キーワード「日本の食事情」③(最終) /「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ①【再掲載 2015.6】 [読書記録 一般]
今回は、6月21日に続いて
キーワード「日本の食事情」の紹介3回目 最終です。
出典は不明です。
東海林さだおさんと椎名誠さんとの対談のおもしろさを思い出しました。
わたしは、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズが大好きです。
思わずクスクス笑ってしまい、家族から気味悪がられます。
電車の中で読むのは、わたしには無理です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「調理は 生食、煮る、蒸す、焼く」
・「玉葱は『実力があるけれども恵まれない状況』」
・「キャンプは訳の分からない内に始まって訳の分からない内に終わる」
・「おでんの竹輪麩の哀しさ。大根が王道。おでんはサラリーマン」
もう一つ、再掲載となりますが、志水宏吉さんの
「公立小学校の挑戦」①を載せます。
公立学校の教育を充実させるためのアイデアを教えてくれます。
かつて勤務先での講演会で聞き、大変納得できた、「スクールバス・モデル『力のある学校』の8つの要素」を思い出しました。
どこに力を集中させればよいかが分かります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「日本の食事情」③(最終)
◇日本食
□調理
① 生食
② 煮る
③ 蒸す
④ 焼く
※ 煮るが主役 … 植物性のものが多い → 醗酵文化
□主食物と副食物
□塩梅(塩… 梅…酢)
◇「人生途中対談」東海林さだお・椎名誠 文藝春秋 1996年
<出版社の案内>
ラーメン、酒、野菜、魚、おでん、CM、病気、本屋…。この15年間にさまざまなテー
マで語り合ったショージとシーナの二人の対談が一冊に。あまねく、人生の指標として読
んでもらいたい。
□牛肉とシソの葉のバター丼
バターを
→ すぐ牛肉(火を通す)醤油・お酒
→ シソの葉(一人分五枚) + バターの小さな塊
→ ご飯に熱々で
□つまみ
① ビール → カツ系統,塩鱈,たこの薫製
② 日本酒 → 刺身,貝,モツ煮込み
③ ウィスキー → ピーナッツ,チーズ
□玉葱
保守系議員みたい 地味・保存性有り
「実力があるけれども恵まれない状況」
□湯麺
野菜の甲子園
□アウトドア料理
おにぎり → お抜き
アウトドア
カレー・豚汁
→ 缶詰 マヨネーズ革命
→バーベキュー
キャンプファイヤー純情物語
キャンプ 訳の分からない内に始まって訳の分からない内に終わる
↓
◎ 「あのとき声を掛ければ!」
屋外の飯は気分がうまい
ウィスキーは屋外がよく似合う
焚き火
沈黙が許される
火が有れば怖い動物は来ない。温かくて気持ちがいい。
∥
◎ 文明の最初は火
焚き火は贅沢
□おでん
おでん三役
① コンニャク
② 竹輪
③ 昆布
◎ 竹輪麩の哀しさ 大根が王道 おでんはサラリーマン
☆「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ①【再掲載 2015.6】
<出版社の案内>
2002年に刊行し話題を呼んだブックレット『調査報告「学力低下」の実態』において明
らかになった、子どもたちの学力の全体的な低下と階層間格差の広がり。学校に今できる
ことは何なのか。同報告において特筆すべき例として挙がった『効果のある学校』の姿を,
実地での調査・聞き取りをもとに描き出す。」
◇教育改革と学力問題
1 問われる90年代 改革路線 - 教育の武装解除
□イギリス 1988年 教育改革法
①「教育の中央集権化」
②「教育の場への市場原理の導入」
↓
◎ 効率、競争を重んじる経営主義
∥
◎ 教育の場に市場主義・競争原理
↑↓
□日本 「新しい学力観」「観点別評価」「教育の個性化・個別化」
藤田英典 イギリス 「教育の再武装化」
日本 「教育の武装解除」
|
◎ 教育機会の制度的平等や高水準でバラツキの少ない学力など諸外国に対して日本が
誇りうる教育の成果をみすみす損なってしまうような改革路線を日本はひた走った
1999年~
「学力低下」論
「学びからの逃走」(佐藤 2000年)
↓
◎ ゆとり教育路線
2「効果のある学校」の発見
□東京大学
市川伸一、志水宏吉、苅谷剛彦、耳塚寛明
↓
① 子どもたちの「基礎学力」は着実に低下している
② それは、子どもたちの生活・学習状況の変化と密接に関連している
③ また、子どもたちの学力には「分極化」傾向が見られる
