「雑草を活かす手間なしぐうたら農法」西村和雄 GAKKENMOOK 2012年 /「18歳からの人生デザイン」国分康孝 図書文化 2009年 ②【再掲載 2012.12】 [読書記録 一般]
今回は、西村和雄さんの
「雑草を活かす手間なしぐうたら農法」を紹介します。
福岡正信さんの不耕起農法などの、雑草を生かした農法、
あこがれるのですが、かえって手間がかかるような気がして挑戦できません。
知るだけでもと思って読みました。
出版社の案内には、
「野菜づくりでは、やっかいものと見なされている雑草を活用し、手間をかけずに土を肥
やし、病虫害を抑え、おいしい野菜が育つ草生栽培なら、誰でもがラクラク、有機・無
農薬栽培を楽しむことができる。“ぐうたら農法”の西村和雄先生がやさしく教える決
定版!」(増補版の解説)
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「マメ科とイネ科で土づくり」
・「草マルチ
1 鎌で刈る 5㎝
2 草を干す 半日~1日
3 畝に敷く」
・「草の管理
1 こまめに刈る(タネが出る前)
秋の終わりに刈る
2 草の根を切る
ショベルを入れる
3 モグラ退治(不耕起5年)」
もう一つ、再掲載となりますが、國分康孝さんの
「18歳からの人生デザイン」②を載せます。
カウンセリングの第一人者とも思われる國分さんが易しく教えてくれます。
自分の一番の課題は「自己主張」だと分かっています。
「引くに引けない一線」を意識して、
ドアマットは馬鹿にされることのないように自分を励ましていきます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「雑草を活かす手間なしぐうたら農法」西村和雄 GAKKENMOOK 2012年
◇西村流ぐうたら土づくり
団粒構造の土
水はけがよくて水持ちがよい
土を育てる
マメ科とイネ科を植える
マメ科とイネ科で土づくり
マメ科 … 土中のチッソ分を増やす
草を刈り敷いてそれを養分にする
タイミングよく刈る
30㎝以上になったら刈る
| 5㎝以下
タネをつける前に刈る
↓
半日干し 畝に敷き広げる
草マルチ
1 鎌で刈る 5㎝
2 草を干す 半日~1日
3 畝に敷く
耕さないで土づくり
草の管理
1 こまめに刈る(タネが出る前)
秋の終わりに刈る
2 草の根を切る
ショベルを入れる
3 モグラ退治(不耕起5年)
◇混植&輪作
ハクサイ・キャベツの畝
→ 夏野菜
◎トウモロコシ キュウリ ナス サトイモ
× トマト
トマト・ナス
→ ネギ
オクラ
→ ニンニク 9月
トウモロコシ
→ 3本立て
エンドウマメ その間にダイコン
キュウリ
→ レタス 畑の土をきれいにする
レタス
① レタスの芽だし
腐の容器で
② 浅い発泡スチロール
4~5㎝土 数㎝開けて植える
本葉一枚まで
◇トマト ナス科
花芽が出る頃に苗を植え付ける
大きく育ってしまった苗は寝かせて植える
斜め植え → 茎からも芽
ミニトマト 先端から1/3を切り落とす
追肥は少量をこまめに
毎週間
枝豆
◇ナス
最初の花を摘む
一番花は摘む
ぼけナス
3本仕立て
花のついた枝2本
一果採る毎にわき芽を切ってコンスタントに育てる
お盆
- 葉を刈り込む
◇ピーマン
4本仕立て
太いもの 上へ上へ
◇キュウリ
わき芽を摘んでツルを育てる
8節間までは摘む
→ 12~13節まで
◇カボチャ
親ヅルを10節で摘心して子ヅルを4本伸ばす
10節で芯止め
◇エダマメ
土寄せが大切
◇サツマイモ
お盆にツル返し
草木灰でカリウムを与える
◇ミズナ
10~5㎝
☆「18歳からの人生デザイン」国分康孝 図書文化 2009年 ②【再掲載 2012.12】
<出版社の案内>
決断が不安な時代における就職・進学・恋愛・結婚・人間関係…。どうすれば自分らしく
幸せをつかめる? カウンセリング心理学者が、人生の主人公になるための極意を語る。
◇リフレーミングができる人間に
□複数の視点から見る能力
半分のウィスキーを見て
← 「もう半分」 か 「まだ半分」 か
□リフレーミングで人を生かす
多摩美大・斉藤義重(1904-2001)先生
□はみ出し者がまともな人に
□自由な発想が意味づけを支える
① 複数の価値観に入れる
② レッテルはりしない
③ 常識に縛られない
◇少しでも人の心が分かるように
□心理学者でも人の心は分からない
□身近な人の心も謎だらけ
少しでも多くのことを体験してみる
□「ねばならない」が心をくもらせる → 自分をがんじがらめにしない
「ねばならない」
→「○○であることに越したことはない」
□やっぱり人の心は分からない
自分を解放する自由な心を!
◇人生の事実を受容する
□あるがままを受容すること
クラーク・E・ムスターカス博士
□どうにもならない人生の真実
① 愛するものとの別れ
② 分かれることは寂しい その寂しさの中でどう生きるのか
③ 嫌な人、苦手な人と共存せざるを得ない
□科学では対処できない人生の真実
法然
「生あるときは生のほかにこれなく、滅来たりなば、滅に向いて任うべし。願うことな
かれ、厭うことなかれ」
□ナーシシズムを引きずる大人
ナーシシズム(自己中心性、自惚れ、万能感) - 子どものころ強い
↓
◎ 脱却するためには人の目で絶えず自分を見ているようにすること
∥
◎ 自分を客観的に見る
◇自己を打ち出す必要性
□自己主張しなければならない瞬間
◎はっきり言うだけの能力がなければ屈辱感の残る人生になる
□自己主張するアメリカ人
◎ドアマットは馬鹿にされる(言うべき事を言わずにこにこ)
□失愛恐怖が自己主張を抑える
→ 引くに引けない一線を意識する
□杉原千畝(1900-1986)
人から悪く思われても言うべき事やるべき事がある
↓
◎ 自己主張訓練
◇行動を起こすためには何が必要か
□世の中は口だけでは渡れない
→ 行動で示さなければ
□いざというときの行動を決めるのは人生哲学
□自分の使命を自覚する
◎「引くに引けない一線」を意識する
「雑草を活かす手間なしぐうたら農法」を紹介します。
福岡正信さんの不耕起農法などの、雑草を生かした農法、
あこがれるのですが、かえって手間がかかるような気がして挑戦できません。
知るだけでもと思って読みました。
出版社の案内には、
「野菜づくりでは、やっかいものと見なされている雑草を活用し、手間をかけずに土を肥
やし、病虫害を抑え、おいしい野菜が育つ草生栽培なら、誰でもがラクラク、有機・無
農薬栽培を楽しむことができる。“ぐうたら農法”の西村和雄先生がやさしく教える決
定版!」(増補版の解説)
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「マメ科とイネ科で土づくり」
・「草マルチ
1 鎌で刈る 5㎝
2 草を干す 半日~1日
3 畝に敷く」
・「草の管理
1 こまめに刈る(タネが出る前)
秋の終わりに刈る
2 草の根を切る
ショベルを入れる
3 モグラ退治(不耕起5年)」
もう一つ、再掲載となりますが、國分康孝さんの
「18歳からの人生デザイン」②を載せます。
カウンセリングの第一人者とも思われる國分さんが易しく教えてくれます。
自分の一番の課題は「自己主張」だと分かっています。
「引くに引けない一線」を意識して、
ドアマットは馬鹿にされることのないように自分を励ましていきます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「雑草を活かす手間なしぐうたら農法」西村和雄 GAKKENMOOK 2012年
◇西村流ぐうたら土づくり
団粒構造の土
水はけがよくて水持ちがよい
土を育てる
マメ科とイネ科を植える
マメ科とイネ科で土づくり
マメ科 … 土中のチッソ分を増やす
草を刈り敷いてそれを養分にする
タイミングよく刈る
30㎝以上になったら刈る
| 5㎝以下
タネをつける前に刈る
↓
半日干し 畝に敷き広げる
草マルチ
1 鎌で刈る 5㎝
2 草を干す 半日~1日
3 畝に敷く
耕さないで土づくり
草の管理
1 こまめに刈る(タネが出る前)
秋の終わりに刈る
2 草の根を切る
ショベルを入れる
3 モグラ退治(不耕起5年)
◇混植&輪作
ハクサイ・キャベツの畝
→ 夏野菜
◎トウモロコシ キュウリ ナス サトイモ
× トマト
トマト・ナス
→ ネギ
オクラ
→ ニンニク 9月
トウモロコシ
→ 3本立て
エンドウマメ その間にダイコン
キュウリ
→ レタス 畑の土をきれいにする
レタス
① レタスの芽だし
腐の容器で
② 浅い発泡スチロール
4~5㎝土 数㎝開けて植える
本葉一枚まで
◇トマト ナス科
花芽が出る頃に苗を植え付ける
大きく育ってしまった苗は寝かせて植える
斜め植え → 茎からも芽
ミニトマト 先端から1/3を切り落とす
追肥は少量をこまめに
毎週間
枝豆
◇ナス
最初の花を摘む
一番花は摘む
ぼけナス
3本仕立て
花のついた枝2本
一果採る毎にわき芽を切ってコンスタントに育てる
お盆
- 葉を刈り込む
◇ピーマン
4本仕立て
太いもの 上へ上へ
◇キュウリ
わき芽を摘んでツルを育てる
8節間までは摘む
→ 12~13節まで
◇カボチャ
親ヅルを10節で摘心して子ヅルを4本伸ばす
10節で芯止め
◇エダマメ
土寄せが大切
◇サツマイモ
お盆にツル返し
草木灰でカリウムを与える
◇ミズナ
10~5㎝
☆「18歳からの人生デザイン」国分康孝 図書文化 2009年 ②【再掲載 2012.12】
<出版社の案内>
決断が不安な時代における就職・進学・恋愛・結婚・人間関係…。どうすれば自分らしく
幸せをつかめる? カウンセリング心理学者が、人生の主人公になるための極意を語る。
◇リフレーミングができる人間に
□複数の視点から見る能力
半分のウィスキーを見て
← 「もう半分」 か 「まだ半分」 か
□リフレーミングで人を生かす
多摩美大・斉藤義重(1904-2001)先生
□はみ出し者がまともな人に
□自由な発想が意味づけを支える
① 複数の価値観に入れる
② レッテルはりしない
③ 常識に縛られない
◇少しでも人の心が分かるように
□心理学者でも人の心は分からない
□身近な人の心も謎だらけ
少しでも多くのことを体験してみる
□「ねばならない」が心をくもらせる → 自分をがんじがらめにしない
「ねばならない」
→「○○であることに越したことはない」
□やっぱり人の心は分からない
自分を解放する自由な心を!
◇人生の事実を受容する
□あるがままを受容すること
クラーク・E・ムスターカス博士
□どうにもならない人生の真実
① 愛するものとの別れ
② 分かれることは寂しい その寂しさの中でどう生きるのか
③ 嫌な人、苦手な人と共存せざるを得ない
□科学では対処できない人生の真実
法然
「生あるときは生のほかにこれなく、滅来たりなば、滅に向いて任うべし。願うことな
かれ、厭うことなかれ」
□ナーシシズムを引きずる大人
ナーシシズム(自己中心性、自惚れ、万能感) - 子どものころ強い
↓
◎ 脱却するためには人の目で絶えず自分を見ているようにすること
∥
◎ 自分を客観的に見る
◇自己を打ち出す必要性
□自己主張しなければならない瞬間
◎はっきり言うだけの能力がなければ屈辱感の残る人生になる
□自己主張するアメリカ人
◎ドアマットは馬鹿にされる(言うべき事を言わずにこにこ)
□失愛恐怖が自己主張を抑える
→ 引くに引けない一線を意識する
□杉原千畝(1900-1986)
人から悪く思われても言うべき事やるべき事がある
↓
◎ 自己主張訓練
◇行動を起こすためには何が必要か
□世の中は口だけでは渡れない
→ 行動で示さなければ
□いざというときの行動を決めるのは人生哲学
□自分の使命を自覚する
◎「引くに引けない一線」を意識する
「社会科の自由研究」古銭良一郎 東洋館出版社 1986年 ③(最終) /「宇宙を味方にする方程式」小林正観 致知出版社 2006年 ①【再掲載 2016.7】 [読書記録 教育]
今回は、7月13日に続き古銭良一郎さん、蔵元幸二さん、半田博さん、岸尾祐二さんの
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介3回目 最終です。
社会科自由研究の指導におすすめの本です。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「アンケート調査の統計資料」
・「インタビュー等の音声資料」
・「目的に応じたグラフの選択を」
・「各学年の実践例がたくさん載っている」
- これが本書の特によいところです。
もう一つ、再掲載となりますが、「そ・わ・か」の法則』で知られる小林正観さんの
「宇宙を味方にする方程式」①を載せます。
語り口も軽く、明るく前向きな内容の、わかりやすい本です。
そういった見方、考え方もあるのだなあというくらいの気持ちで読むとよいと思います。
病気のことについては…?と感じる人もいるのではないかと感じました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「社会科の自由研究」古銭良一郎 東洋館出版社 1986年 ③(最終)
◇資料処理の仕方とまとめ方の指導
1.資料処理の仕方の指導
(1)適切な資料処理の仕方の指導
① 参考文献から抜き出した文章資料
・ 文章の量をできるだけ少なくする、絵や写真を加える
・ 出展を明らかにする
② 少年朝日年鑑、日本国勢図会のような資料集から抜き出した統計資料
③ アンケート調査の統計資料
④ 土器の破片等の実物資料
・ 最も強力
⑤ インタビュー等の音声資料
・ 抜き書きの要点のみ吹き出しにする
⑥ 写真や絵の資料
・ 写真 必要最小限
→ 写真をスケッチすることも
土器の写真を絵にするのもよい
・ 絵 パンフレットや絵はがきも
⑦ 道路、土地利用等の地図資料
・ 必要な部分だけを表示
(2)グラフの描き方
目的に応じたグラフの選択を!
2.資料のまとめ方の指導
(1)項目に分けて筋道だったまとめ方をする
1.テーマ
研究目的を簡潔に表す
2.氏名
3.研究の動機
なぜ調べようとしたのかその理由を書く
4.研究の目的
研究のねらいを具体的に書く
5.研究の内容
研究目的を達成するために必要な内容を
いくつかの要素に分けて書く
6.研究の方法
資料収集の仕方を研究内容の要素毎に書く
7.研究の結果
調べた内容について書く
8.まとめ
研究の結果分かったことをまとめて書く
9.反省
分からなかったことや将来の研究方法等について書く
1)研究の動機と目的をきちんと区別して書く
2)研究の結果とまとめをきちんと区別して書く
研究の結果
研究内容の順に客観的に書く
↓
まとめ
研究の結果の部分を要約して書くと共にそれから全体として言えるこ
と及びそれに対する自分の意見等について書く
<分かったこと> と <自分の意見>
3)研究の結果は論理的な順序で書く
(2)分かりやすい文章でまとめる
① 主語述語のある文章にする
② ズバリと書く
③ 易しい文章で書く。具体例を書く
④ 参考資料丸写しはしない。抜き書きして自分の言葉で書く
⑤ 修飾語、助詞、代名詞は使い方を検討する
(3)おもしろくまとめる
1)双六を作る
研究の結果を絵双六に
2)紙芝居を作る
3)カルタを作る
(4)効果的な表現でまとめる
1)イラストを入れる
2)効果的なグラフを作る
・ グラフの中にイラストを入れる
・ 折れ線グラフから絵グラフに
3)効果的な地図を作る
◇自由研究の実践例考察
※ 各学年の実践例がたくさん載っている
◇執筆者一覧
古銭良一郎(聖心女子大教授)
岸尾祐二(聖心女子学院初等科教諭)
川崎市立小教諭 半田博、川上秀洋
東京公立小教諭 蔵元幸二、秋山君子
☆「宇宙を味方にする方程式」小林正観 致知出版社 2006年 ①【再掲載 2016.7】
<出版社の案内>
「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛している」「大好き」「ありがとう」「ついてる」
―この7つの言葉を発して毎日をすごすと、健康に、幸せになれると説く小林正観さん。
30年来、超常現象や人間の潜在能力に関心を抱き、研究を続け、ついに「宇宙法則」を
解明するに至ったという著者による一風変わった人生論。
「花粉症になる人の方程式」「アトピーの子がいる家庭の方程式」「倒産する会社の方
程式」「絶対に太りたくない人のためのダイエット方程式」「お金に困らなくなるため
の方程式」「がんになる人の方程式」「病気にならない体をつくる方程式」「毎日が楽
しくて仕方なくなる方法」など、老若男女を問わず、知ればお得な方程式満載。子育て
に悩むご両親にもお薦めしたい一冊。
◇宇宙にある様々な方程式
「ミスを犯しながら学習をしていくのが人間の優れている点なのだから完全主義者はやめ
よう」
Ⅰ 花粉症になる人の方程式
花粉症
~ 「完全主義」という共通項(=宇宙の方程式,宇宙の法則)
花粉症を治すには「よいかげん」が大切
Ⅱ アトピーの子がいる家庭の方程式
家の中に必ず「早く早く」と急かす人がいる
子どもと向き合ってはいけない
Ⅲ 倒産する会社の方程式
倒産する会社の庭や駐車場は必ず汚れている
Ⅳ 絶対に肥りたくない人のダイエット
◎食べ物に向かって「私は食べれば食べるほどやせちゃう」といいか聞かせながら食べる
「私は何を食べても絶対に肥らないのです」
ダイエットは信じること
Ⅴ お金に困らなくなるための方程式
トイレをきれいにする人はお金に困らない
「なぜかなぜか」と問いかける事なかれ
◇宇宙方程式でガンを克服する
目の前にあるものをただ黙って受け入れる。
愚痴や泣き言を言わないで。
淡々と笑顔で乗り越えて生きていく。
それが人生のテーマなのです。
Ⅰ ガン細胞をなくす方程式
「ありがとう」の力でガン細胞がなくなる
目の前に起きる現象に意味などない
「よくわっかんない」
Ⅱ ガンになりやすい人の方程式
ガンになりやすい職種ベスト3
①マスコミ関係者
②交通関係者
③金融関係者
→ 数字を追いかけてはいけない
人間は喜ばれるために生まれてきた
Ⅲ 乳ガン・子宮ガン・卵巣腫瘍になる人の方程式
三つの口癖
①女になんか生まれたくなかった
②男に生まれたかった
③今度生まれてくるときは絶対男だ
思いと言葉が発病の引き金となる
Ⅳ 病気にならない体を作る方程式
熱が出たら,無理に下げようとしてはいけない
人間の体の壊れ方
①まず最初にストレス
②ストレスが溜まって疲れになる
③凝り・張り・痛みの始まり
④凝り・張り・痛みを放置しておくと臓器が故障する = 病気
⑤さらに進むと臓器の機能が停止する = 死
ガン細胞は冷えて冷たくなったところにだけ宿る
↑↓
右足の小指を動かす 10~20分間グーチョキパー
おでこと首筋のみ冷やして,後は熱に任せる
「わたしは温泉器」というイメージで
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介3回目 最終です。
社会科自由研究の指導におすすめの本です。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「アンケート調査の統計資料」
・「インタビュー等の音声資料」
・「目的に応じたグラフの選択を」
・「各学年の実践例がたくさん載っている」
- これが本書の特によいところです。
もう一つ、再掲載となりますが、「そ・わ・か」の法則』で知られる小林正観さんの
「宇宙を味方にする方程式」①を載せます。
語り口も軽く、明るく前向きな内容の、わかりやすい本です。
そういった見方、考え方もあるのだなあというくらいの気持ちで読むとよいと思います。
病気のことについては…?と感じる人もいるのではないかと感じました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「社会科の自由研究」古銭良一郎 東洋館出版社 1986年 ③(最終)
◇資料処理の仕方とまとめ方の指導
1.資料処理の仕方の指導
(1)適切な資料処理の仕方の指導
① 参考文献から抜き出した文章資料
・ 文章の量をできるだけ少なくする、絵や写真を加える
・ 出展を明らかにする
② 少年朝日年鑑、日本国勢図会のような資料集から抜き出した統計資料
③ アンケート調査の統計資料
④ 土器の破片等の実物資料
・ 最も強力
⑤ インタビュー等の音声資料
・ 抜き書きの要点のみ吹き出しにする
⑥ 写真や絵の資料
・ 写真 必要最小限
→ 写真をスケッチすることも
土器の写真を絵にするのもよい
・ 絵 パンフレットや絵はがきも
⑦ 道路、土地利用等の地図資料
・ 必要な部分だけを表示
(2)グラフの描き方
目的に応じたグラフの選択を!
