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『キャンプ&野外生活ワンダーランド』  神谷明宏 柴田俊明 いかだ社 1998年 ③ /「司馬遼太郎が語る雑誌言論100年」中央公論社 1998年 ④ 【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、8月12日に続いて、神谷明宏さん、柴田俊明さんの
「キャンプ&野外生活ワンダーランド」の紹介 3回目です。



出版社の紹介には


「一人でキャンプに行っても困らないよう、野外で生活するための基本的な装
 備、技術を絵解きで分かりやすく解説。後半は、キャンプリーダーのための
 組織キャンプの準備と運営のポイントを収録。」

 
とあります。



林間学校の計画を立てていた頃を思い出します。




もう一つ、再掲載になりますが、
「司馬遼太郎が語る雑誌言論100年」④を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆『キャンプ&野外生活ワンダーランド』  神谷明宏 柴田俊明 いかだ社 1998年 ③

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◇計画準備のポイント

(1)計画・準備の進め方

1.キャンプの目的を明確に
   これによって実施時期、キャンプ地の選定、活動内容、スタッフ編成、
  物品や食料計画など、さまざまな要素が大きくちがってきます。また、主
  催団体の力、リーダーやメンバーの経験、前年度の活動内容等によって、
  目的の置き方もちがってきます。
 

 a目的設定の要素
  ☆自然から学ぶ
    = 自然のしくみ、本物の力

  ☆活動から学ぶ
    = 自主性、生活習慣、生活技術

  ☆仲間から学ぶ 
    = チームワーク、共同生活

  ☆自分から学ぶ 
    = 自信、成長しようとする意欲、自分発見

 
 b目的が明確になったら
  ☆設定された目的を、指導運営スタッフに共通理解させましょう

  ☆キャンパーに目的達成への期待をもたせましょう



2キャンパーが主体であることを念頭に
 aキャンパーのニーズをよく聞いておきましょう
 
 bキャンパーに考える機会、意思決定する機会を設定しましょう
 
 c反面、キャンパーのわがままや独りよがりにならないよう配慮しましょう。



3計画は早めに綿密に
 a計画を立てる目あて
  ☆いつ 
    = 時期、日程、時間などの要素

  ☆どこで
    =キャンプ地、活動エリア、周辺状況、往復路などの要素

  ☆だれが
    =キャンパー、リーダー、組織などの要素

  ☆なにを
    =生活および活動プログラムなどの要素
  
  ☆どれほど
    =予算、装備、食料計画などの要素

  ☆なぜ
    =目的、目標などの要素

 b計画手順の整理
  ☆情報収集
    =キャンプ場、交通手段、広報宣伝、講習会など

  ☆予算作成
    =参加費、補助金、繰越金、寄付金など 交通費、宿泊費、食料費、
     資材費、消耗品費、通信費、謝礼、医療費、保険料、会議費など
     ※ゆとりのある予算案を組みましょう。
        会計担当を決め、会費の使途や管理を明確に。

  ☆組織づくり
    =本部人員、カウンセラー、役割分担、リーダー養成など
  
  ☆実地踏査
    =時期、方法、現地情報、キャンプ場担当者、など
  
  ☆広報計画
    =時期、広報手段、回覧、通信、ポスター、記録など
  
  ☆装備計画
    =団体装備、購入借用、点検、個人携行品など
  
  ☆食糧計画
    =炊事、給食、献立、食材調達法、炊事施設と備品など
  
  ☆運行計画
    =貸し切りバス、公共交通機関、公用車両、装備輸送など
  
  ☆プログラム立案
    =事前打ちあわせ、現地実習、事後思い出会 好天、雨天、
     非常事態想定など
 
 c安全対策を十分に
  ☆実地踏査
  
  ☆保険加入
    =傷害保険と揖害賠償保険
  
  ☆事前説明会
    =キャンパーヘの情報提供と保護者の主旨理解
  
  ☆関係先への届け出
    =登山や水遊びなどの事前確認
  
  ☆キャンパーの事前調査
    =経験、健康状態、既往症等の把握
  
  ☆練習会
    =必要であれば炊事、野外行動、荷物検査



4保護者や地域の支援体制づくり
   いざ事故があった時など、まわりの理解と支援は不可欠です。そのため
  に、つぎのような準備をしておきましょう。

 a ふだんの人間関係づくりが大切です。あいさつやおつきあいをしっかり。
  そんなところから、団体や活動への理解が生まれてきます。


 b活動の主旨や内容を周囲によく伝えておきましょう。
 
 c実施記録を見やすく整理しておきましょう。
 
 d協力者を募っておき、活動に参加していただく機会をつくりましょう。







☆「司馬遼太郎が語る雑誌言論100年」中央公論社 1998年 ④ 【再掲載 2013.7】

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◇厭世詩家と女性 北村透谷
 北村透谷
 1868~1894 小田原生
自由民権
 → 詩文の道へ
評論活動
- 自然主義文学
純粋誠実なロマン的自我は孤立しやすく日清戦争前夜自殺
        山路愛山との間に人生相渉論争
◎ 恋愛はひとたび我を犠牲にすると同時に我なる己を写し出す
      明鏡なり

