「毎日小学生新聞にみる子どもの世相史」NTTメディアスコープ 1997年 ③ /読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」 ⑩-「遠藤周作 人生には何一つ無駄なものがない」 鈴木秀子監修 海竜社 1998年 7【再掲載 2014.7】 [読書記録 教育]
今回は、11月12日に続いて
「毎日小学生新聞にみる子どもの世相史」の紹介 3回目です。
出版社の紹介には
「日本の子どもたちが、60年前に何を考え、どう生きてきたのか?そして、
あなたが21世紀で実現する夢は?60年の時を超えて、歴史から21世紀へ
のメッセージ!!毎日小学生新聞の60年の歩みから、無垢な子どもの心をう
つしだす。」
「創刊60年を迎えた『毎日小学生新聞』に見える、時代と子どもたちの移り
変わりを、紙面の復刻により紹介する。手塚治虫などのマンガや、教育制
度の変遷による影響などの項目に分け、巻末には年表を付した。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ウィルスとの戦いはまだまだ続く -戦後はハエ・カの退治から」
・「日本のSF小説の生みの親 、海野十三。
昭和初期にテレビ・ロケット・宇宙探検」
・「児童文学で子どもたちに力をあげたい」
- 「児童文学」の言葉が聞かれなくなったことを残念に感じます。
児童文学大好き世代ですから。山中恒さんの作品が手大好きでした。
・「リサイクル商品は現代の代用品」
もう一つ、再掲載になりますが、「遠藤周作さんはこんなことを」⑩
「遠藤周作 人生には何一つ無駄なものがない」を載せます。
- 「プラスがマイナスになり、マイナスがプラスになる」
この頃強く感じています。
☆「毎日小学生新聞にみる子どもの世相史」NTTメディアスコープ 1997年 ③
◇社会の動き・事件を子どもたちはどう受けとめたか
激動の時代を乗り越えて
「少国民新聞」
お父さん、お帰りなさい
新憲法の誕生で新たにスタート
本物のゾウが見たい
食糧難を救ってくれた鯨
現代っ子は料理も作るグルメっ子
少子化を食い止めよう
どんどん進む車社会
ウィルスとの戦いはまだまだ続く
戦後はハエ・カの退治から
ネッシーはいるかいないか
「ネッシー」「雪男」「ツチノコ」
ボランティアでパワー全開
たくさんもらったお年玉の行く先は貯蓄
時代を語る十大ニュース
いのちは大切
長い長い連続(ひろさちや) 1989.9.1
仏さまからすべての生き物に(ひろさちや) 1990.1.12
◇児童小説の中の子どもたち
日本のSF小説の生みの親
海野十三
昭和初期にテレビ・ロケット・宇宙探検
児童小説は子ども時代の思い出
やっぱり漫画が大好き
児童文学で子どもたちに力をあげたい
◇科学を通して世界が広がる
飯塚玲児の科学の世界
発明工夫は何のため
組み立て改造は科学少年の得意技
すごかったアポロ11号の月着陸
知る知るシリーズにお任せ
リニアモーターカーに乗れる日は近い
50年後はどうなっているかな
50年後の初夢 1948.1.1
◇自然環境と子どもたちとのかかわり
リサイクル商品は現代の代用品
緑は僕らの宝物
リサイクルで地球を守ろう
自然ウォッチングで新たな感動
☆読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」 ⑩-「遠藤周作 人生には何一つ無駄なものがない」 鈴木秀子監修 海竜社 1998年 7【再掲載 2014.7】
◇不幸がなければ幸福は存在しない
□人間教育は家庭という場でのみ成功する
1 作法や礼儀を教えるのは家庭であり学校ではない。
学校は人間教育よりも,読み書きそろばんを仕込む場所。
2 教育とは親の人生観、幸福感なしには成立しない。
3 劣等生に必要なこと
= 埋もれている美点,隠れた才能を教師と大人が発見すること。
劣等生をほめてやろう。自信を持たせてやろう
4 ロビンヌ夫人(仏)下宿家人
「大学に行けばもうあなたは学生として暴れたり無作法なことをして
も良いのですよ。けれども私の教えたことは,作法を知らないで無
作法をするのと,それを知りながら暴れることの違いです。」
5 「おそれを知らぬ子供たち」
畏怖を知らない
恐れを知らなくても良いが、畏れは知っていてほしい。
- 尊敬の対象としての畏みを戦後捨て去ってしまった
□おだててほめろ
1 母親のブツブツがみがみは子どもにとって何ら有害ではないと思う。
しかし,有害なことは,母親が自分の子どもについて観察もせず,で
きあいの教育方法を押しつけることだ。
2 男は自分の男の子に対しては,自分の人生の延長,復活という気持ち。
→ 後継者・運命をやり直す次の走者
→ 育てる感情より鍛える感情
3 父親は息子にとって本質的に「ライバル」であり,娘にとって「かり
そめの保護者」である。
◎叱るとき
① 所謂「いい子」になるために友達の悪口や告げ口をしない。
② 身体の不自由な人を見つめることをしない。