2.資料のまとめ方の指導
(1)項目に分けて筋道だったまとめ方をする
1.テーマ
研究目的を簡潔に表す
2.氏名
3.研究の動機
なぜ調べようとしたのかその理由を書く
4.研究の目的
研究のねらいを具体的に書く
5.研究の内容
研究目的を達成するために必要な内容を
いくつかの要素に分けて書く
6.研究の方法
資料収集の仕方を研究内容の要素毎に書く
7.研究の結果
調べた内容について書く
8.まとめ
研究の結果分かったことをまとめて書く
9.反省
分からなかったことや将来の研究方法等について書く
1)研究の動機と目的をきちんと区別して書く
2)研究の結果とまとめをきちんと区別して書く
研究の結果
研究内容の順に客観的に書く
↓
まとめ
研究の結果の部分を要約して書くと共にそれから全体として言えるこ
と及びそれに対する自分の意見等について書く
<分かったこと> と <自分の意見>
3)研究の結果は論理的な順序で書く
(2)分かりやすい文章でまとめる
① 主語述語のある文章にする
② ズバリと書く
③ 易しい文章で書く。具体例を書く
④ 参考資料丸写しはしない。抜き書きして自分の言葉で書く
⑤ 修飾語、助詞、代名詞は使い方を検討する
(3)おもしろくまとめる
1)双六を作る
研究の結果を絵双六に
2)紙芝居を作る
3)カルタを作る
(4)効果的な表現でまとめる
1)イラストを入れる
2)効果的なグラフを作る
・ グラフの中にイラストを入れる
・ 折れ線グラフから絵グラフに
3)効果的な地図を作る
◇自由研究の実践例考察
※ 各学年の実践例がたくさん載っている
◇執筆者一覧
古銭良一郎(聖心女子大教授)
岸尾祐二(聖心女子学院初等科教諭)
川崎市立小教諭 半田博、川上秀洋
東京公立小教諭 蔵元幸二、秋山君子
☆「宇宙を味方にする方程式」小林正観 致知出版社 2006年 ①【再掲載 2016.7】
<出版社の案内>
「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛している」「大好き」「ありがとう」「ついてる」
―この7つの言葉を発して毎日をすごすと、健康に、幸せになれると説く小林正観さん。
30年来、超常現象や人間の潜在能力に関心を抱き、研究を続け、ついに「宇宙法則」を
解明するに至ったという著者による一風変わった人生論。
「花粉症になる人の方程式」「アトピーの子がいる家庭の方程式」「倒産する会社の方
程式」「絶対に太りたくない人のためのダイエット方程式」「お金に困らなくなるため
の方程式」「がんになる人の方程式」「病気にならない体をつくる方程式」「毎日が楽
しくて仕方なくなる方法」など、老若男女を問わず、知ればお得な方程式満載。子育て
に悩むご両親にもお薦めしたい一冊。
◇宇宙にある様々な方程式
「ミスを犯しながら学習をしていくのが人間の優れている点なのだから完全主義者はやめ
よう」
Ⅰ 花粉症になる人の方程式
花粉症
~ 「完全主義」という共通項(=宇宙の方程式,宇宙の法則)
花粉症を治すには「よいかげん」が大切
Ⅱ アトピーの子がいる家庭の方程式
家の中に必ず「早く早く」と急かす人がいる
子どもと向き合ってはいけない
Ⅲ 倒産する会社の方程式
倒産する会社の庭や駐車場は必ず汚れている
Ⅳ 絶対に肥りたくない人のダイエット
◎食べ物に向かって「私は食べれば食べるほどやせちゃう」といいか聞かせながら食べる
「私は何を食べても絶対に肥らないのです」
ダイエットは信じること
Ⅴ お金に困らなくなるための方程式
トイレをきれいにする人はお金に困らない
「なぜかなぜか」と問いかける事なかれ
◇宇宙方程式でガンを克服する
目の前にあるものをただ黙って受け入れる。
愚痴や泣き言を言わないで。
淡々と笑顔で乗り越えて生きていく。
それが人生のテーマなのです。
Ⅰ ガン細胞をなくす方程式
「ありがとう」の力でガン細胞がなくなる
目の前に起きる現象に意味などない
「よくわっかんない」
Ⅱ ガンになりやすい人の方程式
ガンになりやすい職種ベスト3
①マスコミ関係者
②交通関係者
③金融関係者
→ 数字を追いかけてはいけない
人間は喜ばれるために生まれてきた
Ⅲ 乳ガン・子宮ガン・卵巣腫瘍になる人の方程式
三つの口癖
①女になんか生まれたくなかった
②男に生まれたかった
③今度生まれてくるときは絶対男だ
思いと言葉が発病の引き金となる
Ⅳ 病気にならない体を作る方程式
熱が出たら,無理に下げようとしてはいけない
人間の体の壊れ方
①まず最初にストレス
②ストレスが溜まって疲れになる
③凝り・張り・痛みの始まり
④凝り・張り・痛みを放置しておくと臓器が故障する = 病気
⑤さらに進むと臓器の機能が停止する = 死
ガン細胞は冷えて冷たくなったところにだけ宿る
↑↓
右足の小指を動かす 10~20分間グーチョキパー
おでこと首筋のみ冷やして,後は熱に任せる
「わたしは温泉器」というイメージで
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ② /「死んだらどうなるの」玄有宗久 筑摩書房 2005年①【再掲載 2012.3】 [読書記録 教育]
今回は、7月14日に続いて、松野孝雄さんの
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「子どもとの関係がうまくいかないと悩む教師が増えている。若い教師の場合は深刻だ。
本著はその解決に向けた提案。巻頭は『大森流勉強が苦手な子への対策法』つづいてQ
&Aで『国語こんな子がいるんだけど』『算数こんな子がいるんだけど』『この子を救
う法』など解説。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「まず視写・聴写をさせてみる。文字数が少ない場合、トレーニング。」
「10分間で200文字の視写」
→ 視写・聴写は効果的な練習法だと思います。
・「授業で自分の考えを書く」「日記を継続して書かせる」
・「指書きのさせ方に問題がある」
→ いろいろな指書きの方法があるものですね。
・「『追い読み』は軽度発障の子にもできる優れた音読法」
練習の仕方が書かれているので、参考になります。
もう一つ、再掲載となりますが、玄侑宗久さんの
「死んだらどうなる」①を載せます。
還暦を過ぎ、「死」が少しずつ迫ってきているように感じます。
「死」「臨死」についての読書も増えています。
結局は、よく分からないことなのですが。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ②
◇Q&A 国語 こんな子いるんだけど
1 作文を書く時、一文か二文で止まってしまう子がいる。
□原因① 作文を書くための基礎的な力が不足している
→ まず視写・聴写をさせてみる。文字数が少ない場合、トレーニング。
教材『医学と教育との連携で生まれたグレーゾーン…』うつしまるくん
「10分間で200文字の視写」
□原因② 作文を書く意欲が低下している
→ 1 大きな○を作文に 褒めて短いコメント
2 書いてみたくなる題材を与える
□原因③ 文を書く経験が不足している
→ 1 いろいろな教科で書かせる 授業で自分の考えを書く
2 日記を継続して書かせる
□原因④ 何を書いていいか分からない
→ 意図的に入力
・上手に書けている子の作文を読み、上手なところを説明する
・上手な作文を印刷してなぞらせる
・上手な作文を試写させる
2 漢字指導で指書きからやらせているつもりだがテストの点が悪い
□原因① 指書きのさせ方に問題がある
→ ・画数を唱えながら指書き
・伸ばす時は伸ばすように
・机の上で指をつけて
・手の大きさくらいに
・手本を見ずに
・声を出しているか
・どのような声の出し方か
・覚えるまでやっているか
□原因② 子どもが何らかの障害をもっているか
→ コーディネーターに相談
3 2年生では「は」「へ」「を」の使い方が分からない子がたくさんいる
□原因① 1年生の時にきちんと指導されていない
→ くっつきの「は」「へ」「を」の全体指導を行う
□指導② 練習不足
→ ミニプリントで繰り返し練習(『グレーゾーンで…』)
間違いを直させる
4 追い読みはできるが自分だけでは教科書の文字は読めない、指で追うことができない
□「追い読み」は軽度発障の子にもできる優れた音読法
指さし
追い読み単位を長くする
子ども同士の追い読み
「リレー読み」教師と子ども相互
1人1文ずつ
登場人物ごと
5 漢字が定着しない
→ 新出漢字の練習に2回
→ テスト練習
→ テスト
→ テスト直し
6 テストを前にすると書けなくなる
→ なぞり書き・写し書き
問題数を減らす
7 音読はできるのに内容を読み取れない
8 平仮名を全部覚えられない
→ フィンガーペインティング
ピース数の少ないパズル
なぞり書き重視
☆「死んだらどうなるの」玄有宗久 筑摩書房 2005年①【再掲載 2012.3】
<出版社の案内>
「あの世」はどういうところか。「魂」は本当にあるのだろうか。宗教的な観点をはじめ、
科学的な見方も踏まえて、死とは何かをまっすぐに語りかけてくる一冊。
◇はじめに
□お釈迦様の出家
「四門出遊」お城の東南西の門の外に
↓ 老人,病人,死者の葬列
北門 沙門(出家者)の堂々たる姿
◇死とは何か
□死3つの証拠
① 心拍停止
② 呼吸停止
③ 瞳孔の拡大
□死はすべてを手放すこと
脳の変化と人生のピーク
◇あの世という所
□様々なあの世
日本人のあの世観
~ 山中,海上,月
□お盆とお月様
かぐや姫からアポロへ
他界としての山
□荒霊 → 和霊 → 祖霊神
海の彼方に送る
□日本的あの世
「あの世」の入り口
□暗在系とお悟り
物理学想定
あの世 「暗在系」デヴィッド・ボーム
素粒子の霧のよう
~純粋エネルギー
悟り
「自己の錯覚からほどけ,自他の区別のなくなった状態」
ほどけた状態 = ほとけ
□形からエネルギーへ
「空」
=「実相」
=「物事の本当の姿」
= 暗在系の全体運動
◎ 世界は絶え間なく流動している
|
◎ 感知できるものが「色」
○「色即是空」般若心経
~「質量もエネルギーである」アインシュタイン
※ 我々には「よすが」としての「色」しか感じられないが,間違いないのはすべて
はエネルギーだということ。
○21g = 死ぬ瞬間に減った体重そのもの(米病院)
∥
※ 我々がこの体という形ある「よすが」を離れ,エネルギーという「実相」に戻る
ことが死なのかもしれない
□本当の姿の不思議
光
~ 波動である粒子である
- よく分からないが存在する
□瞑想と「あの世」「死んだらどうなる?」
空が色で表現できるはずがない
瞑想
「帰命」 きみょう = 南無の翻訳語
◎「暗在系」という「あの世」を感じ取ることが,もしかしたらお悟り?
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「子どもとの関係がうまくいかないと悩む教師が増えている。若い教師の場合は深刻だ。
本著はその解決に向けた提案。巻頭は『大森流勉強が苦手な子への対策法』つづいてQ
&Aで『国語こんな子がいるんだけど』『算数こんな子がいるんだけど』『この子を救
う法』など解説。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「まず視写・聴写をさせてみる。文字数が少ない場合、トレーニング。」
「10分間で200文字の視写」
→ 視写・聴写は効果的な練習法だと思います。
・「授業で自分の考えを書く」「日記を継続して書かせる」
・「指書きのさせ方に問題がある」
→ いろいろな指書きの方法があるものですね。
・「『追い読み』は軽度発障の子にもできる優れた音読法」
練習の仕方が書かれているので、参考になります。
もう一つ、再掲載となりますが、玄侑宗久さんの
「死んだらどうなる」①を載せます。
還暦を過ぎ、「死」が少しずつ迫ってきているように感じます。
「死」「臨死」についての読書も増えています。
結局は、よく分からないことなのですが。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ②
◇Q&A 国語 こんな子いるんだけど
1 作文を書く時、一文か二文で止まってしまう子がいる。
□原因① 作文を書くための基礎的な力が不足している
→ まず視写・聴写をさせてみる。文字数が少ない場合、トレーニング。
教材『医学と教育との連携で生まれたグレーゾーン…』うつしまるくん
「10分間で200文字の視写」
□原因② 作文を書く意欲が低下している
→ 1 大きな○を作文に 褒めて短いコメント
2 書いてみたくなる題材を与える
□原因③ 文を書く経験が不足している
→ 1 いろいろな教科で書かせる 授業で自分の考えを書く
2 日記を継続して書かせる
□原因④ 何を書いていいか分からない
→ 意図的に入力
・上手に書けている子の作文を読み、上手なところを説明する
・上手な作文を印刷してなぞらせる
・上手な作文を試写させる
2 漢字指導で指書きからやらせているつもりだがテストの点が悪い
□原因① 指書きのさせ方に問題がある
→ ・画数を唱えながら指書き
・伸ばす時は伸ばすように
・机の上で指をつけて
・手の大きさくらいに
・手本を見ずに
・声を出しているか
・どのような声の出し方か
・覚えるまでやっているか
□原因② 子どもが何らかの障害をもっているか
→ コーディネーターに相談
3 2年生では「は」「へ」「を」の使い方が分からない子がたくさんいる
□原因① 1年生の時にきちんと指導されていない
→ くっつきの「は」「へ」「を」の全体指導を行う
□指導② 練習不足
→ ミニプリントで繰り返し練習(『グレーゾーンで…』)
間違いを直させる
4 追い読みはできるが自分だけでは教科書の文字は読めない、指で追うことができない
□「追い読み」は軽度発障の子にもできる優れた音読法
指さし
追い読み単位を長くする
子ども同士の追い読み
「リレー読み」教師と子ども相互
1人1文ずつ
登場人物ごと
5 漢字が定着しない
→ 新出漢字の練習に2回
→ テスト練習
→ テスト
→ テスト直し
6 テストを前にすると書けなくなる
→ なぞり書き・写し書き
問題数を減らす
7 音読はできるのに内容を読み取れない
8 平仮名を全部覚えられない
→ フィンガーペインティング
ピース数の少ないパズル
なぞり書き重視
☆「死んだらどうなるの」玄有宗久 筑摩書房 2005年①【再掲載 2012.3】
<出版社の案内>
「あの世」はどういうところか。「魂」は本当にあるのだろうか。宗教的な観点をはじめ、
科学的な見方も踏まえて、死とは何かをまっすぐに語りかけてくる一冊。
◇はじめに
□お釈迦様の出家
「四門出遊」お城の東南西の門の外に
↓ 老人,病人,死者の葬列
北門 沙門(出家者)の堂々たる姿
◇死とは何か
□死3つの証拠
① 心拍停止
② 呼吸停止
③ 瞳孔の拡大
□死はすべてを手放すこと
脳の変化と人生のピーク
◇あの世という所
□様々なあの世
日本人のあの世観
~ 山中,海上,月
□お盆とお月様
かぐや姫からアポロへ
他界としての山
□荒霊 → 和霊 → 祖霊神
海の彼方に送る
□日本的あの世
「あの世」の入り口
□暗在系とお悟り
物理学想定
あの世 「暗在系」デヴィッド・ボーム
素粒子の霧のよう
~純粋エネルギー
悟り
「自己の錯覚からほどけ,自他の区別のなくなった状態」
ほどけた状態 = ほとけ
□形からエネルギーへ
「空」
=「実相」
=「物事の本当の姿」
= 暗在系の全体運動
◎ 世界は絶え間なく流動している
|
◎ 感知できるものが「色」
○「色即是空」般若心経
~「質量もエネルギーである」アインシュタイン
※ 我々には「よすが」としての「色」しか感じられないが,間違いないのはすべて
はエネルギーだということ。
○21g = 死ぬ瞬間に減った体重そのもの(米病院)
∥
※ 我々がこの体という形ある「よすが」を離れ,エネルギーという「実相」に戻る
ことが死なのかもしれない
□本当の姿の不思議
光
~ 波動である粒子である
- よく分からないが存在する
□瞑想と「あの世」「死んだらどうなる?」
空が色で表現できるはずがない
瞑想
「帰命」 きみょう = 南無の翻訳語
◎「暗在系」という「あの世」を感じ取ることが,もしかしたらお悟り?
