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「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ⑤ / 森信三さんはこんなことを⑤-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.9】 [読書記録 宗教]

今回は、7月31日に続いて山折哲雄さん、ひろさちやさんの
「死を見つめて生きる」の紹介 5回目です。



出版社の紹介には


「よりよい人生をおくるためにいま「生・老・病・死」を見直す。現代を生き
る人たちの死生観のあり方、残された時間を大切に過ごす生き方への提言。」

 
とあります。




本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『ありのままを受け入れる=諦める』が大切」


・「『なぜ人を殺してはいけないのですか』の答えは‥
          『それが人間というものなのだよ』」


・「欲望には2つある。自然に解消される『自然的欲望』と満たされるほどま
すます肥大する『奴隷的欲望』が。」


・「『欲を捨てろ』というのが仏教の教え。欲を捨てることによってしか本当
の意味で癒やされない」




もう一つ、再掲載になりますが、
森信三さんはこんなことを⑤を載せます。
現在の教育界の乱れは「礼」を忘れていることだと教わります。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ⑤

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◇支えを失って漂流する日本人の魂(1)
□人間の幸せの本質は何なのか(2)
  「殺さずして生きえない。しかし殺すな」というジレンマ -山折哲雄
ありのままを受け入れる
      = 諦める
哲学・宗教は伝統
      ←→ 200~300年

「なぜ人を殺してはいけないのですか」
答え
     「それが人間というものなのだよ」

◎ 自分の人生をそのまま見せて説得する以外ない
◎ 深いところから発することのできる大人がいなくなった


  欲望を捨てたとき初めて幸福が得られる-ひろさちや
欲望 
      自然的欲望 - 自然に解消される
奴隷的欲望 - 満たされるほどますます肥大する欲望
    何万円もらっても満たされない
◎ 奴隷的欲望は資本主義によってつくられたもの
       お釈迦様 「渇愛」「トリシュナー」  
   |
 資本主義の欲望
  昔  田畑・家にヤーブ有 
貨幣
    - 腐らないし銀行に預ければ邪魔にもならない

いくらあっても大丈夫
◎ 貨幣に対する欲望が肥大していく。充足させることにより満
       足できるものではない
        = 幸福にはなれない
    <そういったシステム下に生きる>   
 科学技術も資本主義も同じ 新たな欲望をつくり出す

次々にわたしたちの欲望をつくっている
              

  もっと根源的なもの
    仏教「欲を捨てろ」
       ◎ 欲を捨てることに寄ってしか本当の意味で癒やされない   








☆森信三さんはこんなことを⑤-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.9】

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81 出処進退「百日の説法屁一つ」
    = 去り際の大切さ


82 絶対必然絶対最善 
    ライプニッツ
     「神はこの世界を最善に造り給うた」


83 二種の苦労人 
    心の潤いと温かみ


84 世の中は正直
   「最善観」の立場 
    世の中は長い目で見れば公平
     - 神は至公至平
    水平と分からない人もいる


85 平常心是道 
    順境逆境
     - 平生が大事


86 人生は妙味津々 
    人を喜ばせる努力
     - 自分の欲を切りつめる


87 心の腰を据える 
    人の一倍半働いて報酬は8割


88 試験について 
    試験はその人の素質と努力の相乗積 
試験はその人の努力と誠実さを示す


89 真の面目 
    全力的生涯
     - 力の全充実でなくてはならぬ


90 教育と礼 
    教育において一番大切なものは
      「礼」 
    礼
     = 伏さっている器を仰向けに直すようなもの 
    器が伏さっていると上から水を注いでもたまらない 
     → 一旦上向きにされると全部そこにたまる(天地の差)

   ◎ 敬う心を起こさなければ,いかに優れた人に接しても,また,い
     かに立派な教えを聞いたとしても心に溜まることはない 
    礼
     = 地ならし


91 年長者への礼 
    どんな人にも


92 敬について 
    一人の人格を尊敬して自己を磨こうとし始めた時


93 最後の粘り 
    最後の目標に にじり寄って近寄っていくこと
    ◎ 人間の価値は最後の土壇場でねばりがあるか否かで決まる


94 批評的態度というもの 
    批評 
     = 傍観的態度 
       ◎ 人の話を聞く時は一番前で


95 日常心の心構え 
    階段をさらさら上るように
     - 非常な精神力


96 逆境に処する態度 
    死の問題
     - 今日一日の予定の完全


97 一日の意味 
    一日が一生の縮図
     「行って余力あらば以て文を学ぶべし」


98 ペスタロッチ 
    愛知県第一師範校長 三浦渡世平先生
    2月17日 全校でペスタロッチ祭  「教聖」


99 最大の置きみやげ 
    ◎ 生まれたものには必ず死ぬ時があり,来たものには必ず去るべき
     時がある
      → 自分が去った後の置きみやげ


100 わかれの言葉
 この4月から満州の建国大学へ 
  修身の筆記を最初から読み直して頂きたい
     → 真の国民教育者の大道が開かれるように

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