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「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ② [読書記録 教育]

「命令は逆効果」 
 
「相手の欲求を見る」
 
「満足させればその気になる」
 
「人生は満足 満足感を持てるかどうか」
 




今回は、2月14日に続いて、坂東義教さんの
「坂東先生のテレビ寺子屋」2回目を紹介します。

昭和の時代、テレビ寺子屋やモーニングショーで心地よい方言で木訥と教育を語っていた
坂東さんの姿を懐かしく思い出しました。



40年前の古い本ですが、内容は決して古びてはいません。
お母さんになる方に、ぜひ読んでいただきたい本です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「通知票をもらって褒められる子 小学校20% 中学校8%」
- 現代の通知票は褒められるようなことが記されていると思うので、そこを。


・「幸せを数えろ  → 自分のことをよく思おう」
- 自己肯定感の低い子どもと裏付けのない自信がありすぎる子ども…。
  両極端が目立つようになって木いるのではないかと感じます。特に前者が。


・「自信につながる苦しい思い出 

 幼稚園の良さ = お母さんから子供を引き離すこと」
-「自信につながる苦しい思い出」、よい言葉だなあと感じます。


・「(かつての中国では)自分だけできたのでは4点しかもらえない。         
 『小さな先生』できない子にちゃんと教える子が5点 」
- 東井義雄さんも同じことを挙げていました。
  「自分だけ」ではないことの大切さですね。



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☆「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ②

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◇やる気を出させる

□達成動機
 
 「ねばならぬ」から「さあやろう」へ

← 小さいころから自立性のしつけ
   


□欲求動機   

 自分がやりたいときには一生懸命やる 

 手が器用になれば自分でやる,エンジンがかかる
              
   ← その欲求を育てろ
   


□テレビの生かし方

 「好きこそものの上手なれ」 ~ 動機付け

             |

 読んで読んで読んだ人が書きたくなる
   


□命令は逆効果 

 相手の欲求を見る

 満足させればその気になる 

 人生は満足 満足感を持てるかどうか
 






◇自信をつけさせる

□人間は思いこむ動物 

 幼児期の問題は100%お母さんが原因

   人間は自分が何々だと思いこんで行動している

通知票をもらって褒められる子 小学校 20%
中学校  8%
   


□不幸だと思いこむと不幸 

 幸せを数えろ  → 自分のことをよく思おう

  |

ちゃんとはっきりと自分のことを正しく評価する子供 (自己概念)
  


□自信につながる苦しい思い出 

 幼稚園の良さ = お母さんから子供を引き離すこと

 一人で自分でやり遂げた喜び
 





◇友達の大切さ

□こぼす相手 

 「自殺なんかしたらそんだべ,な」

- 「な」が重要な鍵



□中国で減ったハエと自殺 

 集団指導 集団指導教育

 一人の子供の悩みはみんなの悩み
1・2・3・4・5

自分だけできたのでは4点しかもらえない。                
    「小さな先生」できない子にちゃんと教える子が5点                         


 一人で悩んでいる子がないから自殺が減った。
  孤独な人が自殺したり殺しをやったりする。
   


□育ちにくい環境 

 友情の厚い子は成功する
 
 「学歴が高くても出世できない人は友情に欠けている人が8割だ」
    (チャンドラー・ハント)


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