大村はまさんはこんなことを ⑦-「教師大村はま96歳の仕事」小学館 2003年 (3) /「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ③(最終) [読書記録 教育]
今回は、2つ紹介します。
1つ目は、7月 1日に続いて、大村はまさんの
「大村はまさんはこんなことを」の紹介 7回目です。
「教師大村はま96歳の仕事」の要約3回目です。
出版社の案内には、
「プロとして『教えること』を厳しく追求し、膨大なエネルギーをもって展開してみせた、
生涯現役教師・大村はま96歳の1年間の発言と軌跡を集成。」
「国語の教師生活52年。徹底して子どもを見すえた大村の実践は、自主的な学びが称揚
される時代にあって、教えることの真髄として、今再び広く注目を浴びている。96歳
の1年間の講演と仕事をまとめる。講演CD付き。」
とあります。
2つ目は、7月11日に続いて、伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」3回目の紹介 最終です。
伊藤友宣さんは、不登校にまっすぐに向き合われた方。
不登校で苦しんでいる子どもへの対応の仕方について多くのことを教えてくれます。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「明るく深く悩む -勝つでもなく負けるでもなく一緒になんとかやっていくしかない」
・「たがが緩んでしまっている人権意識 人間の息吹の感じられない事態が多すぎる」
- 子どもの問題行動の遠因の1つでしょうか。
・「存在そのものに信を置く」
- 裏切られても信じる覚悟が必要なときがあるように思います。
・「個が活きてこそ全体が輝く」
- 逆ではないのですね。
・「人に育み育てられて今日がある」
- 年齢を重ねるごとにその思いを強くもつようになりました。
うまく要約できないのですが、伊藤友宣さんの本をお薦めします。
子どもたちへの向き合い方のヒントを教えてもらうことができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆大村はまさんはこんなことを ⑦-「教師大村はま96歳の仕事」小学館 2003年 (3)
◇心に持っていたお話
□花の力
私は教室にいろいろなものを持っていきましたが、花もその中の一つです。
春になりますと、桜草が盛りになります。私は桜草を必ず教室に持っていきました。
そして、それを長くもたせるのが私の得意技の一つでした。
コツはちょうどよい時に花を切り落とすことだったのです。
ちょうどよい時期に、花が生を終わりたいその時期に切るんです。
そうしますと、また元気になって長くもつわけです。
ですから、私は春になると桜草を置いて、毎日のように鋏で少し傷んできた花を切り落
としていました。
その朝も私はそういうふうにして、傷んだ花を落として英気を取り戻すことができるよ
うに花を仕立てていました。
そうしましたら、中学生がそばに来て
「先生、そんなことしたら花がかわいそうじゃないの。まだきれいよ、こっちから見ても」
そう言いました。
私は
「そうね。だけどこれくらいの時期にこの花を切らないと、長く花はもたないの」
と言って花を続けて切っていました。
そして続けて
「そうね。私なんかも神様が、この花、ここらで切ろうかなって鋏を持って待ってるかも
しれないね」
って言うと、その子は
「やあだ」
と、どこかへ行ってしまいました。
また、私はちょんちょんと花を切っていました。
今度は男の子が
「先生、今何考えてるか当ててみようか」
って言うんです。
だから、
「どうぞ、当ててごらんなさい。当たらないから」
って言いました。
男の子はしばらくそこに黙って立っていましたけれども、やがて
「いいや、かわいそうだから」
と言って走っていってしまいました。
私はさっきの女の子が何か話したなということに気がつきました。
先生は歳をとったこと、やがてどこかへ行く日が来ること、そんなことを考えて
「先生はかわいそうなようだ」
って話したんでしょう。
それで、その話がその男の子に伝わっています。
そういうものであって、子どもは何か肝心なときには黙っているっていうことができな
いものです。
その女の子が男の子にどんなふうに話したんでしょうね。
それを「ふうん」と男の子が聞いて、やや感ずるところがあったんでしょう。
こういうふうに、何かがある話だったら、生きたお話だったら、必ず子どもから子ども
に伝わるものなのです。
お話を聞く子はいいけれど、聞かない子もたくさんいるんじゃないか、不公平じゃない
のかとお考えになる方がいるかもしれませんが、そういう心配をしなくてもいいのです。
話というものは、もう少し命のあるものです。すぐ伝わらなくても、
「よく聞いていなさい」
と言わなくても、そのお話に命があれば、ちゃんと一人で子どもの心を訪ねていくものな
のです。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ③(最終)
◇二面相克が自我を確立させる
「正しさ」を強制された世代
自由主義 民主主義 ← 自律的人格
生きる気力のわかない子どもたち
「世の中は薄汚い 自分だっていい加減なものさ」
「生命」を陵辱してやりたい
「二面相克が自我を確立させる」
色は変われど質は変わらず
幼い子には「清く正しく強くあれ」
「悩むチカラ」はむしろ邪魔?
二面相克がより次元の高い統合を生む
・ヘーゲルの正と反と合
・フロイトの我と超自我と自我
・現代社会における自由と平等の民主主義
明るく深く悩む
勝つでもなく負けるでもなく一緒になんとかやっていくしかない
内面の闘いの律動を味わう
トリビアのものへと逃避の傾向
私学へ脱け出るのも不登校がなすのも現状の教育が人間の基本の欲求にふれるもの
でないから。トリビアなものへと人が皆逃げている。
◇発育不全の世界中のがたつき
「経済資本」と「文化資本」
自由経済社会のあからさまな二層化
たがが緩んでしまっている人権意識
人間の息吹の感じられない事態が多すぎる
想像力の乏しすぎる世の中
三つの層の明確化
自己を拘束してやまぬ若者の群れ
身内か余所人か
文化資本を豊かに蓄える自由
人間なんて皆身内で同時に余所人なのである
存在そのものに信を置く
◇本音も建て前も必然である
「悩むチカラ」の肝所
親の懸命さが子を萎えさせる
自身の判断力で事を決する
理屈の正しさより生命のかがやきを
◇人類のホメオステーシス
悩むことが生きている証
人類の迷妄さの底深さ
右脳を開き損ねての半世紀
食べ物の好き嫌いは人間の好き嫌いにつながる
ホメオステーシスに委ねる
個が活きてこそ全体が輝く
個と全体を行きつ戻りつ
人に育み育てられて今日がある
1つ目は、7月 1日に続いて、大村はまさんの
「大村はまさんはこんなことを」の紹介 7回目です。
「教師大村はま96歳の仕事」の要約3回目です。
出版社の案内には、
「プロとして『教えること』を厳しく追求し、膨大なエネルギーをもって展開してみせた、
生涯現役教師・大村はま96歳の1年間の発言と軌跡を集成。」
「国語の教師生活52年。徹底して子どもを見すえた大村の実践は、自主的な学びが称揚
される時代にあって、教えることの真髄として、今再び広く注目を浴びている。96歳
の1年間の講演と仕事をまとめる。講演CD付き。」
とあります。
2つ目は、7月11日に続いて、伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」3回目の紹介 最終です。
伊藤友宣さんは、不登校にまっすぐに向き合われた方。
不登校で苦しんでいる子どもへの対応の仕方について多くのことを教えてくれます。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「明るく深く悩む -勝つでもなく負けるでもなく一緒になんとかやっていくしかない」
・「たがが緩んでしまっている人権意識 人間の息吹の感じられない事態が多すぎる」
- 子どもの問題行動の遠因の1つでしょうか。
・「存在そのものに信を置く」
- 裏切られても信じる覚悟が必要なときがあるように思います。
・「個が活きてこそ全体が輝く」
- 逆ではないのですね。
・「人に育み育てられて今日がある」
- 年齢を重ねるごとにその思いを強くもつようになりました。
うまく要約できないのですが、伊藤友宣さんの本をお薦めします。
子どもたちへの向き合い方のヒントを教えてもらうことができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆大村はまさんはこんなことを ⑦-「教師大村はま96歳の仕事」小学館 2003年 (3)
◇心に持っていたお話
□花の力
私は教室にいろいろなものを持っていきましたが、花もその中の一つです。
春になりますと、桜草が盛りになります。私は桜草を必ず教室に持っていきました。
そして、それを長くもたせるのが私の得意技の一つでした。
コツはちょうどよい時に花を切り落とすことだったのです。
ちょうどよい時期に、花が生を終わりたいその時期に切るんです。
そうしますと、また元気になって長くもつわけです。
ですから、私は春になると桜草を置いて、毎日のように鋏で少し傷んできた花を切り落
としていました。
その朝も私はそういうふうにして、傷んだ花を落として英気を取り戻すことができるよ
うに花を仕立てていました。
そうしましたら、中学生がそばに来て
「先生、そんなことしたら花がかわいそうじゃないの。まだきれいよ、こっちから見ても」
そう言いました。
私は
「そうね。だけどこれくらいの時期にこの花を切らないと、長く花はもたないの」
と言って花を続けて切っていました。
そして続けて
「そうね。私なんかも神様が、この花、ここらで切ろうかなって鋏を持って待ってるかも
しれないね」
って言うと、その子は
「やあだ」
と、どこかへ行ってしまいました。
また、私はちょんちょんと花を切っていました。
今度は男の子が
「先生、今何考えてるか当ててみようか」
って言うんです。
だから、
「どうぞ、当ててごらんなさい。当たらないから」
って言いました。
男の子はしばらくそこに黙って立っていましたけれども、やがて
「いいや、かわいそうだから」
と言って走っていってしまいました。
私はさっきの女の子が何か話したなということに気がつきました。
先生は歳をとったこと、やがてどこかへ行く日が来ること、そんなことを考えて
「先生はかわいそうなようだ」
って話したんでしょう。
それで、その話がその男の子に伝わっています。
そういうものであって、子どもは何か肝心なときには黙っているっていうことができな
いものです。
その女の子が男の子にどんなふうに話したんでしょうね。
それを「ふうん」と男の子が聞いて、やや感ずるところがあったんでしょう。
こういうふうに、何かがある話だったら、生きたお話だったら、必ず子どもから子ども
に伝わるものなのです。
お話を聞く子はいいけれど、聞かない子もたくさんいるんじゃないか、不公平じゃない
のかとお考えになる方がいるかもしれませんが、そういう心配をしなくてもいいのです。
話というものは、もう少し命のあるものです。すぐ伝わらなくても、
「よく聞いていなさい」
と言わなくても、そのお話に命があれば、ちゃんと一人で子どもの心を訪ねていくものな
のです。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ③(最終)
◇二面相克が自我を確立させる
「正しさ」を強制された世代
自由主義 民主主義 ← 自律的人格
生きる気力のわかない子どもたち
「世の中は薄汚い 自分だっていい加減なものさ」
「生命」を陵辱してやりたい
「二面相克が自我を確立させる」
色は変われど質は変わらず
幼い子には「清く正しく強くあれ」
「悩むチカラ」はむしろ邪魔?
二面相克がより次元の高い統合を生む
・ヘーゲルの正と反と合
・フロイトの我と超自我と自我
・現代社会における自由と平等の民主主義
明るく深く悩む
勝つでもなく負けるでもなく一緒になんとかやっていくしかない
内面の闘いの律動を味わう
トリビアのものへと逃避の傾向
私学へ脱け出るのも不登校がなすのも現状の教育が人間の基本の欲求にふれるもの
でないから。トリビアなものへと人が皆逃げている。
◇発育不全の世界中のがたつき
「経済資本」と「文化資本」
自由経済社会のあからさまな二層化
たがが緩んでしまっている人権意識
人間の息吹の感じられない事態が多すぎる
想像力の乏しすぎる世の中
三つの層の明確化
自己を拘束してやまぬ若者の群れ
身内か余所人か
文化資本を豊かに蓄える自由
人間なんて皆身内で同時に余所人なのである
存在そのものに信を置く
◇本音も建て前も必然である
「悩むチカラ」の肝所
親の懸命さが子を萎えさせる
自身の判断力で事を決する
理屈の正しさより生命のかがやきを
◇人類のホメオステーシス
悩むことが生きている証
人類の迷妄さの底深さ
右脳を開き損ねての半世紀
食べ物の好き嫌いは人間の好き嫌いにつながる
ホメオステーシスに委ねる
個が活きてこそ全体が輝く
個と全体を行きつ戻りつ
人に育み育てられて今日がある
「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ⑤ /「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④最終【再掲載 2011.12】 [読書記録 一般]
今回は、7月12日に続いて、草柳大蔵さんの
「続午前8時のメッセージ」5回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
中村諭先生、大好きな先生です。
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの
「子どもより親が怖い」④を載せます。
問題点を指摘するだけでなく、解決策を示してくれる諸富さんにわたしは支えられています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ⑤
◇挨拶は心の定期預金
熊本の「慈愛園子供ホーム」の園長さんで、潮谷愛一さんという方のお話をしたいと思
います。
妻の潮谷義子さんは、熊本県知事でいらっしやいますが、この方と名刺を交換したとき
に、私はあっ、と驚きました。
職業柄、1年間に1万人くらいの方から名刺を頂きますが、潮谷さんの名刺には、名前
の横に点字が打ってあったんですね。
そのご主人の潮谷愛一さんは、こんな話をしています。
学生のころ、お父さんの本棚からデミアンという神父さんの話を書いた本を引き出して
読みました。
デミアンという人は、イギリスからハワイのモロカイ島に、宣教師として派遣された牧
師さんなんですね。
モロカイ島は、ハンセン病のための施設があり、隔離された患者さんが集団で暮らす島
です。
デミアンさんはそこへ行って、ハンセン病の患者さんたちに、神様の話、信仰への道、
人を愛すること、世の中を美しく生きることなど、いろいろなお話をされるんです。
ですが、全く受け入れてもらえないんですね。
ところがある夜、焚き火を囲んで、みんなで話をしていた。
すると、パチパチッと薪がはねて、火の粉がデミアンさんの手に掛かるんです。
しかし、熱くも何とも感じないんですね。
要するに、デミアンさんもすでに感染していて神経が麻痺し、熱さを感じなかった
んです。
デミアンさんは、そのときからハンセン病の患者さんたちに対する説き方を変えました。
「あなた方は…」という言い方から、「私たちは…」という言い方にしたんですね。
それによって一気に、患者さんたちの間にとけ込めるようになったんです。
「あなた方は…」から「私たちは…」への変化。
実に簡単なことなのですが、人間の心と心が重なるとは、まさにこういうことですよね。
中村諭先生という方がいらっしやいます。
この先生は教員生活31年のうちの23年間を、崩壊寸前の学校ばかりに教諭、教頭、
学校長として派遣されました。
中村先生は、「組織や集団の秩序を回復したいと思ったら、一番最初にすることは挨拶
じゃないか。
当たり前のことだ」といって、学校で生徒の顔を見るたびに、
「おはようございます」
「こんにちは」
「さようなら」
「元気?」
などと言い続けるんですね。
最初は、生徒の方が変な顔をして、そっぼを向いて足早に去っていきます。
そのときに
「こら、待て。おまえは何で挨拶をしないんだ?」
と言ってはいけないというんですね。
そうではなく、それでもニコニコして
「おはようございます」
と言い続ける。
「挨拶は心の定期預金だ」と言うんですね。
「必ず相手の心に積み重なっていく。相手は気持ちの負担を感じて、小さい声で『おはよ
うございます』と応えるようになる」というんです。
次の話も続けます。
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④最終【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
逆ギレ、わがまま、陰口、いじめ・・・・・・子どものような親の言動が、いま、学校現場を混
乱させている。多くの教師は「親が悪いから子が荒れる」と考えるが、一方の親は「教師
が子どもをダメにする」という。すれ違う「親」と「教師」の心の壁を取り除くことはで
きるのか。岐路に立つ学校教育に、カウンセラーからの提言。
◇親と教師で行う学校改革13の提言
[提言1]親こそ教育の主体である。学校はあくまでサポート役と心得よう。
・ 学校任せから脱却しよう
生きる力 = サバイバル力
・ 新しい体制への「産みの苦しみ」
学校選択制 → 教育の二極化
・ 学校を休ませて旅行に行くのは是か非か
[提言2]親と教師,必要なのは信頼できる関係づくり
・ 教師は親の話を聞くこと
聞く聞く
・ 教師にお願いをする手紙の書き方
『担任への不満穏便解決マニュアル』学陽書房
[提言3]チャータースクールが学校を変える
・ 市民全体で運営する公立学校
単線型 → 複線型
[提言4]開かれた学校づくりには,外部からはいる人間と教師の双方に相手の視点に立
つ姿勢が必要
・ PTAが鍵を握る
・ 父親が子どものためにやれること
・ スクールカウンセラーとしての体験
・ 学校を知らない民間人登用の問題
[提言5]教師は保護者との関係づくりに積極的に打って出よう
・ 自分を語り合って親しくなる
[提言6]教師は教科のプロである以前に人間のプロであろう
・ カウンセリングの技法を身に付けよう
「授業」+「人間関係」
・「親を変えよう」とは思わないこと
[提言7]教師受難の時代。自らを支える場所を確保しよう。
・ 悩める教師が学校を救う
「弱音を吐ける職員室づくり」
ホッとできる職員室を!
[提言8]学校に「心のゆとり」を取り戻そう
・ 笑いが消えた職員室
・ 水曜日の午後を休みにした公立中学校
千葉市立小中台中学校 - 「水後タイム」
[提言9]「不適格教員制度」「人事考課」が日本の学校をダメにする
・ 人権無視の横行の恐れがある
適正なシステムの整備を!
・ 職員室から逃走する教師たち
東京都のシステムに問題あり
[提言10]読み・書き・計算の反復学習は基礎学力の定着のみならず,落ち着きある心
を育てるにも有効である
・ 学習量の3割減は行きすぎ
[提言11]進路教育で子どもの人生への意欲・動機づけを高めることが学力向上の最短
コース
・ 生きる力と基礎学力は表裏一体
・ 将来設計の実現に向けた「ドリカムプラン」
・ ゲストティーチャー
[提言12]学校に「こころの教育」の専門家を置き,人生の基本的な構造を身に付けさ
せよう
・ クラス担任だけでは荷が重い
[提言13]「自分を大切にする心」「他者を大切にする心」「集団・社会に貢献する心」
「人間を超えた地点から自分を見つめる心」の4つの心を育てよう
・ 自分のミッションを実感できる人間に
① 自分を大切にする心
② 他者を大切にする心
③ 集団や社会に貢献する心
④ 人間を超えた地点から自分を見つめる心
【理想の人間像】
「自分を大切にし,なりたい自分を自己決定でき,それを目指すプロセスの中で,他者
や社会に貢献する喜びを実感できる人間」
◇諸富祥彦さん(執筆当時)
千葉大学教育学部助教授
1963年福岡生 筑波大卒 同大学院博士課程修了
「教師を支える会」代表
「続午前8時のメッセージ」5回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
中村諭先生、大好きな先生です。
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの
「子どもより親が怖い」④を載せます。
問題点を指摘するだけでなく、解決策を示してくれる諸富さんにわたしは支えられています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ⑤
◇挨拶は心の定期預金
熊本の「慈愛園子供ホーム」の園長さんで、潮谷愛一さんという方のお話をしたいと思
います。
妻の潮谷義子さんは、熊本県知事でいらっしやいますが、この方と名刺を交換したとき
に、私はあっ、と驚きました。
職業柄、1年間に1万人くらいの方から名刺を頂きますが、潮谷さんの名刺には、名前
の横に点字が打ってあったんですね。
そのご主人の潮谷愛一さんは、こんな話をしています。
学生のころ、お父さんの本棚からデミアンという神父さんの話を書いた本を引き出して
読みました。
デミアンという人は、イギリスからハワイのモロカイ島に、宣教師として派遣された牧
師さんなんですね。
モロカイ島は、ハンセン病のための施設があり、隔離された患者さんが集団で暮らす島
です。
デミアンさんはそこへ行って、ハンセン病の患者さんたちに、神様の話、信仰への道、
人を愛すること、世の中を美しく生きることなど、いろいろなお話をされるんです。
ですが、全く受け入れてもらえないんですね。
ところがある夜、焚き火を囲んで、みんなで話をしていた。
すると、パチパチッと薪がはねて、火の粉がデミアンさんの手に掛かるんです。
しかし、熱くも何とも感じないんですね。
要するに、デミアンさんもすでに感染していて神経が麻痺し、熱さを感じなかった
んです。
デミアンさんは、そのときからハンセン病の患者さんたちに対する説き方を変えました。
「あなた方は…」という言い方から、「私たちは…」という言い方にしたんですね。
それによって一気に、患者さんたちの間にとけ込めるようになったんです。
「あなた方は…」から「私たちは…」への変化。
実に簡単なことなのですが、人間の心と心が重なるとは、まさにこういうことですよね。
中村諭先生という方がいらっしやいます。
この先生は教員生活31年のうちの23年間を、崩壊寸前の学校ばかりに教諭、教頭、
学校長として派遣されました。
中村先生は、「組織や集団の秩序を回復したいと思ったら、一番最初にすることは挨拶
じゃないか。
当たり前のことだ」といって、学校で生徒の顔を見るたびに、
「おはようございます」
「こんにちは」
「さようなら」
「元気?」
などと言い続けるんですね。
最初は、生徒の方が変な顔をして、そっぼを向いて足早に去っていきます。
そのときに
「こら、待て。おまえは何で挨拶をしないんだ?」
と言ってはいけないというんですね。
そうではなく、それでもニコニコして
「おはようございます」
と言い続ける。
「挨拶は心の定期預金だ」と言うんですね。
「必ず相手の心に積み重なっていく。相手は気持ちの負担を感じて、小さい声で『おはよ
うございます』と応えるようになる」というんです。
次の話も続けます。
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④最終【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
逆ギレ、わがまま、陰口、いじめ・・・・・・子どものような親の言動が、いま、学校現場を混
乱させている。多くの教師は「親が悪いから子が荒れる」と考えるが、一方の親は「教師
が子どもをダメにする」という。すれ違う「親」と「教師」の心の壁を取り除くことはで
きるのか。岐路に立つ学校教育に、カウンセラーからの提言。
◇親と教師で行う学校改革13の提言
[提言1]親こそ教育の主体である。学校はあくまでサポート役と心得よう。
・ 学校任せから脱却しよう
生きる力 = サバイバル力
・ 新しい体制への「産みの苦しみ」
学校選択制 → 教育の二極化
・ 学校を休ませて旅行に行くのは是か非か
[提言2]親と教師,必要なのは信頼できる関係づくり
・ 教師は親の話を聞くこと
聞く聞く
・ 教師にお願いをする手紙の書き方
『担任への不満穏便解決マニュアル』学陽書房
[提言3]チャータースクールが学校を変える
・ 市民全体で運営する公立学校
単線型 → 複線型
[提言4]開かれた学校づくりには,外部からはいる人間と教師の双方に相手の視点に立
つ姿勢が必要
・ PTAが鍵を握る
・ 父親が子どものためにやれること
・ スクールカウンセラーとしての体験
・ 学校を知らない民間人登用の問題
[提言5]教師は保護者との関係づくりに積極的に打って出よう
・ 自分を語り合って親しくなる
[提言6]教師は教科のプロである以前に人間のプロであろう
・ カウンセリングの技法を身に付けよう
「授業」+「人間関係」
・「親を変えよう」とは思わないこと
[提言7]教師受難の時代。自らを支える場所を確保しよう。
・ 悩める教師が学校を救う
「弱音を吐ける職員室づくり」
ホッとできる職員室を!
