キーワード 読書について42-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (3) /「質問力」齋藤孝 筑摩書房 2003年 【再掲載 2012.9】 [読書記録 一般]
今回は、7月27日に続いて、
「キーワード 読書について」42回目、
西本鶏介さんの「児童文学の世界」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
イドブックです。」
とあります。
このごろの児童書も好きなのですが、
ここに紹介している本がわたしは好きです。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さんの
「質問力」を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について42-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (3)
◇日本の児童文学の歴史
□日本の児童文学の夜明け
大正期
「赤い鳥」運動
大正7(1918)年七月創刊 素鈴木三重吉主宰
子供の心を大切にする立場<童心主義>
「金の船」 大正8年 童話作家
「おとぎの世界」大正8年 浜田廣介,坪田譲治
「童話」 大正9年 小川未明,千葉省三
「コドモノクニ」大正11年 新美南吉
□大衆児童文学の時代
社会主義運動
昭和3(1928)年
新興童話作家連盟
- 「童話運動」
アナキスト,コミュニスト,リベラリスト連合
→ 大弾圧 集団主義・生活主義童話
槇本楠郎,塚本健二郎,岡本良雄
大衆児童誌
「少年倶楽部」(大正3年)
「少女倶楽部」(大正12年)
「幼年倶楽部」(大正15年)
∥
大衆児童文学
佐々木邦「苦心の学友」
大佛次郎「鞍馬天狗」
山中峯太郎
江戸川乱歩「怪人二十面相」
□戦後児童文学の歩み
昭和21年
児童雑誌 「日本児童文学」「赤とんぼ」「銀河」「子供の広場」
平塚武二 「太陽よりも月よりも」
岡本良雄 「ラクダイ横町」 現実に生きる人間の姿
壺井栄 「二十四の瞳」
竹山道雄 「ビルマの竪琴」
昭和32年
石森延男 「コタンの口笛」
昭和35年
山中恒 「赤毛のポチ」
昭和49年
灰谷健次郎「兎の目」
昭和52年
高木敏子 「ガラスのうさぎ」
□ファンタジーの潮流
佐藤さとる 「だれも知らない小さな国」(昭和34年)
松谷みよ子 「龍の子太郎」(昭和35年
神沢利子 「銀のほのおの国」(昭和48年)
舟崎克彦 「ぽっぺん先生の日曜日」(昭和48年)
メルヘン的ファンタジー
あまんきみ子「車のいろは空のいろ」(昭和43年)
安房直子 「ハンカチの上の花畑」(昭和47年)
□戦後の幼年童話
寺村輝夫 「ぼくは王さま」(昭和36年)
谷真介 「ピン・ポン・パンがやってきた」(昭和40年)
中川李枝子 「いやいやえん」(昭和37年)
松谷みよ子 「小さいモモちゃん」(昭和39年)
小沢正 「目をさませトラゴロウ」(昭和40年)
山下明生 「かいぞくオネショ」(昭和45年)
☆「質問力」齋藤孝 筑摩書房 2003年 【再掲載 2012.9】
◇プロローグ
「初めて出会う人とどれだけ短い時間で濃密な対話ができるか」
→ 「段取り力」+「コミュニケーション能力」
3つの力
① まねる力
② 段取り力
③ コメント力
試験解答のコツ
= 問題を作る側に立ってしまえばテストはあっけないほど簡単に解け
てしまう
↓
◎ 小学生同士がペアになって,ある知識について問いを出させる
と,題者側に回ったとたん,その問題を熟知するようになる
「質問力」があれば優れた人から情報を引き出せる
大切なのは、
◎「質問力」というコンセプトをいつも意識する習慣を付けること
◇質問力を技化する
1 質問力を鍛えるトレーニング・メニュー
三色ボールペンで質問を色分けする
相手の話 … 青
大事 … 赤
質問 … 緑
「質問力」ゲームでセンスを磨く
・スピーチの後で各班の○○レンジャーが質問する。
早く手を挙げた方からに。
・板書 プレゼンテーターがいちばんいい質問を見られる
・メタディスカッションの効用
鍛えるチャンスは日常会話にある
人間ジュークボックスにならないために
2 質問力の達人になる
「谷川俊太郎の3つの質問」のすばらしさ
◇いい質問とは何か
1 「具体的かつ本質的」な質問を意識する