④ それは、子どもたちの家庭背景と密接に関係している
⑤ しかしながら、そうした「学力低下」や「格差の拡大」を克服している学校が確か
に存在する
□克服している学校
◎ 大阪府松原市立松原第三中学校
◎ 大阪府松原市立布忍(ぬのせ)小学校
∥
◎ 意欲も基礎学力も高い
◎欧米「効果のある学校」effectiv schools
3 フィールドワークの概要と本書の構成
□志水宏吉
2003.4~ 大阪大学
週一回 布忍小学校 フィールドワーク調査に入る
キーワード「日本の食事情」の紹介3回目 最終です。
出典は不明です。
東海林さだおさんと椎名誠さんとの対談のおもしろさを思い出しました。
わたしは、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズが大好きです。
思わずクスクス笑ってしまい、家族から気味悪がられます。
電車の中で読むのは、わたしには無理です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「調理は 生食、煮る、蒸す、焼く」
・「玉葱は『実力があるけれども恵まれない状況』」
・「キャンプは訳の分からない内に始まって訳の分からない内に終わる」
・「おでんの竹輪麩の哀しさ。大根が王道。おでんはサラリーマン」
もう一つ、再掲載となりますが、志水宏吉さんの
「公立小学校の挑戦」①を載せます。
公立学校の教育を充実させるためのアイデアを教えてくれます。
かつて勤務先での講演会で聞き、大変納得できた、「スクールバス・モデル『力のある学校』の8つの要素」を思い出しました。
どこに力を集中させればよいかが分かります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「日本の食事情」③(最終)
◇日本食
□調理
① 生食
② 煮る
③ 蒸す
④ 焼く
※ 煮るが主役 … 植物性のものが多い → 醗酵文化
□主食物と副食物
□塩梅(塩… 梅…酢)
◇「人生途中対談」東海林さだお・椎名誠 文藝春秋 1996年
<出版社の案内>
ラーメン、酒、野菜、魚、おでん、CM、病気、本屋…。この15年間にさまざまなテー
マで語り合ったショージとシーナの二人の対談が一冊に。あまねく、人生の指標として読
んでもらいたい。
□牛肉とシソの葉のバター丼
バターを
→ すぐ牛肉(火を通す)醤油・お酒
→ シソの葉(一人分五枚) + バターの小さな塊
→ ご飯に熱々で
□つまみ
① ビール → カツ系統,塩鱈,たこの薫製
② 日本酒 → 刺身,貝,モツ煮込み
③ ウィスキー → ピーナッツ,チーズ
□玉葱
保守系議員みたい 地味・保存性有り
「実力があるけれども恵まれない状況」
□湯麺
野菜の甲子園
□アウトドア料理
おにぎり → お抜き
アウトドア
カレー・豚汁
→ 缶詰 マヨネーズ革命
→バーベキュー
キャンプファイヤー純情物語
キャンプ 訳の分からない内に始まって訳の分からない内に終わる
↓
◎ 「あのとき声を掛ければ!」
屋外の飯は気分がうまい
ウィスキーは屋外がよく似合う
焚き火
沈黙が許される
火が有れば怖い動物は来ない。温かくて気持ちがいい。
∥
◎ 文明の最初は火
焚き火は贅沢
□おでん
おでん三役
① コンニャク
② 竹輪
③ 昆布
◎ 竹輪麩の哀しさ 大根が王道 おでんはサラリーマン
☆「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ①【再掲載 2015.6】
<出版社の案内>
2002年に刊行し話題を呼んだブックレット『調査報告「学力低下」の実態』において明
らかになった、子どもたちの学力の全体的な低下と階層間格差の広がり。学校に今できる
ことは何なのか。同報告において特筆すべき例として挙がった『効果のある学校』の姿を,
実地での調査・聞き取りをもとに描き出す。」
◇教育改革と学力問題
1 問われる90年代 改革路線 - 教育の武装解除
□イギリス 1988年 教育改革法
①「教育の中央集権化」
②「教育の場への市場原理の導入」
↓
◎ 効率、競争を重んじる経営主義
∥
◎ 教育の場に市場主義・競争原理
↑↓
□日本 「新しい学力観」「観点別評価」「教育の個性化・個別化」
藤田英典 イギリス 「教育の再武装化」
日本 「教育の武装解除」
|
◎ 教育機会の制度的平等や高水準でバラツキの少ない学力など諸外国に対して日本が
誇りうる教育の成果をみすみす損なってしまうような改革路線を日本はひた走った
1999年~
「学力低下」論
「学びからの逃走」(佐藤 2000年)
↓
◎ ゆとり教育路線
