「うつわを食らう」神崎宣武 日本放送出版協会 1996年 ②(後半) /「杉並区立和田中の学校改革」苅谷剛彦・清水睦美他 岩波ブックレット№738 ③【再掲載 2012.12 [読書記録 一般]
今回は、8月18日に続いて神崎宣武さんの
「うつわを食らう」2回目(後半)の紹介です。
食器、うつわのことにくわしくなったように感じます。
出版社の紹介には
「本書は、私たちの日々の食卓に展開する、あたりまえの現象に、改めて問いを
発しつつ、日本の地方、その土地に伝わる生活習俗のさまざまを誌しながら、
食事と食器文化の「かたち」を明らかにする。民俗学の俊秀による『器と盛り
つけ』の食文化論の試み。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「箸の先がとがっているのは、飯かきこみのため。割り箸がとがていないの
はハレ・弁当用(米の御飯-すし)」
・「おかずを取り分ける小皿。日本のおかず、煮もの・和えもの・干もの
(総菜)のために」
・「銘々器の所有習慣は江戸より明治から。日本人は銘々に飯碗と箸、湯呑み
をもつ。そのため皿は組売りが原則」
・「飲酒日常化は江戸市中から」
もう一つ、再掲載になりますが、苅谷剛彦さん清水睦美さんほかによる
「杉並区立和田中の学校改革」③を載せます。
わたしの願いは藤原和博さんの次の言葉にあります。
- 先生たちを批判しているのではなく,このストライクゾーンに6割方ちゃ
んと投げられるのだったら立派だと思う。そこに集中して投げられるように
先生たちを戻してやればいい。やれ環境教育だの国際理解教育だの,今の教
育やれ,キャリア教育やれ、そして軽度発達障害の子をフォローした上で,
4,5(成績)の子をもっと伸ばせって,どんどん要求が増えていくんです
から。それでは人間業ではないということを,普通の保護者はもっと知るべ
きではないか…
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「うつわを食らう」神崎宣武 日本放送出版協会 1996年 ②(後半)
◇匙を使わせなかった謎と箸を尖らせた理由
飯をかき込みおかずをつまむ箸
運搬用具
先とがり = 飯かきこみのため
|
割り箸が尖っていないのはハレ・弁当用(米の御飯-すし)
料理人 = 庖丁人
カミと人をつなぐ箸
ピンセット型、一本箸 初期
日本箸の普及は奈良時代以降
7,8世紀 - 匙とセットで
ヨーロッパのフォークは17世紀から
金属の匙を広めなかった高温多湿
さびを防げない 湿気対策
杓子は主婦県の象徴
飯杓子(ヘラ・カイ)と汁杓子(タマ・オタマジャクシ)
◇皿鉢と煮物和え物料理の発達
おかずを取り分ける小皿
日本のおかず
煮もの・和えもの・干もの(総菜)
小皿 4寸以下
テショウ テショウザラ 手塩(掌皿)
クボテ(窪手)
木の葉も皿に
高坏の上に小皿が6枚
神前や仏前に伝わるカラワケ
「瓦笥」
瓦質器 素焼き土器の小皿
土師系譜 昭和30年代
堤(宮城県)今戸(東京都)高浜(愛知県)
大原(岡山県)佐野(山口県)御厩(香川県)
白石(佐賀県)
|
今に伝わるのは
- 今戸焼の蚊遣り人形
高浜焼きの土鍋 御厩焼の焙烙
京都の播枝(北区)の窯でカワラケ
田の底土を使い肘で成形
神饌(熱饌と生饌)
日常用と祭具
磁器の小皿と箱膳の普及
箱膳(指物膳)
ケヤキ・スギ 春慶塗
飯ワン・汁ワン・小皿・はし
碗 漆器 磁器 瀬戸か美濃
美濃焼 「下りもの」
カオリン分不足-もろい-廉価 = 大衆化
現在は陶石質を買い入れ高品質化
箱膳使用は幕末から100年程度
銘々器の所有習慣は江戸より明治
日本人
銘々に飯碗と箸、湯呑み
皿は組売りが原則
銘々に取り分ける江戸前料理
江戸前
- 醤油があってこそ 量産は関東
|
もり込み
= 「皿鉢」共同器 皿でもなく鉢でもない
サハチとモリコミ鉢
漆器の壺から磁器の猪口へ
猪口
- 小鉢が原型
イケモリ
煮もの料理と皿鉢
土器
… 「煮る」調理法 アク抜き-加熱
東日本
囲炉裏 - 団子
西日本
かまど-もち
