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「ファミリーゆる体操」高岡英夫 小学館 2005年 /「学力の新しいルール」陰山英男 文藝春秋 2005年 ② 【再掲載 2014.1】 [読書記録 一般]

今回は、高岡英夫さんの
「ファミリーゆる体操」を紹介します。



出版社の紹介には


「太ももユッタリ開閉体操、寝たまま足スリスリ体操、肩こりギュードサー体
 操等、子どもからお年寄りまで家族全員でできるゆる体操で、『家族』とい
 うものを、体を舞台にして育てなおしていこうと提案する。」

「おじいちゃんは、太ももユッタリ開閉体操の名人。おばあちゃんは、寝たま
 ま足スリスリ体操の名手。お父さんは、肩こりギュードサー体操のスーパー
 スター。お母さんは、胸フワ背フワ体操の名花。子どもたちは、足ネバネバ歩
 きの天才。家族みんながゆる体操の達人になる。」

 
とあります。



本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「体は本来ゆるゆるにゆるんだ柔構造
ストレスが続くと体はどんどん硬くなる」


・「楽しく体を動かすのが一番」


・「擬態語を口にすることでゆる体操の効果が倍増
  モゾモゾ・グラグラ・フワァー」


・「不思議な『さすり効果』と『つぶやき効果』」


ネーミングがおもしろいと感じます。



もう一つ、再掲載になりますが、陰山英男さんの
「学力の新しいルール」を載せます。
学校が「鍛える場」から離れてもう20年以上。
「ゆるい場」になってしまったと思うのは…



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「ファミリーゆる体操」高岡英夫 小学館 2005年

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◇はじめに
「体を使うことを通したコミュニケーション」
ファミリーゆる体操 
       ~ からだと心のこりをほぐしてゆるめてあげること


◇ゆる体操の健康効果と必要性
剛構造の人と柔構造の人

体は本来ゆるゆるにゆるんだ柔構造

ストレスが続くと体はどんどん硬くなる

  定期的に体をゆるませる習慣を持とう
   - 楽しく体を動かすのが一番


◇今こそ、家族みんなでゆる体操を始めよう
昔は労働を通して家族が強く結ばれていた

家庭の中で自然と良い師弟関係が芽生えた


◇快適はゆる体操で作られる
擬態語をつぶやきながら
   「ゆする・ゆれる・ゆるむ」体操
  
  こどもを育てるには、まず大人がゆるむことから


◇ゆる体操効果
心身の疲れの原因 
    「こり」をほぐす
  
  体の深部や細部の可動性が増す
    パーツ間にたくさんのポケット
  
  全身のバランス


◇効果を高めるために
  体のこりに気付かない人もいる 
    悪しき習慣・体の意識の金縛り状態とは
  
  擬態語を口にすることでゆる体操の効果が倍増
    モゾモゾ・グラグラ・フワァー          


◇知っておこう 体のゆるめ方
  ステップ1 
    不思議な「さすり効果」と「つぶやき効果」
    
    ゆる黄金の三点セット
寝ゆる  腰モゾモゾ体操
  イスゆる 腰モゾモゾ体操
   すねブラブラ運動
ひざコゾコゾ体操
手首ブラブラ体操

  ステップ2 
    座骨モゾモゾ座り
肩こりギュー・ドサッ体操
ひじクルン体操
肩ゆったり回し体操
胸ワク体フワッ体操
リバーストレーニング
ねばねば歩き





☆「学力の新しいルール」陰山英男 文藝春秋 2005年 ② 【再掲載 2014.1】

◇1993年,子どもたちから学びが取り上げられた
  「1981年問題」
    実は教育そのものの問題ではなく,社会の深夜化,テレビ・テレビ
    ゲームによるディスプレー化によって引き起こされたものである。

  「1993年問題」
   社会構造の変化によって始まった子どもたちの知力・体力の衰えを
   「指導要領の詰め込み主義が悪いのだ」とかんちがいした所から始まる。


  新学力観 
   - 理想は良し,しかし…
 「新学力観」によって子どもは指導するものではなくなった
  「鍛える」哲学の穴を埋めたのは、「指導してはいけない,支援しな
     さい」


  「がんばらなくていい」は間違い
   生活習慣の悪化による元気の喪失を,学校現場でかろうじて食い止
    めていたにもかかわらず,それが子どもの個性を尊重していないと批
    判され,機能しなくなっていった。
     = 自殺行為
  ◎ 学校は苦し紛れに指導をレベルダウンさせたことにすぎない

<教育は子どもを自立させる取り組みであるという基本的使命がどこかへ消えていった>


  組合も鍛錬主義を否定した


  「新学力観」で教育を受けた世代が教師になる


  個性は苦しい努力の向こう側にしかない


  楽しいだけでは問題は解けない


  ネットを簡単に利用させない


  主観で教育の押しつけはしない
    = 事実に謙虚になる
◎1992年の改訂が日本の教育の基盤を切り捨てた
  47都道府県を言えるようにする


  知識としての教養を身に付ける


  中学数学週3時間,英語週3時間は少なすぎる

 
  93年問題を意識した参考書を選ぶ


  基礎学力作りの手引き P97~101



<学力の新しいルール その②> 
  ① 個性は苦しい努力の向こう側にしかない。
  ② 主観で教育の押しつけはしない。事実に謙虚になる。
   ③ 世界地理や日本地理など知識としての教養を身に付ける。
   ④ 勤労と納税の義務を将来は足せるだけの教養を義務教育で付けさせる。

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