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『キャンプ&野外生活ワンダーランド』  神谷明宏 柴田俊明 いかだ社 1998年 ⑤ /「地方分権と教育委員会」堀内孜著 ぎょうせい 2000年 ②【再掲載 2015.1】 [読書記録 教育]

今回は、8月19日に続いて、神谷明宏さん、柴田俊明さんの
「キャンプ&野外生活ワンダーランド」の紹介 5回目です。



出版社の紹介には


「一人でキャンプに行っても困らないよう、野外で生活するための基本的な装
 備、技術を絵解きで分かりやすく解説。後半は、キャンプリーダーのための
 組織キャンプの準備と運営のポイントを収録。」

 
とあります。



夏休みも終盤、あとわずかとなりました。
2学期に林間学校というところも多いのではないでしょうか。

もう一つ、再掲載になりますが、堀内孜さんの、
「地方分権と教育委員会」②を載せます。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆『キャンプ&野外生活ワンダーランド』  神谷明宏 柴田俊明 いかだ社 1998年 ⑤


◇係と役割分担の例
 
  仲間たちと責任や協力を学びながらすすめていく協同生活のなかで、係活
 動はとても大切だ。


①係はそれぞれのリーダーだ
  本部からの指示をみんなに伝えたり、係の仕事についてみんなに指示をす
 る。また、みんなのためになると思ったら、進んでやってみよう。

②チームワークを発揮しよう
  みんなはその係に協力しよう。班の仲間たちが、リーダーになったり、メ
 ンバーとして活躍したり。お互いに助けあっていこう。


□班長
 ☆ 班活動の中心となって、積極的にチームワークを作っていくよう考えて
  行動しよう。

 ☆ 決められたルールやマナーをみんなが進んで守り、班のメンバー全員が
  仲よくゆかいに生活できるよう、みんなの協力をあつめよう。

 ☆ わからないことはリーダーや本部に遠慮なく質問して、はやめに次の行
  動の準備をし、ゆとりある生活をめざそう。


□副班長
 ☆ 班のチームワークがたかまっていくように、班長をたすけ協力していこ
  う。
 ☆ 班長の行動をよく見ておき、用事で班長がいない時は、そのかわりをつ
  とめられるように心がけていよう。

 ☆ 集合整列がテキパキおこなわれるよう声をかけたり、まとまって行動す
  る時には一番後ろについて、みんなの安全を確認しよう。


□用具係
 ☆ キャンプ場や本部から貸し出される用具の受け取り、使い方、しまい方
  などリーダーからよく開いて、みんなに伝えよう。

 ☆ 用具が大切にあつかわれるよう注意しよう。正しいやり方で使われている
  か、使いっぱなしになっていないか、特に気をつけ、みんなの協力をよびか
  けよう。
 
 ☆ 落とし物、忘れ物をしないようみんなに声をかけよう。


□食事係
 ☆ 食材を受け取り、献立の作り方のメモを取り、みんなに伝えよう。
 
 ☆ 食事の準備・あとかたづけが手早く、安全に進むよう、みんなの協力をあ
  つめよう。

 ☆ みんなが食事のマナーを守り、好ききらいなく食べるよう、声をかけよう。


□生活係
 ☆ テントやそのまわりがいつもきれいに片づいているよう、みんなの協力を
  あつめよう。

 ☆ 安全にキャンプ生活がおくれるよう、みんなの服装や行動に気を配ろう。

 ☆ 寝袋を干したり、テントに風を通したり、快適な生活がおくれるよう工
  夫してみよ う。


□保健係
 ☆ 班の仲間の健康に注意しよう。気持ちよく朝起きたか、ご飯をおいしそ
  うに食べているかなどを、よく見ていよう。 ゜ 

 ☆ 具合のわるい仲間がいたら本部に連絡をとろう。

 ☆ 毎日みんなに「健康カード」を書いてもらい、集めてリーダーに提出し
  よう。


□記録係
 ☆ 斑活動や話し合いの内容を記録して、リーダーや班長に読んでもらおう。

 ☆ いつもメモ帳を用意し、積極的にメモをとってみよう。

 ☆ 仲間たちとの生活のなかでおこったゆかいなニュースをあつめ、メモし
  ておこう。








☆「地方分権と教育委員会」堀内孜著 ぎょうせい 2000年 ②【再掲載 2015.1】

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◇地方政治、地方自治と教育委員会 堀和郎(筑波大学) (2)
□教育委員会の実態の背景にあるもの
教育委員は制度的期待に応えていない

 教育長の優位性が明白
   = 教育長に下駄を預けている

 1.教育行政の非政治的構造
   公選制から任命制へ  → 結びつきを弱めた
  公開義務規定の解除

   教育委員は教育長の監視役としてよりも片腕として自己を意識
       → 教育長・事務局との一体化

意欲に欠け利害意識の薄い「無政治的」な教育委員
   → 住民代表としての影響力の低下

任免制は住民を有権者として見えなくしている

教育委員会の社会的公正は極めて同質的
→ 教育長中心の制度運営


 2.教育行政の専門化・集権化
教育委員は非常勤
 → 住民の意向を掴むため
しかし、メリットよりデメリットが顕在化している
  情報収集不足 → 教育長への情報依存

    教育委員の地域社会からの乖離



□教育委員会機能回復、改革課題
    
 1.教育行政に於ける地方分権の推進


 2.教育行政に対する地域住民の参加の制度と政策の整備
    ① 会議の教育フォーラム化
        会議の公開・傍聴が必要
   ② 広報機能の充実
    ③ 地域教育懇談会の組織化
   - 公聴会、対話集会、移動教育委員会
  ↑
     首長のリーダーシップ
 

 3.教育委員の人選と研修の見直し
   人選に工夫を
      → 首長の人選への真摯な取り組み
   任命制か公選制かよりも選手(委員)自体が問題


4.教育長のリーダーシップの強化
   「教育長専決体制の確立」
↑↓
   「機能の弱体化を補い合っている」とも言える
  → リーダーシップ力の活用

   政治的リーダーシップは欠かせない
    =  首長との連携・協働が重要
     法改正
      → 教育長の選任に際しての任命承認制の廃止 議会同意
→  政治的リーダーシップ
   首長に人事責任! → 情熱を!
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