婚姻の人を俗化するは,人を真面目ならしめるゆえん


◇美的生活を諭す 高山樗牛
高山樗牛 
    1871~1902 鶴岡生 
    日本主義 → 日蓮主義
      道徳的判断の価値
        道徳は至善を予想す
      人生の至楽
        美的生活の絶対的価値

 
◇非戦論の原理 内村鑑三
  内村鑑三 
    1861~1930 高崎藩士の子
札幌農学校でクラークの感化により受洗
  1884~1887 渡米 無教会派の伝道
    戦争の悪事なること 
      人類の罪悪を一括せしもの是戦争なり
    戦争と天然 
      ◎ 天然界は決して強者必盛弱者必滅の世界ではない
    歴史における戦争
◎ 他を破壊すると同時に自己を破壊する
キリスト教
        「剣をとる者は剣にて亡ぶべし」
仏教   
        「呪詛諸毒薬,環着於本人」
    戦争は勢力の消耗

国民の精華は軍人となり,その屑のみが残って教師となり、文人
     となり美術家となり実業家となる
      = 国が衰える
   戦争で勝った国で滅びない国はかつて無い
ユダヤ人は無抵抗主義
戦争廃止の必要


◇元始女性は太陽であった 平塚雷鳥
平塚雷鳥 
1886~1971 日本女子大卒
禅の影響 
青踏社と新婦人協会
◎「元始女性は太陽であった。真正の人であった。今女性は月である。他
    によって生き,他によって輝く,病人のような蒼白い顔の月である。」 


◇解説 大正編 デモクラシーの高揚 小田切進
□吉野作造の民本主義 
 大正デモクラシーの高揚
新カント学派  理想主義・文化主義・人格主義
  無政府主義と社会主義の発展

◎「デモクラシーの勃興及び発展」の思想の時代
吉野作造の民本主義
民主主義
       「国家の主権は法理上人民にあり」
民本主義
       「国家の活動の基本的目標は政治上人民にあるべし」

◎ 憲法に君主国と定められた日本では,民本主義を取り一般民
       衆の利益・幸福を重んずべき

  大正デモクラシーの絶頂
「大阪朝日新聞」のジャーナリストたち
     退社
       長谷川如是閑『我等』

  理想主義の流行 
    武者小路実篤 人道主義的主張  夏目漱石

  無政府主義と社会主義の動向
明治43(1910)年 大逆事件
   鈴木文治  友愛会
賀川豊彦  神戸連合会
大杉栄
荒畑寒村
 
□生の創造 大杉栄
  大杉栄 
    1885~1923 丸亀生
明治45年 荒畑寒村と『近代思想』『平民新聞』
アナキズム
    神近市子・伊藤野枝との恋愛事件 
関東大震災時に甘粕憲兵大尉に伊藤野枝・甥の橘宗一と共に殺害される
 

□民衆の示威行動を論ず 吉野作造
  吉野作造 
    1878~1933 宮城・古川生 東大教授
   大正デモクラシー運動の理論的指導者
◎ 国家の政治というものは公明正大を第一義とする
    民衆運動に対する今後の方針
 

□「新しき村」について 武者小路実篤
 武者小路実篤
    1885~1976 子爵の第八子
   明治43年志賀直哉と共に『白樺』創刊
    自我・個性の発展を希求する信念と人道主義的立場からの小説
 

□「大阪朝日新聞」から「我等」へ 長谷川如是閑
 長谷川如是閑 
    1875~1969 痛烈な社会批評
   一貫した自由主義思想

    ◎大阪朝日新聞の伝統的精神
国家主義
        = 五箇条のご誓文の精神
厳正中立
 

□祭礼と世間 柳田国男
 柳田国男 
    1875~1962 兵庫県生 
    官界 → 朝日新聞客員・論説委員
『郷土研究』『民族』主宰
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