SSブログ

大村はまさんはこんなことを ⑧-「教師大村はま96歳の仕事」小学館 2003年 (4) /「この国の問題点」上杉隆 大和書房 2011年 ①【再掲載 2012.5】 [読書記録 教育]

今回は、7月16日に続いて、大村はまさんの
「大村はまさんはこんなことを」の紹介 8回目です。
「教師大村はま96歳の仕事」の要約 4回目です。


出版社の案内には、


「プロとして『教えること』を厳しく追求し、膨大なエネルギーをもって展開してみせた、
 生涯現役教師・大村はま96歳の1年間の発言と軌跡を集成。」


「国語の教師生活52年。徹底して子どもを見すえた大村の実践は、自主的な学びが称揚
 される時代にあって、教えることの真髄として、今再び広く注目を浴びている。96歳
 の1年間の講演と仕事をまとめる。講演CD付き。」

とあります。



「ワシントンの柱の傷」、聞いたことがあります。


自分で気が付くように黙っている父親の努力‥わたしだったらと考えてしまいます。






もう一つ、再掲載となりますが、上杉隆さんの
「この国の問題点」①を載せます。

「原発」を「コロナ」に置き換えれば…

菅(かん)内閣と菅(すが)内閣…


-「テレビ・新聞などの記者クラブがいっせいに同じ方向を見て世論をつくっていく」
-「『大本営発表』は少しも改善されていない」


危機が差し迫ったとき、政治家の本性が表れるように感じます。
「自分、自分たち」をまず置いておいて、ができているのかどうか。







<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。









☆大村はまさんはこんなことを ⑧-「教師大村はま96歳の仕事」小学館 2003年 (4)

1.jfif

◇心に持っていたお話 - 「ワシントンの柱の傷」


 みんなが知っている偉人の中に、「ジョージ・ワシントン」がありますね。


 有名で有名で話にならないくらいです。



 ワシントンは非常に正直な子どもで、小さいときに桜の木を切って、「私です」と名乗
り出たという話は大変に有名です。


 ですから知らない人はないと思います。


 もちろんここで、その話をしようというわけではありません。
 

 ワシントンの家は、あまり裕福な家ではなかったようです。そのキッチンに、大きな柱
があったそうです。


 ワシントンは桜の木の話でもわかるとおり、いたずらをいっぱいする子だったようです。


 悪いことをすると、お父さんは叱らなかったけれど、その大きな柱に釘を1本打ち込む
のです。


 それで何も言わない。

 
 もしいいことをすると、前から刺さっている釘を1本抜きます。


 そんな日が幾日か続きました。


 ワシントンも少しはいい子になったのでしょう。


 とうとう柱の釘がみんな抜けました。


 そうしたらお父さんはワシントンを呼んで、


「このごろお前はいい子だから、ごらん、この柱、何も釘がなくなったじゃないか。よか
 ったね」。
 

 ワシントンはにこにこしたんですが、その次にお父さんは、


「だけどこの釘の穴がある。神様以外に、これを埋めることはできないんだよ」


と言ったそうです。



 私は、この話を子ども達にしたことがあります。


 感想なんてもちろん開きませんでした。


 私も自分が感動したから、話したのです。











☆「この国の問題点」上杉隆 大和書房 2011年 ①【再掲載 2012.5】

1.jpg


◇プロローグ

テレビ・新聞などの記者クラブがいっせいに同じ方向を見て世論をつくっていく



□「大本営発表」は少しも改善されていない

 (例)  ライブドア事件、小沢一郎、海老蔵、生ユッケ、原発



□現場の意見より組織が優先される記者クラブ制度



□70年前国家的な情報統制は政府・軍部・新聞

軍は自らの存在理由を守るために戦争を始め、政府は自らの正当性を維持するために軍
主導の戦争を支持し、新聞は自分たちが最初に戦争に勝てると信じたことから「誤報」に
なることを避けるために、本当は知っていた真実を語らずにごまかし続けた。



 ◎ 大本営発表  菅(「かん」)内閣・電力会社・民放テレビ中心の記者クラブ



□「情報鎖国」





<原発>

◇原発報道とは何か

「プルト君を批判できない … 自主規制がはびこるマスコミ自体が原発推進企業だから」



□東電に接待されるマスコミ 

 東電主催マスコミ接待中国ツアー

電気事業連合会広告費は年800億円以上 → フリーランス・海外メディア
 


□国民の安全より組織の存続を最優先する
  
 東電の情報隠蔽体質 

 - ウソを突き通す(プルトニウム)  
 


□「安心デマ」のスピンコントロールを行う記者クラブ

 「プルトニウムは安全安心」 スピンコントロール



□自由な言論の場が消えていく

TBSラジオ 3月で降板


NHK水野倫之解説委員「非常に□□」発言以来露出減
  小出裕章氏・広瀬隆氏 



□70年前の大本営発表が復活

「プルト君を批判できない自主規制がはびこるマスコミ自体が原発推進企業だから」





◇「原発は安い」は本当か

「安全管理とデータ改竄と事故後の賠償額の料金上乗せがなければ極めて安価」



□原発のコストは安いか高いか

電気事業連合会 1キロワットのコスト
火力(石油)10.7円 水力11.9円 火力(天然ガス)6.2円 火力(石炭)5.7円
風力(小中)24円 太陽光49円 原子力5.3円



□発表データに含まれない3つのコスト

 ① 国の負担 

  ② 原発稼働率

  ③ 使用済み核燃料の処理費用

   ↓

◎3つのコストを入れると 原子力10.68円

※ 今後、日本での原子力発電コストはどんどん高くなると言える



□昔、電力会社は400社以上あった

再処理費用 18.8兆円の内12.9兆円は電気料金から 一世帯当たり200円

10社地域独占制は大戦後「電力国家管理法」後



◎戦後復興後も「電気の安定供給」という錦の御旗
  
   <自分たちの既得権益を手放したくないため>



□電気事業の自由化で適正な競争を





◇原子力行政とは何か

「原子力より強力な利権構造。日本、アメリカ、フランスで顕著に見られる」



□隠蔽体質は東電のお家芸 

 東電と保安院の癒着



□ノーチェックの原子力行政



□内部告発者を守れない日本



□テレビ局の最大スポンサー

広告 1位 パナソニック 771億円

2位 トヨタ    500億円

東電 244億円  電気事業連合会869億円 ワイロ?


NHK以外 安全デマ?(ワイロ+天下り)



◇計画停電とは何か

「マスコミを最大の協力者とする原発の必要性を訴えるための一大プロパガンダ」



□計画発電と水素爆発は同じ日だった

 大停電の危機を煽るのが異常



□電力供給量は本当に足りない?



□夏の計画停電で日本経済はさらに冷え込む



□計画停電するならまずテレビ局から

  ~ 持ちつ持たれつ

nice!(142)  コメント(0) 
共通テーマ:学校