SSブログ

「30分で分かる教師のための叱る技術」上條晴夫 学陽書房 2015年 ⑤(最終) /「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑤【再掲載 2015.8】 [読書記録 教育]

今回は、12月16日に続き、倉本聰さん、上條晴夫さんの
「30分で分かる教師のための叱る技術」の紹介5回目 最終です。



出版社の紹介には


「騒がしい教室をどうにかしたい先生へ!生徒が素直になる叱り方、指
 導法がこの本1冊でわかる!
 今日からすぐに実践できる叱るときのコツから、叱らなくて済むよう
 になる一工夫など、教師がラクになるノウハウが満載!」

 
とあります。


今回は教室でのチェック項目の紹介です。



もう一つ、再掲載になりますが、半藤一利さんの
「昭和史をどう生きたか」⑤を載せます。





☆「30分で分かる教師のための叱る技術」上條晴夫 学陽書房 2015年 ⑤(最終)

1.jpg

◇チェック
□叱り方チェック
1 叱るべき時に叱る!         □

 2 決してくどくど叱らない!      □

 3 しかっている理由が伝わっている!  □

 4 改善ポイントが明示されている!   □

 5 子どもの過去の失敗を持ち出して叱らない!  □

 6 叱る言葉の言い回しなどを工夫している!  □

 7 叱る気持ちも子どもに伝えている!  □

 8 叱り方の「自己演出」をしている!  □

 9 叱るときは個別に叱る!       □

 10 体罰をしてはならない!       □



□教室の空気チェック
1 導入でツカミをしている!             □

 2 教室に「陰」の子どもを作っていない!       □

 3 子どもを乗せる楽しい活動をする!         □

 4 同じ活動をダラダラして飽きさせない!       □ 

 5 子どもの流行の話題を自然に教師トークに入れている!□

 6 1回の授業に1回ぐらいは技と脱線話を入れている! □

 7 座臥区ばかりでなく体験型の学び合いも取り入れている□

 8 一斉に○○をするというような活動がある!     □

 9 息抜きの時間を意識的に設定する!         □   

 10 健全な競争も工夫している!            □


□体験型学びチェック
1 教室の堅さ 堅苦しさを気にしている!       □

 2 時々教室のレイアウトを変化させる!        □

 3 子どもが身体を動かせる活動を工夫している!    □

 4 板書は教師がするだけでなく子どもたちもしている! □

 5 学習ルールを提案するときにはその理由も説明する! □

 6 学習遊びからも学力の伸びを観察している!     □

 7 ペア・グループによる学習をしている!       □

 8 ミニネタで授業を変化させている!         □

 9 子どもの自己表現できる場をたくさん用意している! □

 10 挑戦的な課題を工夫している!           □


◇上條晴夫
1957年 山梨県生  山梨大教育学部卒
 小学校教師・児童ノンフィクション作家 → 教育ライター
 現在東北福祉大学教授 







☆「昭和史をどう生きたか」半藤一利 東京書籍 2014年 ⑤【再掲載 2015.8】

2.jpg

◇なぜ日本人は山本五十六を忘れないのか  戸高一成
□長岡人 山本五十六 
高野五十六 
    56歳の父の6男 
    真宗でなければ間引かれる運命だったかも 
苦学して長岡中学
    → 海軍兵学校
日本海海戦で重症 
    左手人差し指と中指をなくし
海軍少佐 → 大正5年 
    長岡藩家老山本幣月の名称 
    賊軍藩の出身
国家に対して天皇に対して忠誠
  本には必ず河井継之助が出てくる
第2復員省
阿川弘之の「山本五十六」S40~ 高評価

 
□軍令部に対して
山本五十六は軍令部とはまったく関係が悪かった
 反山本  
    黛治夫(海軍大佐) 松田千秋(海軍少将)
無二の親友
    堀悌吉が予備役に干される
       ↓
    軍令部が心底嫌いになる   
  伏見宮博泰海軍令部長から嫌われていた
  強烈なカリスマ性
  茶目
    口は重たいが

 
□人望の悲劇
純粋な専守防衛海軍
     |
 山本は日米衝突回避論者
    絶対にできないような作戦を軍令部に要求
     - 真珠湾奇襲  

    引っ込みが付かなくなった
    山本は最後まで本気ではなかった
        |
    説明しないから分からなかった
        |
    真珠湾の成功体験がその後の太平洋戦争の…        

 
□山本五十六の最期
山本五十六のブーゲンビル島での最期は悲劇的
  「名をも命も惜しまぬ男」
   ※ 戦争の恐ろしさには戦争への流れを止めることの難しさ
      にある
  山本五十六がキーワード
    欠点:リーダーとして自分の意志を部下たちに徹底させる点   
  大君の御楯とただ思う身は 名をも命も惜しまさらなむ
   ~ 戦うべきではない しかし戦うと決まったからには爆発する
nice!(124)  コメント(2) 
共通テーマ:学校