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「大人のためのお金の教養」横山光昭 総合法令出版 2021年 /「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ②【再掲載 2014.6】 [読書記録 一般]

今回は、横山光昭さんの
「大人のためのお金の教養」を紹介します。



出版社の案内には、

「お金とはなにか、どのように稼ぎ、使い、増やすのか。老後2000万円問題
 やコロナショックなど、この数年で私たちがお金を強く意識する出来事がた
 くさん起こっています。今までの暮らしと大きく変わった方もいるかと思い
 ます。一度変化した収支は、簡単には元に戻りません。今後は変化した状況
 で、上手にやりくりしなくてはいけないのです。だからこそ、正しいお金の
 知識は持っておくべきです。お金への知識がなければ、無駄な支出に気がつ
 かず、便利な制度を活用できないでしょう。本書では、お金に対して苦手意
 識を持っている方にも簡単に読めるようひとつの項目が見開きで完結してい
 ます。ざっくりとお金に対する知識をつければ、日常生活に利用できるだけ 
 でなく、万が一のときの備えにもなります。本書を通して、お金という道具
 を上手く使いこなしてください。」

とあります。


定年退職後の生活に入ってしばらくたちます。
少し遅いかもしれませんが、少しずつ知っておかなければと思っています。




もう一つ、再掲載になりますが、清川妙さんの
「兼行の遺言」②を載せます。
この本を読み、古典を読むことが大切だったと気付きました。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト






ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「大人のためのお金の教養」横山光昭 総合法令出版 2021年

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◇お金を知る
  3つの役割
①貯める
②交換する
③価値を測る価値尺度


  誕生は「太古の昔」
昔、貝や石だった
金本位制度から管理通貨制度へ(通貨量を通じて景気調整)


  お金と社会、銀行の可能性
    銀行の役割「預金、融資、為替」
  

  金利って何だろう 
銀行も金利を払っている


  「景気」と「金利」はつながっている
  

  インフレとデフレ
インフレ 
      … 物の価値が上がる
デフレ  
      … お金の価値が上がる
2016年~ マイナス金利政策


  円安と円高って何 
「通貨同士の強さ」シーソーのように変動


  まずはライフプランを立てよう 
65歳まで 1.8億円


  住宅・教育に必要なお金 
注文住宅 5359万円   
    分譲戸建て 3826万円  
    分譲マンション4639万円
    教育 すべて公立だと786万円 すべて市立だと2220万円
  

  老後に必要なお金  
最低限 月22.1万円  ゆとり 月36.1万円
        最低限約570万円の貯蓄が必要 ゆとり約4770万円必要
  

  理想的なお金の流れを知る
キャッシュフロー表
  

  個人バランスシートで家計をチェック
  

  お金の専門家 
ファイナンシャルプランナーに相談



◇お金を稼ぐ・納める
  様々なお金の稼ぎ方 


会社員として働く
①時間  →←  ①給与、賞与
→← ②社会保険
②体力、知力などの能力 →← ③福利厚生


収入と所得について知ろう
収入  額面の年収
所得  課税所得+社保基礎控除・その他控除+給与所得控除


給与明細と賞与明細の読み方


  税金って何だろう
税金は「支払、戻ってくるお金」


税金の種類を知ろう
直接税と間接税


  押さえていきたい控除の仕組み 
経費
控除


  得税をフル活用







☆「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ②【再掲載 2014.6】

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◇ものの言い方、人との付き合い方
  人付き合いにあってほしい心ざま
  人間3分類
      ①「よき人」
      ②「つきざまの人」
      ③「よからぬ人」   →  「心さま」「心ばえ」


  親しき仲にも礼儀あり


  話し方に人の品格が表れる
 「つきざまの人は、あからさまに立ち出ても、今日ありつる事として、
    息もつぎあへず語り興じるぞかし」56段

   「よき人の物語するは、人あまたあれど、一人に向きていふを、おのづ
    から人も聞くにこそあれ」 
     ◎よき人 = 教養あり品もある人

   「よからぬ人は、誰ともなく、あまたの中にうち出でて、見るこしのや
    うに語りなせば、皆同じく笑ひののしる、いとらうかはし」
~ 興奮と自己陶酔があるだけ

 ◎「親しき仲にも礼儀あり」「疎き中にも親しみあり」



◇ものの学び方、習い方
  未熟を恐れず平気で人前でやってみせ、ひたすら習い続けるその根性こ
  そ上達の決め手
   →  その根性こそ上達の決め手


  何かを身に付けるには


  人の思惑を気にせず学 
    「下手ですけど歌ってみましょうか」<真っ直ぐで素直な心>

  道の人非家の人
   「よろずの道の人、たとひ不堪なりといへども、堪能の非家の人に並ぶ
    とき、必ず勝ることは、たゆみなく慎みて軽々しくせぬとひとへに自
    由なるとの等しからぬなり」187段
      ◎ プロ - いつも自分に不満



◇人の心はおだやかで素直がいい
  奇をてらいすぎるのも考えもの キーワード 「素直」
仁和寺の和尚


  興も過ぎると、あいなし


  シンプルで素直に生きる



◇人生は予定通りにはいかないもの
  過ぎ去った思い出の美しさ 
   「枕草子」27段と同じ

 
  過去への旅立ち


  あしび満開の浄瑠璃寺


  人生はすべてが叶えられるものではない



◇心の受け皿を深くして
   年を重ねる毎に柔軟にみずみずしくなる。そのためには、心の受け皿の
  深さ、広さが大切なのです


  若者を思いやる尼さんの話


  大根が兵となる話と豆がしゃべる話
  六根 … 目、耳、鼻、舌、身、意 5つの感覚 + 「心」


  様々な人がいるからおもしろい 
   「榎木僧正」45段

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