具体的
非本質的 本質的
抽象的
2 頭を整理させてくれる質問
3 現在と過去が絡まり合う質問
4 会社の命運を決めたたった一つの質問
「キーワード 読書について」42回目、
西本鶏介さんの「児童文学の世界」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
イドブックです。」
とあります。
このごろの児童書も好きなのですが、
ここに紹介している本がわたしは好きです。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さんの
「質問力」を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について42-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (3)
◇日本の児童文学の歴史
□日本の児童文学の夜明け
大正期
「赤い鳥」運動
大正7(1918)年七月創刊 素鈴木三重吉主宰
子供の心を大切にする立場<童心主義>
「金の船」 大正8年 童話作家
「おとぎの世界」大正8年 浜田廣介,坪田譲治
「童話」 大正9年 小川未明,千葉省三
「コドモノクニ」大正11年 新美南吉
□大衆児童文学の時代
社会主義運動
昭和3(1928)年
新興童話作家連盟
- 「童話運動」
アナキスト,コミュニスト,リベラリスト連合
→ 大弾圧 集団主義・生活主義童話
槇本楠郎,塚本健二郎,岡本良雄
大衆児童誌
「少年倶楽部」(大正3年)
「少女倶楽部」(大正12年)
「幼年倶楽部」(大正15年)
∥
大衆児童文学
佐々木邦「苦心の学友」
大佛次郎「鞍馬天狗」
山中峯太郎
江戸川乱歩「怪人二十面相」
□戦後児童文学の歩み
昭和21年
児童雑誌 「日本児童文学」「赤とんぼ」「銀河」「子供の広場」
平塚武二 「太陽よりも月よりも」
岡本良雄 「ラクダイ横町」 現実に生きる人間の姿
壺井栄 「二十四の瞳」
竹山道雄 「ビルマの竪琴」
昭和32年
石森延男 「コタンの口笛」
昭和35年
山中恒 「赤毛のポチ」
昭和49年
灰谷健次郎「兎の目」
昭和52年
高木敏子 「ガラスのうさぎ」
□ファンタジーの潮流
佐藤さとる 「だれも知らない小さな国」(昭和34年)
松谷みよ子 「龍の子太郎」(昭和35年
神沢利子 「銀のほのおの国」(昭和48年)
舟崎克彦 「ぽっぺん先生の日曜日」(昭和48年)
メルヘン的ファンタジー
あまんきみ子「車のいろは空のいろ」(昭和43年)
安房直子 「ハンカチの上の花畑」(昭和47年)
□戦後の幼年童話
寺村輝夫 「ぼくは王さま」(昭和36年)
谷真介 「ピン・ポン・パンがやってきた」(昭和40年)
中川李枝子 「いやいやえん」(昭和37年)
松谷みよ子 「小さいモモちゃん」(昭和39年)
小沢正 「目をさませトラゴロウ」(昭和40年)
山下明生 「かいぞくオネショ」(昭和45年)
☆「質問力」齋藤孝 筑摩書房 2003年 【再掲載 2012.9】
◇プロローグ
「初めて出会う人とどれだけ短い時間で濃密な対話ができるか」
→ 「段取り力」+「コミュニケーション能力」
3つの力
① まねる力
② 段取り力
③ コメント力
試験解答のコツ
= 問題を作る側に立ってしまえばテストはあっけないほど簡単に解け
てしまう
↓
◎ 小学生同士がペアになって,ある知識について問いを出させる
と,題者側に回ったとたん,その問題を熟知するようになる
「質問力」があれば優れた人から情報を引き出せる
大切なのは、
◎「質問力」というコンセプトをいつも意識する習慣を付けること
◇質問力を技化する
1 質問力を鍛えるトレーニング・メニュー
三色ボールペンで質問を色分けする
相手の話 … 青
大事 … 赤
質問 … 緑
「質問力」ゲームでセンスを磨く
・スピーチの後で各班の○○レンジャーが質問する。
早く手を挙げた方からに。
・板書 プレゼンテーターがいちばんいい質問を見られる
・メタディスカッションの効用
鍛えるチャンスは日常会話にある
人間ジュークボックスにならないために
2 質問力の達人になる
「谷川俊太郎の3つの質問」のすばらしさ
◇いい質問とは何か
1 「具体的かつ本質的」な質問を意識する
具体的
非本質的 本質的
抽象的
2 頭を整理させてくれる質問
3 現在と過去が絡まり合う質問
4 会社の命運を決めたたった一つの質問