[提言8]学校に「心のゆとり」を取り戻そう
・ 笑いが消えた職員室
・ 水曜日の午後を休みにした公立中学校
千葉市立小中台中学校 - 「水後タイム」
[提言9]「不適格教員制度」「人事考課」が日本の学校をダメにする
・ 人権無視の横行の恐れがある
適正なシステムの整備を!
・ 職員室から逃走する教師たち
東京都のシステムに問題あり
[提言10]読み・書き・計算の反復学習は基礎学力の定着のみならず,落ち着きある心
を育てるにも有効である
・ 学習量の3割減は行きすぎ
[提言11]進路教育で子どもの人生への意欲・動機づけを高めることが学力向上の最短
コース
・ 生きる力と基礎学力は表裏一体
・ 将来設計の実現に向けた「ドリカムプラン」
・ ゲストティーチャー
[提言12]学校に「こころの教育」の専門家を置き,人生の基本的な構造を身に付けさ
せよう
・ クラス担任だけでは荷が重い
[提言13]「自分を大切にする心」「他者を大切にする心」「集団・社会に貢献する心」
「人間を超えた地点から自分を見つめる心」の4つの心を育てよう
・ 自分のミッションを実感できる人間に
① 自分を大切にする心
② 他者を大切にする心
③ 集団や社会に貢献する心
④ 人間を超えた地点から自分を見つめる心
【理想の人間像】
「自分を大切にし,なりたい自分を自己決定でき,それを目指すプロセスの中で,他者
や社会に貢献する喜びを実感できる人間」
◇諸富祥彦さん(執筆当時)
千葉大学教育学部助教授
1963年福岡生 筑波大卒 同大学院博士課程修了
「教師を支える会」代表
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ① /「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP ② 2003年 【再掲載 2013.6】 [読書記録 教育]
今回は、松野孝雄さんの
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「子どもとの関係がうまくいかないと悩む教師が増えている。若い教師の場合は深刻だ。
本著はその解決に向けた提案。巻頭は『大森流勉強が苦手な子への対策法』つづいてQ
&Aで『国語こんな子がいるんだけど』『算数こんな子がいるんだけど』『この子を救
う法』など解説。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「年配になるとリセットがきかぬ。若い者はリセットがきく」
・「授業の終わりに『分かったこと・分からなかったこと』を書く」
- 学習の振り返りは大切ですね。
・「勉強が苦手なことはどんな子か」
- 決めつけは避けなければなりませんが。
もう一つ、再掲載となりますが、齋藤孝さん、山折哲雄さんの
「哀しみを語りつぐ日本人」②を載せます。
-「悲しみは辛いけれども透明感のある感情」
哀しみの心も必要だと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ①
◇まえがき
□年配教師の悩み
「子どもとの対応力」の不足
「保護者との対応力」の不足
「同僚との対応力」の不足
「地域との対応力」の不足
□今の保護者は記録を取っている場合が多い - 詳細に
~ 年配になるとリセットがきかぬ ※ 若い者はリセットがきく
◇大森流勉強が苦手な子への対策法
1 自分ができないからこそできるようにしてやりたい
◎ 授業終了5分程度授業が分かったかどうか子どもに書いてもらう
授業の終わりに「分かったこと・分からなかったこと」を書く
→ 学習作文に
2 勉強が苦手なことはどんな子か
(1)環境の問題
① 経済的な問題がある
② 経済的問題はないが人間関係で問題を抱えている場合
③ 家庭内で虐待が疑われる場合
(2)「怠惰」など育てられ型に問題がある場合(最近増加)
(3)発達障害がある場合
3 発達障害のことの日々
「教師は子どもに期待や願いを掛け続けることができなければならない」
4 勉強が苦手な子にどうするか
◎ 四教科以外の教科、教科外活動で際だつ児を探して褒める
① できる子どもがすることになっていたことを、できないと思われていた子どもに
させる
② できると思われていた子どもでも、できないと思われていた子どもと、さして変
わりがないという事態を実現する。
③ できる子どもも、できないと思われている子どももできる事態を実現する。
(向山型算数)
☆「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP ② 2003年 【再掲載 2013.6】
<出版社の紹介>
日本的感情とでも呼ぶべきものがいまどのように衰退しているか、そしてそれを取り戻す
ためにはどうすればいいのかについて考えた対論。日本に伝統的に強かったとされる感情
のなかでも、とくに哀しみに焦点を当てている。
◇日本人の感情のふるさと
1 感情のふるさとは「季節感」にあり
□「堪え忍ぶ梅雨」が感情に旨味を与えてきた
梅雨という季節のリアリティが希薄化している
|
梅雨はアジア・モンスーン地帯の日本人の宿命
「腐敗」と「発酵」の季節
↓
「ストレートに感情を表出するのははしたない浅薄だ。むしろ洗練された真の感情という
ものは、一度自分自身の心の中で腐敗→発酵というプロセスをたどり、そこから初めて
生み出されるものだ」
◎ 人間の感情も一度腐敗させることで、そこから新しく美しい「旨味のある」感情が
引き出されてくる
□「長雨」は日本女性の恋心のルーツ
早乙女
~ 男性と交わってはならない期間
→ 長雨の中で恋に悩み耐え抜くイメージ
□演歌の女性はなぜ北を目指す?
□高村光太郎の文学と雪
高村光太郎 戦争詩
→ 戦後自ら戦争責任を痛感し、岩手県花巻市大田の小屋で謹慎、自炊生活を七年間
□北方への巡礼から生まれた「おくのほそ道」
□寺山修司と日本語の「発酵」
寺山修司のバックグラウンド
~ 北方の生活感覚が文学表現の「発酵」減少を促進させる微生物のような働き
□文学に表現される雪の浄化作用
悲しみは辛いけれども透明感のある感情
□季節感の喪失が詩の「イメージ」を希薄化させている
季節感覚が急速にモノクロ化している
□「歳時記」は日本人のバイブル
2 感情のふるさとは「精神世界」にあり
□霊魂の感覚も失われつつある
「ハリー・ポッター」的ファンタジーの軽やかさ
□物の怪
- もうひとつの「源氏物語」の世界
近代西洋的考え方
~ 現実世界と霊的世界の二元構造
↑↓
伝統的日本
~ 現実世界と霊的世界が交錯
∥
◎ 物の怪の棲む世界ともののあはれの世界の一体化
□「この世」と「あの世」が交錯する能舞台
能のおもしろさは霊魂感覚にあり
= 中世的世界
能に退屈する人しない人
◎能 ~ 神道と仏教が一体
□盆踊りは死者と一体化する供養の儀式
新野の盆踊り(長野県阿南町)
踊りはトランス状態の入り口
□カーニバル化する京都祇園祭
◎ 日本の祭りがカーニバル化され「神や霊との対話」という要素が失われていった
正客 = 神
それに出会うと心洗われるという存在があるか?
ヨーロッパ人は神を「信じ」、日本人は神を「感じる」
◎ 気配を重視する日本人の感受性
「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「子どもとの関係がうまくいかないと悩む教師が増えている。若い教師の場合は深刻だ。
本著はその解決に向けた提案。巻頭は『大森流勉強が苦手な子への対策法』つづいてQ
&Aで『国語こんな子がいるんだけど』『算数こんな子がいるんだけど』『この子を救
う法』など解説。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「年配になるとリセットがきかぬ。若い者はリセットがきく」
・「授業の終わりに『分かったこと・分からなかったこと』を書く」
- 学習の振り返りは大切ですね。
・「勉強が苦手なことはどんな子か」
- 決めつけは避けなければなりませんが。
もう一つ、再掲載となりますが、齋藤孝さん、山折哲雄さんの
「哀しみを語りつぐ日本人」②を載せます。
-「悲しみは辛いけれども透明感のある感情」
哀しみの心も必要だと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「若い教師を励ます本5 勉強が苦手な子どもに悩むとき」松野孝雄 明治図書 2006年 ①
◇まえがき
□年配教師の悩み
「子どもとの対応力」の不足
「保護者との対応力」の不足
「同僚との対応力」の不足
「地域との対応力」の不足
□今の保護者は記録を取っている場合が多い - 詳細に
~ 年配になるとリセットがきかぬ ※ 若い者はリセットがきく
◇大森流勉強が苦手な子への対策法
1 自分ができないからこそできるようにしてやりたい
◎ 授業終了5分程度授業が分かったかどうか子どもに書いてもらう
授業の終わりに「分かったこと・分からなかったこと」を書く
→ 学習作文に
2 勉強が苦手なことはどんな子か
(1)環境の問題
① 経済的な問題がある
② 経済的問題はないが人間関係で問題を抱えている場合
③ 家庭内で虐待が疑われる場合
(2)「怠惰」など育てられ型に問題がある場合(最近増加)
(3)発達障害がある場合
3 発達障害のことの日々
「教師は子どもに期待や願いを掛け続けることができなければならない」
4 勉強が苦手な子にどうするか
◎ 四教科以外の教科、教科外活動で際だつ児を探して褒める
① できる子どもがすることになっていたことを、できないと思われていた子どもに
させる
② できると思われていた子どもでも、できないと思われていた子どもと、さして変
わりがないという事態を実現する。
③ できる子どもも、できないと思われている子どももできる事態を実現する。
(向山型算数)
☆「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP ② 2003年 【再掲載 2013.6】
<出版社の紹介>
日本的感情とでも呼ぶべきものがいまどのように衰退しているか、そしてそれを取り戻す
ためにはどうすればいいのかについて考えた対論。日本に伝統的に強かったとされる感情
のなかでも、とくに哀しみに焦点を当てている。
◇日本人の感情のふるさと
1 感情のふるさとは「季節感」にあり
□「堪え忍ぶ梅雨」が感情に旨味を与えてきた
梅雨という季節のリアリティが希薄化している
|
梅雨はアジア・モンスーン地帯の日本人の宿命
「腐敗」と「発酵」の季節
↓
「ストレートに感情を表出するのははしたない浅薄だ。むしろ洗練された真の感情という
ものは、一度自分自身の心の中で腐敗→発酵というプロセスをたどり、そこから初めて
生み出されるものだ」
◎ 人間の感情も一度腐敗させることで、そこから新しく美しい「旨味のある」感情が
引き出されてくる
□「長雨」は日本女性の恋心のルーツ
早乙女
~ 男性と交わってはならない期間
→ 長雨の中で恋に悩み耐え抜くイメージ
□演歌の女性はなぜ北を目指す?
□高村光太郎の文学と雪
高村光太郎 戦争詩
→ 戦後自ら戦争責任を痛感し、岩手県花巻市大田の小屋で謹慎、自炊生活を七年間
□北方への巡礼から生まれた「おくのほそ道」
□寺山修司と日本語の「発酵」
寺山修司のバックグラウンド
~ 北方の生活感覚が文学表現の「発酵」減少を促進させる微生物のような働き
□文学に表現される雪の浄化作用
悲しみは辛いけれども透明感のある感情
□季節感の喪失が詩の「イメージ」を希薄化させている
季節感覚が急速にモノクロ化している
□「歳時記」は日本人のバイブル
2 感情のふるさとは「精神世界」にあり
□霊魂の感覚も失われつつある
「ハリー・ポッター」的ファンタジーの軽やかさ
□物の怪
- もうひとつの「源氏物語」の世界
近代西洋的考え方
~ 現実世界と霊的世界の二元構造
↑↓
伝統的日本
~ 現実世界と霊的世界が交錯
∥
◎ 物の怪の棲む世界ともののあはれの世界の一体化
□「この世」と「あの世」が交錯する能舞台
能のおもしろさは霊魂感覚にあり
= 中世的世界
能に退屈する人しない人
◎能 ~ 神道と仏教が一体
□盆踊りは死者と一体化する供養の儀式
新野の盆踊り(長野県阿南町)
踊りはトランス状態の入り口
□カーニバル化する京都祇園祭
◎ 日本の祭りがカーニバル化され「神や霊との対話」という要素が失われていった
正客 = 神
それに出会うと心洗われるという存在があるか?
ヨーロッパ人は神を「信じ」、日本人は神を「感じる」
◎ 気配を重視する日本人の感受性
「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ② [読書記録 教育]
今回は、7月10日に続き古銭良一郎さん、蔵元幸二さん、半田博さん、岸尾祐二さんの
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介 2回目です。
夏休み前におすすめの本ですが、絶版となっているようです。
図書館の閉架にでもあるとよいのですが。
わたしの大好きな分野なので、だらだらと長くなってしまったことを御承知願います。
時間が許せば、おつきあいください。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回は、
中学年の題材例49、高学年のテーマ例67を紹介しました。
時代を感じさせるテーマも多く、現代ならどんなテーマが面白く研究できるだろうか、
と想像を楽しみました。
夏休み前のこの時期、
書店には様々なな出版社から「自由研究」についての本が出されています。
内容は大変面白いのですが、
紹介されているのをそのままなぞったようなものが提出されることが増えました。
学習の進め方を学ぶには有効だと思います。
学んでいて楽しく感じるのは「自問自答。」
自問自答の楽しさを味わうためにも、本書のようなものを参照し、
自分なりのテーマをもって、調べていってほしいと願っています。
今回紹介分より気になったテーマは…
・「私の町のお祭り」
- それぞれが違いますし、身近で調べやすいと思います。
インタビューもやりやすいのではないでしょうか。
ただ、コロナ感染症のため中止になっているところが多いのが気がかりです。
・「私たちの学区にはどれだけの歩道があるか」
- それをもとに地域の安全について考える、考えさせる機会になると思います。
子どもの提案には耳を傾ける人も多いものです。
・「八百屋さんの野菜はどこから来るの」
- 市場、産地と家族で写真を撮りながら、資料を集めながら…
コロナで自粛の現在、難しそうですね。
・「私たちの学校の今と昔」
- 身近で、友達も楽しめそうです。
知っている子は、自校の効果の研究をしました。
・「屋号はどのようにつけられたか」
- うちの屋号は「権四郎」。
「権四郎さんの子か?」と子どもの頃、よく聞いたものですが、
このごろまったく聞かなくなりました。
今のうちに記録することが大切だと思います。
・「畑で拾った土器調べ」
- うちの畑に雨上がりの後行くと、
土師器、須恵器の土器片や土錘片などが浮き上がったように見つけられます。
明応の地震で大津波に遭った跡だと言われています。
長男は、畑の土器をもとに自由研究を進めて……社会科好きになりました?
