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「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ② [読書記録 教育]

「馬を水辺に連れて行くことはできても,飲む気のない馬に水を飲ませることはできない」






今回は、10月15日に続いて、平井雷太さんの
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」2回目の紹介です。



自分で自分を鍛える、自学自習の在り方が示されている。



出版社の案内には、

「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
 ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
 よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
 ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
 が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
 を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
 だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」

とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「まずできること,そして分かることへ」


・「押しつけない・強制しない・命令しない」


・「学習するかしないかはあなたの問題だ」


・「『なぜこの子は勉強をしたがらないのだろう』と考えるだけでよい」






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☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ②

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4 時間をはかることの意味

◇なぜストップウォッチを使うのか

 □全員がストップウォッチ

    ○チャイムがわり 

    ○ストップウォッチにこだわらない



 □どのプリントをやるのか自分で決める 
   
   ストップウォッチを使って学習するから
                     
   子ども自身が先生になれる。



  自分がプリントを!結果を見て,その時間とミスの数から,そのプリントを何枚か繰
り返せば合格できるのではないかと予測を立てることができない 

 ~ 判断






5 セルフラーニング力を育てるらくだ式
    
◇まずできること,そして分かることへ
    
 「考える力」は対話式で
       

 マン・ツー・マン 
   教師が一問ずつ問題を考え生徒が答えるシステム
    

 自分のペースでリラックス






6 「押しつけない・強制しない・命令しない」らくだ式     

◇子どものじゃまをしない
    


「学習するかしないかはあなたの問題だ」
教師の教え方に左右されずに自分の力で進んでいくことができる教材
   ○「すぺーすらくだ」に来たお母さんに「プリントやったの」「塾に行く時間でし
    ょ」との声掛けをしないようにお願いしている。
          
    すぺーすらくだでしていることは「しないこと」 

↑↓

 「教える型の授業」の塾



◇信頼して任せれば必ず子どもは答える
      
 ◎「なぜこの子は勉強をしたがらないのだろう」と考えるだけでよい


「言われてやる学習」 → 「自分からする学習」
   ◎一切の言い訳ができない

   ◎サマーヒル・水道方式 - 公文式
    


◇学ぶ力を発揮させる環境作り

「馬を水辺に連れて行くことはできても,飲む気のない馬に水を飲ませることはできない」



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