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「自分を変える読書」戸田智弘 三笠書房 2013年 ④ /「教職論」宮崎和夫 ミネルヴァ書房 2000年【再掲載 2012.10】 [読書記録 一般]

今回は、6月11日に続いて戸田智弘さんの
「自分を変える読書」4回目の紹介です。



出版社の案内には、

「この1冊で、あらゆる人生の疑問に答えてくれる本が見つかります!
 人生論・幸福論・仕事・思考力・恋愛・自己と他者・お金・健康・
 歴史・現状認識・未来・死生観…『セカイ観』がぐんと深まる50冊
 を厳選!
 『働く理由』『続・働く理由』で圧倒的共感を呼んだ著者が贈る、
 『これから』のための新・読書案内!
 さあ、自分を変えていくために、本を読もう!」

とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「日本人メリットを活かせる仕事
日本人でないと身につけづらい特殊性を活かせる仕事
外国人では代替が効かないモノやサービスを提供できる仕事」


・「ブラック企業 
   ① 仕事の内容自体に問題がある会社
   ② 労働条件が劣悪な会社  」


・「細部に神が宿る」





もう一つ、再掲載となりますが、宮崎和夫さんの
「教職論」を載せます。
サブタイトルに
―教員を志すすべてのひとへ
とありますが、志望者は出版当時に比べると‥。
労働条件が極めて劣悪であることが周知のものとなりました。
すでに改善の時機を逸しているのではないかと感じています。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「自分を変える読書」戸田智弘 三笠書房 2013年 ④

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◇会社と仕事と人間関係力(1)

09 「10年後に食える仕事食えない仕事」渡邉正裕 東洋経済新聞社

日本人メリットを最大限生かそう

<グローバル化で職の72%は価値を失う! 食いっぱぐれるな>

 □グローバル化時代の職業
 ① 重力の世界    
       世界の最低給与水準に収斂していく職業

   ② 無国籍ジャングル 
      超成果主義70億人との仁義なき戦いを強いられる職業

   ③ ジャパンプレミアム 
       日本人ならではの気質を活かせる職業

   ④ グローカル
       日本市場向けの高度な専門職


 □③④日本人メリットを活かせる仕事
日本人でないと身につけづらい特殊性を活かせる仕事
外国人では代替が効かないモノやサービスを提供できる仕事

   主な条件
     ① 独自カルチャー依存

    ② チームワーク&サービス

③ 信用&コミュニケーション

     ④ ハイレベルな日本語

     ⑤ 国による参入規制

  ◎清潔さ、きめ細かさ、勤勉さ、顧客へのサービス精神、道徳心、忠誠心
  
   → これに欠けている人は「①重力の世界」に入り込んでしまう       

 ※「若者はなぜ会社選びに失敗するのか」東洋経済新報社
「35歳までに読むキャリアの教科書 就職への絶対原則を知る」ちくま新書



10 「人生を無駄にしない会社の選び方」新田龍 日本実業出版社

ブラック企業を見抜く知恵 ブラック企業から抜け出す術

 □ブラック企業 
    ① 仕事の内容自体に問題がある会社
          
    ② 労働条件が劣悪な会社   
□ハードワーク 
          長時間労働 サービス残業日常化
□休日がない 
          休みにくく休日出勤も常態化

       □その割に給料が安く残業代も出ない

       □社員を恐怖感不安感で管理し自由にものが言えない雰囲気
       □離職率が高い


 □労働者側の心得 <会社に対して求めるものが明確である>

※「フツーをつくる仕事・生活術28歳編」
        新しい生き方基準をつくる会 青木書店



11 「スリッパの法則」藤野英人 PHP

プロの投資家が明かす「伸びる会社」の見分け方

藤野英人
     ファンドマネージャー  レオス・キャピタルワークス(株)取締役
      4000社超企業訪問   

  <極端に美人の受付嬢がいる会社は問題がある>
中身より外観  
     男性
     - 好き嫌いで評価
     
  <社長が唐突に著名人との親交とに合わせる協調する会社への投資は避ける> 
自分に自信がない人ほど

  <HPで社長の顔写真が載っていない会社への投資は注意した方がいい>
社会に顔が知られてしまうと何かやばいことでもあるのかもしれない

◎「細部に神が宿る」

※「就活生はユーホーをさがせ」郡司昌泰 青月社
「即戦力に頼る会社は必ずダメになる」松本順市 幻冬舎新書
社内に教え合い制度が存在
       経営者が社員を資源としてではなくパートナーとして考えている   









☆「教職論」宮崎和夫 ミネルヴァ書房 2000年【再掲載 2012.10】

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◇はしがき

□教育職員免許法
 1949(昭和24)制定

1988(昭和63) 改正
  「特活」「生徒指導」新設 → 単位増加

 1998(平成10) 大改正
「教職論」新設「教育相談」新設
「教育実習」教科指導法の単位増

教科に関する科目が半減
教職科目の重視 生徒指導力向上と使命感高揚に力点



◇教職の意義と教員の使命・資質

1.教師の歴史
「教師」 
     - 他人に知識や技術を教えること

「教員」 
     - 近代学校を職場として社会からそこでの教育を委託され,
      そこに専門的に従事している職業人

  「教師」
     - その人格が児童・生徒に肯定的な教育作用を及ぼすと考え
      られる場合に用いられることが多い

「教員」 
     - 行政的側面


近代  
     教育が立身出世のラダー(階梯)

◎ それまでの私塾や寺子屋の師匠にかわって職業集団としての大
     量の教員の出現
  

2.教員養成の始まり

□古典的教職観と聖職者論
1872(明治5) 学制 東京に師範学校

1881(明治14) 布達第19号「小学校教員心得」

基本は剛毅,忍耐,威重,懇誠,勉励等ノ諸徳
「最も善良の性行を有せざるべからず」

 
□皇民教育と聖職者論
1886(明治19) 師範学校令 「順良信愛威重ノ気質」
   森文相 「順良,信愛,威重」
兵式体操の導入

◎ 服従の精神と規律ある行動
             

□師範タイプ 
  良:まじめ 

  悪:本音と建て前,表裏仮面の聖人性
カミに対する卑屈性
    

□日本教職員組合と労働者論 
「義務」→「権利」   


<途中まで>

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