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教育ノートから「教師」 ④ [読書記録 教育]

今回は、1月24日に続いて、要約した教育ノートから、
キーワード「教師」4回目の紹介です。


30年以上前からキーワード「教師」で、「要約ノート」にまとめてきたものの抜粋です。出典は不明です。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「若い教師らしい学級づくりをしているか」
- 遊ぶ時間の確保がむずかしい時代になってきました。
  意思疎通の上で最も大切なところなのですが。 


・「目立たない子供に声を掛けているか 」
- ここに力を入れる教員でありたい。


・「掃除指導」
- 教員でも…


・「机に向かったら ①何も見ない ②何も聞かない ③何も食べない飲まない ④一つ
  の課題を学習する」
- 学ぶ楽しさを知っている姿だと感じます。





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☆教育ノートから「教師」 ④


◇若い教師のやること
 
○若い教師らしい学級づくりをしているか 
  ①子供と遊ぶ

②学級だよりを出す



○目立たない子供に声を掛けているか

・帰りの会のあと握手



○指導書に頼らず,自分ならどう教えるかを考えたか



○父母と手を結ぼうとしているか



○どの子にもこのことは分からせたい,できるようにしたいと取り組んでいるか



○元気よくあいさつしているか
 


○職員室でいつでも教育のこと,子供のことを話題に出しているか



○学習計画をチェックしているか



○学校を休んだ子に連絡レターを書き,きちんと届けているか



○実践を素直に話しているか



○子供の声に耳を傾け,子供から学ぼうとしているか 日記等






◇掃除指導
 
①窓を開ける


②机や椅子の移動のさせ方 

  少し斜めにして


③はたきのかけ方
 (1)手首を軸に

(2)固い部分をものに当てない

(3)上から下へ
 

④ほうきの使い方 
 (1)床からなるべく離さない

(2)木目に沿って(壁際は壁に沿って)

(3)ごみを掃き集める場所を決めておく

 (4)ちりとりへの入れ方の指導も
 

⑤ぞうきんの使い方
 (1)竹刀を持つ要領で左右の手を内側に力一杯絞り込む

(2)絞ったぞうきんは広げて二つ折りにして4回使う

(3)窓のさんはぞうきんの角を使って拭く

(4)黒板溝は黒板を綺麗に消しチョークをしまってから拭く

(5)汚れたぞうきんは広げてバケツにつけしっかり濯ぐ

(6)バケツの水は七分程度

(7)拭き終わったら綺麗に濯ぎよく絞り乾きやすいように干す
 

「短時間で美しく」






◇家庭学習
  
□学習習慣の形成


□机に向かったら

 ①何も見ない

②何も聞かない

③何も食べない飲まない

④一つの課題を学習する






◇ノート指導
  
□何のためか

 ①練習するために使う

②忘れないために記録する

③まとめたり整理したりする

④考えを広げ深めるために書く
  

□重点 

 ①正確に丁寧に書く癖を付ける

②時間をきちんととる

 ③どこを写すのか示す

④助言する

 ⑤ノートに自分の考え,思いが残るようにする


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深谷和子さんはこんなことを 前半 [読書記録 教育]


「三つの教育力 ①貧乏 ②大家族 ③暮らしの中の労働力」

- わたしは子どもの頃はこの三つの教育力を十分に受けていました。
  ありがたいことだだったと今は感じます。





今回は、わたしの教育ノートから、
「深谷和子さんはこんなことを」1回目(前半)を紹介します。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「おませな子ども = ミニ大人」


・「教育過剰の時代 三つの学校へ ①学校+②塾・お稽古ごと+③家での勉強」
- 現在はもう一つ、スマホ?


・「オタク族 = 人間関係不得手
・名前で呼べない
  ・親しくなることで傷つけられる機会が増える
・それを回避しようとする人々」
- オタク族という言葉を聞かなくなったのは、それが一般的になったからでしょうか。


・「たくましさを生むもの ①人が好き ②自分の可能性への信頼」


・「課題

 = どうしたら子どもの成長を感動のまなざしで見つめることができ,子どもの内的な
  力を信頼してやることができるか」




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☆深谷和子さんはこんなことを 前半



◇子どもが変わった
 
□おませな子ども 

 学校でアポイントメント 

 電話で確認
  「今日遊べる?」
  「 おじゃまします」 = ミニ大人
 


□学校とテレビ

 = 親以上にグレートな親

 親 → 学校 → テレビ (どんどん遠くのものに)

 持ち時間の半分以上を新しい親の元で
昭和30年代 … 学校 
昭和40年代 … テレビ

 学校とテレビが子どもの育ちを大きく変えた
 




◇家庭という学校
 
□教育過剰の時代 

 三つの学校へ 
  ①学校 + ②塾・お稽古ごと + ③家での勉強

 人間形成は?
 

□家庭の中の人づくり 

 家庭の教育力  

 しつけよりも環境


□三つの教育力

 ①貧乏  
  
   貧しさの中で生涯にわたって通用する環境適応力

  ⅰ 耐性

ⅱ 自立心を高める = やる気

  ⅲ 家族の和

 ②大家族 

   多様で複雑な人間関係 ミニチュア社会

 ③暮らしの中で育った労働 

   人生は労働
  
 ○家庭は憩いの場? → 家庭は成長の場





◇自癒力を育てるために
 
□人と人との距離 

 オタク族 = 人間関係不得手
名前で呼べない
親しくなることで傷つけられる機会が増える
それを回避しようとする人々
 

□アダルトチルドレン

 跡(トラウマ)

 仲間の中で過ごす = 自癒力を育てる





◇たくましい子どもを育てる
 
□たくましい人 

 ・ 低い現状に適応してしまわずに,困難を排除して高いレベルにはい上がろうとする
  上昇志向を持つ人 高い目標を設定して努力

・ 不利な条件下にあってもくじけないこと,逆境に耐えて,それを乗り越えていく力
  をも含んでいる 

 ・ エネルギーを補充し続ける
 

□たくましさを生むもの

 ①人が好き

   柔らかいたくましさ

 ②自分の可能性への信頼

親から寄せられた信頼-そこから生み出された自己信頼
  
「人への信頼と愛情(友好),他から支えられて生まれた自己信頼」二種類の逞しさ



○育ちにくい状況 = 親の「他人化」は子どもに自己信頼を失わせる

子どももまた自分を早くから客観視する



○課題

「どうしたら子どもの成長を感動のまなざしで見つめることができ,子どもの内的な力を
 信頼してやることができるか」





◇友情
 
□友情 = 特別な愛の感情   愛他性(自己犠牲 献身)

 仲間との秘密 … 他人が知ることのできない体験を共有し合う仲間



○子どもが身を隠すことができなくなった時代
子ども独自の世界を持つことが許されなくなった



   連帯の相手は自分


○大事なことは

愛の感情「人間が好き,仲間が好き」





◇子どものウソ
 
 ①自分に非があっても,真実を語れば相手から見捨てられると思うとき

  両者に信頼関係があればウソは必要なくなる


②自分の主張が相手に分かってもらえそうもないと思うとき


③皆の注目を集めるためのウソ 

   幼児性


④他人を誹謗するウソ

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