2「効果のある学校」の発見
□東京大学
市川伸一、志水宏吉、苅谷剛彦、耳塚寛明
↓
① 子どもたちの「基礎学力」は着実に低下している
② それは、子どもたちの生活・学習状況の変化と密接に関連している
③ また、子どもたちの学力には「分極化」傾向が見られる
④ それは、子どもたちの家庭背景と密接に関係している
⑤ しかしながら、そうした「学力低下」や「格差の拡大」を克服している学校が確か
に存在する
□克服している学校
◎ 大阪府松原市立松原第三中学校
◎ 大阪府松原市立布忍(ぬのせ)小学校
∥
◎ 意欲も基礎学力も高い
◎欧米「効果のある学校」effectiv schools
3 フィールドワークの概要と本書の構成
□志水宏吉
2003.4~ 大阪大学
週一回 布忍小学校 フィールドワーク調査に入る
「無印ニッポン」堤清二・三浦展 中公新書 2009年 /「間違いだらけの塾選び」杉山由美子 WAVE出版 2004年 ①【再掲載 2013.12】 [読書記録 一般]
今回は、堤清二さん、三浦展さんの
「無印ニッポン」を紹介します。
出版社の案内には、
「T型フォードの発売からリーマン・ショックまで一〇〇年。自動車の世紀だった二〇世
紀が終わり、消費文化は大きな曲がり角を迎えている。大流通グループ『セゾン』を牽
引し、無印良品を生み出した堤と、地域の文化の衰退を憂慮する三浦が、消費の未来、
日本の将来を語る。『これがいい』ではなく、『これでいい』という『無印』の思想は、
企業主導ではない個人主体の生き方を勧めるものである。本当の消費者主権とは何か。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺さ
れたのではないか?」
・「竹中平蔵
-テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない」
・「商店街はソサエティ → ロードサイドと生活の均質化 古い社会には個人があった」
・「セゾンがなくなったからフリーターが増えた」
・「地方再建のために 国立大学の学費を0に」
もう一つ、再掲載となりますが、杉山由美子さんの
「間違いだらけの塾選び」①を載せます。
子ども人数の減少により、塾も変わってきました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「無印ニッポン」堤清二・三浦展 中公新書 2009年
◇アメリカ型大衆消費社会の終わり
□自動車の世紀が百年で終わる
◎人材の枯渇・石油文明の曲がり角
「あれがいい」「これがいい」
→「これでいい」「これで十分だ」
無印良心的価値観
日本の自立
- 田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺
されたのではないか?
□派遣切り
雇用システムはアメリカ化したのか
経営者の体質が古い
労働権・スト権を認めない
アメリカに対するマイナスイメージ
竹中平蔵
・テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない
メディアへの懸念
霞ヶ関の能力を引き出す
新聞の雑誌化
新聞はタテ社会
セゾン文化が論壇誌を潰した
◇戦後日本とアメリカ
□アメリカ体験
アメリカの圧倒的豊かさ
→ 日本人の欲望の肥大化
アメリカ消費文化とソ連崩壊
消費は自由にする
反親父 = 近代化
地元への愛着
商店街はソサエティ
ロードサイドと生活の均質化
◎ 古い社会には個人があった
「これでいい」という価値観と日本の今後
ネガティブな無印
□百貨店とファストフード
文化のセンター(イオンモールにはない)
西武美術館
社会の下流化とファストフードの発展
- 下流の人は片手で食べられるものが好き
生活の24時間化の恐ろしさ ファミレス=「ファミリー・レス」
※ 生活の24時間化が日本人の暮らしをすごくゆとりのないものにしている
◇無印ニッポン
□無印良品は反体制商品 シアーズ・ローバックのラボラトリー
消費者主権の反体制商品
□「じぶん新発見」
□ユニクロと無印良品
ジャパネスク
ユニクロとの共通点
ハンズは生まれがいい
もてない男とキャバクラ嬢
□セゾンと女性とフリーター
隷従状態の女性
JCの男が嫌われている
セゾンがなくなったからフリーターが増えた
セゾングループから
保坂和志,車谷長吉,町田康
□都市・建築・生活
つかしん → 不眠都市
都市のイオンモール化
~ 内側だけ
パッケージ型都市 = 物販至上主義
◎ 生活を愛せなくなった日本人
◇日本のこれから
□何が失われたのか
求めているものは多様性なのか?
