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「文学強盗最後の仕事 エッセイ集9」井上ひさし 中央公論社  1994年 下 [読書記録 一般]

今回は、10月26日に続いて 井上ひさしさんの
「文学強盗最後の仕事 エッセイ集9」2回目、後半の紹介です。


出版社の案内には、


「喧嘩早くて単純で涙もろくて無鉄砲な『坊っちゃん』に我々はなぜこれほど共感するの
 か。平凡な趣味人・吉良上野介はなぜかくも悪役となったのか。日本人の理想像と美意
 識を探る味わい豊かな文学談義。」


とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「刑罰の不平等を埋める行為 = 仇討ち」


・「上野介 - 礼法の大家、とても美男子」


・「三大仇討ち」


・「仇討ち成功率 1%」



昨日は午前中タマネギの苗植えをしました。
管理機で簡単な畝を作り、裏の家の方に育てていただいた苗1200本を
わたしと妻、裏の家の方3人で植えつけました。
今年は畝つくりは割合うまくいきました。
大きく育つとうれしいです。
今日、腰は大丈夫かと気にかかりますが。
タマネギ苗植.JPG



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☆「文学強盗最後の仕事 エッセイ集9」井上ひさし 中央公論社 1994年 下

1.jpg

◇魯迅 

 仙台医専に留学
  
  ~ 藤野厳九郎先生

「一般論は危険だ」

 ※ 抗日統一戦線の政策を支持しながらも,良質な日本人がいることを知っていた 





◇文学強盗最後の仕事

 「桃尻語訳・枕草子」
 




◇日本の仇討ち

□平等 
  ① 物の正当な配分

  ② 刑罰の公平な割り当て



 刑罰の不平等を埋める行為 = 仇討ち



□赤穂事件(元禄15年・1702年)

 上野介
  - 将軍の代理人・幕府の看板

  年賀・天皇に会う = 礼法の大家

    とても美男子

 
 綱吉の不可解



□三大仇討ち 

 1富士   裾野の曾我兄弟 


 2鷹    浅野家の紋


 3茄子   荒木又右衛門 
         伊賀(ナスビのイカ)の上の鍵屋の辻

     ↑

 表の意味(駿河の名産)
家康 泰平

  ↑↓

裏に三大仇討ち



□仇討ち成功率 1% 

 ~ 貴種流離譚 流され王と筋立て同じ


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