炊飯
① 炊き蒸らし法
② 湯とり法
染め付け色絵の磁器を発達させた宴席
酒は神人が共饌するハレの飲料
三口で一献三献で式正
飲酒日常化は江戸市中から
☆「杉並区立和田中の学校改革」苅谷剛彦・清水睦美他 岩波ブックレット№738 ③【再掲載 2012.12】
<問題点>
□教師と地域本部との関係
・調整力が問われる
・学校教育の目標の中には必ずしも数値で表せないものが多く,人々
の間で見解の違いや優先順位の違いが起きやすい
∥
◎「公共性」と「平等性」価値が浸食される危険性
資源と配慮を欠いた学校外からの教育改革は,学校のスリム化
を招く新自由主義的な改革へと安易に転化しかねない。
≪問題の核心≫
◎「果たして今の学校には自らの力で自らを変えていくだけの力と余裕は
あるのだろうか?」
外からの押しつけでない教育改革
※ 学校や教師への信頼が薄れたところから改革論議が始まり,外の力に
頼んだ改革リストが学校に押し寄せている
◇研究グループによる改革の「決算書」 藤原和博VS苅谷剛彦
研究者が見た和田中
<苅谷>
月に数回ずつのペースで足繁く和田中へ(山田哲也・藤田武志)
<藤原>
信頼できる公認会計士 = 研究グループによる改革の「決算書」
→ 「学力は向上した」
普通の学校としての和田中
<藤原>
対象学年の子どもたち
○ 3割が就学援助世帯・2割が欠損家庭 (大変な環境下)
○ 生活指導の大変さ(380名中個別フォロー者は44名)
あくまで公立学校の改革だった
<藤原>
低学力の子と日常的に,真ん中の子を「ドテラ」で下支えし,その上での
「夜スペ」
→ しかし,夜スペのみ突出して取り上げられた
「英語アドベンチャーコース」プラス週3コマ
「できる子が不得意な子に教室で教える」
成熟社会の教育ニーズ
「成長社会(何でもみんな一緒にの社会)」から「成熟社会(それぞれ
一人一人が個別になる社会)」への移行の中で,教育メリットも
成熟社会に見合うものにしなければならないはず
↓
◎ いまだに日本の教育は成長社会を前提としたシステムのまま
= 文科省と財務省の溝
先生のストライクゾーン
ストライク
① 3の子を4に
② 2→3
③ 1→2,3
▲ 置き去りにせざるを得ないのは4,5の子~ストライクゾーン以外
の子
<藤原>
「先生たちを批判しているのではなく,このストライクゾーンに6割
方ちゃんと投げられるのだったら立派だと思う。そこに集中
して投げられるように先生たちを戻してやればいい。
やれ環境教育だの国際理解教育だの,今の教育やれ,キャリ
ア教育やれ、そして軽度発達障害の子をフォローした上で,
4,5の子をもっと伸ばせって,どんどん要求が増えていく
んですから。それでは人間業ではないということを,普通の
保護者はもっと知るべきではないか…」
<苅谷>
面白いアイデア - 「ナナメの関係」
専門職ばかり入れるのでは際限がない
◎ ドテラの兄ちゃん図書館ボランティアがカウンセ
ラーになっている
先生には分かる授業をやってもらう
<苅谷>
先生の側にボールが投げられている
◎ 「ストライクゾーンにちゃんと投げられているかが問われる」
<藤原>
◎ 地域のリソースを使いながら,教師がいかに力を溜めていくか支えようと
している
=「専門職」としての教師
?「分かる授業をやってもらいますよ。部活を中心とし
た生活指導をやっていきましょうね。」
→ 先生たちを授業に追い込んでいる
今後のこと
<文科省>
「地域本部」に50億円の予算
<藤原>
学校支援地域本部を全国に立ち上げていくのに忙しくなる
(門川大作のやったこと・やりたいことと似ている)
◇執筆者
苅谷剛彦 東京大学大学院教育学研究科教授,
オックスフォード大学教授(2008.10月より兼任)
専攻:比較社会学,教育社会学 <はじめに,Ⅲ部の3>
清水睦美 東京理科大学理工学部教養科准教授
専攻:学校臨床学 <Ⅲ部の>
藤田武志 上越教育大学大学院学校教育研究科准教授
専攻:教育社会学
堀 健志 青山学院大学他非常勤講師
専攻:教育社会学 <Ⅲ部の1>
