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「浜松古跡図絵」神谷昌志 明文出版社 1987年 ① /「発達障害の子を育てる58のヒント」小林みやび GAKKEN2014年 ①(前半)【再掲載 2015.2】 [読書記録 郷土]

今回は、神谷昌志さんの
「浜松古跡図絵」1回目の紹介です。


この「浜松古跡図絵」は2度目の紹介となります。
前回は6回に分けて紹介しておりました。
今回は9回に分けて紹介します。
実は、同じ本を2度読み、丁寧なことに要約も2回しておりました。
こうした「うっかり」が、わたしにはしばしばあります。
要約したものは若干違いがあります。
そのときどきにより、記録に残したいものが違っていたものと思われます。
2度目ですが、おつきあい願います。


郷土史家、神谷昌志さんは多くの本を出版されています。
かつて浜松で発行されていた総合雑誌『東海展望』の記者をされていたとのこと、
歴史から近現代の産業まで実にお詳しいのはそのためかと思います。


今回紹介分(戦国時代まで)より強く印象に残った言葉は…

・「宗良親王 二度の来遠」


・「蜆塚と伊場」
- それぞれ縄文時代、弥生時代(複合遺跡)の遺跡として静岡県では広く知られてます。


・「引間城(城主飯尾豊前守三代)は元城町の氏神である東照宮(浜松)の丘陵にあったとさ
れる(江戸期の浜松城の少し北東)。徳川家康が入るまでは今川勢力の重要な支城。」


・「三方原の合戦で徳川方は総崩れとなった。それにより様々な史話、町名・地名などが
つくられた。」
- 浜松近辺には多くの逸話がのこされています。
    




もう一つ、再掲載となりますが、小林みやびさんの
「発達障害の子を育てる58のヒント」①を載せます。
障碍と付き合うヒントがわかりやすく載せられています。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「浜松古跡図絵」神谷昌志 明文出版社 1987年 ①

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◇口絵 
 「浜松城下絵図」(中央図書館)

 「浜松宿地図」(浜松宿杉浦本陣旧蔵)

 広沢山普済寺「東海曹洞」
   亀山天皇の勅額=亀山天皇の勅願寺

 「東海道分聞 延絵図」(東京国立博物館)




◇はじめに

 1803年 掛川  兵藤庄右衛門 「遠江古跡図絵」

 大谷村 内山真龍   「遠江風土記伝」

 森・下在 近藤玄瑞 「遠淡海志」

 森 中村乗高 「事実証談」




◇蜆塚と伊場

 蜆塚 - 縄文時代 発掘はS30~34


 伊場 - 弥生・古墳・奈良平安通して 発掘はS24~
木製甲、木簡、墨書土器、鉄さい、砥石




◇銅鐸と鏡 

 銅鐸
  1868  芳川町・ツツミオドリ 二口(一つは東京国立博物館)南洋中学校南側

  1908  和田町・木船 二口(東京国立博物館)




◇宗良親王

 二度の来遠
  ①1336.10月

  ②1338  大和へ → 敗戦  白羽湊に漂着

1339 鴨江城陥落 三岳城・大平城も → 信濃に逃れる


 神として井伊谷宮に 
   宗良親王の宝きょう印塔


 「南山巡狩録」




◇松下之綱城屋敷

 今川属下  三河の出


 1569 徳川下に → 大名へ栄進
  長男・重綱 陸奥国 二本松城5万石城主に


「木下籐吉郎鎌研池」史跡碑 
   西伝寺に墓




◇引間城主飯尾豊前守三代
  
 元城町の氏神
   東照宮(浜松)の丘陵 
   今川勢力の重要な支城


 城主
  久野佐渡守 → 三善為連 → 大河内貞綱 → 飯尾氏

  飯尾三代
    賢連、乗連、連龍
   「今川関係文書」向宿町『寿量院文書』
  成子町の東漸寺(乗連 開基) - 五輪塔




◇家康の浜松築城

 永禄末年~元亀元年

 家康在城
   15年間広大な城域 南北500m×東西450m=225000㎡

 二の丸が市役所・元城小付近   

 三の丸は浜信ビル付近




◇三方原で戦死した将士の墓標

 家康在城
   17年間 28~45歳


 生涯の負け戦 
  「三方原の合戦」


 武田 
   二俣城陥落させ大菩薩(有玉西)の辺りから三方原にのぼる 3万


 家康 
   信長援軍含め1万 = 徳川方総崩れ

   → 様々な史話 町名・地名など




◇在城時家康と側室

 家族を巡って様々な哀歓

・信康を二俣城において自刃

  ・正室・築山御前を殺害

  ・秀吉の妹朝日姫と政略結婚(正室)


 浜松 
  側室に二人の子
天正2(1574)年 お万の方に於義丸(のち結城秀康)
宇布見・中村家に預けられた

    天正7(1579)年 西郷局に長丸(2代・秀忠)








☆「発達障害の子を育てる58のヒント」小林みやび GAKKEN2014年 ①(前半)【再掲載 2015.2】

<出版社の案内>
子育てで回り道や失敗を重ねているうちにわかってきた「子どもとの関係をスムーズにす
るコツ」園・学校・療育・家庭のそれぞれでのポイントを、母親である著者が大紹介!

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1.乳幼児期の「もしかして」を大切に

一歳半検診の結果はあてにしない


「様子を見る」は「何もしない」と同じこと


2歳代で気づけるかどうか


「育てにくさ」は子どもからの「助けてほしい」のサイン


幼稚園・保育園は選べるなら選ぶ


無理して公園デビューはしなくてOK


好きでパニックになる子どもはいない


癇癪対応には「折れない」が必要


こだわりは不安の裏返し パニック・癇癪・こだわり
感覚の問題、変化が苦手という特性「同一性保持」

- いつもと同じという安心



2.学校・幼稚園・保育園との関わり

子どもの「説明書」を作る
内容:・行動の特徴(問題行動だけに限らず)

     ・その原因(推測も含む)

・対処法(現在行っているもの)
→ 年に一度バージョンアップ


先生に最初にお願いする3つのこと
①「本人に診断名を伝えないようにしていただけますか」 
子ども自身のことは本人が一番先に知る権限がある

  ②「診断名は○○だけど、そのすべての特徴があてはまるわけではない」
   「逆に本には書かれていない特性もある」

  ③「どんな小さなことでもいいですから教えてください。それをきっかけに成長で
    きますので」

 
先生にどこまでお願いするべきなのか
「先生が楽になるために」お知らせするというスタンスで情報提供

間違っても支援を学校に丸投げしないように

 
委員・役人断るべからず
[子どもの様子を探る + 恩返し]

 

「今日の困った」を必ず教えてもらう
・叱られた  
  ・友だちと仲良くできなかった  
  ・授業で分からなかった
  ・時間内に終われなかった

 
「しのぐ」スキルを身に付ける 
あの手この手で底上げを!


これならできるを知っておく
ネット「特別支援」「学習支援」で

 
予習ができる情報を貰う
発達障害の子には復習よりも予習が効果的


「みんなと同じにできる」がゴールじゃない
漢字10個 → 5個  

   大きな音 → イヤーマフ、耳栓  

   鍵盤 → 一本指で

   →→→ 先生にお願い

 
先生からの情報は事実として受けとめる

 
通常学級にいることが正解なのか
  アドバイスは大切に → 見学に

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