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キーワード 読書について43-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (4) / 森信三さんはこんなことを⑥-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.12】 [読書記録 教育]

今回は、8月1日に続いて、
「キーワード 読書について」43回目、
西本鶏介さんの「児童文学の世界」4回目の紹介です。



出版社の案内には、

「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
 史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
 する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
 書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
 イドブックです。」

とあります。




わたしが若い頃、教室で読んだ本ばかりですが、
このごろの子どもの子は知らない本ばかりでしょう。



もう一つ、再掲載になりますが、森信三さんの
「修身教授録抄」を載せます。
女性観に時代を感じますが、背骨がまっすぐに伸びます。




夏野菜もそろそろ終わりです。
今年は、マクワウリとタイガーメロンがたくさんなりました。
ずいぶん食べたのですが、台所にまだ残っています。
マクワウリの適度な甘さが好きです。
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<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。









☆キーワード 読書について43-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (4)

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◇愛すべき魔女たち
「魔女の宅急便」 角野栄子  福音館

 
◇時を駆ける子供たち
  「トムは真夜中の庭で」 フィリップピアス
タイムファンタジー カーネギー賞

 
◇小人たちのファンタジー
「だれも知らない小さな国」 佐藤さとる
コロボックル物語五部作

  「小さなスプーンおばさん」 A.プリョイセン

 
◇小人たちの冒険物語
「ホビットの冒険」JRRトールキン  
勇気と知恵

  「チポリーナの冒険」トールキン

 
◇ハイ・ファンタジー
「ゲド戦記」A.グウィン

「指輪物語」トールキン

 
◇現代文明諷刺
「はてしない物語」ミヒャエル・エンデ  

  「モモ」


   
◇架空世界の壮大物語
「ライオンと魔女」ルイス

  「銀のほのおの国」神沢利子

 
◇変身のファンタジー
「さすらいのジョニー」     P.ギャリコ

  「ぽっぺん先生と帰らずの沼」  舟崎克彦

  「おれがあいつであいつがおれで」山中恒  
     思いやり・感動的な物語
 

◇人形のファンタジー
「人形の家」ルーマー・ゴッデン

「七つの人形の恋物語」P.ギャリコ

 
◇夢紡ぐ幼年童話
「車のいろは空のいろ」あまんきみこ

「熊の子ウーフ」 神沢利子

 
◇おじいちゃんおばあちゃん
「ヨーンじいちゃん」 P.ヘルトリング

「さよならおじいちゃん…ぼくはそっと言った」 エルフィー・ドネリー

「十三湖のばば」 鈴木喜代春







☆森信三さんはこんなことを⑥-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.12】

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◇「修身教授録」語録50選
<微言3>
○ われわれ人間は現実生活を通して「血税」とも言える切実な授業料を払い
 人生教訓を学ばせられる。


○ できるだけ「心の負債」をつくらぬように
   - 「すぐその場で片付ける」こと
 

○ われわれ人間というものは,大宇宙意志によってこの世に生み出され派遣
 されたものである


○ あの世への出発のその日まで,自分がこの世へ派遣された任務を少しでも
 多く達成するように



◇「女生徒のために」講義抄録
<微言4>
○ 家庭というものは人間形成の道場です
 

○ 幸福とは自分の現在の生活の意味をかみしめ味わうところに生ずる感謝の
 念に他ならない


○ 女性は家庭の太陽であります
 

○ 女の人は膝を合わせ膝から足のくるぶしまで一直線に。まるで使わない割
 り箸のように


○ 金持ちになれなくても,金に困らぬ人間になるように。そのためには,
 「基礎教養」が何より大切。
    人間修行の道場  
      人間の気品と卑しさ 上中下  
      家庭は人生の道場
  
    「ハイ」の返事一つに 
       人間の人柄は「ハイ」で見当が付く
  
     すぐにその場で 
       一生の見通し  真の柔順とは  婦人の真価
  
     女の子らしい躾を  
       告げ口・陰口の罪  整理整頓の人の徳  最大の根気強さ
  
     家計の始末  
       男の見分け方  女性の値打ち  お金の賃貸について
  
     衣食の心配り  
      「都会は人生の墓場なり」 「報いを求めぬ」工夫  

     親は比較の対象ではない
       一人一人の将来を案じて



◇あとがき
修身教授録の「一巻精要」 
  
  森信三
    38~42歳ごろの講義抄録
 昭和12年4月から 
      天王寺師範学校 本科・一部生対象
ガリ版刷り
     → 芦田恵之助の眼に触れ全5巻で発行 隠れたベストセラー



◇森信三
  明治29年9月23日 武豊町端山家三男 
    3歳で半田市岩滑の森家に養子

半田小学校高等科
   - 名古屋第一師範
   - 小学校教師
   - 広島高等師範学校(西晋一郎邂逅)
   - 京都大学哲学科(西田幾多郎邂逅)
   - 天王寺師範専任教諭・修身科担当(教え子に宮本常一=ハマコウ註)
 - 建国大学教授(44) 

  50歳で敗戦 51歳で帰国

  58歳で神戸大学教育学部教授 
    ~ 65歳まで 

70歳 海星女子学院大学教授

77歳 長男の急逝を機に尼崎市立花町にて独居自炊

80歳 「全一学」

  86歳 脳血栓に 

88歳 神戸の三男宅にて療養

97歳 平成4年11月21日逝去

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