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キーワード 読書について55-「なりたい 学芸員・司書」Dai-X出版事業部 2003年 (2) /「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ③(最終)【再掲載 2014.6】 [読書記録 教育]

今回は、11月11日に続いて、
「キーワード 読書について」55回目、
「なりたい 学芸員・司書」の紹介 2回目です。


出版社の案内には、

「図書館・博物館で働きたい人のために、学芸員・図書館司書についての必
 要最小限の知識を効率的に得られ、疑問点を解決できるように解説。資格
 取得後の活用法についても説明する。」

とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「公立図書館では職員の1/4が司書、3/4は一般職。
先進諸国では一館あたり、1000~5000人。日本では一館あたり73000人」


・「博物館の四機能、資料の収集、資料の保管、資料に関する調査・研究、
教育普及活動」


・「博物館の種類は8つ。①総合博物館 ②歴史博物館 ③美術館 
④科学博物館 ⑤動物園 ⑥水族館 ⑦植物園 ⑧動植物園」



もう一つ、再掲載になりますが、清川妙さんの
「兼好さんの遺言」③を載せます。



☆キーワード 読書について55-「なりたい 学芸員・司書」Dai-X出版事業部 2003年 (2)

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◇司書の現在
司書の要件 
    ① 利用者を知ること
② 資料を知ること
③ 利用者と資料とを結びつけること

  司書の特性 
    ① 専門知識を高める
② 利用者と積極的に話す
③ 気長に前向きに考える

   公立図書館
     1/4が司書 3/4は一般職
先進諸国 一館あたり 1000~5000人
日本 一館あたり73000人

 
◇司書資格を取るには
司書講習 
    通信も 
    4~6月ごろ申し込み「学校図書館」
資格<司書> 
      ① 大学2年在学
② 2年以上司書補
大学・短大での養成
厳しい就職 
    職員のうち専任司書は3割
通信
   - 明星大学,玉川大学,仏教大学,近畿大学

 
◇博物館
博物館の四機能
    ① 資料の収集
② 資料の保管
③ 資料に関する調査・研究
④ 教育普及活動
博物館の種類  
    ① 総合博物館 
    ② 歴史博物館
    ③ 美術館
    ④ 科学博物館
⑤ 動物園 
    ⑥ 水族館 
    ⑦ 植物園 
    ⑧ 動植物園
分類
    ① 登録博物館  
       - 県教委 2割
② 博物館相当施設
        水準には満たないが一定水準
③ 博物館類似施設 

「国立」は対象外
  資格認定試験
    毎年1回 11月頃
願書受付 5~8月
必要書類 
      ① 願書(一科目につき1200円の収入印紙)
② 受験資格証明書類
③ 履歴書
④ 住民票写し
⑤ 写真
⑥ 免除科目の証明書類
書類提出先 
      県教委
試験科目








☆「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ③(最終)【再掲載 2014.6】

[出版社の案内]
賢人・兼好法師がわたしたちに遺してくれた、かずかずの言葉を、90歳と
なった人生の達人・清川さんが、自らの90年の人生に重ねあわせて語る、
最高の生きかたエッセイです。
生まれた息子が耳が不自由だと知ったとき、主婦から物書きへと転進した
とき、53歳で英語を習いはじめたとき、65歳で初めてイギリスにひとり
旅をしたとき、夫と息子に相次いで先立たれたとき、それらの試練のとき、
清川さんの傍らにはかならず、兼好さんの言葉がありました。
『一瞬一瞬をたいせつに生きよ』『死は知らないうちに、すぐ後ろに迫って
いるのだ』『思い立ったら、時を移さず実行せよ』『自分の頭で考えよ』『ひ
とりで自立して生きよ』『いつも素直に、みずみずしく生きよ』。
そして、清川さんは最後に語ります。
『人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや』
- 生きてあることじたい不思議なことなのだから、と。
人生に悩む人に、人生をあきらめる心に、最強のカンフル剤となる一冊で
す。

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◇よき友、わろき友
まずは<わろき友>の話から
  友とするにわろき者 
     1 高くやんごとなき人  
     2 若き人 
     3 病なく身強き         
     4 酒を飲む人 
     5 猛く勇める人 
     6 虚言(そらごと)する人   
   7 欲深き人

  つづいて<よき友>
  よき友3つ 
     1 物くるる友 
     2 医師 
     3 智恵する友 117段

  智恵ある友とふれあう喜び

  エイジシュートを目指したい

 

◇おなじ心の友
真実の友を求めて

  困った客 
   「さしたる事なくて、人のかり行くは、よからぬ事なり。用ありて行
    きたりともその事果てなばとく帰るべし。久しく居たる、いとむつ
    かし」    170段

  好ましい客

  自筆の手紙がいちばん
  「手のわろき人の、はばからずぶんしょさらすはよし。見ぐるしとて、
    人に書かするはうるさし」  35段


◇教養とセンスある生き方
朝夕の心づかいが教養をつくる

  これぞ古典の味わい方

  いくつになっても五感をとぎすませて


◇人は皆寂しいのだ
恋の別れの寂しさ

  死別の哀しみ

  生き形見の勧め

  生きていくことが一番大切


◇生きていることはすばらしい
  すべてのことは始めと終わりがおもしろい 

  心で味わう人、からだで味わう人

  生きている
   - このすばらしい不思議


◇悔いなく老い、悔いなく生きる
四季の移り変わり 
    「時節の移りかはるこそ、ものごとにあはれなれ」19段

  歳月の人の一生

  悔いなく生きよ


◇おわりに
  雑誌「いきいき」 2009.7月号~2010.10月号


◇清川妙
1921年山口県生 
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