いけません、どんどん長くだらだらとなってしまいます。
昨日の午後、畑仕事をしたかったのですが、
午後から急に空が暗くなり、雷を伴う雨が降ってきました。
梅雨明け間際の雨には気をつけなければなりませんね。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ②
◇研究計画の実際例(2)
◎中学年
① 消えていく炭焼きの仕事
② 私の町のお祭り
ⅰ 普段と違う町の様子
ⅱ 催し物の種類
ⅲ 町内の人たちの服装
③ 地域に残る戦争の傷あと
④ マイ・タウン・マップ
ⅰ 絵地図の作成
ⅱ 町の特徴
⑤ 麻生川はどこから流れてくるか
ⅰ 麻生川はどこから流れてくるか
ⅱ 麻生川の上流のきれいさ
⑥ 私たちの学区にはどれだけの歩道があるか
ⅰ 歩道の役割
ⅱ 学区内の通学路にある歩道の長さと占める割合
ⅲ その問題点
⑦ 私のマイタウン構想
ⅰ 都市が抱えている問題点
ⅱ 理想とする町の計画図
⑧ 私の町の観光地と観光行事
ⅰ 観光地とその特色
ⅱ 観光行事とその特色
ⅲ 役所の観光課で聞く
⑨ マイタウン情報
ⅰ 自分の町の各種情報
ⅱ 絵地図の作成
⑩ スーパーの品物はなぜ安い
ⅰ 品物の値段調べ
ⅱ スーパーの品物が安い訳
⑪ 八百屋さんの野菜はどこから来るの
⑫ キャベツの値段はどこでどのように付けられるか
ⅰ キャベツの流通経路
ⅱ 各機関の価格決定の仕組み
ⅲ 問題点
⑬ 鉛筆はどうやって作るの
ⅰ 鉛筆を初めてつくった人は誰か
ⅱ 鉛筆を作ろうと考えた訳
ⅲ 鉛筆の種類と使い道
ⅳ 大量生産の仕組み
⑭ 私の旅行記
ⅰ 行った場所の気候の様子
ⅱ それに適応した生活の様子(建物、服装、特産物、生活習慣等)
⑮ 私の町の人口が急に増えたわけ
ⅰ 家からお父さんの会社までの時間
ⅱ お母さんの買い物の様子
ⅲ 人口が急に増えたのはいつ頃か
ⅳ 人口急増前の町の様子
ⅴ たくさんの人が住むようになった理由
ⅵこれからの発展
⑯ 私たちの学校の今と昔
ⅰ 学校誕生の人その理由
ⅱ 誕生した頃の学校の様子
ⅲ 大きく変わったこと
ⅳ 現在の学校の様子
⑰ 私たちの町の人口は今後どうなるのだろう
ⅰ 過去10年間の人口変動
ⅱ 人口移動の要因
ⅲ 今後の人口移動予想
⑱ 実尺年表「私たちの町の移り変わり」作り
⑲ もう一度使えるごみ
⑳ 都市ガスが家庭に届くまで
21 家で使う水
22 ダムはなぜ造られたか
ⅰ 水資源の現状
ⅱ 問題点
ⅲ ダムを造る訳
ⅳ これからのダム
23 絵本「水の子太郎」の製作
24 発電所の仕組み
25 乾電池を分けて回収するのはどうしてだろう
26 消防署が町にできるまで
27 出火!消防車は何分後に来てくれるか
28 火事はどんなときに発生するか
29 救急車はどれだけ利用されているか
30 交通事故死の原因は何か
31 私の住む町の駅前に交通渋滞が起こる訳
32 「地震・雷・火事…」等の災害対策
(略)
34 町の空気の汚れ
35 近くの池の水の汚れかたしらべ
36 公衆トイレ
37 車イスを使っている人たちはどんなことに困っているか
38 お年寄りの人は何を生きがいにしているか
39 川に沿って歩く
ⅰ 両岸の土地利用の様子
ⅱ 地図に見られる地形の変化
40 もしも沖縄に行けたなら
ⅰ 気候生物等の自然的特徴
ⅱ 衣食住等の社会的特徴
41 いろいろな土地の暮らし
42 先生の故郷調べ
ⅰ 先生方の故郷
ⅱ そこの思い出
43 郵便番号の仕組み
44 登山電車はなぜ急な坂を登れるのか
45 時刻表の上で旅をしよう
46 山手線一周の旅
47 戦争文学から広島をたどる
48 姉妹都市とは
49 新しく本屋を開く
◎高学年
① 駅前に放置されている自転車を無くそう
ⅰ なぜ自転車を放置するのか 放置する人はどんな人か
どれくらい遠くの人か
ⅱ 放置自転車数
ⅲ 通行者等に及ぼす影響
ⅳ 無くす方法
② 交通量と騒音の関係
③ ぼくの(わたしの)町の環境破壊
④ お店にプラスチック回収箱が置いてあるのはなぜだろう
ⅰ 設置理由
ⅱ ある場所
ⅲ 利用状況
⑤ 合成洗剤の利用とその問題
⑥ 一週間の食事調べ
ⅰ 朝昼夜の食事内容
ⅱ 食事の原料と入手先
⑦ 我が国の食料輸入の現状とその問題点
⑧ 輸入品を使わない純日本食品献立とその試食記録
⑨ 有機農法って何だろう
⑩ カンの中の魚たち
ⅰ 缶詰の原料の魚の種類
ⅱ その魚の取り方
ⅲ 缶詰の生産工程
ⅳ 漁業と工業の接点
⑪ 鯨はもう食べられないの
⑫ 蒲鉾は200海里を語る
⑬ イワシは出世魚の縁の下の力持ち
⑭ 有る町の工場の一日
ⅰ 工場の一日の生産スケジュール
ⅱ 生産の様子
ⅲ 働く人々の様子
⑮ 「鎌倉彫」工場の見学
ⅰ 原料の入手方法
ⅱ 製作の様子
ⅲ 販売の仕方
ⅳ 仕事の歓び問題点
⑯ 現代科学の最先端を探る
⑰ 新しい電化製品の誕生と発電量の変化
ⅰ 我が家の家庭電化製品の移り変わり
ⅱ 新製品誕生と便利さ
ⅲ 家庭の電気使用量の移り変わり
ⅳ 電気エネルギー源の移り変わり
ⅴ 発電量の増加に伴う問題点
⑱ 変わってきた洗濯機
ⅰ 洗濯機が発明される前の洗濯
ⅱ 洗濯機の移り変わり
ⅲ 現在の洗濯機の特徴
ⅳ これからの洗濯機の進む方向
⑲ 日本の公害の原点を探る
⑳ 水俣病による被害
21 酸性雨・光化学スモッグの研究
22 食品添加物って何だろう
ⅰ 食品添加物を使う理由
ⅱ 食品添加物を使っている食品の種類
ⅲ 食品添加物の安全性
ⅳ 望ましい食生活のあり方
23 合成着色料調べ
24 日本列島自然災害日誌
ⅰ 日本列島に起きた自然災害
ⅱ 国土の気候的、地形的特徴
25 日本の火山
26 グリーンウォッチング
27 森林火災はなぜ起きるか
28 我が国の森林資源を増やすにはどうすればよいか
29 歴史人物辞典の製作
30 歴史教科書や歴史書における女性
ⅰ 教科書に出てくる男性名と女性名
ⅱ 教科書における女性についての記述
ⅲ 児童用歴史書の女性についての記述
ⅳ 日本の歴史における女性についての評価
31 大昔の人はどうやって火を起こしたか
32 大昔の人が使っていた器
ⅰ 大昔の人が使っていた器
ⅱ 今の器との違い
33 畑で拾った土器調べ
目的 使われていた年代やその用途を明らかにする
内容 ⅰ 土器を拾った場所
ⅱ この土器が使われていた時代
ⅲ 用途
方法 ⅰ 発見した場所を地図に表す
ⅱⅲ 本で調べたり博物館等で鑑定してもらう
指導のポイント
ⅰ 発見した場所での位置、周りの様子の二つを記す
ⅱⅲその時代に使われていた他の土器にも目を向けさせる
34 画集・縄文土器
ⅰ いろいろな縄文土器を模写する
ⅱ 土器の用途
ⅲ 作り形の特徴
35 クイズ・紫式部の一日
36 外来文化の受け入れ方-キリスト教を例にして-
37 文学に見る教育の歴史
38 お札人物辞典
39 自由民権運動の演説文作り
40 「田中正造」の研究
41 「小学生のための憲法の話」づくり
42 「東京オリンピック」そのとき人々は
ⅰ 戦後の歴史におけるオリンピックの果たした役割(新聞縮刷版)
ⅱ 世界の人々とのつながり
43 税金を探る
ⅰ 税金の果たす役割
ⅱ 税金の種類と集め方
ⅲ 税金の使い方
ⅳ 税金の問題点
44 米軍基地の現状
45 ボランティア活動って何
ⅰ 活動の目的
ⅱ 活動の種類や内容
ⅲ 活動している人々の条件
46 この10年間物の値段はどのくらい上がったか
47 新聞に載った世界の国々
ⅰ 新聞に載った国名とその度数
ⅱ その国と日本との関係
48 コアラとパンダのお国自慢
49 イラン・イラク戦争はなぜ起こるか
50 今も残る戦争の犠牲者 - 中国残留孤児は今
51 日赤に送った古い切手は世界でどのように役立っているか
52 今地球で何が起きているか
53 アフリカ研究
54 テレビのコマーシャルは私たちの生活にどれだけ影響を与えているか
ⅰ 一週間に買った食料品の商品名
ⅱ CMに流されている食品名
ⅲ コマーシャルの与える影響
ⅳ その良い点と悪い点
55 テレビのCMの回数と時間と費用
56 塩水から塩を作る
ⅰ 昔の塩の作り方
ⅱ 昔の方法での塩作り
ⅲ 工夫や苦労
57 屋号はどのようにつけられたか
ⅰ 屋号の付いた家の数
ⅱ ついた理由とその年代
ⅲ その時代の町
58 世界の衣服調べ
59 80日間日本一周
60 ○○を訪ねて300里
61 社会科見学コースの計画案の作成
ⅰ 見学施設の選定
ⅱ 自分の学校と見学施設の位置
ⅲ 見学コースの作成
62 社会科用語辞典の作成
63 数字の世界を探る
64 日本が抱えているエネルギー問題
65 原子力発電所の現状とその問題点
66 一本のバナナが私たちの口に入るまで
67 メイドインアジア
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介 2回目です。
夏休み前におすすめの本ですが、絶版となっているようです。
図書館の閉架にでもあるとよいのですが。
わたしの大好きな分野なので、だらだらと長くなってしまったことを御承知願います。
時間が許せば、おつきあいください。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回は、
中学年の題材例49、高学年のテーマ例67を紹介しました。
時代を感じさせるテーマも多く、現代ならどんなテーマが面白く研究できるだろうか、
と想像を楽しみました。
夏休み前のこの時期、
書店には様々なな出版社から「自由研究」についての本が出されています。
内容は大変面白いのですが、
紹介されているのをそのままなぞったようなものが提出されることが増えました。
学習の進め方を学ぶには有効だと思います。
学んでいて楽しく感じるのは「自問自答。」
自問自答の楽しさを味わうためにも、本書のようなものを参照し、
自分なりのテーマをもって、調べていってほしいと願っています。
今回紹介分より気になったテーマは…
・「私の町のお祭り」
- それぞれが違いますし、身近で調べやすいと思います。
インタビューもやりやすいのではないでしょうか。
ただ、コロナ感染症のため中止になっているところが多いのが気がかりです。
・「私たちの学区にはどれだけの歩道があるか」
- それをもとに地域の安全について考える、考えさせる機会になると思います。
子どもの提案には耳を傾ける人も多いものです。
・「八百屋さんの野菜はどこから来るの」
- 市場、産地と家族で写真を撮りながら、資料を集めながら…
コロナで自粛の現在、難しそうですね。
・「私たちの学校の今と昔」
- 身近で、友達も楽しめそうです。
知っている子は、自校の効果の研究をしました。
・「屋号はどのようにつけられたか」
- うちの屋号は「権四郎」。
「権四郎さんの子か?」と子どもの頃、よく聞いたものですが、
このごろまったく聞かなくなりました。
今のうちに記録することが大切だと思います。
・「畑で拾った土器調べ」
- うちの畑に雨上がりの後行くと、
土師器、須恵器の土器片や土錘片などが浮き上がったように見つけられます。
明応の地震で大津波に遭った跡だと言われています。
長男は、畑の土器をもとに自由研究を進めて……社会科好きになりました?
いけません、どんどん長くだらだらとなってしまいます。
昨日の午後、畑仕事をしたかったのですが、
午後から急に空が暗くなり、雷を伴う雨が降ってきました。
梅雨明け間際の雨には気をつけなければなりませんね。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ②
◇研究計画の実際例(2)
◎中学年
① 消えていく炭焼きの仕事
② 私の町のお祭り
ⅰ 普段と違う町の様子
ⅱ 催し物の種類
ⅲ 町内の人たちの服装
③ 地域に残る戦争の傷あと
④ マイ・タウン・マップ
ⅰ 絵地図の作成
ⅱ 町の特徴
⑤ 麻生川はどこから流れてくるか
ⅰ 麻生川はどこから流れてくるか
ⅱ 麻生川の上流のきれいさ
⑥ 私たちの学区にはどれだけの歩道があるか
ⅰ 歩道の役割
ⅱ 学区内の通学路にある歩道の長さと占める割合
ⅲ その問題点
⑦ 私のマイタウン構想
ⅰ 都市が抱えている問題点
ⅱ 理想とする町の計画図
⑧ 私の町の観光地と観光行事
ⅰ 観光地とその特色
ⅱ 観光行事とその特色
ⅲ 役所の観光課で聞く
⑨ マイタウン情報
ⅰ 自分の町の各種情報
ⅱ 絵地図の作成
⑩ スーパーの品物はなぜ安い
ⅰ 品物の値段調べ
ⅱ スーパーの品物が安い訳
⑪ 八百屋さんの野菜はどこから来るの
⑫ キャベツの値段はどこでどのように付けられるか
ⅰ キャベツの流通経路
ⅱ 各機関の価格決定の仕組み
ⅲ 問題点
⑬ 鉛筆はどうやって作るの
ⅰ 鉛筆を初めてつくった人は誰か
ⅱ 鉛筆を作ろうと考えた訳
ⅲ 鉛筆の種類と使い道
ⅳ 大量生産の仕組み
⑭ 私の旅行記
ⅰ 行った場所の気候の様子
ⅱ それに適応した生活の様子(建物、服装、特産物、生活習慣等)
⑮ 私の町の人口が急に増えたわけ
ⅰ 家からお父さんの会社までの時間
ⅱ お母さんの買い物の様子
ⅲ 人口が急に増えたのはいつ頃か
ⅳ 人口急増前の町の様子
ⅴ たくさんの人が住むようになった理由
ⅵこれからの発展
⑯ 私たちの学校の今と昔
ⅰ 学校誕生の人その理由
ⅱ 誕生した頃の学校の様子
ⅲ 大きく変わったこと
ⅳ 現在の学校の様子
⑰ 私たちの町の人口は今後どうなるのだろう
ⅰ 過去10年間の人口変動
ⅱ 人口移動の要因
ⅲ 今後の人口移動予想
⑱ 実尺年表「私たちの町の移り変わり」作り
⑲ もう一度使えるごみ
⑳ 都市ガスが家庭に届くまで
21 家で使う水
22 ダムはなぜ造られたか
ⅰ 水資源の現状
ⅱ 問題点
ⅲ ダムを造る訳
ⅳ これからのダム
23 絵本「水の子太郎」の製作
24 発電所の仕組み
25 乾電池を分けて回収するのはどうしてだろう
26 消防署が町にできるまで
27 出火!消防車は何分後に来てくれるか
28 火事はどんなときに発生するか
29 救急車はどれだけ利用されているか
30 交通事故死の原因は何か
31 私の住む町の駅前に交通渋滞が起こる訳
32 「地震・雷・火事…」等の災害対策
(略)
34 町の空気の汚れ
35 近くの池の水の汚れかたしらべ
36 公衆トイレ
37 車イスを使っている人たちはどんなことに困っているか
38 お年寄りの人は何を生きがいにしているか
39 川に沿って歩く
ⅰ 両岸の土地利用の様子
ⅱ 地図に見られる地形の変化
40 もしも沖縄に行けたなら
ⅰ 気候生物等の自然的特徴
ⅱ 衣食住等の社会的特徴
41 いろいろな土地の暮らし
42 先生の故郷調べ
ⅰ 先生方の故郷
ⅱ そこの思い出
43 郵便番号の仕組み
44 登山電車はなぜ急な坂を登れるのか
45 時刻表の上で旅をしよう
46 山手線一周の旅
47 戦争文学から広島をたどる
48 姉妹都市とは
49 新しく本屋を開く
◎高学年
① 駅前に放置されている自転車を無くそう
ⅰ なぜ自転車を放置するのか 放置する人はどんな人か
どれくらい遠くの人か
ⅱ 放置自転車数
ⅲ 通行者等に及ぼす影響
ⅳ 無くす方法
② 交通量と騒音の関係
③ ぼくの(わたしの)町の環境破壊
④ お店にプラスチック回収箱が置いてあるのはなぜだろう
ⅰ 設置理由
ⅱ ある場所
ⅲ 利用状況
⑤ 合成洗剤の利用とその問題
⑥ 一週間の食事調べ
ⅰ 朝昼夜の食事内容
ⅱ 食事の原料と入手先
⑦ 我が国の食料輸入の現状とその問題点
⑧ 輸入品を使わない純日本食品献立とその試食記録
⑨ 有機農法って何だろう
⑩ カンの中の魚たち
ⅰ 缶詰の原料の魚の種類
ⅱ その魚の取り方
ⅲ 缶詰の生産工程
ⅳ 漁業と工業の接点
⑪ 鯨はもう食べられないの
⑫ 蒲鉾は200海里を語る
⑬ イワシは出世魚の縁の下の力持ち
⑭ 有る町の工場の一日
ⅰ 工場の一日の生産スケジュール
ⅱ 生産の様子
ⅲ 働く人々の様子
⑮ 「鎌倉彫」工場の見学
ⅰ 原料の入手方法
ⅱ 製作の様子
ⅲ 販売の仕方
ⅳ 仕事の歓び問題点
⑯ 現代科学の最先端を探る
⑰ 新しい電化製品の誕生と発電量の変化
ⅰ 我が家の家庭電化製品の移り変わり
ⅱ 新製品誕生と便利さ
ⅲ 家庭の電気使用量の移り変わり
ⅳ 電気エネルギー源の移り変わり
ⅴ 発電量の増加に伴う問題点
⑱ 変わってきた洗濯機
ⅰ 洗濯機が発明される前の洗濯
ⅱ 洗濯機の移り変わり
ⅲ 現在の洗濯機の特徴
ⅳ これからの洗濯機の進む方向
⑲ 日本の公害の原点を探る
⑳ 水俣病による被害
21 酸性雨・光化学スモッグの研究
22 食品添加物って何だろう
ⅰ 食品添加物を使う理由
ⅱ 食品添加物を使っている食品の種類
ⅲ 食品添加物の安全性
ⅳ 望ましい食生活のあり方
23 合成着色料調べ
24 日本列島自然災害日誌
ⅰ 日本列島に起きた自然災害
ⅱ 国土の気候的、地形的特徴
25 日本の火山
26 グリーンウォッチング
27 森林火災はなぜ起きるか
28 我が国の森林資源を増やすにはどうすればよいか
29 歴史人物辞典の製作
30 歴史教科書や歴史書における女性
ⅰ 教科書に出てくる男性名と女性名
ⅱ 教科書における女性についての記述
ⅲ 児童用歴史書の女性についての記述
ⅳ 日本の歴史における女性についての評価
31 大昔の人はどうやって火を起こしたか
32 大昔の人が使っていた器
ⅰ 大昔の人が使っていた器
ⅱ 今の器との違い
33 畑で拾った土器調べ
目的 使われていた年代やその用途を明らかにする
内容 ⅰ 土器を拾った場所
ⅱ この土器が使われていた時代
ⅲ 用途
方法 ⅰ 発見した場所を地図に表す
ⅱⅲ 本で調べたり博物館等で鑑定してもらう
指導のポイント
ⅰ 発見した場所での位置、周りの様子の二つを記す
ⅱⅲその時代に使われていた他の土器にも目を向けさせる
34 画集・縄文土器
ⅰ いろいろな縄文土器を模写する
ⅱ 土器の用途
ⅲ 作り形の特徴
35 クイズ・紫式部の一日
36 外来文化の受け入れ方-キリスト教を例にして-
37 文学に見る教育の歴史
38 お札人物辞典
39 自由民権運動の演説文作り
40 「田中正造」の研究
41 「小学生のための憲法の話」づくり
42 「東京オリンピック」そのとき人々は
ⅰ 戦後の歴史におけるオリンピックの果たした役割(新聞縮刷版)
ⅱ 世界の人々とのつながり
43 税金を探る
ⅰ 税金の果たす役割
ⅱ 税金の種類と集め方
ⅲ 税金の使い方
ⅳ 税金の問題点
44 米軍基地の現状
45 ボランティア活動って何
ⅰ 活動の目的
ⅱ 活動の種類や内容
ⅲ 活動している人々の条件
46 この10年間物の値段はどのくらい上がったか
47 新聞に載った世界の国々
ⅰ 新聞に載った国名とその度数
ⅱ その国と日本との関係
48 コアラとパンダのお国自慢
49 イラン・イラク戦争はなぜ起こるか
50 今も残る戦争の犠牲者 - 中国残留孤児は今
51 日赤に送った古い切手は世界でどのように役立っているか
52 今地球で何が起きているか
53 アフリカ研究
54 テレビのコマーシャルは私たちの生活にどれだけ影響を与えているか
ⅰ 一週間に買った食料品の商品名
ⅱ CMに流されている食品名
ⅲ コマーシャルの与える影響
ⅳ その良い点と悪い点
55 テレビのCMの回数と時間と費用
56 塩水から塩を作る
ⅰ 昔の塩の作り方
ⅱ 昔の方法での塩作り
ⅲ 工夫や苦労
57 屋号はどのようにつけられたか
ⅰ 屋号の付いた家の数
ⅱ ついた理由とその年代
ⅲ その時代の町
58 世界の衣服調べ
59 80日間日本一周
60 ○○を訪ねて300里
61 社会科見学コースの計画案の作成
ⅰ 見学施設の選定
ⅱ 自分の学校と見学施設の位置
ⅲ 見学コースの作成
62 社会科用語辞典の作成
63 数字の世界を探る
64 日本が抱えているエネルギー問題
65 原子力発電所の現状とその問題点
66 一本のバナナが私たちの口に入るまで
67 メイドインアジア
「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ④ /「人生密度7年説」西丸震哉 情報センター出版局 1992年【再掲載 2019.3】 [読書記録 教育]
今回は、7月 9日に続いて、草柳大蔵さんの
「続午前8時のメッセージ」4回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
「躾の日管」。
浜松市役所に近いビルの屋上に大きな看板が立っています。
総合設備企業として知られる会社ですが、故三輪信一さんはいろいろな本で取り上げら
れる著名な方でした。
「人は人を浴びて人になる」
よい言葉ですね。
もう一つ、再掲載となりますが、西丸震哉さんの
「人生密度7年説」を載せます。
還暦を過ぎ、時間の密度について考えました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ④
◇人を浴びて人となる
今日は5月13日ですが、ちょうど1カ月前の4月13日に、株式会社日管の社長さん
で、浜松の名経営者といわれた三輪信一さんという方が亡くなりました。
86歳でした。
浜松近辺はもちろん、日本全国でも知られている方です。
というのは、「躾の日管」という面白い看板をビルに掲げていらっしゃって、実際に社
員に対する躾をきちんとなさっていたんですね。
それは、箸の上げ下ろしや歩き方、返事の仕方といった、社会人としての躾というより
も、どうやって仕事の中で自分を生かすか、ということのための躾です。
自分を生かせば、人生がそれだけ楽しくなる。
三輪さんは、一貫してずっと「躾の日管」でやっていらっしやって、大変な人格者だと
いう印象があります。
何度もお目に掛かりましたが、教えられることがたくさんありました。
三輪さんは、「この本を人に読んでもらいたい。自分だけが読んで感動したのではもっ
たいない」とお考えになると、ご自分のポケットマネーで本を百冊も二百冊もお買いにな
って、方々の知人にお分けになっているんですよ。
私も十冊ほど頂きました。
三輪さんが、日本生産性本部から講演を頼まれたとき、自分みたいな人間がどうして日
本経営者に講演ができるだろうか、と思われまして、禊するつもりで、当時の山口県の長
府製作所の尊敬する社長さんのところへ、浜松からわざわざ教えを請いに行かれました。
