 
     - ◎ 子どもの成長に必要なものを適切に援助
   
□メッセージ 
   顔の表情や声の調子などで体調が 







☆「東海道川を渡る道-渡河の歴史と文化」 建設省靜岡国道工事事務所 1995年 【再掲載 2014.3】

◇境界としての川
川の「あっちこっち」  
     大井川は駿河と遠江の境
川が隔てる文化圏    
     県中部~富士川が境

   川と橋の異界
     境界の「こちら側」と「あちら側」
     2つの世界を結ぶのが橋   
       橋 = 異界 への架け橋

   彼岸と此岸
    架橋と神の力  
     架橋を成功させるのは … 神

  「橋」にまつわる奇怪な話 
     橋と女性の深い関係
  橋詰 
       現実の政治力が及ぼす自由商売・興業

   川と橋と命と
   「死後の世界」の川

   生と死の間
  川は生と死との間に横たわるもの



◇隆起する山急深トラフそして東海道の川 土隆一(静岡大学)
   急峻な山、急流、狭い海岸平野
   急な山地と急深な海 → 狭い平野

  四大河川(静岡県)
    = 富士川、安倍川、大井川、天竜川

「上流と下流はあるが中流部のない川」

   「東海道式河川」  
     流れが速く、多量の砂礫を運ぶので流路が定まらない荒れ川扇状
     にたびたび流路を変えた 
      - 洪水多数
   
   200万年前の伊豆半島の衝突 

 海岸平野
     - 礫層

 三方原
     ~ 瓦礫の層からできている
     - 昔の扇状地平野の名残

  西南西の風 



◇東海道と川渡り
   うみつみち東海道
  平成6年7月 
     曲鐘北遺跡
      - 奈良時代の東海道(幅9m 西脇に3mくらいの側溝)


◇奈良時代の東海道
  東に向かう「海沿いの道」
  東海道
       = 東の方に向かう海沿いの道
     東山道
       = 東の方に向かう山の中の道

  「駅馬」はやうま 「伝馬」つたりうま

   木枯らしの森


◇古代の渡船と橋
   浮橋と渡船  
     富士川 - 渡船
   浜名湖に架けられた橋
   「宿」の誕生と発達

◇中世の川と戦乱
  富士川の合戦
   鎌倉時代の東海道の道のり 
     ※ 静岡県通過に一週間
   僧たちの活躍
   大名に移る川の管理権
   手越河原の合戦
      楯が決した勝敗


◇戦国大名と交通制度
  伝馬制度の整備  
     関所と関銭 信長の天下統一


<以下略>

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