画一化の進行
□資本と労働の古くて新しい対立
55年体制-日本の企業社会自体が社会主義的になった
労使対立はノーマル
すべての能力を労働に振り向ける「総力戦」の貧しさ
ケータイで24時間職場とつながっている
- 搾取の道具
インテリ女工哀史
□シンプル族と最大公約数的な情報
上流ほどシンプル指向
みんな動かされたがっている
□日本の経営再考
消費から共費へ
ユニクロ的経営
伊勢丹の営業力の源泉
□地方再建のために
国立大学の学費を0に
専門学校を無料化
ワークライフバランス
個性を失った日本企業 誇り
☆「間違いだらけの塾選び」杉山由美子 WAVE出版 2004年 ①【再掲載 2013.12】
<出版社の案内>
母の目で取材した「親業」定番書。公立の中高一貫校対策など、合格率だけに頼らない塾
業界の最新事情がわかります
◇受験事情
日能研,四谷,サピックス
◇どんな塾がいいの
□マトリックス
① 総合塾
② 補習塾
③ 進学塾
④ ドリル塾
□四谷大塚と日能研が二大巨頭,サピックスが追い上げる
『四谷大塚の予習シリーズ』がよい
4年 週3回
5年 週3回
6年 週5回
<予習シリーズ + 日曜テスト + 公開模試>
□都市型ママを魅了する しどう会LEF(学習指導会)
「しどう会」
楽しい授業,単科制,家庭学習指導が丁寧,四谷大塚YTネット
親と子のニーズが優先
◎ 志望校は自分で決める
母親教育が行き届いている
- 講習会,個人面談
□超エリートが売りのサピックス
名物講師:霜山幸夫さん
□合格100%を目指す啓明社
予習主義,オリジナルテキスト,456年3年間コースのみ
日曜テストは月1回
□市進
長時間拘束しない,専任講師が多い,家庭学習に驚き,オリジナルテキスト
8時まで
小4で週2回 国算 2学期より選択で理科社会一日コースも
授業時間120分
小む5~6で週3回 1日2科目120分
人材育成に力を注いでいる
◇中学受験をリードする進学塾
□日能研
分業システム
□リーズナブルで親切な桐杏学園
独自テキスト,熱心な講師
□明るく元気
早稲田アカデミー 四谷大塚YTネット
□ベテラン
ENA国立学園
1クラス30人以下
□少人数制アットホーム
栄光ゼミナール 経営上手
□小規模専門塾の台頭
□関西では
浜学園 希学園 日能研 個人塾
◇塾では何をどのように教えているか
□選択科目ができるか,志望校別コースを選べるか,進路指導がしっかりしているか
□費用
日能研 週3回 21800円
四谷大塚 週4回 39600円 オプションつけると
桐杏学園 週2回 25000円 4万円以上
市進 28000円 4年生-2万
早アカデミ 39000円 5年生-4万
※ オリジナルテキスト
四谷大塚の予習シリーズ 全標(日能研) 受験全解(みくに出版)
□現代の子に必要なのは体系付けたきちんとした知識
「無印ニッポン」を紹介します。
出版社の案内には、
「T型フォードの発売からリーマン・ショックまで一〇〇年。自動車の世紀だった二〇世
紀が終わり、消費文化は大きな曲がり角を迎えている。大流通グループ『セゾン』を牽
引し、無印良品を生み出した堤と、地域の文化の衰退を憂慮する三浦が、消費の未来、
日本の将来を語る。『これがいい』ではなく、『これでいい』という『無印』の思想は、
企業主導ではない個人主体の生き方を勧めるものである。本当の消費者主権とは何か。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺さ
れたのではないか?」
・「竹中平蔵
-テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない」
・「商店街はソサエティ → ロードサイドと生活の均質化 古い社会には個人があった」
・「セゾンがなくなったからフリーターが増えた」
・「地方再建のために 国立大学の学費を0に」
もう一つ、再掲載となりますが、杉山由美子さんの
「間違いだらけの塾選び」①を載せます。
子ども人数の減少により、塾も変わってきました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「無印ニッポン」堤清二・三浦展 中公新書 2009年
◇アメリカ型大衆消費社会の終わり
□自動車の世紀が百年で終わる
◎人材の枯渇・石油文明の曲がり角
「あれがいい」「これがいい」
→「これでいい」「これで十分だ」
無印良心的価値観
日本の自立
- 田中角栄は食糧の自給率を高めようとしたので,アメリカからロッキード事件で刺
されたのではないか?
