キーワード 読書について24 /「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 1987年 ④【再掲載 2014.5】 [読書記録 一般]
今回は、4月17日に続いて、キーワード「読書について」の紹介24回目、
尾木和英さんの「ことば読本」、
河合隼雄さんの「書物との対話」を紹介します。
出版社の案内には、それぞれ、
「記憶に残っている国語科の先生、という理由の多くは『おもしろい話をして
くれた』というもの。児童や生徒の関心を呼ぶような授業づくりについて提
案する。」
「桑原武夫先生と雑談していたとき、『文学もほんとにおもしろいものを読む
と、脇から汗が流れるんでっせ』と言われたことを思い出す。確かに凄い本
というのは、身体まで反応するものだ。ここに取りあげた書物のなかには、
そのようなのも含まれている」。こころの謎とむきあい、こころを読み解く
70冊の本を紹介。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「8つの若者の言葉遣いの傾向」
- いつの時代も若者の言葉には似た傾向があると感じました。
・「昔話から自分の影の部分を自覚することによって、他人の苦しみや悲しみ
を共感することができる」
・「天才はおもしろいと思ったら,自分に不利だと思っても平気でしゃべる。
秀才は自分が損すると思うようなことは上手に隠す。 - 桑原武夫」
・「現代人は無限永遠の感じを忘れかけているのではないか」
もう一つ、再掲載になりますが、佐々木陽子さんの
「子どもが輝くすごい言葉掛け」④を載せます。
子どもたちへの言葉掛けを少し工夫すると土割れ方が変わりますね。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について24
◇「ことば読本」尾木和英 三省堂 1997年
□ルビ
ふりがな用活字
5号活字のふりがなの7号活字
英活字のルビーと同じ大きさ
ふりがな廃止論
山本有三
□若者の言葉遣い
① 流行語を好んで使う
② 故意に言葉を崩して使う
③ 言葉を短くする
④ 文節の終わりを尻上がりに伸ばして言う
⑤ 語彙が不足している
⑥ 早口である
⑦ 男女の違いがなくなりつつある
⑧ 敬語が正しく使えない
※ 土屋道雄『日本語よどこへ行く』(日本教文社)
◇「書物との対話」河合隼雄 潮出版社 1993年
□昔話と現代
文化差を反映しつつ、深いところでは人間にとって普遍的なものにつな
がっている
自分の影の部分の自覚
→ 他人の苦しみや悲しみを共感
□死者からのメッセージ
山田太一「異人たちとの夏」
□「少年の日の思い出」
ヘルマン・ヘッセ
非の打ち所のない日人は人間的な感情を犠牲にしている
|
人間は心のつながりのある中で話すことによって癒される。
聴き手は正義の名によって裁断するのではなく共感することによっ
て心のつながりを求める。
□天才と秀才
天才はおもしろいと思ったら,自分に不利だと思っても平気でしゃべる。
秀才は自分が損すると思うようなことは上手に隠す。(桑原武夫)
□「経験」に根ざした言葉
岩田慶治
「からだ こころ たましい - 宗教の世界を旅する」
宗教
「みる」こと,あるがままの自然を見ること
|
アニミズムは山や自然の中で出会い頭にハッとして神を感じるひと
ときに成り立つ宗教。
= 神経験
シャーマニズムでは、病気の人をその人を取り巻く人々と共にそれ
までとは違った環境の中に投げ入れ,病気に打ちかつ気力を取り戻さ
せる。
神道
◎ 現代人は無限永遠の感じを忘れかけているのではないか
□「モモ」
時間は命
☆「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 1987年 ④【再掲載 2014.5】
[出版社の案内]
小学校の先生のために、子どもとのコミュニケーションがうまくいく効果抜群
の言葉かけを集めました。「静かに話を聞けない」「学校生活のルールを守らな
い」「クラスに落ち着きがない」「積極性がない」など、指導に困ったときに使
える言葉かけが満載。明るく楽しいクラス作りで人気の著者が、子どもたちと
の日々の関わりのなかで得た言葉は、どれも簡単で、低学年にもきちんと伝わ
るものばかりです。著者が言葉かけを実際に使ったときのエピソードや、学級
経営に生かすコツなど、毎日の指導に役立つ楽しいヒントがこの一冊にぎゅっ
と詰まっています。
<行事③ 運動会 先生は桃色組です>
◇子どもに気付きを与えて動かす言葉
01 「顔が真っ赤になったよ」
怒りすぎず、茶化しすぎず
柔らかい怒りでほのめかす
02 「○○赤ちゃんがいる」
時には母親役を演じながら
赤ちゃんは恥ずかしいという気持ちから自立心を育てる
「△△幼稚園に戻りますか?」
03 「お上品な○年○組です」
下品な言葉
→ 別な言葉で言い換えて楽しく学ばせる
04 「かっこいい1年生だね」
「かっこいい男の子はね…」
「かっこいい女の子はね…」
05 「今日は何の日?」
楽しく提案するように
