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「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴 ポプラ社 2016年 ① /「安岡章太郎15の対話」新潮社 ①【再掲載 2015.2】 [読書記録 教育]

今回は、大場美鈴さんの
「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の
  毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」の紹介 1回目です。



出版社の紹介には


「子育ては『コツ』と『工夫』でラクになる! 発達障害&グレーゾーン
 の3兄妹を育てる著者が、子どもへの接し方の基本や、学校・園生活
 の工夫、学習サポートなどについて解説する。『声かけ変換表』等をダ
 ウンロードできる。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「発達障害とは、得意なことと苦手なことの差が大きい子、発達に凸凹
があること」 


・「すべてのお母さんが『うちの子専門家』」
- うちの子の専門家と、自信をもってできると言いですね。


・「褒めライン  
当たり前を褒め認める、過程や取り組んだ気持ちを見る、できてい
   る部分を見る、子どもをよく見ている関心があることを伝える。少
   しでも妥協できたら感謝を伝える、よくないことを止められた時認
   める」


・「『安心させる』がサポートの基本」



もう一つ、再掲載になりますが、
「安岡章太郎15の対話」①を載せます。






☆「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴 ポプラ社 2016年 ①

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◇楽々かあさん流 お助けツール 楽々かあさん公式HP 
  1 階段の蛍光テープ    
  2 おうち標識     
  3 電子レンジの使い方
 4 ポイント手帳      
  5 できたら日記    
  6 したくカード
 17 連絡帳フォーマット   
  18 ランドセルの蓋用リスト
  19 透明の手提げバッグ
 21 運動会用プログラム   
  25 教科書ノート    
  26 ついたて
 27 仮名漢字サポートカード 
  30 カレンダーの付箋
   ○ 解説用イラスト  
   ○ 声掛け変更表 
   ○ 育児を頑張りすぎているときの対処法


◇はじめに
  発達障害とは?
   →「得意なことと苦手なことの差が大きい子」 
発達の凸凹 
     杉山登志郎『ギフテッド-天才の育て方』学習研究社
  自己紹介 
  すべてのお母さんが「うちの子専門家」


◇接し方の基本
 1 子どもを怒りすぎてしまう 
    → 手段として起こるのを変更する

 2 どうしたらよいか分からない
   → 子どもの自信になる選択をする 
     ◎ より自身になりそうな方を選ぶ

 3 子育てで一番大事なこと 
   → 愛情を分かりやすく伝える

 4 暴れて手が付けられない
   → スキンシップを多めに取る  
     ◎ ちょっとの触れ合い 

 5 ぜんぜん人の話を聞かない
   → 話を否定せず共感する(できる限り)

 6 失敗ばかりでトラブル続き
   → 当たり前のようなことでも褒める
※ こちらの「褒めライン」を凹の部分に合わせ、できるだけ下
     げて、当たり前のような子どものできているところ、頑張って
     いるところを見るように癖付け
 ・ 当たり前を褒め認める 
     ・ 過程や取り組んだ気持ちを見る
 ・ できている部分を見る 
     ・ 子どもをよく見ている関心があることを伝える
     ・ 少しでも妥協できたら感謝を伝える
     ・ よくないことを止められた時認める  

 7 あれもこれもできない
   → 課題は一つひとつ取り組む 
     ◎ 「一つひとつのできた」を!

 8 できない 取り組めない
    → 小さな「できた!」を増やす
   ◎「できた」を増やして成功体験を積んで自信を付けてあげる
      ことが大事

 9 指示・命令・禁止を聞かない
    → 「声掛け変換」で伝わる
     ◎ 声掛け変換の基本
・ 具体的 
     ・ 肯定語 
     ・ 命令は丁寧にお願いしたり合理的に説明する
     ・ 禁止は「私」を主語にして気持ちを伝える
        (Iアイ メッセージ)

 10 我が子のサポート方法が分からない 
    → 「安心させる」がサポートの基本 

 11 環境づくりその1 
    → 情報に「蛇口」と「ガード」を付ける
 ◎ 情報はある程度意識すればある程度コントロール可能

 12 環境づくりその2 
    → 「おうち標識」で家の中の交通整理
  ◎「おうち標識」(DL可)
        - 家の中が楽しい感じになる

 13 環境づくりその3 
    → 「使い方カード」で自分で出来る
 ◎ 道具は友達

 14 環境づくりその4 
   → タイマーアラームを活用する
 ◎ タイマー・アラーム 
        残り時間表示

 15 兄弟姉妹に愛情が行き渡らない 
    → フタマタ ミツマタ上手になる
     ◎ その子にあった愛情の伝え方  
     ◎ 言葉ボディタッチ 
     ◎ ことば 
     ◎ ボディタッチ 
     ◎ 合図 





☆「安岡章太郎15の対話」新潮社 ①【再掲載 2015.2】
 
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◇安岡章太郎 
  1920年  高知県生  
  1953年  第29回芥川賞受賞
 


◇坂口謹一郎(1897~1994)
「ワイン文化圏の諸相」
  酒・発光・醸造学の世界的権威
     =世界の酒博士 
   「世界の酒」「日本の酒」「古酒新酒」「愛酒泉酔」
  東西文化の断層
  大きな違いは味噌・醤油 
    カビの力
      ~ グルタミン酸・イノシン酸のうま味

◎  東洋の味
  ビール50年。ウィスキー70年、ワイン100年
→ 醤油と合わないのが葡萄酒のはやらなかった原因
二つの嗜好
人間が微生物を使い出した時代
    - 百年前
     日本のワイン 川上品種 
  西洋は目方で勝負 
   = うまいことに価値を付けないのが経済学の欠点
「軽み重み」の美学
   川上善兵衛翁が基礎 
     醸造用葡萄の品種改良
  明治初年20万円の財産を使う


◇伊谷純一郎
 「サル・ヒト・社会」
   1926年 鳥取生 サルの研究 
    「高崎山のサル」「ドゥルカナの自然誌」
       高崎山 … リーダーから離れたサル
日本猿 
    母系社会 = 群れは雌のもの
雄は出て行かなければならない
     → 弱いサルではなく張り切っているのが出て行く
  交尾
    特異的近接(翌年性行動をしなくなる)
   茶飲み友達
     = 性的パートナーがいなくなる
滅び行くゴリラ 
    「個体識別」の方法
チンパンジーのカルバリズム(共食い)
  犠牲は雄ばかり 
    30例ほどの報告
  進化論と終末論 
     人類は新しい革命を一つ迎えるたびにその下の基盤を一つずつ
    失っていく
◎狩猟 → 農業革命 → 産業革命 → 情報革命
→ ・私たちは大きな力で生かされている
    ・自然を保護するのは間違いで自然は大切に扱うもの

  なぜ早く近代国に
   = 一般庶民の能力と勤勉
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