□派遣切り
雇用システムはアメリカ化したのか
経営者の体質が古い
労働権・スト権を認めない
アメリカに対するマイナスイメージ
竹中平蔵
・テクノクラートとしては優秀なのかもしれないけれど,社会デザインがない
メディアへの懸念
霞ヶ関の能力を引き出す
新聞の雑誌化
新聞はタテ社会
セゾン文化が論壇誌を潰した
◇戦後日本とアメリカ
□アメリカ体験
アメリカの圧倒的豊かさ
→ 日本人の欲望の肥大化
アメリカ消費文化とソ連崩壊
消費は自由にする
反親父 = 近代化
地元への愛着
商店街はソサエティ
ロードサイドと生活の均質化
◎ 古い社会には個人があった
「これでいい」という価値観と日本の今後
ネガティブな無印
□百貨店とファストフード
文化のセンター(イオンモールにはない)
西武美術館
社会の下流化とファストフードの発展
- 下流の人は片手で食べられるものが好き
生活の24時間化の恐ろしさ ファミレス=「ファミリー・レス」
※ 生活の24時間化が日本人の暮らしをすごくゆとりのないものにしている
◇無印ニッポン
□無印良品は反体制商品 シアーズ・ローバックのラボラトリー
消費者主権の反体制商品
□「じぶん新発見」
□ユニクロと無印良品
ジャパネスク
ユニクロとの共通点
ハンズは生まれがいい
もてない男とキャバクラ嬢
□セゾンと女性とフリーター
隷従状態の女性
JCの男が嫌われている
セゾンがなくなったからフリーターが増えた
セゾングループから
保坂和志,車谷長吉,町田康
□都市・建築・生活
つかしん → 不眠都市
都市のイオンモール化
~ 内側だけ
パッケージ型都市 = 物販至上主義
◎ 生活を愛せなくなった日本人
◇日本のこれから
□何が失われたのか
求めているものは多様性なのか?
画一化の進行
□資本と労働の古くて新しい対立
55年体制-日本の企業社会自体が社会主義的になった
労使対立はノーマル
すべての能力を労働に振り向ける「総力戦」の貧しさ
ケータイで24時間職場とつながっている
- 搾取の道具
インテリ女工哀史
□シンプル族と最大公約数的な情報
上流ほどシンプル指向
みんな動かされたがっている
□日本の経営再考
消費から共費へ
ユニクロ的経営
伊勢丹の営業力の源泉
□地方再建のために
国立大学の学費を0に
専門学校を無料化
ワークライフバランス
個性を失った日本企業 誇り
☆「間違いだらけの塾選び」杉山由美子 WAVE出版 2004年 ①【再掲載 2013.12】
<出版社の案内>
母の目で取材した「親業」定番書。公立の中高一貫校対策など、合格率だけに頼らない塾
業界の最新事情がわかります
◇受験事情
日能研,四谷,サピックス
◇どんな塾がいいの
□マトリックス
① 総合塾
② 補習塾
③ 進学塾
④ ドリル塾
□四谷大塚と日能研が二大巨頭,サピックスが追い上げる
『四谷大塚の予習シリーズ』がよい
4年 週3回
5年 週3回
6年 週5回
<予習シリーズ + 日曜テスト + 公開模試>
□都市型ママを魅了する しどう会LEF(学習指導会)
「しどう会」
楽しい授業,単科制,家庭学習指導が丁寧,四谷大塚YTネット
親と子のニーズが優先
◎ 志望校は自分で決める
母親教育が行き届いている
- 講習会,個人面談
□超エリートが売りのサピックス
名物講師:霜山幸夫さん
□合格100%を目指す啓明社
予習主義,オリジナルテキスト,456年3年間コースのみ
日曜テストは月1回
□市進
長時間拘束しない,専任講師が多い,家庭学習に驚き,オリジナルテキスト
8時まで
小4で週2回 国算 2学期より選択で理科社会一日コースも
授業時間120分
小む5~6で週3回 1日2科目120分
人材育成に力を注いでいる
◇中学受験をリードする進学塾
□日能研
分業システム
□リーズナブルで親切な桐杏学園
独自テキスト,熱心な講師
□明るく元気
早稲田アカデミー 四谷大塚YTネット
□ベテラン
ENA国立学園
1クラス30人以下
□少人数制アットホーム
栄光ゼミナール 経営上手
□小規模専門塾の台頭
□関西では
浜学園 希学園 日能研 個人塾
◇塾では何をどのように教えているか
□選択科目ができるか,志望校別コースを選べるか,進路指導がしっかりしているか
□費用
日能研 週3回 21800円
四谷大塚 週4回 39600円 オプションつけると
桐杏学園 週2回 25000円 4万円以上
市進 28000円 4年生-2万
早アカデミ 39000円 5年生-4万
※ オリジナルテキスト
四谷大塚の予習シリーズ 全標(日能研) 受験全解(みくに出版)
□現代の子に必要なのは体系付けたきちんとした知識