平凡な毎日が楽しい特別な日に
一日一日を大切に
06 「失敗は成功のもと」
こころを込めて力強く
07 「女子はとても立派だね」
静かにさせる
尾木和英さんの「ことば読本」、
河合隼雄さんの「書物との対話」を紹介します。
出版社の案内には、それぞれ、
「記憶に残っている国語科の先生、という理由の多くは『おもしろい話をして
くれた』というもの。児童や生徒の関心を呼ぶような授業づくりについて提
案する。」
「桑原武夫先生と雑談していたとき、『文学もほんとにおもしろいものを読む
と、脇から汗が流れるんでっせ』と言われたことを思い出す。確かに凄い本
というのは、身体まで反応するものだ。ここに取りあげた書物のなかには、
そのようなのも含まれている」。こころの謎とむきあい、こころを読み解く
70冊の本を紹介。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「8つの若者の言葉遣いの傾向」
- いつの時代も若者の言葉には似た傾向があると感じました。
・「昔話から自分の影の部分を自覚することによって、他人の苦しみや悲しみ
を共感することができる」
・「天才はおもしろいと思ったら,自分に不利だと思っても平気でしゃべる。
秀才は自分が損すると思うようなことは上手に隠す。 - 桑原武夫」
・「現代人は無限永遠の感じを忘れかけているのではないか」
もう一つ、再掲載になりますが、佐々木陽子さんの
「子どもが輝くすごい言葉掛け」④を載せます。
子どもたちへの言葉掛けを少し工夫すると土割れ方が変わりますね。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について24
◇「ことば読本」尾木和英 三省堂 1997年
□ルビ
ふりがな用活字
5号活字のふりがなの7号活字
英活字のルビーと同じ大きさ
ふりがな廃止論
山本有三
□若者の言葉遣い
① 流行語を好んで使う
② 故意に言葉を崩して使う
③ 言葉を短くする
④ 文節の終わりを尻上がりに伸ばして言う
⑤ 語彙が不足している
⑥ 早口である
⑦ 男女の違いがなくなりつつある
⑧ 敬語が正しく使えない
※ 土屋道雄『日本語よどこへ行く』(日本教文社)
◇「書物との対話」河合隼雄 潮出版社 1993年
□昔話と現代
文化差を反映しつつ、深いところでは人間にとって普遍的なものにつな
がっている
自分の影の部分の自覚
→ 他人の苦しみや悲しみを共感
□死者からのメッセージ
山田太一「異人たちとの夏」
□「少年の日の思い出」
ヘルマン・ヘッセ
非の打ち所のない日人は人間的な感情を犠牲にしている
|
人間は心のつながりのある中で話すことによって癒される。
聴き手は正義の名によって裁断するのではなく共感することによっ
て心のつながりを求める。
□天才と秀才
天才はおもしろいと思ったら,自分に不利だと思っても平気でしゃべる。
秀才は自分が損すると思うようなことは上手に隠す。(桑原武夫)
□「経験」に根ざした言葉
岩田慶治
「からだ こころ たましい - 宗教の世界を旅する」
宗教
「みる」こと,あるがままの自然を見ること
|
アニミズムは山や自然の中で出会い頭にハッとして神を感じるひと
ときに成り立つ宗教。
= 神経験
シャーマニズムでは、病気の人をその人を取り巻く人々と共にそれ
までとは違った環境の中に投げ入れ,病気に打ちかつ気力を取り戻さ
せる。
神道
◎ 現代人は無限永遠の感じを忘れかけているのではないか
□「モモ」
時間は命
☆「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 1987年 ④【再掲載 2014.5】
[出版社の案内]
小学校の先生のために、子どもとのコミュニケーションがうまくいく効果抜群
の言葉かけを集めました。「静かに話を聞けない」「学校生活のルールを守らな
い」「クラスに落ち着きがない」「積極性がない」など、指導に困ったときに使
える言葉かけが満載。明るく楽しいクラス作りで人気の著者が、子どもたちと
の日々の関わりのなかで得た言葉は、どれも簡単で、低学年にもきちんと伝わ
るものばかりです。著者が言葉かけを実際に使ったときのエピソードや、学級
経営に生かすコツなど、毎日の指導に役立つ楽しいヒントがこの一冊にぎゅっ
と詰まっています。
<行事③ 運動会 先生は桃色組です>
◇子どもに気付きを与えて動かす言葉
01 「顔が真っ赤になったよ」
怒りすぎず、茶化しすぎず
柔らかい怒りでほのめかす
02 「○○赤ちゃんがいる」
時には母親役を演じながら
赤ちゃんは恥ずかしいという気持ちから自立心を育てる
「△△幼稚園に戻りますか?」
03 「お上品な○年○組です」
下品な言葉
→ 別な言葉で言い換えて楽しく学ばせる
04 「かっこいい1年生だね」
「かっこいい男の子はね…」
「かっこいい女の子はね…」
05 「今日は何の日?」
楽しく提案するように
平凡な毎日が楽しい特別な日に
一日一日を大切に
06 「失敗は成功のもと」
こころを込めて力強く
07 「女子はとても立派だね」
静かにさせる