その社長さんがいろいろなことを教えてくださるのですが、日常的に非常に身を慎まれ
る方で、会社の車に乗ってお料理屋などに行くと、「運転手さんを待たせるのはかわいそ
うだ。そういうことを日本中の社長がやっているけれど、運転手の身になつたことがある
のだろうか?」というお話をされるんですね。
三輪さんはとても厳しい方かと思ったら、しょっちゅう人に会って、勉強していらっし
やる。
そのことを、「人は人を浴びて人となる」とひと言でおっしゃるんです。
教育、あるいは人づくりとは、こういうことなんですね。
これからはぜひ地域社会で、あるいは家庭同士で、子どもたちになるべく人を浴びるよ
うな機会をつくってやってほしいと思うんです。
三輪さんのように本をあげるということは、もらった人がその本を読むことによって、
その本を書いた人の人格を浴びることになるんですね。
水掛け遊びというものがありますが、人格の水掛け遊びみたいなものをしてみてはどう
でしょうか。
☆「人生密度7年説」西丸震哉 情報センター出版局 1992年【再掲載 2019.3】
<出版社の案内>
『41歳寿命説』が予測した、長寿神話の崩壊に向け、あなたは、どう行動するのか?快
楽社会の実相を看破した科学者だけがなしうるまったく新しい生き方の提案。
◇人生の密度
チャンスは何度も目の前を
- 注意を払う
◇健康
健康を「目的」にしてはいけない
健康ブームなら大部おかしくなっている
↓
健康な体を使って何をするのか
「足腰が丈夫で頭がぼけていないこと」
- 健康はあくまで「条件」
人間
安楽追求願望 = 運動が生まれた
誰でもできる運動プラン
・歩く
・階段登り
・背骨を伸ばす運動
神経が集中-刺激
医者との付き合い
抵抗力・自然治癒力・自己浄化能力 + 医者
◇趣味の世界を
いつも周りにハーモニーを
「続午前8時のメッセージ」4回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
「躾の日管」。
浜松市役所に近いビルの屋上に大きな看板が立っています。
総合設備企業として知られる会社ですが、故三輪信一さんはいろいろな本で取り上げら
れる著名な方でした。
「人は人を浴びて人になる」
よい言葉ですね。
もう一つ、再掲載となりますが、西丸震哉さんの
「人生密度7年説」を載せます。
還暦を過ぎ、時間の密度について考えました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ④
◇人を浴びて人となる
今日は5月13日ですが、ちょうど1カ月前の4月13日に、株式会社日管の社長さん
で、浜松の名経営者といわれた三輪信一さんという方が亡くなりました。
86歳でした。
浜松近辺はもちろん、日本全国でも知られている方です。
というのは、「躾の日管」という面白い看板をビルに掲げていらっしゃって、実際に社
員に対する躾をきちんとなさっていたんですね。
それは、箸の上げ下ろしや歩き方、返事の仕方といった、社会人としての躾というより
も、どうやって仕事の中で自分を生かすか、ということのための躾です。
自分を生かせば、人生がそれだけ楽しくなる。
三輪さんは、一貫してずっと「躾の日管」でやっていらっしやって、大変な人格者だと
いう印象があります。
何度もお目に掛かりましたが、教えられることがたくさんありました。
三輪さんは、「この本を人に読んでもらいたい。自分だけが読んで感動したのではもっ
たいない」とお考えになると、ご自分のポケットマネーで本を百冊も二百冊もお買いにな
って、方々の知人にお分けになっているんですよ。
私も十冊ほど頂きました。
三輪さんが、日本生産性本部から講演を頼まれたとき、自分みたいな人間がどうして日
本経営者に講演ができるだろうか、と思われまして、禊するつもりで、当時の山口県の長
府製作所の尊敬する社長さんのところへ、浜松からわざわざ教えを請いに行かれました。
その社長さんがいろいろなことを教えてくださるのですが、日常的に非常に身を慎まれ
る方で、会社の車に乗ってお料理屋などに行くと、「運転手さんを待たせるのはかわいそ
うだ。そういうことを日本中の社長がやっているけれど、運転手の身になつたことがある
のだろうか?」というお話をされるんですね。
三輪さんはとても厳しい方かと思ったら、しょっちゅう人に会って、勉強していらっし
やる。
そのことを、「人は人を浴びて人となる」とひと言でおっしゃるんです。
教育、あるいは人づくりとは、こういうことなんですね。
これからはぜひ地域社会で、あるいは家庭同士で、子どもたちになるべく人を浴びるよ
うな機会をつくってやってほしいと思うんです。
三輪さんのように本をあげるということは、もらった人がその本を読むことによって、
その本を書いた人の人格を浴びることになるんですね。
水掛け遊びというものがありますが、人格の水掛け遊びみたいなものをしてみてはどう
でしょうか。
☆「人生密度7年説」西丸震哉 情報センター出版局 1992年【再掲載 2019.3】
<出版社の案内>
『41歳寿命説』が予測した、長寿神話の崩壊に向け、あなたは、どう行動するのか?快
楽社会の実相を看破した科学者だけがなしうるまったく新しい生き方の提案。
◇人生の密度
チャンスは何度も目の前を
- 注意を払う
◇健康
健康を「目的」にしてはいけない
健康ブームなら大部おかしくなっている
↓
健康な体を使って何をするのか
「足腰が丈夫で頭がぼけていないこと」
- 健康はあくまで「条件」
人間
安楽追求願望 = 運動が生まれた
誰でもできる運動プラン
・歩く
・階段登り
・背骨を伸ばす運動
神経が集中-刺激
医者との付き合い
抵抗力・自然治癒力・自己浄化能力 + 医者
◇趣味の世界を
いつも周りにハーモニーを
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 ② 2005年 /「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013 ②(後半) [読書記録 教育]
今回は、新しい紹介を2つ紹介します。
1つ目は、7月 9日に続いて、菅伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
不登校の課題に悩んでいたわたし、この本を読み、助かりました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ごり押し政治のルーツ
- 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)」
・「心は3つある a 我(エゴイズム) b 超自我(スーパーエゴイズム) c自我」
・「語らないことが配慮と言うことになってしまった」
・「わからせるよりわかってやること」
- 指示さえすれば子どもはその通りに動くもの、そう考えている大人は案外多いのでは
ないでしょうか(ことに政治家の皆さんに - もっともわたしも教員になってから気
づいたのですが)。「子どもなんて分からせればいいんだ」と言う人がいるのです。そ
う思っている限り、思うようには動いてくれません。「わかってやる」、その重いこと
に気づいてから教育が始まるように思います。
・「『悩むチカラ』は悩みを昇華する」
- 悩むことも大切なのですね。
2つ目は、6月29日に続いて、菅野昭正さんの
「ことばの魔術師井上ひさし」2回目、後半の紹介です。
出版社の案内には、
「ことばの滋養作用と笑いの強壮効果を無尽に駆使し、戯曲と小説に新しい地平をひらい
た井上ひさし。人とことばと劇場空間を愛し、信頼した作家が、私たちに遺したものは
大きく、深く、あたたかい。その世界にさまざまな形で交わりをもった人びとが、“こ
とばの魔術師"の根源的な魅力について語った講演の記録。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ことばはボディブローのように効く」
・「読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ
真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない」
井上ひさしさんの、小説、エッセイが大好きです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ②
◇混沌が深まる
猫に小判の耳もみ
戦後は今から創るとの覚悟がいる
戦争 = 殺し合いのけんか
憲法 ~ 人類共通の悲願が一夜漬けで作文
真剣な楽しさに共鳴しあえば制約はいらない
「真剣でないと楽しくない」松浦社長
命じられてできた民主主義
あっけない権威の消滅
混乱を極めた戦後の学校改革
経済発展のみの未成熟社会
ごり押し政治のルーツ
- 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)
◇「悩むチカラ」の装置としての心
「悩むチカラ」が育まれる土壌
心は3つある
a 我(エゴイズム)
自分の欲を晴らし、事故の可能性を追求して病まない心
b 超自我(スーパーエゴイズム)
他人を気遣い他人に認められてこそ充足できる心
|
◎ a,bが互いに反発しながら対立葛藤を繰り返し幅のある人格C
aとbが収束し統括されて実る心C
異常すぎるのは個々の事件だけではない
1997年神戸事件
~ 元々心の二面性が収束できなくなっての犯行
|
◎ 語らないことが配慮と言うことになってしまった
わからせるよりわかってやること
心の二面性のもとの火種
◎「しっかり育ってほしい、早く育ってほしいと焦るあまりに、大事なことは手っ取
り早く分からせてやった方が効率的だとつい早まってしまいがちなのだが、親の
何気なく陥りがちなとても深刻な落とし穴である」
「悩むチカラ」は悩みを昇華する
悩むチカラ = 悩みを昇華する力
気づかねばズレがズレを呼ぶ
母親の焦り - 反目
忘我の果てに
あらゆる人間的事象を捉える根気強さ
生きていて生きてはいない自分の存在
佐世保小小六女児同級生殺害事件 2001.6
不用意な映像の世界
心中の前に家族皆殺し計画
2003 悩むチカラの喪失
対話が成立する心の仕組み
超自我と我のバランスがやがて自我の確立を約束する
|
親が入ることでそれがなくなってしまう
親は子の自我に向かって自分自身の自我からの発信を心する
☆「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013 ②(後半)
◇「薮原検校」ことばが掘り出すもの 小田島雄志
□初演
検校 - 高橋長英 お市 - 太地喜和子 塙保己 一 -財津一郎
1 ことばは真実を掘り出すつるはし 2~3回のどんでん返し
2 ことばはボディブローのように効く
3 ことばは常識を覆す
4 ことばは肩すかしを食わせることができる
5 ことばはことば遊びで心を開かせることができる
6 ことばは「死」と「笑い」を同居させたりもする
7 ことばは人間世界を○○(?)することができる
8 ことばはドラマティック・アイロニーを出すことができる
9 ことばは造語できる
10 ことばは願いや重いに命を与える
11 ことばは悪党の○○○(? 急いでメモするため字が雑に=ハマコウ註)
12 ことばは人間そのものである
◇稽古場から劇場へ 鵜山仁
台本のない稽古
劇場という空間
1987路面電車「雪やこんこん」「いい台詞だねえ」
台詞のキャッチボール
劇場に夢を
◇遅筆堂にいたる7本の道 小森陽一
遅筆堂の現在
「11ぴきのネコ」「雪やこんこん」「闇に咲く花」
◇ひさしとわたし 35年の付き合いから ロジャー・パルバース
ひさしさんとの出会い
小説家より劇作家
日本の演劇伝統における井上戯曲
井上
~ たまにどたばた風のユーモラスなものも書いているから評価が低い
|
◎ しかし社会風刺 ブラックユーモア
「井上さんは小説も書けるからこそ芝居の良さが評価されなかった」
読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ
↑↓
◎ 真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない
オーストラリアでのひさしさん
戯曲執筆はなぜ難しいのか
「日本の井上ひさし」
遅筆堂「パズル事件」
「わが友フロイス」
これから書こうとしていたテーマ
1つ目は、7月 9日に続いて、菅伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
不登校の課題に悩んでいたわたし、この本を読み、助かりました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ごり押し政治のルーツ
- 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)」
・「心は3つある a 我(エゴイズム) b 超自我(スーパーエゴイズム) c自我」
・「語らないことが配慮と言うことになってしまった」
・「わからせるよりわかってやること」
- 指示さえすれば子どもはその通りに動くもの、そう考えている大人は案外多いのでは
ないでしょうか(ことに政治家の皆さんに - もっともわたしも教員になってから気
づいたのですが)。「子どもなんて分からせればいいんだ」と言う人がいるのです。そ
う思っている限り、思うようには動いてくれません。「わかってやる」、その重いこと
に気づいてから教育が始まるように思います。
・「『悩むチカラ』は悩みを昇華する」
- 悩むことも大切なのですね。
2つ目は、6月29日に続いて、菅野昭正さんの
「ことばの魔術師井上ひさし」2回目、後半の紹介です。
出版社の案内には、
「ことばの滋養作用と笑いの強壮効果を無尽に駆使し、戯曲と小説に新しい地平をひらい
た井上ひさし。人とことばと劇場空間を愛し、信頼した作家が、私たちに遺したものは
大きく、深く、あたたかい。その世界にさまざまな形で交わりをもった人びとが、“こ
とばの魔術師"の根源的な魅力について語った講演の記録。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ことばはボディブローのように効く」
・「読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ
真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない」
井上ひさしさんの、小説、エッセイが大好きです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ②
◇混沌が深まる
猫に小判の耳もみ
戦後は今から創るとの覚悟がいる
戦争 = 殺し合いのけんか
憲法 ~ 人類共通の悲願が一夜漬けで作文
真剣な楽しさに共鳴しあえば制約はいらない
「真剣でないと楽しくない」松浦社長
命じられてできた民主主義
あっけない権威の消滅
混乱を極めた戦後の学校改革
経済発展のみの未成熟社会
ごり押し政治のルーツ
- 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)
◇「悩むチカラ」の装置としての心
「悩むチカラ」が育まれる土壌
心は3つある
a 我(エゴイズム)
自分の欲を晴らし、事故の可能性を追求して病まない心
b 超自我(スーパーエゴイズム)
他人を気遣い他人に認められてこそ充足できる心
|
◎ a,bが互いに反発しながら対立葛藤を繰り返し幅のある人格C
aとbが収束し統括されて実る心C
異常すぎるのは個々の事件だけではない
1997年神戸事件
~ 元々心の二面性が収束できなくなっての犯行
|
◎ 語らないことが配慮と言うことになってしまった
わからせるよりわかってやること
心の二面性のもとの火種
◎「しっかり育ってほしい、早く育ってほしいと焦るあまりに、大事なことは手っ取
り早く分からせてやった方が効率的だとつい早まってしまいがちなのだが、親の
何気なく陥りがちなとても深刻な落とし穴である」
「悩むチカラ」は悩みを昇華する
悩むチカラ = 悩みを昇華する力
気づかねばズレがズレを呼ぶ
母親の焦り - 反目
忘我の果てに
あらゆる人間的事象を捉える根気強さ
生きていて生きてはいない自分の存在
佐世保小小六女児同級生殺害事件 2001.6
不用意な映像の世界
心中の前に家族皆殺し計画
2003 悩むチカラの喪失
対話が成立する心の仕組み
超自我と我のバランスがやがて自我の確立を約束する
|
親が入ることでそれがなくなってしまう
親は子の自我に向かって自分自身の自我からの発信を心する
☆「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013 ②(後半)
◇「薮原検校」ことばが掘り出すもの 小田島雄志
□初演
検校 - 高橋長英 お市 - 太地喜和子 塙保己 一 -財津一郎
1 ことばは真実を掘り出すつるはし 2~3回のどんでん返し
2 ことばはボディブローのように効く
3 ことばは常識を覆す
4 ことばは肩すかしを食わせることができる
5 ことばはことば遊びで心を開かせることができる
6 ことばは「死」と「笑い」を同居させたりもする
7 ことばは人間世界を○○(?)することができる
8 ことばはドラマティック・アイロニーを出すことができる
9 ことばは造語できる
10 ことばは願いや重いに命を与える
11 ことばは悪党の○○○(? 急いでメモするため字が雑に=ハマコウ註)
12 ことばは人間そのものである
◇稽古場から劇場へ 鵜山仁
台本のない稽古
劇場という空間
1987路面電車「雪やこんこん」「いい台詞だねえ」
台詞のキャッチボール
劇場に夢を
◇遅筆堂にいたる7本の道 小森陽一
遅筆堂の現在
「11ぴきのネコ」「雪やこんこん」「闇に咲く花」
◇ひさしとわたし 35年の付き合いから ロジャー・パルバース
ひさしさんとの出会い
小説家より劇作家
日本の演劇伝統における井上戯曲
井上
~ たまにどたばた風のユーモラスなものも書いているから評価が低い
|
◎ しかし社会風刺 ブラックユーモア
「井上さんは小説も書けるからこそ芝居の良さが評価されなかった」
読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ
↑↓
◎ 真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない
オーストラリアでのひさしさん
戯曲執筆はなぜ難しいのか
「日本の井上ひさし」
遅筆堂「パズル事件」
「わが友フロイス」
これから書こうとしていたテーマ
「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ① [読書記録 教育]
今回は、古銭良一郎さん、蔵元幸二さん、半田博さん、岸尾祐二さんの
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介 1回目です。
出版されたのが古い本ですが、社会科の自由研究に大変役立つ本だと思います。
低学年に社会科があった頃、懐かしいですね。
今回は大変長くなりますが、時間があればおつきあいください。
自由研究と聞くと、静岡大学付属浜松小学校で毎秋行われていた、
「県西部社会科自由研究発表会」を思い出します。
資料をもとに、研究の成果を15分間ぐらいにまとめて発表するものです。
研究をまとめる学習になると共に、プレゼンの練習にもなりました。
小学校1年生から、中学校3年生まで、
それぞれ一生懸命に発表する姿を見ると、うれしくなりました。
長女が小6のときの夏休み、近所の「かかしの研究」に励んでいました。
そのころは、あたらこちらの田に、とりどりのかかしが見られたものでした。
今は亡き父も、その頃、張り切ってかかしをつくっていました。
しかし、…20年経つとかかしがほとんど見られなくなりました。
「かかし」を知らない子も増えています。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「自由研究の教育的価値
① 社会に関心意欲を持つようになる
② 社会問題に目を向けるようになる」
・「育つ力
① 研究計画の能力 筋道を立てる
② 資料収集の能力
③ 資料に基づいて結論を導き出す能力
④ 上手な発表の能力」
・「指導は控えめに - 厳しい自戒が必要」
- 保護者が教員が…子どもより力が入ってしまうことが…
・「研究計画の実際例」
- テーマ名を見ているだけでも楽しく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ①
◇位置づけと意義
1.自由研究の取り入れ方
① 発展学習として
② 個人的な興味・関心
2.自由研究の教育的価値
① 社会に関心意欲を持つようになる
② 社会問題に目を向けるようになる
↓
1)研究計画の能力 筋道を立てる
2)資料収集の能力
図書館で本等を探し出す能力
観察や面接、上手な質問用紙を作る能力
観察した事実をカメラやビデオに収める能力
3)資料に基づいて結論を導き出す能力
資料→整理→結論(実証的思考力)
4)上手な発表の能力
言語、グラフや数表の使い方、イラスト写真等
3.自由研究における親と教師の役割
(1)研究の各段階における指導
各段階で十分に指導する
◎ 自由研究の手順
1.研究テーマの設定
2.研究計画の作成
①研究目的の決定
②研究内容の決定
③研究方法の決定
3.資料の収集
4.資料の整理
5.研究報告の作成
(2)見学マナーや安全対策の指導
(3)指導は控えめに
- 厳しい自戒が必要
◇研究計画の立て方の指導
1.児童の興味関心を育てる指導
(1)社会事象に関する感受性を高める
(2)優れた社会科作品に数多く触れさせる - 掲示・解説等
(3)社会科作品展への応募の機会を与える
2.自由研究テーマ設定の仕方の指導
(1)身近な問題を取り上げる
1)地域に関する問題をテーマに
① フィールドワークに重点 - 何回も現場に足を!