松田洋介 滋賀県立大学人間文化学部専任講師
専攻:教育社会学 <Ⅲ部の>
山田哲也 大阪大学大学院人間科学研究科准教授
専攻:教育社会学
「うつわを食らう」2回目(後半)の紹介です。
食器、うつわのことにくわしくなったように感じます。
出版社の紹介には
「本書は、私たちの日々の食卓に展開する、あたりまえの現象に、改めて問いを
発しつつ、日本の地方、その土地に伝わる生活習俗のさまざまを誌しながら、
食事と食器文化の「かたち」を明らかにする。民俗学の俊秀による『器と盛り
つけ』の食文化論の試み。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「箸の先がとがっているのは、飯かきこみのため。割り箸がとがていないの
はハレ・弁当用(米の御飯-すし)」
・「おかずを取り分ける小皿。日本のおかず、煮もの・和えもの・干もの
(総菜)のために」
・「銘々器の所有習慣は江戸より明治から。日本人は銘々に飯碗と箸、湯呑み
をもつ。そのため皿は組売りが原則」
・「飲酒日常化は江戸市中から」
もう一つ、再掲載になりますが、苅谷剛彦さん清水睦美さんほかによる
「杉並区立和田中の学校改革」③を載せます。
わたしの願いは藤原和博さんの次の言葉にあります。
- 先生たちを批判しているのではなく,このストライクゾーンに6割方ちゃ
んと投げられるのだったら立派だと思う。そこに集中して投げられるように
先生たちを戻してやればいい。やれ環境教育だの国際理解教育だの,今の教
育やれ,キャリア教育やれ、そして軽度発達障害の子をフォローした上で,
4,5(成績)の子をもっと伸ばせって,どんどん要求が増えていくんです
から。それでは人間業ではないということを,普通の保護者はもっと知るべ
きではないか…
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「うつわを食らう」神崎宣武 日本放送出版協会 1996年 ②(後半)
◇匙を使わせなかった謎と箸を尖らせた理由
飯をかき込みおかずをつまむ箸
運搬用具
先とがり = 飯かきこみのため
|
割り箸が尖っていないのはハレ・弁当用(米の御飯-すし)
料理人 = 庖丁人
カミと人をつなぐ箸
ピンセット型、一本箸 初期
日本箸の普及は奈良時代以降
7,8世紀 - 匙とセットで
ヨーロッパのフォークは17世紀から
金属の匙を広めなかった高温多湿
さびを防げない 湿気対策
杓子は主婦県の象徴
飯杓子(ヘラ・カイ)と汁杓子(タマ・オタマジャクシ)
◇皿鉢と煮物和え物料理の発達
おかずを取り分ける小皿
日本のおかず
煮もの・和えもの・干もの(総菜)
小皿 4寸以下
テショウ テショウザラ 手塩(掌皿)
クボテ(窪手)
木の葉も皿に
高坏の上に小皿が6枚
神前や仏前に伝わるカラワケ
「瓦笥」
瓦質器 素焼き土器の小皿
土師系譜 昭和30年代
堤(宮城県)今戸(東京都)高浜(愛知県)
大原(岡山県)佐野(山口県)御厩(香川県)
白石(佐賀県)
|
今に伝わるのは
- 今戸焼の蚊遣り人形
高浜焼きの土鍋 御厩焼の焙烙
京都の播枝(北区)の窯でカワラケ
田の底土を使い肘で成形
神饌(熱饌と生饌)
日常用と祭具
磁器の小皿と箱膳の普及
箱膳(指物膳)
ケヤキ・スギ 春慶塗
飯ワン・汁ワン・小皿・はし
碗 漆器 磁器 瀬戸か美濃
美濃焼 「下りもの」
カオリン分不足-もろい-廉価 = 大衆化
現在は陶石質を買い入れ高品質化
箱膳使用は幕末から100年程度
銘々器の所有習慣は江戸より明治
日本人
銘々に飯碗と箸、湯呑み
皿は組売りが原則
銘々に取り分ける江戸前料理
江戸前
- 醤油があってこそ 量産は関東
|
もり込み
= 「皿鉢」共同器 皿でもなく鉢でもない
サハチとモリコミ鉢
漆器の壺から磁器の猪口へ
猪口
- 小鉢が原型
イケモリ
煮もの料理と皿鉢
土器
… 「煮る」調理法 アク抜き-加熱
東日本
囲炉裏 - 団子
西日本
かまど-もち
炊飯
① 炊き蒸らし法
② 湯とり法
染め付け色絵の磁器を発達させた宴席
酒は神人が共饌するハレの飲料
