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キーワード 読書について35 /「奇蹟は自分で起こす」鈴木秀子 海竜社 2007年 ⑤【再掲載 2013.11】 [読書記録 一般]

今回は、6月11日に続いて、キーワード「読書について」の紹介35回目、
椋鳩十さんの「母と子の二十分間読書運動」と
神宮輝夫さんの「本当はこんな本が読みたかった」を紹介します。



「本当はこんな本が読みたかった」の出版社の案内には、


「『星の王子さま』『豚の死なない日』『アルジャーノンに花束を』など、懐し
い世界から現在のリアルな子どもの世界まで、20世紀海外児童文学57作品
を紹介する。」


とあります。



読書の楽しさを感じています。





もう一つ、再掲載になりますが、鈴木秀子さんの
「奇蹟は自分で起こす」⑤を載せます。


昨日は自治会の安全パトロール、
今朝は町の草刈活動、天気がよくて何よりです。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆キーワード 読書について35

◇「母と子の二十分間読書運動」椋鳩十 出版元、出版年不明 
  
 「 感動は心の中の大地震です。心の奥底から揺り動かしてひっくり返す大
  地震です。心の中に地震があって初めて変動が起こるのです。
ところが,感動という字の如く,心が何ものにか感じなければ感動が起
  こりません。心のレシーバーが傷んでいたのでは駄目です。では,感動を
  感じる心のレシーバーとはどんなものかと言いますと,美しい情緒,もの
  思う心,あたたかい心,きめ細かい心,そういうものがかたまりあって,
  一層敏感に動いている心だと私は思うのです。優れた本は清水のように子
  供の心にしみこみ,そういう地下水を子供の心に作る可能性を持っていま
  す。」



◇「本当はこんな本が読みたかった」神宮輝夫 原書房 2000年
 
□子供の文学 
   水のようなもの
    = 作家の深い内面からこんこんと湧き出るいのちの水

   「子供の」
    =「根元的な」
 

□不思議のたまご

 「くまのプーさん」  
     AAミルン 石井桃子訳 岩波書店
癒し・安らぎ系のクマの話


 「風にのってきたメアリー・ポピンズ」
     PLトラヴァース 林容吉訳 岩波書店
遊園地へようこそ 
       ~ 浮遊感


 「ムーミン」シリーズ 
     トーヴェ・ヤンソン 山室静訳 講談社
風変わりな住人たちの賑やかな谷
多くの個性が個性的なままに包み込まれる「共生」の世界


 「トーマス・ケンプの幽霊」 
     ペネロピ・ライヴリィ 田中明子訳 評論社
幽霊ってお節介焼き?
「過去と現在」


 「ぞうのホートンたまごをかえす」
     ドクター・スース 白木茂訳 偕成社
 ぞうの信用100%
 ノンセンスの発想

 「かしこいポリーとまぬけなオオカミ」
     キャサリン・ストー佐藤涼子訳 金の星社
     まぬけでもオオカミはオオカミ
現代版「赤ずきん」テンポ良く楽しいやりとり
オオカミを出し抜く
       ~ 食べ物に弱い
魅力的な悪役は作品自体の魅力に直結する
「たべちまうぞ!」
       = 「あまえさせてくれ」


  「小さなスプーンおばさん」シリーズ
      アルフ・プリヨイセン 大塚雄三訳 学習研究社
おばさんヒーローの誕生 
        時々小さくなる
どんなときでもめげずに打開策を見つけていく度胸と勇気
おばさんは「動じない」「懐が深い」