② 地域社会に愛着を覚える → 興味・関心
2)授業と深い関係のある問題をテーマに
① 授業で学んだ内容を他の類似しているものに応用する
=転移力をつける
② 授業で学んだ内容を一歩広げる
「隙間」にあたる部分 ~ 教科書が軽く扱っているもの
③ 授業で学んだ内容を一歩深める
3)趣味の中からテーマを
テレビ → テレビコマーシャルの研究
給食 → 給食の材料調べ
4)旅行見聞や施設見学で強い印象を受けた問題をテーマにする
5)映画鑑賞や読書等で強い印象を受けた問題をテーマにする
(2)大人が知っていることも児童にとっては新鮮な問題
◎自由研究の教育的価値
① 社会に対する関心興味を育て社会についての理解を深めさせること
② 社会の問題に対する主体的な探究態度と能力を養うこと
(3)意味のあるテーマの設定
◎探究に値するテーマを!
① 生活理念の実現
「市への願いの変遷」「介護施設」等
② 組織制度の機能や仕組みを明らかにする
「選挙の仕組み」等
③ 社会に関する問題点と解決策
「交通渋滞をなくすには」「蛍を増やすには」等
④ 失われていく文化的なものを記録し資料として遺すことを意図しているよ
うなテーマ
「消えゆく炭焼きの仕事」「神明神社に伝わる獅子舞」等
⑤ 日常生活に役立つことを意図しているようなテーマ
「マイタウンマップ」「出火 消防車は何分間で来てくれるか」
⑥ 見聞したことの整理まとめを意図しているテーマ
例 「○○工場の見学-○○のできるまで」
(4)テーマを広げすぎないでできるだけ絞る
「工場で働く人たち」
→「納豆工場で働く人たちの仕事上の工夫」
「コマーシャルの研究」
→「コマーシャルの種類とその影響」
3.研究目的の立て方及び研究内容の選択の仕方の指導
(1)研究目的の設定の指導
1)研究目的を明確に把握させる 教師の側からの働きかけ要
2)研究目的を簡潔にまとめる
(2)研究内容の選択の指導
1)研究内容は研究目的に照らして必要な内容だけ選択する
2)目的を達成するのに必要なものはできるだけ広く含む
3)研究内容の配列の決定 構造図を書かせる
4.資料収集の仕方の指導
(1)調査対象範囲の決定 タイム・サンプリング
(2)資料収集の技術の選定
(3)資料の所在についての指導
① 博物館
② 郷土資料館
③ 図書館
④ 百科事典類
(4)訪問や面接調査の仕方についての指導
◇研究計画の実際例
◎低学年
① 家の近くにある公園の施設調べ
ⅰ 近くにある公園の施設
ⅱ 利用度の高い施設と低い施設
ⅲ 施設のできるまで
ⅳ どんな施設がほしいか
② 通学路はどうして安全なのだろう
ⅰ 学区の通学路の位置
ⅱ 通学路にある安全施設
③ 養護先生の仕事
ⅰ 養護の先生の一日の仕事
ⅱ 仕事上の工夫
ⅲ 苦労や歓び
ⅳ 困っていること
④ 学校探検地図
⑤ 学校のケガ調べ
ⅰ ケガの種類とその度数
ⅱ その原因
ⅲ ケガを少なくする方法
⑥ 先生どこから通っているの
⑦ 学校施設の使われ方
ⅰ 学校を利用する人々
ⅱ 利用する目的
ⅲ 年間利用回数
⑧ お母さんでなくともできる力
ⅰ 一日の仕事
ⅱ 自分でできそうな仕事
ⅲ 実際に仕事をした様子
⑨ 家の人がしていること
⑩ 毎日洗濯するもの
ⅰ 毎日洗濯する物
ⅱ たまに洗濯する物
ⅲ クリーニングに出す物
⑪ 私たちの外遊びの変化
ⅰ 季節毎の外遊びの種類
ⅱ その時の気温や周りの様子
⑫ 季節による衣服の変化
⑬ 夏の暑さを涼しく過ごすための工夫
ⅰ 家の外でしていること
ⅱ 家の中でしていること
ⅲ 服装の工夫
ⅳ 動作の工夫
⑭ 広い道狭い道
ⅰ 車や人の交通量
ⅱ 道の両側の建物の様子
⑮ こんな公園があったら
ⅰ 近所にある公園の設備
ⅱ 理想とする公園の設計
⑯ 学校カレンダー
⑰ 僕のアルバムと家のできごと
⑱ お店で働くお父さんの一日
ⅰ お父さんの一日の動き
ⅱ 特徴別に仕事を分類
⑲ 店では品物をたくさん売るためにどのような工夫をしているのだろう
⑳ とうふやさん体験記
ⅰ 豆腐の原料
ⅱ 豆腐の作り方
ⅲ 豆腐作りの苦労
ⅳ 工夫
2 1田に引く水はどこから流れてくるか
22 パン工場のおじさん「白い服なぜ着るの」
23 働く人の服装調べ
ⅰ 働く人たちの服装
ⅱ それを着用している理由
24 納豆ができるまでの様子
ⅰ 一日の生産量
ⅱ 生産工程
ⅲ 機会の大きさとその働き
ⅳ 働いている人の服装・様子
ⅴ 原料の入手先商品の出荷先
ⅵ 仕事上の工夫
25 駅員さんの一日
26 バスの停留所の名前と位置調べ
ⅰ バス停の名前とその位置
ⅱ その名前の位置の決め方
27 給食の材料調べ
ⅰ おかずやデザートに使われている材料
ⅱ 調味料
28 ぼくの宮古の旅
29 今どんな本が売れてるの
ⅰ クラスの子が良く買う本
ⅱ 本屋でよく売れる本
30 お使いに行く道
ⅰ 土地利用の様子
ⅱ 建物の数や様子
31 お父さんの子供の頃の遊び
ⅰ 遊びの種類遊び方遊具
ⅱ 遊具の製作とそれを用いて遊ぶ
32 戦争はいやだ
ⅰ 戦争がもたらした被害
ⅱ 戦争を防ぐ手だて
33 駅の売店で一番売れているものは何
ⅰ よく売れる物ベスト10
ⅱ よく売れる理由
「子どもに探究させる社会科の自由研究」の紹介 1回目です。
出版されたのが古い本ですが、社会科の自由研究に大変役立つ本だと思います。
低学年に社会科があった頃、懐かしいですね。
今回は大変長くなりますが、時間があればおつきあいください。
自由研究と聞くと、静岡大学付属浜松小学校で毎秋行われていた、
「県西部社会科自由研究発表会」を思い出します。
資料をもとに、研究の成果を15分間ぐらいにまとめて発表するものです。
研究をまとめる学習になると共に、プレゼンの練習にもなりました。
小学校1年生から、中学校3年生まで、
それぞれ一生懸命に発表する姿を見ると、うれしくなりました。
長女が小6のときの夏休み、近所の「かかしの研究」に励んでいました。
そのころは、あたらこちらの田に、とりどりのかかしが見られたものでした。
今は亡き父も、その頃、張り切ってかかしをつくっていました。
しかし、…20年経つとかかしがほとんど見られなくなりました。
「かかし」を知らない子も増えています。
出版社の案内には、
「社会科の自由研究では、どのようなテーマを採り上げ、それらにどのようにアプローチ してゆけばよいのか、また、児童が自由研究を進めてゆく際に、親や教師は何をどの程
度に指導してゆけばよいのか。本書は、これらの問いに答えることによって、今日次第
に盛んになりつつある社会科の自由研究をより豊かなものにするために編纂されたもの
である。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「自由研究の教育的価値
① 社会に関心意欲を持つようになる
② 社会問題に目を向けるようになる」
・「育つ力
① 研究計画の能力 筋道を立てる
② 資料収集の能力
③ 資料に基づいて結論を導き出す能力
④ 上手な発表の能力」
・「指導は控えめに - 厳しい自戒が必要」
- 保護者が教員が…子どもより力が入ってしまうことが…
・「研究計画の実際例」
- テーマ名を見ているだけでも楽しく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもに探究させる社会科の自由研究」古銭良一郎 蔵元幸二 半田博 岸尾祐二 東洋館出版社 1986年 ①
◇位置づけと意義
1.自由研究の取り入れ方
① 発展学習として
② 個人的な興味・関心
2.自由研究の教育的価値
① 社会に関心意欲を持つようになる
② 社会問題に目を向けるようになる
↓
1)研究計画の能力 筋道を立てる
2)資料収集の能力
図書館で本等を探し出す能力
観察や面接、上手な質問用紙を作る能力
観察した事実をカメラやビデオに収める能力
3)資料に基づいて結論を導き出す能力
資料→整理→結論(実証的思考力)
4)上手な発表の能力
言語、グラフや数表の使い方、イラスト写真等
3.自由研究における親と教師の役割
(1)研究の各段階における指導
各段階で十分に指導する
◎ 自由研究の手順
1.研究テーマの設定
2.研究計画の作成
①研究目的の決定
②研究内容の決定
③研究方法の決定
3.資料の収集
4.資料の整理
5.研究報告の作成
(2)見学マナーや安全対策の指導
(3)指導は控えめに
- 厳しい自戒が必要
◇研究計画の立て方の指導
1.児童の興味関心を育てる指導
(1)社会事象に関する感受性を高める
(2)優れた社会科作品に数多く触れさせる - 掲示・解説等
(3)社会科作品展への応募の機会を与える
2.自由研究テーマ設定の仕方の指導
(1)身近な問題を取り上げる
1)地域に関する問題をテーマに
① フィールドワークに重点 - 何回も現場に足を!
② 地域社会に愛着を覚える → 興味・関心
2)授業と深い関係のある問題をテーマに
① 授業で学んだ内容を他の類似しているものに応用する
=転移力をつける
② 授業で学んだ内容を一歩広げる
「隙間」にあたる部分 ~ 教科書が軽く扱っているもの
③ 授業で学んだ内容を一歩深める
3)趣味の中からテーマを
テレビ → テレビコマーシャルの研究
給食 → 給食の材料調べ
4)旅行見聞や施設見学で強い印象を受けた問題をテーマにする
5)映画鑑賞や読書等で強い印象を受けた問題をテーマにする
(2)大人が知っていることも児童にとっては新鮮な問題
◎自由研究の教育的価値
① 社会に対する関心興味を育て社会についての理解を深めさせること
② 社会の問題に対する主体的な探究態度と能力を養うこと
(3)意味のあるテーマの設定
◎探究に値するテーマを!
① 生活理念の実現
「市への願いの変遷」「介護施設」等
② 組織制度の機能や仕組みを明らかにする
「選挙の仕組み」等
③ 社会に関する問題点と解決策
「交通渋滞をなくすには」「蛍を増やすには」等
④ 失われていく文化的なものを記録し資料として遺すことを意図しているよ
うなテーマ
「消えゆく炭焼きの仕事」「神明神社に伝わる獅子舞」等
⑤ 日常生活に役立つことを意図しているようなテーマ
「マイタウンマップ」「出火 消防車は何分間で来てくれるか」
⑥ 見聞したことの整理まとめを意図しているテーマ
例 「○○工場の見学-○○のできるまで」
(4)テーマを広げすぎないでできるだけ絞る
「工場で働く人たち」
→「納豆工場で働く人たちの仕事上の工夫」
「コマーシャルの研究」
→「コマーシャルの種類とその影響」
3.研究目的の立て方及び研究内容の選択の仕方の指導
(1)研究目的の設定の指導
1)研究目的を明確に把握させる 教師の側からの働きかけ要
2)研究目的を簡潔にまとめる
(2)研究内容の選択の指導
1)研究内容は研究目的に照らして必要な内容だけ選択する
2)目的を達成するのに必要なものはできるだけ広く含む
3)研究内容の配列の決定 構造図を書かせる
4.資料収集の仕方の指導
(1)調査対象範囲の決定 タイム・サンプリング
(2)資料収集の技術の選定
(3)資料の所在についての指導
① 博物館
② 郷土資料館
③ 図書館
④ 百科事典類
(4)訪問や面接調査の仕方についての指導
◇研究計画の実際例
◎低学年
① 家の近くにある公園の施設調べ
ⅰ 近くにある公園の施設
ⅱ 利用度の高い施設と低い施設
ⅲ 施設のできるまで
ⅳ どんな施設がほしいか
② 通学路はどうして安全なのだろう
ⅰ 学区の通学路の位置
ⅱ 通学路にある安全施設
③ 養護先生の仕事
ⅰ 養護の先生の一日の仕事
ⅱ 仕事上の工夫
ⅲ 苦労や歓び
ⅳ 困っていること
④ 学校探検地図
⑤ 学校のケガ調べ
ⅰ ケガの種類とその度数
ⅱ その原因
ⅲ ケガを少なくする方法
⑥ 先生どこから通っているの
⑦ 学校施設の使われ方
ⅰ 学校を利用する人々
ⅱ 利用する目的
ⅲ 年間利用回数
⑧ お母さんでなくともできる力
ⅰ 一日の仕事
ⅱ 自分でできそうな仕事
ⅲ 実際に仕事をした様子
⑨ 家の人がしていること
⑩ 毎日洗濯するもの
ⅰ 毎日洗濯する物
ⅱ たまに洗濯する物
ⅲ クリーニングに出す物
⑪ 私たちの外遊びの変化
ⅰ 季節毎の外遊びの種類
ⅱ その時の気温や周りの様子
⑫ 季節による衣服の変化
⑬ 夏の暑さを涼しく過ごすための工夫
ⅰ 家の外でしていること
ⅱ 家の中でしていること
ⅲ 服装の工夫
ⅳ 動作の工夫
⑭ 広い道狭い道
ⅰ 車や人の交通量
ⅱ 道の両側の建物の様子
⑮ こんな公園があったら
ⅰ 近所にある公園の設備
ⅱ 理想とする公園の設計
⑯ 学校カレンダー
⑰ 僕のアルバムと家のできごと
⑱ お店で働くお父さんの一日
ⅰ お父さんの一日の動き
ⅱ 特徴別に仕事を分類
⑲ 店では品物をたくさん売るためにどのような工夫をしているのだろう
⑳ とうふやさん体験記
ⅰ 豆腐の原料
ⅱ 豆腐の作り方
ⅲ 豆腐作りの苦労
ⅳ 工夫
2 1田に引く水はどこから流れてくるか
22 パン工場のおじさん「白い服なぜ着るの」
23 働く人の服装調べ
ⅰ 働く人たちの服装
ⅱ それを着用している理由
24 納豆ができるまでの様子
ⅰ 一日の生産量
ⅱ 生産工程
ⅲ 機会の大きさとその働き
ⅳ 働いている人の服装・様子
ⅴ 原料の入手先商品の出荷先
ⅵ 仕事上の工夫
25 駅員さんの一日
26 バスの停留所の名前と位置調べ
ⅰ バス停の名前とその位置
ⅱ その名前の位置の決め方
27 給食の材料調べ
ⅰ おかずやデザートに使われている材料
ⅱ 調味料
28 ぼくの宮古の旅
29 今どんな本が売れてるの
ⅰ クラスの子が良く買う本
ⅱ 本屋でよく売れる本
30 お使いに行く道
ⅰ 土地利用の様子
ⅱ 建物の数や様子
31 お父さんの子供の頃の遊び
ⅰ 遊びの種類遊び方遊具
ⅱ 遊具の製作とそれを用いて遊ぶ
32 戦争はいやだ
ⅰ 戦争がもたらした被害
ⅱ 戦争を防ぐ手だて
33 駅の売店で一番売れているものは何
ⅰ よく売れる物ベスト10
ⅱ よく売れる理由
「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ③ /「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ① [読書記録 教育]
今回は、2つ紹介します。
昨日5年前に読んだ、教育ノート・伊藤友宣さんの本の要約を一太郎で打っていたとき、
そのころ、大変納得しながら読んだことを思い出し、近いうちにと思ったからです。
一つ目は、7月 6日に続いて、草柳大蔵さんの
「続午前8時のメッセージ」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
もう一つは、伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」の紹介 1回目です。
伊藤友宣(いとう とものり)さんは教育カウンセラーさん。
神戸心療親子研究室を主宰されています。
不登校への対処、それは親子関係、家族関係につながるのですが大変考えさせられます。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
今回強く印象に残った言葉は…
・「悩むことをしなくなった若い世代が気がかり」
・「子どもに問題があるのは当たり前」
・「平和は守るものではなく創造するもの」
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
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休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
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ものづくりのまちとも言われる浜松。
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☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ③
◇子どものゴールを考える
若林繁太さんという大変な教育家がいらっしゃいました。
高校の校長先生をお務めになった方ですが、1985年に『教育よ、よみがえれ』(講
談社)という本を出していらっしゃいます。その中に「子どもを非行にする十力条」とい
うのがあるんです。
この十カ条を読むと、そのころから日本の教育は一斉に崩壊を始めたということが分か
るんですね。
読んでみます。(前掲書より抜粋)
1 子どもに学習を強いること。
2 夫婦婦喧嘩は派手にすること。
3 不平はたゆみなく主張すること。
4 子どもを徹底して大切にすること。
5 夫婦は教育理念を違えること。
6 子どもの要求は何でも聞き入れること。
7 子どもの人格を常に評価すること。
8 子どもは勝手に行動させること。
9 常に子どもを他人と比較すること。
10 流行に遅れない子どもにすること。
どうしてこの十力条にあてはまるようなことを、父親母親、殊に母親が言うようになっ
たかというと、やはり、子どもをどういう人間に育てるか、という子どものゴールを親が
考えたことがないからなんですね。
子どものゴールを考える。
それが家庭教育の基本なのにね。
第1は職分です。
手に技を持つこと。「何か世の中に役に立つことをしたい」という子どもがいたら、そ
の夢を叶えてやればいいんですよ。
つまり、生きていくための技術なら何でもいいんです。
問題は大学を出ることではないんですね。
2番目は自己形成です。
自己形成というのは、自分の意見を自分の言葉でハッキリと言えるような人間にするこ
と。
3番目は、他人に対する思いやりです。この職分と自己形成と他人に対する思いやり、
この3つが家庭教育の基礎なんですね。
もっぱら学校教育の中で、進学体系の何番目に自分の子どもを当てはめるか、それがお
父さんやお母さん、殊にお母さんの価値観だったのではないですか。
ですから、大学に入ってしまうと、「もうゲームは終わった、競争は終わった」といっ
て、急に子どもから無関心になっていく。
子どもの方も「もう勉強しなくていいんだ。バンザイ!」というようなもので、ますま
す人格も能力も低下していく。
こんなことを言われて怒っている親の多いことを祈ります。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ①
◇はじめに
悩むことをしなくなった若い世代が気がかり
|
悩むことを常習にしているからこそかえって心も体も平衡を保っていられる?
