「どの子ものびるさかのぼり指導のアイデア」深沢英雄 小学館 2005年 ③ /「三日でわかる古典文学」 大橋敦夫・西山秀人 ダイヤモンド社 2000年 ⑨【再掲載 2015.5】 [読書記録 教育]
今回は、3月10日に続いて深沢英雄さんの、
「どの子も伸びるさかのぼり指導のアイデア」の紹介 3回目です。
20年前の本ですが、参考になることがたくさんあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「教科書の教材文を拡大コピー」
・「低学年の子はほとんど書き取りが苦手」
・「新出漢字の練習は、練習のシステム化と回数多く小テストを!」
もう一つ、再掲載になりますが、大橋敦夫さん、西山秀人さんの
「三日でわかる古典文学」⑨を載せます。
☆「どの子ものびるさかのぼり指導のアイデア」深沢英雄 小学館 2005年 ③

<書きの指導>
◇書きの実態把握
□書きの実践
書写力
鉛筆の持ち方
連絡帳指導
ひらがな・カタカナ・漢字
書字力
視写・聴写・漢字指導
作文力
作文・論文
□ひらがなテストと漢字テスト
◇ひらがなさかのぼり学習
□ひらがな練習
小学館「たかしま式 ひらがなれんしゅうちょう」
□始筆を打たせる
教師の声に合わせて書く
□班で小先生が声を出す
なぞり字だけ丸を付ける
□自分でいい字に丸を付ける
□なぞり書き、写し書き(視写)
教科書の教材文を拡大コピー
□鉛筆の持ち方指導
ユビックス
◇漢字さかのぼり学習
□漢字を正しく書くための3つの能力
低学年の子はほとんど書き取りが苦手
1 ひとつの漢字がどんな要素からなっているか
2 筆順にしたがって組み立てていく力
3 位地についての明確な認識力
□実践
① 漢字を見る眼を養う 右と左
② 漢字に興味を持たせる
③ 漢字とくわしく出合う
④ 漢字のさかのぼり練習
□新出漢字の練習
練習のシステム化
回数多く小テストを(嘘テストと本テスト)
◇連絡帳・ノート さかのぼり練習
□書くことを日常化させる
□ノートの役割とは
① 連絡帳
② 練習帳
③ 授業中のノート
- 板書と対応
□ノートチェックの仕方
1 書く時間を確保し机間指導
2 隣同士書けたかどうかのチェック
3 ノート提出点検
□ノート指導基礎知識
1 書き方・使い方を鍛える
日付・ノートの区分け・余白の使い方
2 教師の板書との対応
色ペン 白 → 黒
赤 → 赤
黄 → 青 (三色のみ)
3 丁寧に速く書かせる
4 絵・カットも効果的に使おう
5 ノートの紹介
☆「三日でわかる古典文学」 大橋敦夫・西山秀人 ダイヤモンド社 2000年 ⑨【再掲載 2015.5】

◇新古今和歌集
「幽玄」と「艶」
1500首の歌が競われた空前絶後の歌合
1201年6月後鳥羽院
→「新古今和歌集」1205年3月~
1207~1210改訂
→ 1978首
承久の乱で失脚
→ 隠岐島 そこでも改訂
古代から中世への過渡期が生んだ意識
無常観
→ 「幽玄」と「艶」
人間と和歌とを一体化させ新古今風を築いた藤原俊成
「幽玄体」の生みの親・藤原俊成
多くの隠遁放浪の追随者を生んだ西行の生き方
23歳で出家し自由に生きた西行
後世に古典と美意識を残した藤原定家
後鳥羽院失脚で歌壇に返り咲き
神経過敏で万病の持ち主・定家
父の「幽玄」
→「余情妖艶」
◇徒然草
「つれづれなるままに」映ったもの
ジャーナリスト兼好ができあがるまで
歌人・有職故実家として名高い・兼好 卜部兼好
青年期の貴族社会の体験そして社会
多くの隠遁放浪の追随者を生んだ西行の生き方
心が「ゆるく」「やはらや」ならば損はしない
自分も他人も頼りにしないこと
寛大で柔軟な心は限界を持たない
◇平家物語
琵琶法師と聴衆が育てた軍記物語
西と東
大学と歌謡の合体が生んだ作品
兼好「徒然草」
226段に成立経緯
中山行長
慈円のサロン 生仏(盲目法師)
出会い
「平家物語」を普遍的作品にした「諸行無常」
成り上がった清盛はおごれる者の象徴
思慮深く滅びを予感する息子・重盛
戦に失敗続きの一族の落ちこぼれ維盛
富士川の戦
- 戦わずして敗退
一族きっての猛者で罪を背負う重衡
木曾義仲
建礼門院徳子
「どの子も伸びるさかのぼり指導のアイデア」の紹介 3回目です。
20年前の本ですが、参考になることがたくさんあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「教科書の教材文を拡大コピー」
・「低学年の子はほとんど書き取りが苦手」
・「新出漢字の練習は、練習のシステム化と回数多く小テストを!」
もう一つ、再掲載になりますが、大橋敦夫さん、西山秀人さんの
「三日でわかる古典文学」⑨を載せます。
☆「どの子ものびるさかのぼり指導のアイデア」深沢英雄 小学館 2005年 ③