三口で一献三献で式正
飲酒日常化は江戸市中から
☆「杉並区立和田中の学校改革」苅谷剛彦・清水睦美他 岩波ブックレット№738 ③【再掲載 2012.12】
<問題点>
□教師と地域本部との関係
・調整力が問われる
・学校教育の目標の中には必ずしも数値で表せないものが多く,人々
の間で見解の違いや優先順位の違いが起きやすい
∥
◎「公共性」と「平等性」価値が浸食される危険性
資源と配慮を欠いた学校外からの教育改革は,学校のスリム化
を招く新自由主義的な改革へと安易に転化しかねない。
≪問題の核心≫
◎「果たして今の学校には自らの力で自らを変えていくだけの力と余裕は
あるのだろうか?」
外からの押しつけでない教育改革
※ 学校や教師への信頼が薄れたところから改革論議が始まり,外の力に
頼んだ改革リストが学校に押し寄せている
◇研究グループによる改革の「決算書」 藤原和博VS苅谷剛彦
研究者が見た和田中
<苅谷>
月に数回ずつのペースで足繁く和田中へ(山田哲也・藤田武志)
<藤原>
信頼できる公認会計士 = 研究グループによる改革の「決算書」
→ 「学力は向上した」
普通の学校としての和田中
<藤原>
対象学年の子どもたち
○ 3割が就学援助世帯・2割が欠損家庭 (大変な環境下)
○ 生活指導の大変さ(380名中個別フォロー者は44名)
あくまで公立学校の改革だった
<藤原>
低学力の子と日常的に,真ん中の子を「ドテラ」で下支えし,その上での
「夜スペ」
→ しかし,夜スペのみ突出して取り上げられた
「英語アドベンチャーコース」プラス週3コマ
「できる子が不得意な子に教室で教える」
成熟社会の教育ニーズ
「成長社会(何でもみんな一緒にの社会)」から「成熟社会(それぞれ
一人一人が個別になる社会)」への移行の中で,教育メリットも
成熟社会に見合うものにしなければならないはず
↓
◎ いまだに日本の教育は成長社会を前提としたシステムのまま
= 文科省と財務省の溝
先生のストライクゾーン
ストライク
① 3の子を4に
② 2→3
③ 1→2,3
▲ 置き去りにせざるを得ないのは4,5の子~ストライクゾーン以外
の子
<藤原>
「先生たちを批判しているのではなく,このストライクゾーンに6割
方ちゃんと投げられるのだったら立派だと思う。そこに集中
して投げられるように先生たちを戻してやればいい。
やれ環境教育だの国際理解教育だの,今の教育やれ,キャリ
ア教育やれ、そして軽度発達障害の子をフォローした上で,
4,5の子をもっと伸ばせって,どんどん要求が増えていく
んですから。それでは人間業ではないということを,普通の
保護者はもっと知るべきではないか…」
<苅谷>
面白いアイデア - 「ナナメの関係」
専門職ばかり入れるのでは際限がない
◎ ドテラの兄ちゃん図書館ボランティアがカウンセ
ラーになっている
先生には分かる授業をやってもらう
<苅谷>
先生の側にボールが投げられている
◎ 「ストライクゾーンにちゃんと投げられているかが問われる」
<藤原>
◎ 地域のリソースを使いながら,教師がいかに力を溜めていくか支えようと
している
=「専門職」としての教師
?「分かる授業をやってもらいますよ。部活を中心とし
た生活指導をやっていきましょうね。」
→ 先生たちを授業に追い込んでいる
今後のこと
<文科省>
「地域本部」に50億円の予算
<藤原>
学校支援地域本部を全国に立ち上げていくのに忙しくなる
(門川大作のやったこと・やりたいことと似ている)
◇執筆者
苅谷剛彦 東京大学大学院教育学研究科教授,
オックスフォード大学教授(2008.10月より兼任)
専攻:比較社会学,教育社会学 <はじめに,Ⅲ部の3>
清水睦美 東京理科大学理工学部教養科准教授
専攻:学校臨床学 <Ⅲ部の>
藤田武志 上越教育大学大学院学校教育研究科准教授
専攻:教育社会学
堀 健志 青山学院大学他非常勤講師
専攻:教育社会学 <Ⅲ部の1>
松田洋介 滋賀県立大学人間文化学部専任講師
専攻:教育社会学 <Ⅲ部の>
山田哲也 大阪大学大学院人間科学研究科准教授
専攻:教育社会学