◇ほんとうのプラス思考
□事を憎んで人を憎まず
事と人の峻別
□プラスイメージに心を遊ばせる
□「悩むチカラ」をもつ実業家
樹研工業社長 松浦元男さん 1935年生
□社員は社長を完全無視
真剣が楽しさの基本
□真剣に悩むから楽しい
トップにいるのが大事
□入社試験も定年制もない
先着順採用
□細心さと大胆さのバランス
□子どもに問題があるのは当たり前
子どもに問題があるからこそ学校給与が必要
学校の魅力のなさ
~ 学校側の不覚悟、不用意、怠慢
□マニュアル人生のつまらなさ
成人式の暴れ
←「心を込めて、若い人たちを祝福したでしょうか。そういうまじめさがないと若者は
感性がいいから」
世の中のいびつさ
□自発や自律を引き出す仕組み
出勤簿がない
~ ちゃんとそれに応える
□ナンセンスな差別感と平等感
訓示はいらない
穏やかなエールがいる
□教育のむなしさにけりを付ける
□平和は守るものではなく創造するもの
「どんなに小さなところでも、いちばん大事なのは業界のトップにいること」
昨日5年前に読んだ、教育ノート・伊藤友宣さんの本の要約を一太郎で打っていたとき、
そのころ、大変納得しながら読んだことを思い出し、近いうちにと思ったからです。
一つ目は、7月 6日に続いて、草柳大蔵さんの
「続午前8時のメッセージ」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「評論家・草柳大蔵が送る待望の第2弾。家庭、学校、社会、さまざまな角度から子ども
の心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る珠玉の99話。」
とあります。
もう一つは、伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」の紹介 1回目です。
伊藤友宣(いとう とものり)さんは教育カウンセラーさん。
神戸心療親子研究室を主宰されています。
不登校への対処、それは親子関係、家族関係につながるのですが大変考えさせられます。
出版社の案内には、
「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
を送る。」
とあります。
今回強く印象に残った言葉は…
・「悩むことをしなくなった若い世代が気がかり」
・「子どもに問題があるのは当たり前」
・「平和は守るものではなく創造するもの」
<浜松のオリーブ園>
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☆「続午前8時のメッセージ」草柳大蔵 静岡新聞社 2002年 ③
◇子どものゴールを考える
若林繁太さんという大変な教育家がいらっしゃいました。
高校の校長先生をお務めになった方ですが、1985年に『教育よ、よみがえれ』(講
談社)という本を出していらっしゃいます。その中に「子どもを非行にする十力条」とい
うのがあるんです。
この十カ条を読むと、そのころから日本の教育は一斉に崩壊を始めたということが分か
るんですね。
読んでみます。(前掲書より抜粋)
1 子どもに学習を強いること。
2 夫婦婦喧嘩は派手にすること。
3 不平はたゆみなく主張すること。
4 子どもを徹底して大切にすること。
5 夫婦は教育理念を違えること。
6 子どもの要求は何でも聞き入れること。
7 子どもの人格を常に評価すること。
8 子どもは勝手に行動させること。
9 常に子どもを他人と比較すること。
10 流行に遅れない子どもにすること。
どうしてこの十力条にあてはまるようなことを、父親母親、殊に母親が言うようになっ
たかというと、やはり、子どもをどういう人間に育てるか、という子どものゴールを親が
考えたことがないからなんですね。
子どものゴールを考える。
それが家庭教育の基本なのにね。
第1は職分です。
手に技を持つこと。「何か世の中に役に立つことをしたい」という子どもがいたら、そ
の夢を叶えてやればいいんですよ。
つまり、生きていくための技術なら何でもいいんです。
問題は大学を出ることではないんですね。
2番目は自己形成です。
自己形成というのは、自分の意見を自分の言葉でハッキリと言えるような人間にするこ
と。
3番目は、他人に対する思いやりです。この職分と自己形成と他人に対する思いやり、
この3つが家庭教育の基礎なんですね。
もっぱら学校教育の中で、進学体系の何番目に自分の子どもを当てはめるか、それがお
父さんやお母さん、殊にお母さんの価値観だったのではないですか。
ですから、大学に入ってしまうと、「もうゲームは終わった、競争は終わった」といっ
て、急に子どもから無関心になっていく。
子どもの方も「もう勉強しなくていいんだ。バンザイ!」というようなもので、ますま
す人格も能力も低下していく。
こんなことを言われて怒っている親の多いことを祈ります。
☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ①
◇はじめに
悩むことをしなくなった若い世代が気がかり
|
悩むことを常習にしているからこそかえって心も体も平衡を保っていられる?
◇ほんとうのプラス思考
□事を憎んで人を憎まず
事と人の峻別
□プラスイメージに心を遊ばせる
□「悩むチカラ」をもつ実業家
樹研工業社長 松浦元男さん 1935年生
□社員は社長を完全無視
真剣が楽しさの基本
□真剣に悩むから楽しい
トップにいるのが大事
□入社試験も定年制もない
先着順採用
□細心さと大胆さのバランス
□子どもに問題があるのは当たり前
子どもに問題があるからこそ学校給与が必要
学校の魅力のなさ
~ 学校側の不覚悟、不用意、怠慢
□マニュアル人生のつまらなさ
成人式の暴れ
←「心を込めて、若い人たちを祝福したでしょうか。そういうまじめさがないと若者は
感性がいいから」
世の中のいびつさ
□自発や自律を引き出す仕組み
出勤簿がない
~ ちゃんとそれに応える
□ナンセンスな差別感と平等感
訓示はいらない
穏やかなエールがいる
□教育のむなしさにけりを付ける
□平和は守るものではなく創造するもの
「どんなに小さなところでも、いちばん大事なのは業界のトップにいること」
キーワード「生徒指導」⑱ /「しごとの学校」ムクダス編集部 中経出版 2003年 ② 後編【再掲載 2011.12】 [読書記録 教育]
今回は、7月 5日に続き、わたしの教育ノート(要約ノート)より、
キーワード「生徒指導」⑱を紹介します。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「喧嘩の仲裁」
- 以前は、このようなことも多かったのですが、
私の場合、こうしない場合の方が増えました。
納得しないで謝る、納得しないのに握手をするのは…
・「『なぜか』『本当か』『正しいか』」
・「…枝の根は悪いことや挫折などを経験しながらできてくるのです。いいことだけやっ
ていては,心を支える根が育ちません。」
・「体罰がいじめに結びつく」
もう一つ、再掲載となりますが、ムクダス編集部による
「しごとの学校」②を載せます。
さらっと読めて、楽しめる本です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
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〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
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☆キーワード「生徒指導」⑱
◇子供理解6箇条
第1条 名前を見る
そこに親の願い
第2条 座席表で見る
第3条 始業式の子供を見る
第4条 共にすることで見る
第5条 調査やテストで見る
第6条 作文や日記で見る
◇喧嘩の仲裁
① どうして喧嘩が起こったのかを考えさせる
② 自分のなかったことは何かを考えさせる
③「ごめんね」を言い合う
④「握手」をする
◇喧嘩両成敗
1 両方から話を聞く
2 ポイントを聞く
「どちらが先に手を出したか」
↓
「よく分かりました。しかし,喧嘩は両成敗です。二人とも手を出しなさい。」
◎悪い方に謝らせると … 教師のせいで余計にいじめられる
(やられた子がやられない)
|
◎温かく公平で誠実で明るく ←→ 子供に反映
◇生活で
「なぜか」
「本当か」
「正しいか」
◇心
「心というのは木と同じで根によって支えられている。根というの枝がいろいろある方が
いいのです。でもこの子はまっすぐな一本の根しかないのです。だから倒れてしまいま
す。枝の根は悪いことや挫折などを経験しながらできてくるのです。いいことだけをや
っていては,心を支える根が育ちません。」
◇心の居場所
・ 時々ぼんやりしていないか
・ 時々一人でぽつんとしていないか
・ クラスのメンバーと楽しそうに遊んでいるか
・ 目立とうとしている子はいないか
・ 皆からいやがられることをわざとしていないか
・ 自分自身を好きだと思っているか
・ クラスを好きだと思っているか
◇いじめ調査
アンケート例
・ よく寝られるか
・ 食欲はあるか
・ 便通はどうか
・ 息切れはしないか
◇体罰
いじめに結びつく
1 体罰を受けたときの悔しさ,腹立たしさを他者への攻撃によって補償していく
(いじめ連鎖)
2 教師への不信感 - 好かれたい
↓
◎矛盾と葛藤 弱者いじめ
3 体罰の手段がいじめの手口に結びつく
◇自己コントロールを
自分が「いじめ」をコントロールするために何をすればよいか考え行動する機会と場
をいかに用意するか
∥
◎ いじめ現象の克服(モデル提示)
☆「しごとの学校」ムクダス編集部 中経出版 2003年 ② 後編【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
各分野の著名人が語る仕事の技術、人生の知恵を凝縮した1冊。さらっと読めて本物の「仕
事力」が身につく。高井伸夫、本田健、高橋がなり、青木雄二、木村政雄などが先生とし
て登場!
◇避難訓練
危ない会社から逃げ遅れないための4つのポイント
・ 経営者などの「ヒト」をみる
・ 営業・生産活動などの「モノ」をみる
・ 資金力などの「カネ」をみる
・ 信用不安などの「情報」をみる
◇英語
英語多読法を身につける4つのポイント
・ 辞書は使わない、捨ててしまう
・ わからない単語はどんどん読み飛ばす
・ むずかしいと思ったら読むのをやめる
・ 悩んだらインターネットの掲示板を参考にする
「論理的な議論」を行なうための4つのポイント
・ 何が問題かを分析する
・ 原因を分析する
・ 改善のための提案をする
・ その結果どうなるか予測する
◇図工
不可能を可能にするための五箇条
・ 枠にはまらず、失敗を恐れるな!
・ 出る杭は打たれて当然だと思え!
・「変わり者」と言われたって、人と違うことをやれ!
・ 人脈を築いて、現場の声を聞け!
・ 人間的に信頼できる人と仕事をやれ!
◇道徳
ビジネスで後悔しないための心得
・ 自分が正しいと信じる
・ 人が喜ぶことを仕事にする
・ 自分が負け犬だと自覚する
・ 失敗をしても隠さない
・ 損をするビジネスはやらない
◇そうじ
捨てる!ための10箇条
・「とりあえず」は禁句
・「仮に」も禁句
・「いつか」はないと心得る
・ 本当に便利か疑ってみる
・ 聖域をつくらない
・ モノは使うためにある
・ 収納法・整理法に頼らない
・ 捨てられないか考える
・「しまった!」を恐れない
・ 完璧を目指さない
◇放課後
人生と仕事をおもしろくする秘訣
・ まわりの枠にとらわれずに「アホ」になる
・ 人とまったく違うことをする
・ スキルを磨いて、市場価値を高める
・「元気、度胸、パフォーマンス」を身につける
・ 就業時間後はとことん自分の時間を楽しむ
◇所見
いくつチェックできましたか?多ければ多いほど、「デキるビジネスマン」です。堂々
と胸を張ってください。
少なかった人は、右の「目標の欄」に今後の目標を書き込んで心に刻んでおきましょう。
キーワード「生徒指導」⑱を紹介します。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「喧嘩の仲裁」
- 以前は、このようなことも多かったのですが、
私の場合、こうしない場合の方が増えました。
納得しないで謝る、納得しないのに握手をするのは…
・「『なぜか』『本当か』『正しいか』」
・「…枝の根は悪いことや挫折などを経験しながらできてくるのです。いいことだけやっ
ていては,心を支える根が育ちません。」
・「体罰がいじめに結びつく」
もう一つ、再掲載となりますが、ムクダス編集部による
「しごとの学校」②を載せます。
さらっと読めて、楽しめる本です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「生徒指導」⑱
◇子供理解6箇条
第1条 名前を見る
そこに親の願い
第2条 座席表で見る
第3条 始業式の子供を見る
第4条 共にすることで見る
第5条 調査やテストで見る
第6条 作文や日記で見る
◇喧嘩の仲裁
① どうして喧嘩が起こったのかを考えさせる
② 自分のなかったことは何かを考えさせる
③「ごめんね」を言い合う
④「握手」をする
◇喧嘩両成敗
1 両方から話を聞く
2 ポイントを聞く
「どちらが先に手を出したか」
↓
「よく分かりました。しかし,喧嘩は両成敗です。二人とも手を出しなさい。」
◎悪い方に謝らせると … 教師のせいで余計にいじめられる
(やられた子がやられない)
|
◎温かく公平で誠実で明るく ←→ 子供に反映
◇生活で
「なぜか」
「本当か」
「正しいか」
◇心
「心というのは木と同じで根によって支えられている。根というの枝がいろいろある方が
いいのです。でもこの子はまっすぐな一本の根しかないのです。だから倒れてしまいま
す。枝の根は悪いことや挫折などを経験しながらできてくるのです。いいことだけをや
っていては,心を支える根が育ちません。」
◇心の居場所
・ 時々ぼんやりしていないか
・ 時々一人でぽつんとしていないか
・ クラスのメンバーと楽しそうに遊んでいるか
・ 目立とうとしている子はいないか
・ 皆からいやがられることをわざとしていないか
・ 自分自身を好きだと思っているか
・ クラスを好きだと思っているか
◇いじめ調査
アンケート例
・ よく寝られるか
・ 食欲はあるか
・ 便通はどうか
・ 息切れはしないか
◇体罰
いじめに結びつく
1 体罰を受けたときの悔しさ,腹立たしさを他者への攻撃によって補償していく
(いじめ連鎖)
2 教師への不信感 - 好かれたい
↓
◎矛盾と葛藤 弱者いじめ
3 体罰の手段がいじめの手口に結びつく
◇自己コントロールを
自分が「いじめ」をコントロールするために何をすればよいか考え行動する機会と場
をいかに用意するか
∥
◎ いじめ現象の克服(モデル提示)
☆「しごとの学校」ムクダス編集部 中経出版 2003年 ② 後編【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
各分野の著名人が語る仕事の技術、人生の知恵を凝縮した1冊。さらっと読めて本物の「仕
事力」が身につく。高井伸夫、本田健、高橋がなり、青木雄二、木村政雄などが先生とし
て登場!
◇避難訓練
危ない会社から逃げ遅れないための4つのポイント
・ 経営者などの「ヒト」をみる
・ 営業・生産活動などの「モノ」をみる
・ 資金力などの「カネ」をみる
・ 信用不安などの「情報」をみる
◇英語
英語多読法を身につける4つのポイント
・ 辞書は使わない、捨ててしまう
・ わからない単語はどんどん読み飛ばす
・ むずかしいと思ったら読むのをやめる
・ 悩んだらインターネットの掲示板を参考にする
「論理的な議論」を行なうための4つのポイント
・ 何が問題かを分析する
・ 原因を分析する
・ 改善のための提案をする
・ その結果どうなるか予測する
◇図工
不可能を可能にするための五箇条
・ 枠にはまらず、失敗を恐れるな!
・ 出る杭は打たれて当然だと思え!
・「変わり者」と言われたって、人と違うことをやれ!
・ 人脈を築いて、現場の声を聞け!
・ 人間的に信頼できる人と仕事をやれ!
◇道徳
ビジネスで後悔しないための心得
・ 自分が正しいと信じる
・ 人が喜ぶことを仕事にする
・ 自分が負け犬だと自覚する
・ 失敗をしても隠さない
・ 損をするビジネスはやらない
◇そうじ
捨てる!ための10箇条
・「とりあえず」は禁句
・「仮に」も禁句
・「いつか」はないと心得る
・ 本当に便利か疑ってみる
・ 聖域をつくらない
・ モノは使うためにある
・ 収納法・整理法に頼らない
・ 捨てられないか考える
・「しまった!」を恐れない
・ 完璧を目指さない
◇放課後
人生と仕事をおもしろくする秘訣
・ まわりの枠にとらわれずに「アホ」になる
・ 人とまったく違うことをする
・ スキルを磨いて、市場価値を高める
・「元気、度胸、パフォーマンス」を身につける
・ 就業時間後はとことん自分の時間を楽しむ
◇所見
いくつチェックできましたか?多ければ多いほど、「デキるビジネスマン」です。堂々
と胸を張ってください。
少なかった人は、右の「目標の欄」に今後の目標を書き込んで心に刻んでおきましょう。