<書きの指導>
◇書きの実態把握
□書きの実践
書写力
鉛筆の持ち方
連絡帳指導
ひらがな・カタカナ・漢字
書字力
視写・聴写・漢字指導
作文力
作文・論文
□ひらがなテストと漢字テスト
◇ひらがなさかのぼり学習
□ひらがな練習
小学館「たかしま式 ひらがなれんしゅうちょう」
□始筆を打たせる
教師の声に合わせて書く
□班で小先生が声を出す
なぞり字だけ丸を付ける
□自分でいい字に丸を付ける
□なぞり書き、写し書き(視写)
教科書の教材文を拡大コピー
□鉛筆の持ち方指導
ユビックス
◇漢字さかのぼり学習
□漢字を正しく書くための3つの能力
低学年の子はほとんど書き取りが苦手
1 ひとつの漢字がどんな要素からなっているか
2 筆順にしたがって組み立てていく力
3 位地についての明確な認識力
□実践
① 漢字を見る眼を養う 右と左
② 漢字に興味を持たせる
③ 漢字とくわしく出合う
④ 漢字のさかのぼり練習
□新出漢字の練習
練習のシステム化
回数多く小テストを(嘘テストと本テスト)
◇連絡帳・ノート さかのぼり練習
□書くことを日常化させる
□ノートの役割とは
① 連絡帳
② 練習帳
③ 授業中のノート
- 板書と対応
□ノートチェックの仕方
1 書く時間を確保し机間指導
2 隣同士書けたかどうかのチェック
3 ノート提出点検
□ノート指導基礎知識
1 書き方・使い方を鍛える
日付・ノートの区分け・余白の使い方
2 教師の板書との対応
色ペン 白 → 黒
赤 → 赤
黄 → 青 (三色のみ)
3 丁寧に速く書かせる
4 絵・カットも効果的に使おう
5 ノートの紹介
☆「三日でわかる古典文学」 大橋敦夫・西山秀人 ダイヤモンド社 2000年 ⑨【再掲載 2015.5】

◇新古今和歌集
「幽玄」と「艶」
1500首の歌が競われた空前絶後の歌合
1201年6月後鳥羽院
→「新古今和歌集」1205年3月~
1207~1210改訂
→ 1978首
承久の乱で失脚
→ 隠岐島 そこでも改訂
古代から中世への過渡期が生んだ意識
無常観
→ 「幽玄」と「艶」
人間と和歌とを一体化させ新古今風を築いた藤原俊成
「幽玄体」の生みの親・藤原俊成
多くの隠遁放浪の追随者を生んだ西行の生き方
23歳で出家し自由に生きた西行
後世に古典と美意識を残した藤原定家
後鳥羽院失脚で歌壇に返り咲き
神経過敏で万病の持ち主・定家
父の「幽玄」
→「余情妖艶」
◇徒然草
「つれづれなるままに」映ったもの
ジャーナリスト兼好ができあがるまで
歌人・有職故実家として名高い・兼好 卜部兼好
青年期の貴族社会の体験そして社会
多くの隠遁放浪の追随者を生んだ西行の生き方
心が「ゆるく」「やはらや」ならば損はしない
自分も他人も頼りにしないこと
寛大で柔軟な心は限界を持たない
◇平家物語
琵琶法師と聴衆が育てた軍記物語
西と東
大学と歌謡の合体が生んだ作品
兼好「徒然草」
226段に成立経緯
中山行長
慈円のサロン 生仏(盲目法師)
出会い
「平家物語」を普遍的作品にした「諸行無常」
成り上がった清盛はおごれる者の象徴
思慮深く滅びを予感する息子・重盛
戦に失敗続きの一族の落ちこぼれ維盛
富士川の戦
- 戦わずして敗退
一族きっての猛者で罪を背負う重衡
木曾義仲
建礼門院徳子