  「リンゴの木の上のおばさん」
      ミラ・ローベ 塩谷太郎訳 学習研究社
「しよう」と「できる」が一緒になると…
五感隅々まで満足


  「大泥棒ホッツェンプロッツ」
      オトフリート・プロイスラー 中村浩三訳 偕成社
笑い満腹 空想 道化物語 言葉遊び


  「マルチグは小さな大天才」
      ロアルド・ダール 宮下嶺夫訳 評論社
法螺話がいっぱい 
      突飛な復讐のトリック


  「クレージー・マギーの伝説」
      ジェリー・スピネッツ 菊島伊久栄訳 偕成社
風の英雄が成し遂げたこと


  「穴」
      ルイス・サッカー 寺田敦子訳 講談社
運命を掘る


  「星の王子さま」
      アントワーヌ・ド・サン=テグジュベリ 内藤濯訳 岩波書店
「王子さま」が不滅の理由
 


◇もう一つの世界へ

  「しずくの首飾り」
      ショーン・エンキン 猪熊葉子訳 岩波書店
身近なくらしと魔法の間

 
  「シャーロットのおくりもの」
      EBホワイト 鈴木哲子訳 法政大学出版局
クモが織り上げた橋
ファンタジーとリアリズム


  「ジム・ボタンの機関車大旅行」
      ミヒャエル・エンデ 上田真而子訳 岩波書店
「不思議」を走る汽車


  「ホビット」
      TRRトールキン 山本史郎訳 原書房
異世界の冒険物語


  「ドリトル先生航海記」
      ヒュー・ロフティング 井伏鱒二訳 岩波書店
ワンダーワールド


  「トムは真夜中の庭で」
      フイリパ・ピアス 高杉一郎訳 岩波書店
楽園を探す長い旅







☆「奇蹟は自分で起こす」鈴木秀子 海竜社 2007年 ⑤【再掲載 2013.11】

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◇ミラクルステップ14 
◎ 背負いきれない時は,話してしまおう
 
  「人生には必ず一人では背負いきれないぐらい大変なことが起こってきま
   す。そういう時には,胸の中で抑圧しないで,それを聞いてもらうことが
   大事です。」 


   何が生死を分けたのか  タイの地震・津波
  いつも祈ってくれる人がいる
  「毎朝おばあちゃんが祈ってくれているから大丈夫」
「お母さんが祈ってくれているから絶対大丈夫」


   タイ 
      ゾウが人を救った 
      動物たちは「すわ一大事」の時には


   どんなに恐かったか話す
  サンフランシスコ大地震
  聖心小中高
       → 全員学校に出てきなさい,休んではいけません,と連絡。
  全員運動場に(幼~高)
3日間なんでも好きなことをしなさい
みんな一緒に恐かったことを話せた
→ 後遺症を残さない


   祈ってくれる人 + 話を聞いてくれる人
     <胸の中で抑圧しないでそれを聞いてもらうことが大事> 
  人間の深い所にある人間の本質というのは温かく人と人を結びつけ
    る働きをします。本質において,そういう温かい愛で繋がっているの
    だと思います。



◇ミラクルステップ15 生きる意味
 ◎ 3つの価値
 
「私たちは価値を創造することができます。私たちができる一番大きな価
   値あること,それは祈ることです。祈りは一つも無駄になりません。祈
   りは大宇宙の波動に乗って伝わっていきます。」 


  生きている意味 
聖書 
     「すべてのことに時がある。すべては自然の流れにかなって美しい。」
   VEフランクル(精神科医)
「自分は死ねないと強く思った」
       - 自分に何かするときがあるとき,人は死ねません
「生きる意味」
       → ナチスから開放
       → 実存分析創始者


  3つの価値
① 創造できる価値 
        クリエーション
  ② 体験できる価値
        いいものに触れる価値
   ③ 態度という価値 
        人は態度で価値を創り出すことができる


フランクル 
    「アウシュビッツのひどい状況でも死なない人がいた」
   →◎ 「きっと誰かが自分のために祈り続けていてくれる」ということ
     を確信している人たち(孤独ではない)
= 心の深い所で人間として命が繋がっている確信



◇ミラクルステップ16 
 ◎ 気は波動で伝わっていく
 
  「自分が一日一秒,誰かのために幸せを願って大宇宙から力をもらって気
   を送る,それだけでもあなたは他の人の役に立つ大切な存在です。大宇
   宙は,いつもあなたを応援しています。」 


  自分の限界を受け入れる
「あの時あれができなかった。でも,今度は,それを学びとしてやることにし
     よう」


  祈りは波動になって伝わる
心臓病患者 400人を無差別に半分ずつに分けた
→ 教会に半分の名前を伝え,祈ってもらった
→ 祈ってもらったグループは状況好転

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