③ 叱られないために嘘をつかない。
◎いやな人間
① 小利口
② 自分だけ正しいと信じて他人を高みから裁く偽善者
③ 外観や貧富や社会的地位だけで他人を評価するような男
4 大人が子どもに期待すること
純真さ と 賢さ
「毎日小学生新聞にみる子どもの世相史」の紹介 3回目です。
出版社の紹介には
「日本の子どもたちが、60年前に何を考え、どう生きてきたのか?そして、
あなたが21世紀で実現する夢は?60年の時を超えて、歴史から21世紀へ
のメッセージ!!毎日小学生新聞の60年の歩みから、無垢な子どもの心をう
つしだす。」
「創刊60年を迎えた『毎日小学生新聞』に見える、時代と子どもたちの移り
変わりを、紙面の復刻により紹介する。手塚治虫などのマンガや、教育制
度の変遷による影響などの項目に分け、巻末には年表を付した。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「ウィルスとの戦いはまだまだ続く -戦後はハエ・カの退治から」
・「日本のSF小説の生みの親 、海野十三。
昭和初期にテレビ・ロケット・宇宙探検」
・「児童文学で子どもたちに力をあげたい」
- 「児童文学」の言葉が聞かれなくなったことを残念に感じます。
児童文学大好き世代ですから。山中恒さんの作品が手大好きでした。
・「リサイクル商品は現代の代用品」
もう一つ、再掲載になりますが、「遠藤周作さんはこんなことを」⑩
「遠藤周作 人生には何一つ無駄なものがない」を載せます。
- 「プラスがマイナスになり、マイナスがプラスになる」
この頃強く感じています。
☆「毎日小学生新聞にみる子どもの世相史」NTTメディアスコープ 1997年 ③
◇社会の動き・事件を子どもたちはどう受けとめたか
激動の時代を乗り越えて
「少国民新聞」
お父さん、お帰りなさい
新憲法の誕生で新たにスタート
本物のゾウが見たい
食糧難を救ってくれた鯨
現代っ子は料理も作るグルメっ子
少子化を食い止めよう
どんどん進む車社会
ウィルスとの戦いはまだまだ続く
戦後はハエ・カの退治から
ネッシーはいるかいないか
「ネッシー」「雪男」「ツチノコ」
ボランティアでパワー全開
たくさんもらったお年玉の行く先は貯蓄
時代を語る十大ニュース
いのちは大切
長い長い連続(ひろさちや) 1989.9.1
仏さまからすべての生き物に(ひろさちや) 1990.1.12
◇児童小説の中の子どもたち
日本のSF小説の生みの親
海野十三
昭和初期にテレビ・ロケット・宇宙探検
児童小説は子ども時代の思い出
やっぱり漫画が大好き
児童文学で子どもたちに力をあげたい
◇科学を通して世界が広がる
飯塚玲児の科学の世界
発明工夫は何のため
組み立て改造は科学少年の得意技
すごかったアポロ11号の月着陸
知る知るシリーズにお任せ
リニアモーターカーに乗れる日は近い
50年後はどうなっているかな
50年後の初夢 1948.1.1
◇自然環境と子どもたちとのかかわり
リサイクル商品は現代の代用品
緑は僕らの宝物
リサイクルで地球を守ろう
自然ウォッチングで新たな感動
☆読書ノート「遠藤周作さんはこんなことを」 ⑩-「遠藤周作 人生には何一つ無駄なものがない」 鈴木秀子監修 海竜社 1998年 7【再掲載 2014.7】
◇不幸がなければ幸福は存在しない
□人間教育は家庭という場でのみ成功する
1 作法や礼儀を教えるのは家庭であり学校ではない。
学校は人間教育よりも,読み書きそろばんを仕込む場所。
2 教育とは親の人生観、幸福感なしには成立しない。
3 劣等生に必要なこと
= 埋もれている美点,隠れた才能を教師と大人が発見すること。
劣等生をほめてやろう。自信を持たせてやろう
4 ロビンヌ夫人(仏)下宿家人
「大学に行けばもうあなたは学生として暴れたり無作法なことをして
も良いのですよ。けれども私の教えたことは,作法を知らないで無
作法をするのと,それを知りながら暴れることの違いです。」
5 「おそれを知らぬ子供たち」
畏怖を知らない
恐れを知らなくても良いが、畏れは知っていてほしい。
- 尊敬の対象としての畏みを戦後捨て去ってしまった
□おだててほめろ
1 母親のブツブツがみがみは子どもにとって何ら有害ではないと思う。
しかし,有害なことは,母親が自分の子どもについて観察もせず,で
きあいの教育方法を押しつけることだ。
2 男は自分の男の子に対しては,自分の人生の延長,復活という気持ち。
→ 後継者・運命をやり直す次の走者
→ 育てる感情より鍛える感情
3 父親は息子にとって本質的に「ライバル」であり,娘にとって「かり
そめの保護者」である。
◎叱るとき
① 所謂「いい子」になるために友達の悪口や告げ口をしない。
② 身体の不自由な人を見つめることをしない。
③ 叱られないために嘘をつかない。
◎いやな人間
① 小利口
② 自分だけ正しいと信じて他人を高みから裁く偽善者
③ 外観や貧富や社会的地位だけで他人を評価するような男
4 大人が子どもに期待すること
純真さ と 賢さ